和太鼓の大会を見に行ってきました。

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、先週の土曜日(10月19日)に、南中学校和太鼓部が出場した、日本和太鼓ジュニアコンクール神奈川県大会を見に行った話です。

かなり早い時期から、和太鼓部員であるフォルテ生から「見に来てください!」と誘われていたので、予定を空けていました。

そして当日、教室で軽い作業をこなしてから、お昼ごろに会場へと向かいました。

 

会場までの道のり

今回、会場は中学受験で神奈川男子御三家の一つとして有名な聖光学院の敷地内にあるラムネホールという場所でした。私自身、聖光学院を訪れたことがなかったため、主にグーグルを用いて事前に自分なりに調べたところ、かなり駅から遠く、初めて行くには結構大変な場所であることがわかりました。また、前日の夜には保護者の方にプログラムの写真を送っていただき、略地図でも確認しましたが、それでも「う~ん。迷いそう…。」という感じで不安は拭い切れませんでした。

そして、当日。やはり迷いました。大体こういう予想は当たります。そこで道すがら通りがかった女性に道をたずねました。その方に教えていただいた通り、しばらく進んでいき、確かに目的地に近づいている感覚はありました。しかし、それでもいまいち確信が持てないところがあり、そこで偶然通りがかった聖光学院の生徒(中学生?)と思われる集団に助けを求めました。全身黒い服の怪しいおっさん(=私)に臆することなく、口々に進むべき道とラムネホールが聖光学院の敷地内にあるということを教えてくれました。

数分後、彼らの熱心な説明のおかげで、何とか聖光学院に到着できました。ただ、その敷地内のラムネホールの場所もイマイチわからないので、敷地内で聖光学院の先生と思われる男性に「ラムネホールはどこですか?」とたずねると、ありがたいことに会場まで案内してくれました。ありがとうございました!

 

いざ、会場内へ

そして、会場のラムネホールに入ったのがだいたい1時半(プログラム的には1時から開会しているようでした)。ちょうど2組目の演奏が始まるタイミングでした。そこから最後の8組目までの演奏をすべて見たのですが、いきなりその演奏のレベルの高さに圧倒されました。

今まで私は、主に南中学校和太鼓部の自主公演や地域のお祭りでの演奏を見るのみでしたが、それらとははっきりと雰囲気が異なり、独特の緊張感が漂う中での各チームの演奏からはまさに「ガチ感」を感じました。また、自主公演やお祭りでは少なくとも2~3曲を演奏しますが、大会では各チーム1曲のみなので、そこにかける並々ならぬ気合が嫌でも感じ取れました。

そして、素人目に見ている感覚としては、お笑いの国内最高峰の賞レースであるM-1グランプリに似ていて、特に結果的に上位に入るチームに共通していたのは、限られた演奏時間(5分以内)の中で明確に盛り上げどころ、つまりは技術の見せどころがありました。

南中和太鼓部も多分に漏れず、顧問の先生が大会用に(?)作曲された、しっかりとした見せ場のある曲で、素晴らしい演奏でした。

また、演奏したチームによって人数は大きく異なり、多くて15名(大会のルールで最大人数は決まっているようです)、私が見た最も少ないチームは4名でした。人数の違いから感じる印象は、「人数が多さ=演奏の迫力や幅の広がり」です。実際に、今回上位に入賞したチームはどこも人数が多いチームだったと思います。

こういった人数制限があるため、部員の多い和太鼓部は選抜オーディションを行っているとのことです。ですから、こういう点は運動部と同じような形です。

 

結果発表

8組の演奏が終わり、そこから審査の時間となります。今回、審査されている方は和太鼓の協会、教育委員会、県議会議員の方々がされていました。これからもかなりオフィシャル感の強い大会だというのがわかります(表彰状も知事の名前で渡されていました)。

それから約30分後、和太鼓部の協会の方による総括と結果発表の時間になりました。

そして結果ですが、残念ながら南中和太鼓部は表彰対象の3位以内に入ることはできませんでした。ちなみに1位となって全国大会に出場することになったのは、前年度も1位だった海老名東柏太鼓というチームで、中盤の見せ場はまさに圧巻でした。

 

最後に

今回、誘ってくれた子は少し前から体調を崩している様子があったので、心配していましたが、演奏中にはそのような感じはなく、本人や保護者の方も上手くできたと言っていて良かったです。そして何より、一所懸命頑張る子どもたちの姿には毎度胸を打たれますね。

なので、またこのような機会があれば行ってみたいところです。

今回はこんな感じです。それでは~。

 

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雑記~勉強会・和太鼓部・夏期講習の問い合わせ~

こんばんは。文系講師の上村です。今回は週末から週明けにかけてが非常に濃かったので、そのことについてです。

横浜での勉強会に参加

14日(日曜日)は瀬谷松栄塾の田中先生にお誘いいただき、勉強会に参加させていただきました。

そこでは、首都圏の方だけではなく、大分や香川などの遠方からも個人塾の塾長先生方が参加されていて、個人的に初めてお会いする方ばかりでしたが、個人塾の先輩方の話や取り組みに関してはどれも刺激的で各先生の話にひたすら聞き入っていましたでした。そこで得たヒントを自塾に当てはめたときに、どう工夫してフィットさせて実践していくかを考えたいと思います。

