フォルテの日常③「宿題チェック」~神は細部に宿る~

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

フォルテの日常の第三弾は、私が普段行っている「宿題チェック」についてです。

たかが宿題チェック、されど宿題チェック。私なりのこだわりや子どもたちへの強い思い(魂)がここにあります。

<フォルテの日常シリーズ>
第一弾:遅刻生への対応(ココをクリック)

第二弾:模試を受ける後ろ姿(ココをクリック)

 

宿題チェックの仕方

私の小さなこだわりとして、子どもたちの宿題や模試の解き直しをチェックするときには、出来るかぎり何かしらコメントを添えるようにしています。コメント内容は大きく分けると2種類あります。

1つは宿題の内容面に関するもの。これは、子どもたちが間違えた問題のポイントや、逆に誤字・脱字などの指摘です。特に小学生は、毎回の授業の冒頭で漢字テストをしますので、練習してきた漢字が間違っていないか?というのは注意してみるようにしています。また、中3はこの時期になると、入試形式に近い問題を宿題として課しているので、そういった問題へのアプローチの仕方が出来ているかの指摘をするようにしています。

もう1つは子どもたちへの激励や叱咤のコメントです。他愛もない一言かもしれませんが、ただスタンプだけ押すとかよりも、手書きで何かしらを書くことに意義があると思って書いています。これは好みの問題もありますが、手書きのメッセージカードや手紙って、人からもらうと嬉しくないですか?私は過去に教え子や保護者の方からいただいた手紙は、全く大袈裟でなく、自分の宝物だと思っています。

 

コメント書きの例

宿題のコメント書き例  ↓

 

模試の解き直しのコメント例  ↓

 

時には、(愛情をもって)叱咤する内容も ↓

 

 

なぜコメントを書くのか?

なぜコメントを手書きで書くのか?それは「その子のためだけの何か」を与えたいから

私の中ではこれを「エクスクルーシブ感」と勝手に呼んでいるんですが、キャッチーに言い換えるなら、「その子のためだけの特別感」ですかね。これは、開校直後に作ったこのチラシにも書いていることです。

フォルテの講師は2人とも目の前の子どもたちのために本気になれる講師です。なぜ本気になれるのか? それは、子どもたちの小学生または中学生という多感な時期に「自分のために本気になってくれる大人がいた」という経験をしてほしいからです。誰しも大人になれば、嫌でも他人のために何かをしなければならないでしょう。それは仕事のためかもしれないし、人付き合いのためかもしれない。そんなときに、上記のような経験を子どもの頃にしていれば、それが糧となって他人のためにも本気で頑張れると思うのです。

この精神ですね。ここに魂を込めています。宿題チェックや模試の解き直しのノートでのコメントなんて、保護者の方が子どもを塾に預けたり、子どもたちが塾に通ったりする中で、あまり重視している部分ではないかもしれません。言うならば、一般的に塾が提供するサービスの中では、すごく細かい部分ではあるんですけど、私はこういうところにこそこだわりたいと思っているんです。例えば、1回の授業や何か強い思いを込めた一言で、子どもたちに大きな変化をもたらしたり、子どもたちが何かを感じたりすることはもちろんあります。自分が生徒だった時もそういう経験はありました。そして、そういうわかりやすい経験はインパクトがありますし、それ故に子どもたちにとっても記憶に残りやすいでしょう。

でもそれって、アニメや漫画で言うと必殺技に近いものであり、「ここぞ!」という時に機能するものであって、毎回の授業や通塾の度にはその「マジック」は起こらないと思うんです。どんなにわかやすい授業をしようと、それだけでは子どもたちの実力ってつかなくて、結局は一人ひとりに寄り添って見てあげないと効果を薄いわけです。私の場合、その寄り添い方の一つがこのコメント書きです。

最後に、私の好きな言葉を紹介します。ドイツのある美術史家の言葉で「神は細部に宿る」という言葉があって、「物事を大きく見て、小さなことをおろそかにしてはいけない。」っていう意味らしいです。この言葉を知ったときは、まさに我が意を得たりと思って、それ以来、勝手にシンパシーを抱いており、大好きな言葉の一つです。この言葉でいう「物事を大きく見る」とは、私たちで言うところの「志望校に合格する」「学校の内申や模試で良い成績をとる」「自学力が身につく」などでしょう。これらが大事なことは言うまでもありませんし、そんなことは大前提です。しかし、一方で「小さなこと」である、「宿題チェック」「子どもたちとのコミュニケーション」「授業中での何気ない一言」も同じくらい大事なことだと思います。今回は、そういう思いをもって書きました。

今回はこんな感じです。それでは、また近いうちに更新します!

