4期生の入試を終えて。

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、本日最後の授業があり、これでフォルテを卒業する中3生(4期生)について書こうと思います。

 

4期生の合格実績

以下が4期生の公立高校合格実績です。

公立受験者8名中7名合格でした。そして、今年はいわゆるトップ校や特色検査実施校を受験する生徒がいませんでした(ちなみにフォルテでは開校以来、特色検査対策実施校の合格率は100%です)。それでも偏差値60を超える準トップ校(金沢高校と追浜高校)の合格率は100%でした

正直、12~1月の全県模試の判定的には合格が厳しいかなという子が8名中3名ほどいましたが、うち2名は入試前の追い上げで見事を合格を勝ち取りました。

※合格者の声や保護者の声はコチラ

 

4期生の頑張り

4期生の頑張りについて。まずは4期生(3月までの通塾生)全体としては、入塾後初めて受けた模擬試験(全県模試or育伸模試)から入試直前の全県模試までで偏差値10伸びました。その中でも最も伸びた子はなんと偏差値17(51→68)も伸びました!この子は入塾時期こそ遅かったですが、入塾当初から課題に取り組む態度が抜群に良く、また入試前には自分でやるべきことをしっかりと考えて勉強しているのが印象的でした。ちなみに私がかつて務めていた大手塾では、中1から中3にかけての平均的な偏差値アップ数は5くらいだったので、フォルテ生の伸びは正直凄いと思います(ただし、満足はしていません)。

また、学校の内申(9教科)に関しては中学生からの通塾生全体での入塾時からの平均アップ数は7.5でした。その中でも最も伸びた子はなんと11(29→40)もアップしました!この子は、入塾時期が中2の10月で、直近(9月)の定期テストでの英語と数学の点数は20点台や30点台という状況で、中1内容も怪しい状況でした。しかし、入塾後から真面目にコツコツと頑張り、5教科の定期テストの点数が330点→380点→403点→402点→424点と飛躍的に伸びていきました。これに伴って学校の内申も最後には40に達しました。この子は模擬試験でも入塾して最初に受けたときは5教科偏差値40でしたが、最後には52まで伸びました。

さらに他にも、中1の秋に入塾した時には、英語の this と that の違いも分からなかったのが、公立高校に成績優秀者として合格して対面式の挨拶を担当するまでに成長した子は文系担当の私にとってはとても感慨深かったです。

 

4期生から見えた課題

上記のように、客観的な数値で見ると4期生はとても頑張って伸びた良い学年に思えますが、課題も非常に多い学年でした。フォルテ史上間違いなく最強世代だった1つ上の学年(3期生)と比べると、学年全体での偏差値の差は5くらいなのですが、私の実感値としては10くらいの差を感じていました。というのも、学年全体の雰囲気に大きな違いがあったからです。それは宿題(特に長期スパンで出されるもの)や模擬試験の解き直しに取り組む姿勢であったり、志望校にどうしても合格したいという熱意であったり、様々な部分に感じました。正直、最後まで私や理系担当の佐々木から意識の低さを指摘される生徒もいました。

集団授業の塾では、学年全体の雰囲気というのはとても重要です。そして、フォルテのような各学年1クラスの少人数制の場合、生徒一人ひとりの態度や姿勢が学年全体に与える影響は、それが良いものであれ悪いものであれ、とても大きいです。なので、「全員が頑張る」学年をどう作っていくかを常に考えています。その意味で、3期生にあった受験生としての良い雰囲気を4期生に作り切れなかったことは、個人的に大きな反省点です。これは新中3以下の学年の指導に活かしていきます。

 

小学生からの通塾がオススメです!

フォルテは2019年に開校しました。そのとき、4期生は小学6年生でした。そして、その年度末(=2020年3月)の時点での在籍数は5名でした。その後、フォルテのコンセプトが「公立高校合格を目指すこと」であるということもあり、5名のうち2名はスポーツ推薦での私立進学がほぼ確定したため、中3夏に卒業(退塾)となりました。そして、残った3名は全員公立高校を受験し、見事全員合格しました。

このように小学生からの通塾生は着実に成果を出しています。この学年だけでなく、新中2や新中3も小学生からの通塾生が軒並み成績上位にいます。また、毎年のことですが中学生になってからの通塾生や保護者の方からは「もっと早くフォルテに入っていれば・・・」というような声を必ず何名からもいただきます。

現在(2023年3月18日時点)、フォルテでは新中1~新中3はおかげさまで満席となっており、各学年でキャンセル待ちが複数名いる状態です。一方、新小5と新小6はまだまだ座席数に余裕があります!ですので、通塾をご検討の新小5・新小6の保護者の方は、是非お早めに連絡をいただければと思います。

今回は以上です。ではまた!

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フォルテの日常⑤「テスト当日に送ったLINE」~周りと差を付けろ!~

こんばんは。フォルテの文系担当に上村です。

本日は南中の今年度初めての定期試験でした。フォルテ生の好結果を祈りつつ、今日は南中の3年生にテスト当日の昼間に送ったLINEでの長文メッセージについてです。

 

例年と異なる定期テスト

今年は4~5月の休校により、例年であれば南中では6月中にテストが実施されるところでしたが、7月にずれ込んだのでした。また、中1~3まで今回は社会のテストは実施しない(代わりに単元別での小テストを数回行う)ということで、かなり変則的な形で行われることになりました。

中1は最初のテストがこういった形になってしまい、さぞかし大変だったかと思いますが、これもまた一つの経験として次回以降に活かしてほしいです。もちろん今回の結果にも期待していますけどね。

 

中3に一抹の不安を感じたテスト前日

そんな中、テスト前日にあたる昨日、事件は起きました。ある分野の小テストの出来が軒並み悪すぎて絶句しました。確かにその部分は、テストにそこまで多く出題される分野ではないかもしれません(それでも10点分くらいは出る?)。

ただし、その部分の小テストは前にもやっているし、何よりも子どもたち自身が苦手と口々に言っていたところです。つまり、子どもたちは自分が苦手だと認識していながら、手を打っていなかったということです。

