最初の定期テストを終えて

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。今回は、フォルテが開校して、南中学校・蒔田中学校ともに最初の定期テスト(1学期期末試験)が終わりましたので、それについて書きたいと思います。

 

定期テスト対策について

フォルテでは、各中学校の定期テストの3週間前から、テスト対策を実施しています。内容としては、学校での学習内容をオリジナルの教材や教科書準拠の塾用教材を使用して行っています。

ただ、目先の点数だけを上げるような露骨な先生対策として過去問の配布をしていません。学校の先生がオフィシャルに配布したもので、生徒が持参した場合は対応しますが。

過去問の使用に関しては、推奨する塾とそうでない塾で大きく分かれるところです。フォルテで使用しない理由はいくつかあって、第一には著作権の問題。他にも、その先生が作るテストだけで点数が取れてしまうような勉強は将来的にあまり子どもたちにとって良くないと思うからです。また、それにもつながりますが、こちらがただ1から10まですべてを対策するような方法(これだけやっておけば大丈夫!みたいな。)もやりたくありません。そのような塾への依存度の高い勉強方法は、高校以降ではまず通用しないからです。

なので、理想としては定期テストは子どもたち主体で勉強をして、各々が納得のいく成果を出していけるようにしたいです。そのための自学力を高める取り組みの種まきを、現在している段階です。具体的なツールは前回の佐々木の記事で触れたとおりです。

そして将来的には、あまり今のように定期テスト対策をガッツリ行わない方向にもっていきたいなと思っていますが、この地域や今通ってくれている子どもたち・保護者の方のご意見や需要の関係もあるので、しばらくは現在のような形になるかと思います。とはいえ、大手塾時代に比べると、テスト対策の授業時間自体は半分くらいですかね。その分、自学の時間を塾でとっています。

あと、塾としてテスト前に無条件に大量の課題を塾生全員に出すってこともしていません。テスト前に「塾の宿題に追われて、自分自身がやりたい勉強ができない」っていうのを作りたくないので。実際に他塾から移ってきた家庭の面談で、このような話はいくつも聞きました。ただ、この類の課題がすべて悪だとは思いません。圧倒的な量をこなすことは時に必要です。また中にはこのような課題がかっちりとハマる子もいると思うので。ただ、それを優先した結果、他の教科の勉強に手が回らないなんてのは本末転倒ですし、何より一番の問題は「それをバカの一つ覚えで十把一絡げに塾生全員に出していること」です。そしてやってきていないと怒る(キレる)、という。そしてテストで良い結果が出た場合、講師側は「俺が取らせた!」と胸を張るわけですね。それによって、他の教科が犠牲になったとも知らず・・・。いや、アホかと。

実際に、フォルテ生に書いてもらった今回のテストの結果・反省記入シートで、一番嬉しかったのは「前よりテスト前に宿題に追われることなく自分の勉強ができてよかった!」という言葉でした。これ、本当に嬉しくて、思わずお母さんにも電話したら、まさに同じことを間近で感じていたようで一緒に喜んでくれていました。この子は、ある大手塾から転塾してきた子だったのですが、まさに上記のような大量の宿題によってつぶれていた子です。ちなみにこの子は、今回のテストで5教科の総合が初めて400点を超えたと喜んでいました。詳しくは書けませんが、前回よりも物凄く点数が上がっています。そして、今日の帰り際には「定期テストで大量の課題も過去問もいらないんですね。」と言っていました。そういうことです。

 

現状のフォルテ生の定期テスト結果

うちのような小さい塾の場合、大手塾と違って一人ひとりの点数を具体的に出してしまうと、生徒が特定されてしまう可能性があるので、あまり詳しくは書きません。

ただ最初のテストにして、満点が複数枚出ております。これは嬉しいですね。ただ、いずれも数学なので、文系担当である私個人的にちょっとした悔しさみたいのもありますが(笑)

あと、うちはまだ塾としての実績もない小さな個人塾なので、周りの大手の集団塾に比べると、事実として通塾してる子どもたちの内申点の平均とかはあまり高くないと思います。そして前述の通り、ドーピングのように学校の過去問を使用したりもしませんし、テスト前にバカみたいに大量の課題を出したりもしません。

それでも学年や教科によっては大手塾の平均点よりも、フォルテ生の平均が高いなんてのはいくつもあります。それは子どもたちが前向きに頑張ってくれた結果だと思うので、そこを誇りたいです。

一方で悔しい思いをしている子もいます。一部の結果をもって「大成功」なんてのは口が裂けても言いません。なので、こちらも反省しますし、一番気を付けているのは、悔しい思いをした子のその悔しさを絶対に次に繋げてあげること。テスト前の勉強の何が良くて何が悪かったのか。それを冷静に見直させるのが私たちの大事な仕事だと思っています。

 

中学校の定期テストについて

今回、ある中学校のある教科の問題で、前回(前年度の2月)のテストと過去問から何問か出題がされました。復習内容を出すというのは、子どもたちに復習を促すことにつながるので良いと思うのですが、実際のテストを見てみると、上記のテスト問題から一語一句全く変えずに出題がされていました(恐らくコピペ)。つまり、単純に答えの記号や数字だけ覚えていれば点数が取れちゃうわけですね、その単元の内容を一切理解していなくとも。

正直これって、どうなんですかね。単純に平均点を引き上げたいのか、または生徒からの人気を取りたいのか。真意はわかりませんが、これによって点数が実力以上に高く出てしまい、自分の実力を見誤って、高校選びで苦労するビジョンしか見えません。

ちなみにこのような問題も含む「簡単すぎる定期テスト」の弊害に関しては、フォルテが大尊敬する神奈川の塾人の一人でいらっしゃる、小田原の慧真館の岸本先生がこちらのブログ記事で書いていらっしゃいます。とても参考になる記事ですので、ご覧ください。

 

定期テストの時事問題に関して

今回、南中学校・蒔田中学校ではともに4月~6月までのニュース問題(時事問題)が出題され、「G20サミット」「初の国賓としてトランプ大統領来日」「元号の令和(出典の『万葉集』を問う問題が多かった)」「フランスのパリにあるノートルダム大聖堂の火事」「百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録へ」などが予想通り多く出題されていました。

フォルテでは時事問題対策プリントを上村が作成し、塾生に配布しています。そこからかなり多く出題されたのですが、微妙に触れ切れていなかった部分もいくつかあり、個人的に手ごたえを感じつつも、かなり反省しています。

次回だとほぼ確実に出題されるのは、「参議院議員選挙」でしょう。中1・2であれば、選挙自体がメインでしょうが、中3ならば選挙の結果まで注意して知っておきたいところですね。

今日はここまで!それでは、また。

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