 

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フォルテの日常②「模試を解く後ろ姿」~姿勢と成績の相関性~

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。

前回の記事に続き、「フォルテの日常」の第二弾です。

今回は、子どもたちが模試を解く後ろ姿からわかることです。

 

模試を解く後ろ姿

本日、中2が模擬試験の日でした。問題を解く姿を後ろから見ていると、普段の授業以上に子どもたちの姿勢に差が出ます。

今日は理社なので40分でしたが、その間ほとんど姿勢が変わらず解き続ける子がいる一方、20分ほどが経過したころに姿勢が崩れ始め、壁に寄っかかる子がいます。そして、当然のことながら、前者の子の方が学校の成績や塾で受ける模試の偏差値が高く、後者の子はそれらが低い傾向にあります。

自学中でも、すぐトイレに立つ子とそうでない子がいます。そして、前者よりも後者の子の方が学校の成績や塾で受ける模試の偏差値が高い傾向にあります。というのも、前者の子は本当にトイレに行きたいというよりも、長い時間座っていることがキツイのでしょう(もちろん毎回がそうだとは思いませんが)。

 

学校の成績が比例する理由

学校の成績が姿勢に比例する理由を2つ挙げます(他にもあるでしょうが)。

第一に、今回のような姿勢を同じように学校でもしているからでしょう。このような姿勢の差はそのまま先生からの印象に直結します。なので、成績の中の関心・意欲の観点で差が付きます。学校の先生方も人間なので、自分の授業を前のめりに受ける生徒とグダッとした姿勢で受ける生徒がいたら、当然前者の生徒に好印象を持つでしょうからね。

また第二に、姿勢が良い子はその分だけ授業に積極的に参加しているでしょうから、授業内容も頭に入りやすいです。一方、姿勢が悪い子はたとえ同じ授業を受けていても、姿勢の良い子ほど授業内容が頭に入っていないでしょうから、授業内の小テストや定期テストでも必ず苦労します。

 

模試の成績に比例する理由

模試の成績に比例する理由を2つ挙げます(他にもあるでしょうが)。

第一に、先ほど挙げたものと同様に塾で同じ授業を受けていても、その姿勢が良ければ授業内容がしっかり頭に入りますし、姿勢が悪ければ授業内容は頭に入りません。もちろん、授業中に姿勢が悪い子は我々も注意しますが、結局は本人の意識次第なので、こちらがいくら注意しようと本人に改善する気がなければ、馬の耳に念仏でしょう。

第二に、模試中に最後まで良い姿勢がキープできる子は、その分集中力が高く、解くスピードも速い子が多いので、見直しまでしっかりとやります。ですので、ちょっとしたミスを見つけやすく、高い得点・偏差値がとれます。一方で、姿勢が悪い子はたいてい、一通り解き終わったら集中力が切れますので、見直しなどまともにしません。もちろん、これに関しても我々から注意することはありますが、結局は本人次第です

 

最後に

このような話を中2生にしました。今回、気になったのは主に男子でしたが、この話を聞いているときに彼らの様子を見ていると、どうやら自覚があるようでした。逆に女子は比較的姿勢が良かった印象です。普段の授業からもそんな感じです

そして、こういった姿勢は急に直そうと思っても難しいです。なので、日ごろから意識して矯正していかなければなりません。それも子どもたちには伝えました。まずは来週の月曜日に英数国の模試もあるので、そこでの彼らの様子にまずは注目していきたいと思います。

今回はこのへんで。また近いうちに更新します。

 