小テストの実施中から、雲行きが怪しいのを感じていた私は、テスト前日と言うこともありどう言おうかというのを散々迷った挙句、厳しめの言葉を使って叱咤しました。特に点数が悪かった男子たちのその前の休み時間の過ごし方も気になっていました。

「このレベルのことを未だに言わないといけない集団なのか…。。。_| ̄|○」と思うと同時に、もっとやることに口を出すべきだったと私自身も素直に猛烈に反省しました。

ただ、彼らの名誉のために言うと、現在の中3は授業日以外に自習に来たり、個別に課題をこなしていたりする子が非常に多い学年です。実際に全県模試の偏差値も去年の中3生よりも全然高いです。そんな期待できる学年だからこそ、私の感じたショックも大きかったのかもしれません。

 

テスト当日の昼間に送った長文LINE

私は教室から歩いてだいたい30分ほどの距離に住んでいるのですが、小テストの件があったので、南中の中3生のことを考えながら帰途につきました。

そこで、テスト後に南中の中3生に読んでほしい内容をメッセージとしてまとめて送ることにしました。帰宅後に下書きを始めて、テスト後に中3生として意識して欲しいことをテーマにつらつらと書いていき、一応完成したのは明け方5時ごろで、メッセージは1500文字以上になっていました。

主な内容は以下です。

「苦手な分野は、意識して勉強量を増やさないとダメ。」
「テスト当日だからこそ、周りと差をつけるために勉強しよう。」
「全県模試の結果についての所感」

そして、以下が送ったメッセージの一部です。

「えー、今日?」と思った人もいるかもしれないけれど、君たちは中3(=受験生)なので「今日はテスト当日だから、午後は勉強しなくていい。」なんて甘っちょろい考えはさっさと捨ててください。「え?でも周りはやっていないですよ?」そう言う人もいるかもしれない。もしそうだとしたら絶好のチャンスだね。他人がやっていない時にやるからこそ、得意分野は他と差を付けられるし、苦手分野は他との差を詰めることができます。

 

中3生からの反応

すでにLINEメッセージを読んだ何人もの子から、勉強の報告が来ています。やはり早い段階で、送ってくるのは、予想通りの子たちでした。この子たちは必ずここから伸びるでしょう。すでに模試でもその結果が表れています。一方で、私が心配しているのは、こういう時に反応が遅いそれ以外の子たち。ここからの彼ら・彼女らの反応を待ちたいと思います。

来週からは夏期講習です。中3全員が熱くなれる夏になることを期待しています

今回はここまでです。ではまた!

 

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フォルテ的時事問題 予想問題(2019年10月~11月)

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、中学校の定期試験で出題されそうなニュースを私がピックアップして、4択形式で問題を作りました。フォルテに通っている南中学校・蒔田中学校の生徒以外にも非常に役立つと思うので、テスト勉強の一環として、是非参考にしてみてくださいね。

南中学校の定期テストに合わせて、フォルテ生には前回同様、より詳しい内容をまとめた完全版のプリントを渡しました。

 

予想問題(10問)

問題1.10月1日(火)より消費税が増税となった。基本の税率は8%から何%になったか?
ア:9%
イ:10%
ウ:12%
エ:15%

 

問題2.消費税の増税に伴って、食料品や新聞などの税率は8%に据え置きとなる、品目によって税率が変わる制度を何というか?
ア:増減税率
イ:直間税率
ウ:軽減税率
エ:段階税率

 

問題3.10月9日、日本人のノーベル賞受賞について、以下の各問いに答えなさい。
(1)この度、ノーベル賞を受賞した日本人は?
ア:本庶佑さん
イ:荻野貴司さん
ウ:湯川秀樹さん
エ:吉野彰さん

 

(2)受賞した賞は?
ア:ノーベル文学賞
イ:ノーベル化学賞
ウ:ノーベル物理学賞
エ:ノーベル平和賞

 

(3)どんな功績が評価されたか?
ア:リチウムイオン電池の発明
イ:超高解像度蛍光顕微鏡の発明
ウ:DNA修復の仕組みの研究
エ:準結晶の発見

 

問題4.今年の10月14日(10月の第2月曜日)は、2018年の法改正によって、来年から祝日の名前が変わる。このことについて、以下の各問いに答えなさい。

(1)今年までは何という祝日か?
ア:音楽の日
イ:理科の日
ウ:体育の日
エ:図工の日

(2)2020年からは何という祝日か?
ア:ミュージックの日
イ:サイエンスの日
ウ:スポーツの日
エ:アートの日

 

問題5.10月29日、かつて国連難民高等弁務官事務所の弁務官を務めた日本人女性が亡くなった。この女性は?
ア:緒方貞子さん
イ:小和田雅子さん
ウ:黒柳徹子さん
エ:多和田葉子さん

 

問題6.10月31日未明、沖縄県の那覇市にある、世界文化遺産にも登録されているある城郭で火災が発生し、多くの建物が全焼した。この城とは?
ア:安土城
イ:竹田城
ウ:首里城
エ:上田城

 

問題7.11月4日、アメリカが正式に離脱することを国際連合に通達した、気候変動に対する各国の取り組みを決めた協定は?
ア:ロンドン協定
イ:パリ協定
ウ:ベルリン協定
エ:ローマ協定

 

問題8.11月6日に議会下院が解散し、12月12日に国政選挙が行われるヨーロッパの国は?
※ヒント:引き続き、EU離脱が選挙の争点になりそうです。
ア:イギリス
イ:フランス
ウ:ドイツ
エ:イタリア

 

問題9.現在、開かれている国会は?
ア:通常国会
イ:特別国会
ウ:臨時国会
エ:参議院の緊急集会

 

問題10.9月~11月にかけて日本で行われたあるスポーツのワールドカップについて、以下の各問いに答えなさい。
(1)これは何のワールドカップか?
ア:サッカー
イ:野球
ウ:卓球
エ:ラグビー

