来年度(令和3年度)の公立高校入試について続報

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

先日、来年度(現中3生対象)の公立高校入試について、新型コロナウィルス感染症拡大防止に関連しての対応が神奈川県の教育委員会から発表されました。以下にポイントをまとめました。

 

ポイント①志願手続きの郵送対応が可能に

今までは、公立高校の志願の手続きは志願校に直接行って願書を提出するという窓口対応のみでした。しかし、今年度は窓口対応に加えて郵送でも可能になります。ただし、郵送対応と窓口対応とでは受付期間が異なりますので、ご注意下さい。

 

ポイント②入試会場での感染予防対策

入試の会場となる各公立高校では以下のような対策がとられます。

■受検生同士の間隔を1m程度確保

■受検生のマスク着用

■会場内にアルコール消毒液設置

■換気の実施

これに加え、受検生は志願手続き後に高校側から配布される「健康観察票」を持参します。これは、当日の体温や体調等を記入する用紙です。

また、2月15日(月)の入試当日に体調がすぐれない場合は、その日は受検を見合わせ、2月22日(月)に実施される「追検査」を受検する形になります。「追検査」は5教科のみの実施で面接や特色検査は実施せず、それらについては中学校側から高校に提出される資料が選考材料となります。

この他、新型コロナウィルスの感染者または感染者との濃厚接触者と認定され、2月15日(月)の「学力検査」および2月22日(月)の「追検査」を受検できなかった受検生に関しては、希望者に対して3月10日(水)に追加の学力検査を実施します。

さらに募集の時点で定員に達しなかった(=定員割れの)公立高校が行う2次募集についても、同じく後日「追加の2次募集」という形で対応がされます。

このように入試においては、様々な対応が用意されています。今や誰が感染してもおかしくない状況ですので、予めこういった制度があることを念頭に置いておきましょう。

 

私立の入試にも動きあり

このような対応の動きは私立の高校にも広がってきています。というのも、神奈川県の場合は私立の併願や推薦はほぼ中学校の成績(内申)で決まり、合格者を選抜するという点では筆記試験自体が形骸化している学校も多くあるからです。そこで、こういった状況の中で書類選考に切り替える私立高校も増えてきています。

現時点で以下の高校はすでに発表した募集要項を変更し、書類選考中心の入試にすると発表しました。

■横須賀学院高校
→コースアップや特待を希望しない専願・併願の生徒はすべて書類選考。
※オープン入試は予定通り実施。

■鵠沼高校
→専願・併願の生徒はすべて書類選考。
※オープン入試は予定通り実施。

■湘南工科大学附属高校
→専願・併願の生徒はすべて書類選考。
※特待希望者や専願入学者は3月に学力試験実施。
※オープン入試は予定通り実施。

 

今回は以上です。今後も情報を発信していきます。

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