井土ヶ谷小学校の運動会に行ってきました!

こんばんは、フォルテの文系校の上村です。

今回は、先週の土曜日に井土ヶ谷小学校の運動会に行ってきたので、そのことについてです。

 学校の行事や部活の試合に行くこと

私は前職の大手時代から、通ってくれている子どもたちの学校の行事や部活の試合には可能な限り積極的に足を運ぶようにしていました(もちろんですが、その際に宣伝活動などは一切しません)。これって結構、同じ塾の先生でも考えが分かれるところで、私のように積極的に足を運ぶ派と一切行かない派がいます。これはあくまで私個人の意見ですが、これらに行くことのメリットはとても多くあると思っています。中でも、塾外で頑張っている子どもたち(この場合、塾生のことを指しています。)の様子を見られることが個人的には一番良いことです。自分の言うのもなんですが、私は自分を基本的には「生徒想いな講師」だと思ってて、ただそれでもやっぱり多少のモチベーションの上がり下がりはあって(しつこいですが、基本水準はメチャ高いつもりですからね!)、そこでモチベーションを高く維持するための支えとなるのが「この子のためなら頑張ろう!」って思える何かがあるかどうかなのです。それは普段の授業やそれ以外のシーンでの頑張りでも十分なのですが、それでも普通に塾の先生やっていて私が把握できる範囲は程度が知れていますから、塾外でそういう姿が見られるのって、個人的にはモチベーションのアップにつながります(しかも、足を運ぶと大抵感謝もされますし)。

 

井土ヶ谷小学校とは

さて、今回足を運んだ井土ヶ谷小学校とフォルテの関係はというと、フォルテの小学生のおよそ半分の子が通っていて、また中学生もだいたい3分の1が井土ヶ谷小学校出身です。小学校自体は京浜急行の井土ヶ谷駅から歩いて2~3分のところの平地にあって、まさに井土ヶ谷地域の中心地にある学校といえます。

 

 

運動会のコンセプトがすごい

この井土ヶ谷小学校では、毎年学校のテーマとなるスローガン(だいたい英単語1語)が設定され、運動会もその言葉にちなんだスローガンが設定されます。そして内容自体は毎年同じ種目もその年のスローガンに応じて種目名が大きく変わるのです。これ、凄く面白いですよね。今年のスローガンは「ブレイブ」です。braveは『勇敢な、勇気のある、勇者』という意味ですね。ちなみに去年のスローガンは『ピース』、おととしのスローガンは『カラー』でした。これらのスローガンは毎年、6年生の児童が決めていて、前年度の修了式の際に発表されるとのことです。素晴らしい伝統ですね。あと余談ですが、ピクサー映画の『メリダとおそろしの森』の原題も『Brave』でした。実はこんな感じでディズニー映画って結構シンプルな原題の場合が多いです。同じくピクサー映画の『カールじいさんの空飛ぶ家』は『UP』ですし。

 そして今年の運動会のスローガンは『勇気をだそう 井土っ子ブレイブ』。これにちなんで、種目の名前も様々なものが付けられています。例えば、高学年のリレーは「つなげ!ブレイブ魂!」、低学年のリレーは「つなごう!勇気のバトン!!」、大玉送りは「勇気をおくろう!!ブレイブ大玉送り」などなど。もう種目によっては名前だけでは何が何やらわからないのもあるのですが、個人的には面白くて大好きです。

 

最も盛り上がる種目

井土ヶ谷小学校の運動会は何度も行ったことがあるのですが、間違いなく一番盛り上がる種目が高学年のリレーだと思うんです。今年は「つなげ!ブレイブ魂!」ですね。何が盛り上がるって、選手入場から最高なんです。我々のような浜っ子にはお馴染みなのですが、横浜DeNaベイスターズの山崎康晃投手の入場シーンあるじゃないですか。いわゆる「康晃ジャンプ」です。これです↓

 この音楽(「Zombie Nation」という曲)に合わせて選手たちが入場してきて、山崎投手のときの「ヤ・ス・ア・キ!」コールと同じように、紅組の子は「あ・か・ぐ・み!」、白組の子は「し・ろ・ぐ・み!」ってコールするんです。もう、その雰囲気たるや最高なわけですね。元々、井土ヶ谷ってベイスターズの本拠地の横浜スタジアム(ハマスタ)に電車で10分とか15分で行けるような地域なんで、やっぱベイスターズのファンが多くて、この演出がバッチリとハマっているわけです。だから尚更、盛り上がるんですね。

 

リレーでの出来事

そんな最高の雰囲気で始まるリレーですが、今回はそのリレーでちょっとした出来事がありました。それは、最初の2~3人までトップでバトンをつないでいたチームの子が途中でバトンを落としてしまって、一気に最下位に転落してしまったんです。バトンを落とした子は、走り終えた瞬間から泣き出しちゃって、見ているこっちも胸が痛くなりました。ただ、そのうつむいて泣いている子をそこまでトップでバトンをつないでいた子がひたすら励ましていました。リレー自体は、小学生なのでさほど長い距離を走るわけではなく、そのまま巻き返せずにそのチームは結局最下位だったんですけど、それでも後半に走った子たちもバトンを落としちゃった子を責めるような様子が全くなくて、最後にゴールしたそのチームのアンカーに会場の父兄や来賓の方々から送られる拍手も暖かくて、これこそまさに勝ち負け以上に大切なもので(勝ち負けに熱くなることもそれはそれでとても良いことだとは思いますが)、こうやって子ども達って成長するんだなぁって思って、すごく良い場面に遭遇できたなと思いました。

 

唯一の後悔

今回、午前中は用事があって、午後に1時間くらい見に行ったのですが、私の記憶だと以前まで午後の種目だった5・6年生によるソーラン節が、今回は午前の種目になっていたために見られなかったのが非常に残念でした・・・。子ども達からも練習の様子は聞いていたので、出来れば見たかったのですが・・・。ちなみに今日、改めて井土ヶ谷小の子たちに聞いたところ、やはり今年から午前の種目になったのだそうです。事前の情報収集が不十分でした。今後に活かしたいと思います。

今回は以上です。ではまた!

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