(2)日本代表の成績は?
ア:準優勝
イ:ベスト4
ウ:ベスト8
エ:ベスト16

(3)優勝国は?
ア:イングランド
イ:オーストラリア
ウ:ニュージーランド
エ:南アフリカ共和国

 

 

 

 

 

予想問題の解答・解説

1.イ

→2014年に5%から8%になって以来の消費税の増税です。そのときも現在と同じく安倍晋三首相でした。

 

2.ウ

→軽減税率は外国だと割と導入している国が多いです。

 

3.(1)エ(2)イ(3)ア

→詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

4.(1)ウ(2)ウ

→体育の日は、1964年の東京オリンピックにちなんで制定されました(元々のスポーツの日が体育の日に改められて国民の祝日になりました)。そのときの開会式の日(10月10日)が体育の日となりました。2000年以降は、10月の第2月曜日となりました。ちなみに来年のみスポーツの日は、2020年東京オリンピックの開会式の日である、7月24日になります。

 

5.ア

→難民というのは、政治的な理由や内戦などの理由から、故郷を追われた人々のことです。このような人々の救済に当たる国連の機関が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)です。

 

6.ウ

→首里城は13~14世紀に建てられたと言われていて、太平洋戦争で全焼しましたが、戦後に再建され、2000年にはユネスコにより世界文化遺産に登録されました。

 

7.イ

→「パリ協定」は2016年に発行された、1997年の「京都議定書」に次ぐ、温室効果ガスの排出量削減のための取り組みです。

 

8.ア

→イギリスの現在の首相:ボリス・ジョンソンも覚えておこう。

 

9.ウ

→中1・2だと出にくいかも。

 

10.(1)エ(2)ウ(3)エ

→日本代表は「ONE TEAM」のスローガンのもと、リーチ・マイケル主将を中心に結束し、初のベスト8進出を果たしました。優勝した南アフリカ共和国は、3度目のワールドカップ制覇となります。

 

その他、出題されそうなことは?

この他、「プロ野球で福岡ソフトバンクホークスが日本一」「香港でのデモ」「東京オリンピックのマラソンと競歩の開催地が札幌に変更」「安倍首相がASEANの会議に参加」「台風19号」「野球で侍ジャパンがプレミア12優勝」なども出題されそうな気がしますね。

 

今回はここまで。それでは、定期テスト頑張ってください!

 

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和太鼓の大会を見に行ってきました。

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、先週の土曜日(10月19日)に、南中学校和太鼓部が出場した、日本和太鼓ジュニアコンクール神奈川県大会を見に行った話です。

かなり早い時期から、和太鼓部員であるフォルテ生から「見に来てください!」と誘われていたので、予定を空けていました。

そして当日、教室で軽い作業をこなしてから、お昼ごろに会場へと向かいました。

 

会場までの道のり

今回、会場は中学受験で神奈川男子御三家の一つとして有名な聖光学院の敷地内にあるラムネホールという場所でした。私自身、聖光学院を訪れたことがなかったため、主にグーグルを用いて事前に自分なりに調べたところ、かなり駅から遠く、初めて行くには結構大変な場所であることがわかりました。また、前日の夜には保護者の方にプログラムの写真を送っていただき、略地図でも確認しましたが、それでも「う~ん。迷いそう…。」という感じで不安は拭い切れませんでした。

そして、当日。やはり迷いました。大体こういう予想は当たります。そこで道すがら通りがかった女性に道をたずねました。その方に教えていただいた通り、しばらく進んでいき、確かに目的地に近づいている感覚はありました。しかし、それでもいまいち確信が持てないところがあり、そこで偶然通りがかった聖光学院の生徒(中学生?)と思われる集団に助けを求めました。全身黒い服の怪しいおっさん(=私)に臆することなく、口々に進むべき道とラムネホールが聖光学院の敷地内にあるということを教えてくれました。

数分後、彼らの熱心な説明のおかげで、何とか聖光学院に到着できました。ただ、その敷地内のラムネホールの場所もイマイチわからないので、敷地内で聖光学院の先生と思われる男性に「ラムネホールはどこですか?」とたずねると、ありがたいことに会場まで案内してくれました。ありがとうございました!

 

いざ、会場内へ

そして、会場のラムネホールに入ったのがだいたい1時半(プログラム的には1時から開会しているようでした)。ちょうど2組目の演奏が始まるタイミングでした。そこから最後の8組目までの演奏をすべて見たのですが、いきなりその演奏のレベルの高さに圧倒されました。

今まで私は、主に南中学校和太鼓部の自主公演や地域のお祭りでの演奏を見るのみでしたが、それらとははっきりと雰囲気が異なり、独特の緊張感が漂う中での各チームの演奏からはまさに「ガチ感」を感じました。また、自主公演やお祭りでは少なくとも2~3曲を演奏しますが、大会では各チーム1曲のみなので、そこにかける並々ならぬ気合が嫌でも感じ取れました。

そして、素人目に見ている感覚としては、お笑いの国内最高峰の賞レースであるM-1グランプリに似ていて、特に結果的に上位に入るチームに共通していたのは、限られた演奏時間(5分以内)の中で明確に盛り上げどころ、つまりは技術の見せどころがありました。

南中和太鼓部も多分に漏れず、顧問の先生が大会用に(?)作曲された、しっかりとした見せ場のある曲で、素晴らしい演奏でした。

また、演奏したチームによって人数は大きく異なり、多くて15名(大会のルールで最大人数は決まっているようです)、私が見た最も少ないチームは4名でした。人数の違いから感じる印象は、「人数が多さ=演奏の迫力や幅の広がり」です。実際に、今回上位に入賞したチームはどこも人数が多いチームだったと思います。

こういった人数制限があるため、部員の多い和太鼓部は選抜オーディションを行っているとのことです。ですから、こういう点は運動部と同じような形です。

 

結果発表

8組の演奏が終わり、そこから審査の時間となります。今回、審査されている方は和太鼓の協会、教育委員会、県議会議員の方々がされていました。これからもかなりオフィシャル感の強い大会だというのがわかります(表彰状も知事の名前で渡されていました)。

それから約30分後、和太鼓部の協会の方による総括と結果発表の時間になりました。

そして結果ですが、残念ながら南中和太鼓部は表彰対象の3位以内に入ることはできませんでした。ちなみに1位となって全国大会に出場することになったのは、前年度も1位だった海老名東柏太鼓というチームで、中盤の見せ場はまさに圧巻でした。

 

最後に

今回、誘ってくれた子は少し前から体調を崩している様子があったので、心配していましたが、演奏中にはそのような感じはなく、本人や保護者の方も上手くできたと言っていて良かったです。そして何より、一所懸命頑張る子どもたちの姿には毎度胸を打たれますね。

なので、またこのような機会があれば行ってみたいところです。

今回はこんな感じです。それでは~。

 

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時事問題対策・注目ニュース(2019年10月)

※最新の時事問題関連記事はこちらをクリック!

