モーニングルーティンについて

こんにちは。フォルテの理系担当の佐々木です。

今日はモーニングルーティンについてお話しできればと思います。そもそもモーニングルーティンとは何なのか?聞きなれない方もいるかもしれませんが、モーニングルーティンとは、「毎朝決まった時刻に決まった行動をとる習慣」のようなものです。海外のユーチューバーから火がついたと言われていて、日本でも多くのユーチューバーが様々なモーニングルーティンの動画を上げています。そんな今話題?のモーニングルーティンについてお話していきたいと思います。

 

モーニングルーティンについて考えるきっかけ

私がモーニングルーティンについて考える一番のきっかけになったのが、メンタリストDaiGoさんのユーチューブ動画「DaiGoのモーニングルーティン」です。幾多のユーチューバーがモーニングルーティンの動画を上げていますが、個人的には、誰がどういうモーニングルーティンを行っているのかには全く興味がありません。ですが、自分にとって何か良い影響を与えてくれる朝の習慣を身につけたいとは考えていました。そんな時にこの動画に出会えました。DaiGoさんのモーニングルーティンを簡単に説明すると、

①数種類のサプリメントを飲む。

②運動をする(ノルウェー式HIITのアレンジバージョン)

③冷水を約30秒浴びる。

④瞑想を20~30分行う。

という流れです。詳しくはDaiGoさんの動画を見ていただくのが速いのですが、①はテアニン、チロシン、カフェイン、ロディオラという4種類のサプリメントを飲むだけです。

②はノルウェー式HIITのアレンジバージョンなのですが、HIITとは高強度インターバルトレーニングのことで、通常は「20秒間負荷の高い運動を行い、その後10秒間休む」を繰り返し行います。ノルウェー式はこれを長めにして、「4分間負荷の高い運動を行い、3分間軽い運動をする」を繰り返し行います。普通はこれを4セットやるらしいのですが、DaiGoさんは7セット行うみたいです。凄すぎですね。このトレーニングを行う際に必要なものはヨガマットと(サイクリング)グローブのみで、無くてもトレーニングは行えます。

このノルウェー式HIITを行うことによる効果は、細胞レベルで体が若返る、心肺機能が高まり疲れづらくなる、エネルギー生産効率が高まる等かなりの効果が期待できるようです。

因みにDaiGoさんのアレンジバージョンは4分間の高負荷のトレーニングをバーピーにしている点です。バーピーのやり方は、まずスクワット状態から腕立て伏せを行い、スクワット状態に戻し、真上にジャンプするという一連の流れを繰り返していく運動です。このバーピーは1930年代に活躍した生理学者のロイヤル・H・バーピー博士が考案した運動で、スクワット・腕立て伏せ・ジャンプなどの動作を一連の流れの中で行う複合エクササイズです。

この4分間の運動を行う際の心拍数の目安は、(220-年齢)×0.9なので、例えば、30歳の人であれば、(220-30)×0.9=171 となります。心拍数170はやってみるとわかりますが、かなりきついです。

 

継続することの大切さ

私はこのモーニングルーティンを6月の頭から始めようと思い、ヨガマットとグローブは購入せずにサプリメントだけ購入し、スタートしました。まず、バーピーを4分間やろうと時間を計ったのですが、3分できつくて挫折しました。そのため、3分間バーピーを行い、4分間ストレッチ等をやり、再度3分間のバーピーをやり、シャワーを浴びて初日は終了しました。翌日、同じく3分間バーピー、4分間ストレッチ、3分間バーピーを行いました。これなら続けられそうだと思い、3日間やって1日休むサイクルでやっていくことにしました。

ところが、3日目にして早くも危機が訪れました。いきなりハードな運動を始めたため筋肉痛で体が悲鳴を上げていました。ただ、ここで1日休んだら、この先もちょっとコンディションが良くないだけでさぼってしまいそうな気がしたので、何とか筋肉痛に耐えながら頑張りました。そして、1日休みを挟み、次の日は天気が良かったので外で同じようにバーピーを行いました。