全体向けには前述の田中先生と、東京で中学受験塾を運営なさっている末廣先生がそれぞれ発表をされて、それが本当に勉強になることが多く、心から参加してよかったなぁ、と感じました。田中先生は塾の運営面の話を、末廣先生はボードゲームを通じて考える力を養うことや運営されている塾での取り組みについて発表されました。それぞれベクトルは全く違うのですが、運営の根幹にあるものや子どもたちへの熱い思いなど具体論以外の面でも、自塾の今後の運営や地域戦略を考える上で参考になることばかりでした。

また、うち同じように今年度に新たに自塾を開校された先生方もいらっしゃって(もちろん以前から存じ上げていました)、そこも凄く親近感を感じるとともに刺激を受けました。

4月に参加した塾ブログフェスのときも感じましたが、このように他塾の先生方と交流会が出来るのも、個人塾ならではで大手塾に勤めていた昨年まで知らなかった世界が確実に広がっているのを感じます。今回、大手塾にお勤めの方もいらっしゃいましたが、逆に大手に属しながら、こういう会に参加している方は非常に情報感度や意識の高い方だと思います。

そして嬉しいお土産まで作っていただきました。田中先生、ありがとうございました!

 

南中和太鼓部の演奏@上町公園

昨日、15日(月曜日)は祝日でしたが、うちは通常営業でした。そこで前日の雨で順延となった、毎年この時期に行われている上町公園での納涼会で、今年も和太鼓部の演奏があるとのことで行ってまいりました。今回はパシフィコ横浜での私学展と日程が重なったこともあり、3年生は参加せずに1・2年生のみでの演奏でした。

全3曲の演奏で、1曲目が1年生、2曲目が2年生、3曲目が1・2年生という具合だったと思います。このように見てみると、1年生は全体的に初々しさがあり、2年生の演奏には力強さを感じました。やっぱり1年間しっかり部活をやると腕前や立ち回りが見違えるように良くなるんだろうなぁ、と。

また、かつての教え子がお母さんのお手伝いで焼きそばを焼いて売っていたので、買おうとしていたのですが、和太鼓部の演奏後に売り出し始めたために物凄い行列ができていて、そのまま並んでいたら小学生の授業に間に合わなかったので、泣く泣く断念しました。

 

夏期講習のお問い合わせが増えています。

開校しておよそ4か月。普段の様子に加えて、学校の定期テストや模擬試験の結果などからも子どもたちの成長を感じることが出来ています。同時に、最近ではうちの塾の強み(他塾と比べてうちが勝っている点)がより明確になった感じがあって、お問い合わせいただいた方に対しても、どういう子がうちで伸びやすいか、どういう子がうちに合っているか、逆にどういう子がうちよりも大手塾や個別指導の塾の方に向いているか、を以前にもまして自信をもって言えるようになりました。

そしてここ数日、夏期講習の体験授業のお問い合わせを多くいただいています。特に中2が多くこの勢いだと、開校1か月で満席となった中3に続いて、この夏で定員の12名に達する可能性もあります(机・イスをもう1つ買い足さなきゃ!)。また小学生のお問い合わせも何件かいただいています。

お問い合わせをいただいた方々の話を伺っていると、塾生や保護者の方からうちの評判を聞いてのお問い合わせばかりでした。これは本当にありがたいことで、近隣の大手塾を始めとして、毎週のように塾のチラシが新聞折込でガンガン入るこの時期、そういった広告宣伝がほぼないにもかかわらず、多くのお問い合わせをいただいています。そこで感じるのは、目の前の子どもたちのために本気になることが最大の情宣になっているいうことです。

明日で1学期の通常授業終了、明後日は中学生の作文講座です。そして来週からは夏期講習。この夏、子どもたちと一緒に駆け抜けます!

今日はここまで。それでは、また!

 

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和太鼓部の自主公演へ行ってきました。

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日・明日とフォルテの授業はないのですが、様々な準備・作業等でふらっと出勤しています。

そして、今日はすでに通ってくれているフォルテ生3名が所属している、南中学校の和太鼓部の自主公演が近くの大岡小学校であるとのことで、理系担当の佐々木と一緒に行ってまいりました。

そもそも、この和太鼓部という部活、珍しいですよね。しかも公立の中学校です。気になって検索したんですが、横浜市内の公立中学校で和太鼓部があるのって、南中学校以外だと、岡野中学校・南瀬谷中学校・樽町中学校くらいしかヒットしませんでした。