こんばんは、フォルテの文系講師の上村です。

フォルテでは、塾内でのお便り(フォルテレポート)に毎号、文系担当の上村が注目したニュースについて書くコーナーがあります。しかし、紙面のスペースの関係上、本来書きたい内容を大幅にカットして掲載しています。なので加筆版(完全版)をこちらに載せたいと思います。

特に南中学校はどの学年の定期試験にも時事問題が出題されますし、今年は蒔田中学校の3年生も出題が予告されていますので、中学生は意識的に日々のニュースに対してアンテナを張っておきましょう。

今回のニュースは10月9日の「吉野彰氏らがノーベル化学賞受賞」についてです。

 

ノーベル賞とは?

ノーベル賞とは、ダイナマイトなどの発明で知られる、スウェーデン人の化学者・アルフレッド=ノーベル氏の遺言に従って、1901年に創設された世界的な賞で、医学・生理学、物理学、化学、文学、平和、経済学において、顕著な功績を残した人々や団体に贈られます。

アルフレッド=ノーベル氏は、前述の通り「ダイナマイトの発明者」として知られ、ダイナマイトは安全な形でニトログリセリンの爆発力を利用したもので、その大きな破壊力から世界中の戦争で兵器として使用され、ノーベル氏は莫大な富を築きます。ちなみにダイナマイトという名前はギリシャ語で「力」を意味する言葉に由来しているとのことです。

ノーベル氏は晩年になり、自分の行ったことや死後の自分への評価を考えて、財産の大部分を使って国籍に関係なく顕著な功績を上げた人物に賞を与えることを遺言に残しました。というのも、ノーベル氏の実の兄が亡くなったときに、新聞の誤報でノーベル氏が亡くなったように報道されました。そのときのノーベル氏のことを「死の商人」と表現した新聞の見出しにショックを受けたノーベル氏は、上記のような行動に出たのでした。

 

ノーベル賞の時事問題で出題

これ、予言的にいますが、今回のニュースは多くの学校の次回の定期テストの時事問題(ニュース問題)に出題されるでしょう。ほぼ確実だと思います。そしてノーベル賞関連が定期テストに出題される場合は、主に2つの賞についてです。それは「日本人が受賞した賞」と「平和賞」です。昨年は、医学・生理学賞を受賞した本庶佑氏についてのニュースがやはり、多くの学校で出題されていました。

「日本人が受賞した賞」で出題されやすい項目は、「受賞者」「受賞した賞の種類」「受賞理由」「日本人として何人目か」です。これに関しては、のちに詳しく触れます。

そして今回の「平和賞」は、エチオピアのアビー=アハメド首相が受賞しました。アビー=アハメド首相は、長年エチオピアが対立してきた隣国エリトリアとの和平を実現したことが評価されました。

 

今回、日本人が受賞した賞

旭化成名誉フェローの吉野彰(よしのあきら)氏ら3名がノーベル化学賞を受賞しました。今回の受賞理由は、パソコン、スマートフォン、デジタルカメラ、電気自動車などに使用されている「リチウムイオン電池」の開発により、IT(情報技術)社会の発展に大きく貢献したことです。

吉野彰氏は旭化成に入社後、「充電できる電池」の小型化と軽量化を目指して開発を進めてきました。そして昭和60年に現在の「リチウムイオン電池」の原形となる新たな電池の発明に成功します。小型で容量の大きい「リチウムイオン電池」は、今やスマートフォンやノートパソコンなどのIT機器には欠かせないものになっています。

さらに、大容量の電気を蓄えられることから、電気自動車や再生可能エネルギー(太陽光発電や風力発電)の蓄電池などにも利用されており、吉野彰氏らの発明は現在の私たちの生活を広く支えています。

吉野彰氏の受賞で、日本人のノーベル賞受賞者は、アメリカ国籍取得者を含めると27人目です。またノーベル化学賞としては8人目となります。

ちなみに今回の「リチウムイオン電池」の開発について、アメリカのテキサス大学のジョン=グッドイナフ氏と、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のスタンリー=ウィッティンガム氏の2人も吉野彰氏とともにノーベル化学賞に選ばれました。ジョン=グッドイナフ氏は現在97歳で、歴代最高齢でのノーベル賞受賞となりました。

今回はこんな感じです。また11月には予想問題つくります!

