横浜高校野球部に学ぶ凡事徹底

こんにちは、文系担当の上村です。今回は、私の趣味である野球観戦をしていて感じたことについてです。

横浜高校の試合前練習の凄さ

先日サーティーフォー保土ヶ谷球場で行われた高校野球の秋季大会の決勝戦を観てきました。決勝は【横浜高校 対 慶應義塾高校】でした。今回の秋季大会に限らず、サーティーフォー保土ヶ谷球場で横浜高校の試合があるときは、私の友人(横浜高校野球部OB)に誘われてよく観戦しています。

その中で毎回感心するのが、試合前に行われる横浜高校の練習です。最初のキャッチボールから一球一球に集中していて、その動きのスピード感と正確性は他の高校の練習と比べても群を抜いています。その後のノックでも、捕球ミスや送球ミスはほとんどありません。また、試合中に控えの選手が行うグラウンド整備についても、フォーメーションを組んで、てきぱきとこなしていて、これも他の高校のそれとは明らかにレベルが違います。

そこで、「凡事徹底(ぼんじてってい)」という言葉があります。これは「何でもないような当たり前のことを徹底的にやること」という意味ですが、横浜高校の試合前の練習やグラウンド整備こそ、この言葉通りで、横浜高校野球部の強さの根底にはこういった部分があるのではないかと思いました。

 

勉強における「凡事徹底」

そして、「凡事徹底」は、勉強においても大切です。各教科の基礎内容、例えば算数・数学で言えば「計算」、英語で言えば「単語・文法」、国語で言えば「漢字・語彙・文法」、理科と社会で言えば「重要用語の一問一答」などでしょう。このようなそれぞれの教科の基礎的な内容を疎か(おろそか)にしていては、応用問題や実戦問題を解くことはできません。

では、このような基礎内容の力をつけるためにはどうすればよいのでしょうか?私個人の考えでは、「『必ず覚える』『ミスしないで満点を取る』といった強い意識を持って数をこなすこと」が大切だと思います。

 

自分がしがちなミスを自覚する。

さらに「今までに自分がやってしまった間違いやミスを自覚しておくこと」も大切です。ここを自覚せずにただ数をこなしても、同じミスが出てしまいます。

中学生の子たちは「毎日英語課題」で同じようなミスをくり返していませんか?小学生の子たちは国語や英語の確認テストで同じようなミスをくり返していませんか?こういった意識があるかどうかは、宿題をチェックしていてもわかります(宿題を毎回確実にこなすことも「凡事徹底」ですね!)。

間違えた問題に対して、ただ赤ペンで答えだけを書いている子と、それに加えて気を付けるべきポイントをメモしている子。この違いの積み重ねが、その後の成長に大きな差を生みます。フォルテ生には「凡事徹底」ができる子であってほしいです。

 

今回は以上です。ではまた!

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