さらに調べたら、和太鼓部って高校ですら神奈川県内に10校くらいしかないようです。しかも、その半数近くは私立だそうです。

日本の伝統を学ぶっていう意味でも良い部活動だと思うのですが、やはり用具をそろえるのが大変だったり、指導できる人が少なかったりというのが理由なのでしょうか。真相はわかりませんが、ここからが本題です。

 

大岡小学校到着

13時半ごろに教室を出発し、歩いて10分弱で大岡小学校に到着しました。大岡小学校は卒業式の際に先日の校門前配布で伺った学校でもあるのですが、校舎自体がとても落ち着いた雰囲気を持っています。そして正門から入ってすぐの中庭(?)がとてもオシャレな感じです(あくまで個人の感想です)。

入口には今回の公演のポスターが貼ってありました。これはフォルテ生の一人が書いたらしいです!和太鼓感が出ていて良いですね。

また、会場となる体育館へ入り、何名の保護者様に挨拶させてもらいました。その際に、聴きどころやオススメの曲を伺って、席で開演を待ちます。

 

開演~閉演

14時になり、開演しました。南中学校の和太鼓部は部員が中1・2合わせて43名いるらしいのですが、個人的に教え子や上の兄・姉を教えたことがある子などが多く、4分の1以上は何かしら縁のある子たちでした。(本人とは直接面識がない子も多いのですが…)

上村個人的には、以前にも近所の公園やお祭りでの和太鼓部の演奏は何度か見たことはあったのですが、そのときはいずれも演奏するのは数曲でした。ただ今回は自主公演ということで、曲目は全11曲ととても多く、失礼ながら最初は「和太鼓の曲を11曲も飽きずに見ていられるのだろうか…」という思いも正直少しありました。

しかし、それは杞憂(きゆう)に終わりました。プログラムに書かれた各曲の説明や部員の方の演奏前の話、さらに曲によってはダイナミックに体を動かしながら演奏したり、笛やチャッパ(シンバルに似た手持ちサイズの打楽器)を使ったり、演奏中に掛け声が入ったりなど、(当然ですが)曲に抑揚や展開があって全く飽きることなく見続けることが出来ました。

中でもやはり、フォルテ生を中心に見てしまうのですが、お世辞や贔屓目抜きにしても、みんな表情が良くて、演奏している姿も様になっていて素直に格好良かったです。そして、彼女たちのそんな姿を見ているだけで、何だか泣きそうになるくらい感極まっている自分がいました。塾での子どもたちの姿というのは、彼ら・彼女らのほんの一面に過ぎなくて、塾外で頑張る子どもたちの姿を見ることで(塾外での頑張りを知ることで)、より一層通ってくれている子どもたちへの愛情って深まると思うんです。特にうちみたいな開校して間もない塾だとなおさらです(ただでさえ、大手塾が競っているような実績など皆無な状態ですから、通ってきてくれていることに対しての感謝や子どもたちへの思い入れはどうしても強くなります)。だから、私は今後も積極的に学校行事や部活の大会に行くつもりです。

さらに曲目に加えて、曲と曲の間の幕間(まくあい)の時間にも部員や顧問の先生による小ネタや演奏があり、終始こちらも退屈することなく、2時間弱の公演を楽しむことが出来ました。中でも和太鼓の経験者(相当な腕前の方らしいです。)でいらっしゃる顧問の先生の演奏は、素人の私たちが見ていても「凄い!」とすぐにわかるほど、レベルが高く感動しました。この顧問の先生は、プログラムの挨拶文や公演中の言葉から、子どもたちへの愛情がすごく伝わってくる方でした。

公演中の休憩時間には去年までの教え子2名が声をかけてくれ、また帰りの際にもかつての教え子の保護者様にお声がけいただきました。ともにフォルテのことも知ってくれていて、応援いただいて嬉しい限りです。

 

大岡川桜まつり

公演が終わり、教室へ帰る途中に大岡川沿いを歩いて行ったのですが、ちょうど今日から明後日(3月30日~4月1日)まで「大岡川桜まつり」というイベントが行われており、大岡川沿いにたくさんの屋台が並びとても賑わっていました。

屋台も定番の焼きそばやたこ焼きから、物珍しいものまで川沿いにずらーっと並んでいて、その前を通るだけでちょっと心躍る感じがしました。

川沿いの道幅が狭いこともあるのですが、人の数が多く、激込み状態で大通りへ出るまで一苦労でしたが、地域の温かさや活気を感じることができました。

あと、これは余談ですが、大岡川沿いを抜けて大通りに出てから教室に戻る前に、小物を買うために百円ショップに寄ったのですが、そこでもレジの店員さんがかつての教え子の保護者様でほんの少し近況についてお話させてもらい、「先生のおかげで高校に行けて、この度無事に卒業できました。」と言っていただきました。その保護者様も、今回春期講習に参加してくれている小学生の保護者様とのつながりで、フォルテの存在を知っていてくれていました。今後も良い噂を広めてもらえるように頑張ろうと改めて思った土曜の昼下がり(から夕方にかけて)でした。