 

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長時間の勉強大会から得られること

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、先週の日曜日に行った、中3南中対象の2学期期末テストにむけた勉強大会についてです。また、今回の記事はフォルテレポート9月号に載せたコラムを加筆・訂正したものです。

 

本題の前に・・・

最近、全国のとんでもない個人塾の先生方が集まる爆裂個人塾長会議というLINEのグループに恐れ多くも参加させていただくようになって、メチャクチャ刺激もらっています。そこで最も感じることは、力のある塾の塾長はとにかく行動力が半端なく、フットワークが軽い。そして手数が多い。

ただ、これこそ個人塾の強みで、自分たちが必要だと思ったことに対してすぐに動ける環境が私たちにはあります。私たち自身がプレイヤーであると同時にマネージャーなので、決断と同時にそれが現場にも反映されます。これは後日また正式に別の記事にもしますが、フォルテでも最近ふと、「結構、LINEを使っている個人塾が多いんだな。うちも公式LINEやってみようかなー」と思い立ち、その日のうちに色々調べて、とりあえず公式アカウントを作成し、次の日には告知をして、現在は一部で試験的に導入しています。このスピード感。

ちなみに、この爆裂個人塾長会議の発起人でいらっしゃる、埼玉は川越市にある知る人ぞ知る最強個人塾、学力向上爆裂松江塾の真島先生は、多い時は1日にブログを10件近く更新していますからね。しかも、その独特の語り口は芸術的。ただ、それは単純にセンスが良いというだけでなく、塾講師としての圧倒的な実力ゆえになせる業。私も大手時代から真島先生のブログの読者ですが、本当に学ばせてもらっていますし、ときどき胸をえぐられる感覚を覚えます。そして、それをすぐ活かす。即行動。これが大事なのです。

 

中3南中で勉強大会開催

さて本題。先日のことですが、定期テストを約10日後に控えた中3南中生を対象に午前11時から夜9時30分までの「勉強大会(仮名称)」を行いました。まぁ、休憩時間も含んではいますが、実に10時間半!このうち、授業の時間自体は最後の2時間程度で大半が自学の時間です。

↓この通りです。

 

勉強大会のメリット①

手前味噌ですが、この取り組み、非常に良かったと思います。というのも、勉強って「質」が大切であることは間違いないのですが、最初から“「質」だけ”を求めることはできないと思います。まずは圧倒的な「量」をこなす”。そして、それが自分の糧となって、いつしか「量」が「質」に転化するというイメージです。なので、自分の勉強法が確立していない多くの小中学生は、まずは圧倒的な「量」をこなすことが大切です。

そもそも、子どもが「何か特定の教科や単元が苦手だ」という場合、そのほとんどが「量」の不足が原因です。勉強に限らず、人間には得意・不得意があります。得意なことは、他の人に比べて大して練習せずともこなせるでしょうが、不得意なことは、他の人よりも圧倒的な練習量をこなすことでやっと人並みになるものです。

そこで、例えば「自分が英語や数学が苦手だ」と自覚している中学生は、テストまでに学校のワークを何周やっていますか?恐らく提出前にやっと範囲が終わるといった感じではないでしょうか?英語や数学のテストで毎回9割近くの点数をとる子は3周とか5周とか平気でやっています。

重要なので、もう一度言います。もし自分に何かしら不得意・苦手なことがあると自覚しているのならば、まずは“圧倒的な「量」をこなすこと”から始めましょう。さらに言うと、それを一度で終わらせず継続させましょう。それが実力に変わります。

 

勉強大会のメリット②

内容云々以前にも、“長時間机に向かう”という経験ができたことも凄く子どもたちにとって大きなプラスになるでしょう。これは、“長時間机に向かう”ことってそれなりの忍耐力や体力が必要で、それは実際に机に向かうことでしか身につきません。普段まともに机に向かっていないのに、定期テスト直前になって急に「よし、今日はメッチャ長い時間頑張ろう。」と思っても、思いのほか集中力が続かず、すぐに周りの誘惑に負けてしまう。よくある話です。なので、定期テストの結果は“テスト直前より前の段階でいかに準備が出来ているか”で勝負がほぼ決まります。定期テストに限らず、入試前やこれから先の人生で長時間机に向かって勉強しなければならないときの練習になります。

これも勉強に限った話ではないです。例えば、フルマラソンを走ろうと思ったら、最初は短い距離から始めて徐々に長い距離を走るにしても、本番前にはフルマラソンと同じかそれ以上の距離を走ったり、またはフルマラソンと同じような負荷をかけた練習(多少距離は短くても空気の薄い高地でトレーニングするとか)をしたりしますよね。前半の「量」をこなす話にもつながりますが、“それなりの負荷をかけないと実力はつきません”。逆にしっかりと負荷をかけ続けて手に入れたものは、簡単には失いませんし、長い目で見たときに人生の様々な面で役立ちます。

 

勉強大会のメリット③

さらに、勉強大会ではこちらから子どもたちに大量の課題などは与えません。なので、子どもたちはその時間をどう使うかも考えなければなりません。正直、ある程度のこちらでやることをコントロールしちゃえば、目の前の定期テストでは結果は出る(出ちゃう)でしょう。ただし、それに依存しすぎると、与えられたものしかできないようになってしまいます。これは定期テストの先の高校入試やその先の人生を考えたときに、子どもたちにとって悪い癖となってしまいかねません。

なので、基本的には自分で何をすべきかを考えてもらいます。その考えるという段階で、もしかしたら初めて現在の自分自身と本気で向き合うかもしれません。そして、やるべきことの優先順位をつけていきます。これがとても大切です。正直、まだまだその上では時間の使い方が下手な子が多いです。ただそれはしょうがないことで、この「考える力」は一朝一夕で身につくものではないからです。

つい先日もカリキュラムの関係上、ある学年の授業中に自学の時間をとることがあり、それを前もって子どもたちに伝えていました。ただ、実際にその時間になってみると、「うーん、それ意味あるかな?」ってことをやっている子、いました。単なる時間つぶしの作業でしたね、それは。本人に自覚があるかどうか。これ以外にも、ちょっと気になるところが最近ある子ではあるんで、個別に話してみようかなって思います。

 

さて、どうする?

これを読んでいる、小中学生(特に中3生)。まずは今週末から来週にかけての土日祝のどれかで圧倒的な「量」をこなしたり、長時間机に向かったりしてみませんか。定期テストが近いとか近くないとか関係ないです。行動を起こすなら絶対に早い方が良いです。特に、勉強においてはこのような経験をする時期が早ければ早いほど有利になりますからね。はい、即行動!即行動!

今日はここまで、それはまた!