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フォルテの日常①「遅刻生への対応」~事前連絡は常識~

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。

新シリーズ「フォルテの日常」の第一弾。シリーズと言いつつ、続くかどうかはわかりせんが(笑)。

今回は、事前連絡なしで遅刻してきた生徒への対応です。

 

事前連絡なしで遅刻してきた生徒

フォルテでは、遅刻や欠席の場合は必ず本人や保護者の方から連絡をしてもらうようにしています。

しかし、先日ある生徒が事前連絡なく、授業開始後10分くらいのタイミングでやってきました。

その子が来た時、私はちょうど大事な解説をしていたので、その子を無視して授業を進めました。そして、一通り解説が終わり、演習に入ったタイミングでこの子と職員室で話をしました。

結論から言うと、この子の遅刻に大した理由はありませんでした。しかも、連絡しなかった理由を尋ねると、「間に合うと思った。」と答えました。これが1~2分の遅刻であればまだしも(…まあ、それでも私は納得しませんが)、歩いて数分の距離に住んでいるにもかかわらず、この言い訳はあり得ないだろ、と。

 

遅刻した生徒との問答

以下、その後の私と生徒との間での問答です。

私「それ、本気で言ってんの?」

生徒「・・・」

私「いや、だから本気で間に合うと思ってたの?って質問してるんだけど。君、10分も遅れているけど。」

生徒「・・・。いや・・・。思いませんでした。」

私「じゃあ、何で連絡しなかったの?だって、遅刻や欠席の時には必ず連絡するってルール知ってるよね?」

生徒「・・・はい、知っています。」

私「だよな。その場しのぎでごまかすなよ。舐め過ぎ。そりゃ、遅刻したこと自体は褒められたことではないけどさ、俺が言ってるのは、遅刻したこと自体以上に、事前に連絡しなかったことの方が大問題なんだってことよ。これ、一般常識としてね。

生徒「・・・はい、すみません。」

私「あのね、こういう細かい部分のマナーとか礼儀とかがしっかりしている人とそうでない人だと、周りから見られる目が変わるよ?例えば、部活でもそうだよ。君が連絡なしで練習を休むのと、事前にちゃんと連絡をした上で練習を休むのとでは、先生からの印象は全然違う。そして、それ以降に同じように部活を頑張っていたとしても、同じような評価はされないよ?社会に出てからも同じだよ。どんだけ頑張ってても、普段のそういう態度によって、その努力や頑張りが正当に評価してもらえないんだぜ?それでいいのか?」

生徒「・・・いや、嫌です。」

私「だろ?だから、遅刻するときや休むときは必ずちゃんと連絡しろよ。」

生徒「はい、わかりました。」

 

最後に

正直、この手の場合、その場の空気や授業の流れだけを考えれば、特に咎めずにすぐに招き入れるべきでしょう。こちらとしても、こういう問答をするのにも精神力や体力をかなり使うので、無いに越したことはありません。しかし、これは勉強以前の話で、上記のように「遅れるときには必ず事前に相手に連絡をする」といったような常識的な行動ができないと、まともな大人になれませんし、社会ではそんな人はまず評価されません。フォルテに通っている子たちには、そうなってほしくないので、そこはきちんと言います。

あ、誤解の無いように書いておきますと、遅刻の子が来たときの対応は、事前連絡有無で全く変わります。事前連絡があった上で遅刻した子が来たら、労いの言葉と共にそのままスムーズに教室に招いて授業に参加させます。ただし、今回のように連絡なしの遅刻の場合、まずは理由や言い分を聞いたり、場合によっては上記のような説教に近い話をしなければならないので、それを時間通りに来ている生徒の授業を中断してまでやるというのは、あり得ません。自分が時間通りに来た生徒だったら、「なんで、遅刻した奴のせいで俺らの授業時間が削られるんだよ・・・。」って思いますからね。

あと、実際にはこういうケースはかなり稀です。ほとんどの生徒や保護者の方からは事前に連絡をいただいていますので、そこは最後に付け加えておきますね。

今回は以上です。10月は、更新頻度上げます。それでは。

 

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