しかし、その翌日に二度目の危機が訪れました。前日の外でのバーピーの際にグローブも無しでアスファルトで行ったため、両方の手のひらに水ぶくれのようなマメが出来てしまいました。そこで一瞬「今日はやめておこうかな」という思いが頭をよぎりました。ただ、ちょっと何かあるたびにさぼってしまったら、この先もそれを理由にやらなくなる恐れがあったので、まずはやってみようと思い、バーピーの途中でマメがつぶれながらもなんとかやり抜きました。その後はだんだん慣れてきて3日~4日やって1日休むというサイクルで何とか今まで続けてこられました。しかも、最近は慣れてきたので少し負荷を増やしながら続けています。

今回このモーニングルーティンをやっていて感じたことは、何かを継続していくことはとても大変だという事です。習慣化するためには最低でも3週間くらいは必要だと感じました。逆に3週間位続けていけば、最初はとてもしんどかったことが、徐々にやることが当たり前になっていき、苦ではなくなっていきます。今まで、ジョギングや筋トレ、英会話、瞑想など、続けたいと思いながらほとんどが三日坊主で終わってきた自分にとって、このモーニングルーティンが継続できたことは自信につながりました。

続けることが出来た要因はいくつかありますが、一番の要因は体力の低下を実感したからです。ある日の仕事後、終電が迫っていたため、フォルテからジョギングくらいのスピードで井土ヶ谷駅まで走りました。恐らく1kmもないと思うのですが、駅に到着すると太ももの辺りが軽く肉離れを起こしそうな位悲鳴を上げていました。ほんのちょっと走っただけでこれか…と衝撃を受けました。その時の強烈なショックと、その少し後にDaiGoさんのモーニングルーティンの動画を見たこと、文系担当の上村が健康のために家からフォルテまで片道30分の道のりを徒歩で通勤していることなど様々なことがあり、それらが強い動機となって継続することが出来ているのだと思います。

今はまだ瞑想は出来ていませんが、瞑想はストレス軽減や集中力や生産性の向上、疲れにくい体になるなど習慣化できれば計り知れないメリットがあるので、今後瞑想もモーニングルーティンに取り入れていきたいと考えています。

 

終わりに

「継続は力なり」という有名な格言があります。「地道な努力を続けて行けば、いずれ必ず結果は出るものだ」という意味ですが、まさにその通りだと思います。まだ、このモーニングルーティンを始めてから2か月弱ですが、体調も良く、体も引き締まり、肩こりもなくなってきました。そして何より、続けることが出来ているということが自信になりました。

継続するために重要なことは何なのかと自分なりに考えてみました。まずは、ハードルを高くしすぎないことが重要だと思います。「毎日1冊読書をする」とか「毎日1時間運動をする」と決めてもほとんどの人は挫折するでしょう。「1日10ページ読書をする」とか「1日20回腕立て伏せをする」のようにハードルを下げて、出来る様になってきたら少しずつ増やしていく方が圧倒的に続けられる確率は高くなると思います。

また、最初の1週間が最も挫折しやすいので、「絶対に出来ない言い訳を考えずに、1週間は何が何でもやり抜く」というように自分に強く言い聞かせることも重要だと思います。他にも、「2週間続けられたら自分へのご褒美にコンビニスイーツを買う」などの、続けることが出来た時のちょっとしたご褒美もモチベーションのアップになるかもしれません。

人間の過ごしている時間の約50%は習慣的な行動で占められていると言われているので、良い習慣を身につけられると、それだけで大きく成長できる気がします。

それでは最後に名言で締めくくりたいと思います。

『自分自身と戦って、毎日自分に勝てる人が夢を叶えられます』

パク・ジニョン 歌手、音楽プロデューサー

 

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