 

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フォルテ的時事問題 予想問題(2019年7月~9月)

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、中学校の定期試験で出題されそうなニュースを私がピックアップして、4択形式で問題を作りました。フォルテに通っている南中学校・蒔田中学校の生徒以外にも非常に役立つと思うので、テスト勉強の一環として、是非参考にしてみてくださいね。

南中学校の定期テストに合わせて、フォルテ生には前回同様、より詳しい内容をまとめた完全版のプリントを渡します。

 

予想問題(10問)

問題1.7月21日(日)に行われた選挙とは?

ア:衆議院議員選挙
イ:参議院議員選挙
ウ:横浜市長選挙
エ:神奈川県知事選挙

 

問題2.1の選挙で初めて導入された、比例代表制での当選者を優先的に政党が指定できる制度は?

ア:限定枠
イ:特別枠
ウ:特定枠
エ:指定枠

 

問題3.7月24日、保守党党首のポリス・ジョンソン氏が新たに首相になった国は?

ア:アメリカ
イ:イタリア
ウ:ドイツ
エ:イギリス

 

問題4.7月6日、正式に世界遺産に登録された、大阪の「大仙古墳」などを含んだ古墳群はどれか?

ア:秋葉山古墳群
イ:百舌鳥・古市古墳群
ウ:志段味古墳群
エ:雨の宮古墳群

 

問題5.7月17日、第161回芥川賞を受賞した作家と作品は?

ア:原田マハ『美しき愚かものたちのタブロー』
イ:大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』
ウ:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』
エ:今村夏子『むらさきのスカートの女』

 

問題6.8月2日、日本が輸出優遇国である「ホワイト国(現在の名称は“グループA”)」から除外した国はどこか?

ア:アメリカ
イ:韓国
ウ:中国
エ:ドイツ

 

問題7.8月4日、ゴルフの全英女子オープンで優勝した日本人選手は?

ア:渋野日向子
イ:鈴木愛
ウ:原英莉花
エ:上田桃子

 

問題8.8月22日、第101回全国高校野球選手権大会で優勝した高校は?

ア:東海大相模高校(神奈川県)
イ:星陵高校(石川)
ウ:履正社高校(大阪府)
エ:大船渡高校(岩手)

 

問題9.8月24日~26日、主要国の首脳によるG7サミットが開催された都市は?

ア:イタリアのタオルミーナ
イ:カナダのシャルルボア
ウ:アメリカのマイアミ
エ:フランスのビアリッツ

 

問題10.8月28日~30日、横浜で開催された第7回アフリカ開発会議について、このアフリカ開発会議のアルファベットの略称は?

ア:TICAD
イ:APEC
ウ:ASEAN
エ:UNCTAD

 

 

 

 

 

予想問題の解答・解説

1.イ
→結果については、こちらの記事を参照してください。

2.ウ
→詳しくはこちらの記事を参照してください。

3.エ
→イギリスはEUからの離脱の件もあるので、今後も目が離せません。

4.イ
→世界遺産の登録を行うユネスコ(UNESCO)も覚えておこう。

5.エ
→イは第161回直木賞受賞作、ウは2019年本屋大賞受賞作です。

6.イ
→詳しくはこちらの記事を参照してください。

7.ア
→メジャーと呼ばれる大きな大会での日本人の優勝は42年ぶり2人目の快挙です。

8.ウ
→昨年の大阪桐蔭に続き、2年連続で大阪の代表校が優勝しました。

9.エ
→G7サミットに参加する国は、日本・アメリカ・フランス・イタリア・イギリス・カナダ・ドイツです。

10.ア
→今回が第7回なので、TICAD7と呼ばれています。

 

その他、出題されそうなことは?

この他、「韓国がGSOMIA破棄」「香港でのデモ」「内閣改造で小泉進次郎の初入閣」「商業捕鯨開始」「台風15号による大きな被害」「横浜市がIR招致を表明」なども出題されそうな気がしますね。

 

今回はここまで。それでは、定期テスト頑張ってください!

 

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時事問題対策・注目ニュース(2019年8月)

※2019年7月~9月までの予想問題はこちら。

こんばんは、フォルテの文系講師の上村です。

フォルテでは、塾内でのお便り(フォルテレポート)に毎号、文系担当の上村が注目したニュースについて書くコーナーがあります。しかし、紙面のスペースの関係上、本来書きたい内容を大幅にカットして掲載しています。なので加筆版(完全版)をこちらに載せたいと思います。

特に南中学校はどの学年の定期試験にも時事問題が出題されますし、今年は蒔田中学校の3年生も出題が予告されていますので、中学生は意識的に日々のニュースに対してアンテナを張っておきましょう

今回のニュースは8月2日の「日本政府が韓国のホワイト国除外を閣議決定」についてです。

 

貿易の際の約束事とは?

多くの人がこのニュースを見て、「う~ん、そもそもホワイト国って何?」って感じだと思います。まず前提として、外国と物の売り買いをすることを貿易と言います。そして、自国から他国に物を売ることを輸出、逆に自国が他国から物を買うことを輸入と言います。ここまでは大丈夫でしょう。

貿易に際して多くの国が約束事としているものがあります。それは「世界平和を脅かす(おびやかす)物は輸出しない。」ということです。具体的には国際輸出管理レジームというものがあって、大量破壊兵器や通常兵器を拡大させないために輸出する品目や技術などを制限しようとする枠組みです。

 

リスト規制について

こういった時に、「そのまま戦争に使われそうな武器を輸出しない」ということはすぐに思いつくでしょう。実際、そのように明らかに武器として扱われそうなものやその原料となるものは輸出しないようにする「リスト規制」と呼ばれる制度があります。

これは、その名の通り、「このリストに載っている品目は、世界の平和を脅かす可能性があるから、どの国に対しても絶対に輸出してはダメですよ!」としている制度です。具体的には、爆弾・手りゅう弾・ミサイル・ウラン(核兵器の原料)などがリスト内の一例です。

 

キャッチオール規制について

しかし、これだけではありません。それは、本来は武器として使うものではないけれど、新たな武器の開発や武器に転用される恐れがある物の輸出に関しては慎重に行う必要があり、そのために「キャッチオール制度」と呼ばれる制度があります。

