子どもたちの学習環境について①

こんにちは。フォルテの文系担当の上村です。今回は、フォルテの子どもたちの学習環境についてです。第二弾があるのかはよくわかりませんが、一応のところ第一弾としておきます(今後、第二弾を書かなそうだな、となればタイトルをしれっと変更しておきます笑)。

 

教室について

白を基調とした色使いで、シンプルです。フォルテでは各学年の人数を12名までとしているため、各教室の机と椅子のセット数も12セットとなります。なので、子どもたちが広々と教室を使うことが出来るようになっています。あと、壁に余計な掲示物とかも貼っていません。

 

机と椅子について

以前、こちらの記事でも触れていますが、フォルテの教室内の机と椅子は、「子どもがより勉強しやすように」ということを考えて選びました。机はインターネットで多くの業者・多くの種類から選び、椅子はIKEAに行って自分たちで座り心地を色々確認して選びました。さらに椅子に同じくIKEAで購入したクッションを付けており、長い時間座っていてもお尻が痛くなりません。これらは、子どもたちはもちろん、面談にいらっしゃる保護者の方からもとても好評です。ちなみに机・椅子はすべて私と理系担当の佐々木で組み立てを行いました(数日かかりました…)。すべて完成することにはそれぞれ机と椅子の組み立て職人と化していました。なので(?)、フォルテ生のみんなは大切に使ってくださいね。

 

トイレについて

以前、Twitterで良い塾の条件として「トイレが綺麗なこと」というのを目にしました。また、中学生が志望校を決定する上で学校の施設を一つの指標にすることもありますが、その際にもトイレは大切です(特に女子は結構気にするとよく聞きます)。フォルテの場合、建物自体が新築ということもあり、トイレが非常に綺麗です(当たり前ですが)。そして何より広いです。これも子どもたちに好評です。

 

教室清掃についての基本的な考え

フォルテでは、保護者様との事前面談の際に使用している資料に以下の文言を入れています。

お子様に気持ち良く通塾していただくために、教室内の清掃や備品の消毒(市販の消毒用のアルコールを使用)を毎日行います。

こんなことは個人的には「当たり前」の話なので、本来はブログで偉そうに書くようなことではないです。ただ、うちは通ってくれている子どもたちを第一に考えて運営しているので、こういう部分もあえてしっかりと面談時に伝えています。

基本的には夜の最後の授業の子どもたちが帰ったら、すぐに清掃に入ります。教室に加え、トイレも毎日掃除しています。

 

大手塾時代の教室清掃

そして、なぜわざわざこのような話をするかというと、前職の大手塾時代にずっと抱いていた思いがあるからです。

私が知っている限り、前職の大手塾時代にこの「当たり前」をしっかりやっていた教室は正直少なかったと思います。私が教室長を務めていた教室以外で(私は当時から上記のような清掃をずっとしていましたので)、私が授業を担当した教室を思い返すと、多くの校舎では全然ダメでしたし、教室清掃に対するスタッフの意識もすごく低かったです。これは本当に恥ずかしいことですし、この件に関しては個人的に常に怒りと疑問を感じていました(もちろん、しっかりやっている教室もあるとは思いますが、実際に目にしたことがあまりありません)。

ここで勘違いしていただきたくないのは、何もうちのように「毎日備品をアルコール消毒までするべきだ!」ってことではないです。別にそこまでする必要はないと思います。ただ最低限のレベルとして、「その日の授業後または次の日の授業前までに、教室の床を掃除機等で清掃したり、机を水拭きしたりとかはやれよ!」っていう話です。それすらしていない教室が多いわけです。出勤して、教室に入ると普通に目に見える程度の大きさの紙切れや消しカスなどのゴミが散乱しているのがざらでした。

そんな教室に限って「生徒のため」とか掲げています。だとしたら、「目の前の大切な生徒たちに汚い教室や机を使わせることに対して、後ろめたさとかって感じないの?」って思うわけで。塾に来て、「よし、今日もがんばるぞ!」って自分の席に着いたときに机の上が消しカスだらけだったり、床にゴミがたくさん落ちていたりしたときの生徒の気持ちを想像しましょうよ、と。これって普通の感覚だと思うのです。

ちなみに前職の大手時代には、狭い教室内で横に生徒がいて模試を受けている最中にもかかわらず、平気で話しかけたり、ドタドタと大きな音を立てながら段ボールを整理しだしたりするとんでもない地域責任者なんかもいて、とても正気に沙汰とは思えませんでした(流石にこれには当時の教室スタッフ全員が憤慨していましたが、おそらく本人はそれすら気付いていないでしょう)。そのときには「この地域責任者がいる限り、この地域の教室の発展はないな。」と確信しました。また、同じように感じている同僚が大半だったように思えます。

 

駐輪場について

話は打って変わって、駐輪場についてです。保護者の方との事前面談のときにも多くの方から「駐輪場とかってないですか?」と聞かれていました。その時にはめぼしい場所はなく「すみません、無いんですよ・・・。」とお答えしていましたが、フォルテのすぐ横の敷地にある空きスペースを近所の不動産屋さんが近所のよしみということで特別に契約させていただけることになり、春期初日から運用しています。ただ、かなり狭いので留められる数に限りがありますが・・・。

 

授業中に電話に出ない理由

清掃関連以外にもフォルテの規則一覧には以下のような記載があります。

通常授業および季節講習授業やその他講座が行われている時間帯の電話連絡は、講師が授業中につき対応できない場合が多々ありますので、ご理解ください(授業中は授業を優先しますので、長い演習時間中を除いては電話応対することができません)。

ということで、フォルテでは基本的に授業中には電話に出ません。これは目の前の子どもたちを第一に考えるフォルテの方針からすると、当然ですが、そうでもない塾も多いようです。

ただ、他の業種に置き換えて考えると簡単な話です。例えば、自分がコンビニで買い物に来て、レジで支払いをしていたとします。そこで対応中の店員さんが、後ろの電話が鳴った時に、目の前の客(この場合、自分)の対応を止めて、電話に出ることがあるでしょうか?仮にそんな店員がいたとしたら、「おいおい!」となるはずです。

なので、保護者の方には大変申し訳ないのですが、教室に電話をいただく場合は、授業時間を避けていただけると幸いです。

 

今回はここまでです。ではまた!