この制度は、先ほどのリストには載っていないが、武器の開発や武器への転用のおそれがある物を輸出する際には、「経済産業大臣に届け出を出す」⇒「輸出先の国はどんな国なのか」「輸出先の国ではどのように使われるのか」「輸出先の国からどこの国にそれが流れるか」などを十分チェックした上で、輸出をしなければならないという制度です。この場合、慎重にチェックを行うので、輸出するまでに大体3か月ほどかかります。

 

ホワイト国と名称変更

ただ、全ての国への輸出に対してこのようなチェックをしていたら、中々スムーズに貿易を行うことが出来ません。ですので、「うん、君のところはキャッチオール制度を導入しているし、しっかり貿易を管理しているよね!僕(日本)は君を信頼しているよ!」と日本が認めた国に対しては、本来は「キャッチオール制度」で十分なチェックが必要な物でも、かなり簡単な手続きのみで輸出を行うことが出来ます。このように相手(この場合は日本)から認められた国を「ホワイト国」と呼びます。

ちなみにこの「ホワイト国」という呼び名は、82日以降、「グループA」という名称に変わりました。今回、ざっくりと言ってしまうと、日本は韓国のことを「う~ん、君さぁ、僕が輸出したものを、僕が信頼していない国に横流ししているよね?それじゃあ、君のことは信頼できないわ~。」ということで、「ホワイト国(=グループA)」から除外したわけですね。韓国が除外された後、日本が「グループA」と認めている国は26か国あります。また今回、日本が信頼している国(「ホワイト国=グループA」)以外についても、その信頼度によって「グループB」「グループC」「グループD」に分類されるようになりました。今回、韓国は「グループA(ホワイト国)」から除外されたので、「グループB」になります。一方で、最も信頼できない「グループD」には北朝鮮、イラン、イラクなどが入ります。国名を見ると、「まぁ、そうだよね…。」という感想を持ちますね。

 

措置後の影響

また、今回の措置により、間違いなく影響を受けるのは日本と韓国の企業(会社)でしょう。そして日韓関係が悪くなることも確実です。この夏はただでさえ、名古屋で行われている「あいちトリエンナーレ2019」での展示品に関しても、いわゆる「慰安婦問題」と絡んで物議を醸したことも記憶に新しいですね。

そして実際に、8月23日には締結国同士が軍事情報を提供し合う「軍事情報包括保護協定(通称、GSOMIA)」について、韓国は日本との協定を破棄することを発表しました。これによって日本やアメリカは、今まで韓国から得ていた北朝鮮に関する軍事的な情報を得られなくなってしまうことが懸念されています。

隣国との関係は良いに越したことはありません。今後の日韓関係にも引き続き注目していきましょう。

今回はここまでです。では、また更新します!

 

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1学期の定期テストの振り返りと2学期の入試対策講座について

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

今日は1学期の定期テストの振り返りと2学期の入試対策についてお話していきたいと思います。定期テストの対策に関しては、色々と大手塾時代とは異なるやり方でやっていったため、正直不安な部分もありました。また、9月以降の入試対策講座に関しては色々と問い合わせがあったため、文系担当の上村と相談し、塾外生クラスの設置を決めました。そのあたりのことを詳しくお話ししたいと思います。

 

大手塾時代との定期テスト対策のやり方の違い

 まずは、大手塾時代に私が行っていた定期テストの対策についてですが、数学も理科も基本的には自作のプリントと学校の過去問を使用してやってきました。数学の自作のプリントは学校のワークや教科書の問題の類題も入れていて、理科の自作プリントは教科書の太字とかも全て網羅していたので、自作プリントと過去問の二本柱でそれなりの結果は出してきたつもりでした。ただ、メインの中学校だと1教室で30人位いたため、どうしても生徒一人ひとりの学力に合わせた授業が出来ず、思ったほど伸ばすことが出来ない生徒もいました。そして、定期テストでは点数がとれるのに、模試や入試では思ったように点数が取れないという生徒も多くいました。

そういう意味で、フォルテでの定期テストの対策は今までと大きく違うやり方でやっていきました。一番大きな違いは過去問を使わずにやっていったことです。過去問を使うことの弊害やリスクについては上村の最初の定期テストを終えての記事をご覧ください。

基本的には、数学は、自作プリント、学校のワーク、教科書の問題をやり、理科は、自作プリント、学校で配られたプリント、教科書の問題をやっていきました。過去問は、中3理科で前回の中2学年末テストの問題から全く同じものを出題する学校があったため、そこだけは生徒が持ってきたものを授業内で解説しましたが、それ以外には過去問は一切使用しませんでした。

 

初めてのフォルテでの定期テストを終えて

定期テストの結果としては、数学に関しては、中1・中2の生徒は数学で全員90点以上を取り、中には前回の学年末テストで20点代だった生徒が90点以上を取ったり、中3で平均点が40点代のテストで満点を取る生徒がいたりと、高い割合で自分の点数に満足してくれる生徒が多かったです。理科に関しては、数学ほどではないですが、前回の定期テストより4050点上がった生徒が複数いて、中3生では半数近くが今まで受けてきた定期試験の中で過去最高得点を記録しました。このような結果が出せた要因としては、テスト対策中に自学の時間を設け、生徒たち一人ひとりが計画を立てて早めに学校のワークを終わらせる等の能動的学習を行ったこと、授業のない日にも多くの生徒が自習に来て頑張ったこと、12名までの少人数制にしているためこちらの目が行き届いて細かく一人ひとりを見ることが出来たことなど様々あります。しかし、一番の要因は、何より生徒たちが前向きに普段の授業や小テスト、宿題や課題に取り組み、間違えたところはもう一度解き直して、しっかり出来るようにする、ということを地道に積み重ねたことだと思っています。

初めての定期テストについて、一部の結果をもって成功したとは言えません。我々は「全員を伸ばす」ことを目標にしています。今回のテストでも、中にはあまり点数が変わらなかったり、自分の掲げていた目標には届かなかったりといった生徒もいたので、修正すべきところは修正して、次回は全生徒が満足できる結果を得られるようにしていきたいと思います。

 

2学期の入試対策講座について

フォルテでは9月の南中学校の定期テスト後の日曜日(929日、106日、1013日、1020日、12月1日、12月8日、1215日の計7回)に入試対策講座を行う予定です。こちらは完全に塾生に向けた講座として実施する予定だったのですが、「中3生はもう埋まっているとのことですが、何とか受け入れてもらえませんか?」という問い合わせが複数あり、上村と相談し、塾生の定員は12名の上限に達しているから新規入塾生と迎えることは難しいけれど、日曜日に行う入試対策講座に関しては、もう一つクラスを作ることが可能だと判断して塾外生クラスの設置を決めました。

ありがたいことにフォルテでは開校から1か月で中3が定員に達したため、フォルテに来たかったけれど既に受付が締め切られていた、大手の塾に通っているが入試対策だけでもフォルテで受けたい、個別指導塾に通っていて入試対策講座のようなものがない等で受講を考えている方は是非ご検討ください。詳しい内容はHPよりご覧ください。授業に関しては理系科目と特色を佐々木が担当し、文系科目を上村が担当します。2人とも昨年まで大手塾で10年以上にわたり毎年地域の代表として入試対策講座を担当してきた高校入試のプロフェッショナルです。しかも大手塾時代のように1クラス2030人前後のクラスではなく、定員12名までの少人数制で一人ひとりを細かく見られるので、費用対効果は他塾の入試対策講座に比べて圧倒的に高いと自負しております。また、特色検査の対策に関しては、私が昨年大手塾で行っていた時は、1クラスに約50名の生徒がいて、誰がどのくらい出来ているかを細かく把握するには人数が多すぎて、ただ授業をこなして授業後に数名の質問対応をするのが限界でした(特色検査はその問題の特徴から教科横断型の思考力が必要とされ、それに加えて閃きや忍耐力が必要とされるパズルタイプの問題もあるため、担当することを敬遠する講師が多いため、必然的に設置クラスが少なくなり、1クラスの人数が多くなってしまいます)。しかし、フォルテでは特色検査の対策に関してはさらに人数を絞って、一人ひとりに対してしっかりと見てあげられるよう最大で56名程度にしようと考えています。

ちなみに既に問い合わせも多くいただいており、中には南区外の方からもお問い合わせをいただいております。そして現状、4名のお申し込みをいただいています。この講座も定員(12名)に達したら締め切りになるため、受けてみたいと考えている方はお早めにどうぞ。

 

終わりに

フォルテでの初めての定期テストを終えて、初めての夏期講習に入り、初めてのことだらけで大変ですが、とても充実した毎日を送っています。夏期講習は通塾する日にちが多くて授業日数が多い分、しっかりと頑張った生徒は飛躍的に伸びていきます。現に小学生でも中学生でも夏前に比べて凄く伸びているなあと感じる生徒もいるので、残りの期間も全ての生徒がこの夏に成長できた実感できるように、全力でサポートしたいと思います。

それでは今回も最後に名言・格言で終わりたいと思います。

『夢は全力で伸ばした手の指先の1ミリ先にある。』

(音楽プロデューサー:秋元康)

 

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オリジナルTシャツを作ってみました!

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、この夏フォルテで作成した、初のオリジナルTシャツについてです。

 

Tシャツを作るきっかけ

そもそも、なぜTシャツを作ろうと思ったかというと、私(上村)自身が夏の出勤時に着るTシャツが欲しかったんです。

フォルテでは、大手の塾と違って講師2名がそれぞれ好きな格好で出勤しているので、私なんかは6月くらいから上はTシャツ1枚だったりします。

ちなみに理系の佐々木はYシャツの場合は多いです。

ということで、中3の授業中に何気なく、「この夏に塾で着るTシャツ作りたいから、センスある人ちょっとデザイン作ってよー!」と言ったら、ある女子が立候補してくれたんですね。

 

フォルテのキャラクター、「タケネコ」誕生

それと時を同じくして、7月の半ばに川崎で様々な塾の先生が集まって、指導について勉強したり、焼き肉を食べたりする機会がありまして、そこでフォルテと同じく今年新規開校された藤沢のHOME個別指導塾の勉強犬先生とお話しする機会があり、そこで「フォルテのキャラを作りましょうよ!」という話になりました。

そして、定番のキャラだとイヌかネコだとろうと。横にイヌ(勉強犬先生)がいらっしゃったので、「じゃあ、ネコですかね?」となり、また理系担当の佐々木の庭の山(三浦半島に結構ガチな山を所有しています。)で毎年たくさんタケノコがとれるという話も相まって、「じゃあ、タケノコとネコでタケネコじゃない?」と勉強犬先生に命名してもらい、フォルテのキャラクター”タケネコ”が誕生したのでした。

ちなみにこのキャラには、「タケノコのように、フォルテの子どもたちの実力がグングン伸びるように」という思いが込められています。

後日、この話を同じく中3生にすると、なんと、ものの数日でキャラデザイン案を作ってきてくれました。それがこれです↓

これを私も佐々木も気に入りまして、「よし、これでTシャツを作ろう!」となりました。そして、せっかくなので中3生全員分も作っちゃえ!ということで話が進んでいきます。

 

Tシャツのデザイン→発注

個人的にシンプルなものにしたかったので、左胸にワンポイントにタケネコと塾名をプリントすることにして、塾名のフォントのパターンをいくつか作りました。それを中3生を中心に子どもたちに投票してもらって人気が最も高かったものを採用しました。

そして、デザインが決まったら発注です。これについては、子どもたちに中学校の部活のTシャツを発注しているお店を紹介してもらいました。南中学校のすぐ前にあるHOTというお店です。

そこで、カタログをもらってスタッフや子どもたちの希望の色とサイズを確認して発注しました。

色やサイズが多彩です!どの色にするかを5分以上悩む子もいました(笑)

 

完成!

そして発注から約1週間で完成しました!あっという間でした。

これ、かなり良い感じです。来年もまた作りたいと思います。

今回は以上です。ではまた!

 

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