開校からの1か月を振り返って

こんばんは。フォルテの理系担当佐々木です。文系担当の上村に比べ、更新頻度が低いですが、ご容赦ください(笑)。

先日、塾ブログフェスというイベントに参加しに名古屋まで行ってきました。様々な県の塾の先生方に会い、色々と話を聞けてとても有意義な会でした。ブログフェスに関してはこちらの記事をご覧ください。

今日は、3月26日の開校から一か月近くが過ぎ、大手塾時代と比べての変化についてお話ししたいと思います。

 

大手塾時代との違い

まずは、開校するまでに机や椅子、本棚、コピー機、エアコン、時計、パソコン…様々なものを自分達で足を運び、自分達の目で見て一番良いと思うものを選択しました。一部ネットで取り寄せたものもありますが…。特に机・椅子・本棚は組み立てがあり、机や椅子は30セット近く組み立てたため数日かかりました。組み立てを頑張りすぎて、組み立てている最中にスーツからビリっと音がして尻の部分が破けるハプニングもありました。オーダーメイドのスーツで高かったのに…(泣)。

そして、塾においてとても重要な選択の一つに教材選びがあります。各科目で、どんな教材を使えば一番生徒の成績向上につながるか。多くの教材会社が出展している教材展に足を運び、いろいろな教材の中から一番良いと思うものを選びました。大手塾で働いていた時は本部が一括してテキストを決めてそれを使って授業をしていたため、教材選びはとても新鮮で楽しいものでした。

また、模擬試験に関しても、どの業者の模試をいつ行い、年に何回やるべきか…。さらに今までの経験上、理社が取れずに入試で不合格になる受験生が多くいたことから、岡本塾の岡本先生のアドバイスもあり、文系担当の上村と相談し、中1から模試は5教科行うことを決めました。神奈川県入試での理科・社会は毎年難易度が高く(今年の理科は例外ですが…)、一問一答形式の単純な暗記だけでは歯が立ちません。なので、受験生は早めの対策を心がけましょう(フォルテでは現在急ピッチで中1・2の理社の動画を撮影中なので、フォルテ生はもう少し待っていてくださいね)。

そして、春期講習最終日に行う確認テストの作成も地味に大変でした。ですが、時間をかけてきっちり作成しました。大手塾時代は、数学の小テストはほぼ自作していました(本部から配信される小テストもありますが、偏差値40の生徒を50に上げるには非常に役立ちましたが、偏差値50の生徒を偏差値60以上に引き上げるには物足りなかったので・・・)。ただ、季節講習の確認テストや小学生の毎月のテストはそのまま活用していました。これは自校舎のみではなく、全校での平均点や偏差値も出されることから、大きい分母の中での自分の位置が確認出来るメリットがあったためです(この辺りは大手塾の強みと言えます)。ですが、確認テストを全て自分で作成することにより、生徒の出来に合わせたテストを作ることが出来ました。学年によっては少し範囲を削ったり、逆に大幅に予定よりも範囲を広げ、難易度も高くした学年もありました。春期講習からの開校のため、来てくれた生徒のレベルに合わせた質の高いハンドメイドのテストを作れたと自負しています。(もし、大手塾に勤めている方で全て本部の作ったテスト等を活用している方は、小テストだけでも自分で作る、もしくはちょっとおまけの問題を加えるなどの工夫をすることをお勧めします。絶対生徒のため、そして自分のためになるので。)

 

現在、力を入れていること

現在最も力を入れているのが、理社の映像授業です。これについては詳しくはこちらの記事をご覧ください。この記事にもある通り、映像として残るのでいつも以上にキッチリ教材研究をして、言い回しとかも気を付けたり、入試問題や教科書を再度見直したりしての撮影でとてもハードです。ただ、これをやることにより自分の変な癖や動作等を確認することが出来、大変な分得るものも大きいと感じています(同業者の方には自分自身の動画の撮影を強くお勧めします。公開するかしないか別として、自己研鑽としてです。自分の授業を客観的に見ることが出来、授業力UP間違いなしです)。

そして、もう一つ力を入れているのが生徒が自ら計画を立てて自主的に勉強できるような学習計画表のもととなるものの作成です(動画撮影に追われ、まだあまり進んでいませんが…)。なぜそんなものを作ろうとしているのか?答えは簡単です。フォルテでは、塾に依存しすぎた受け身の勉強法をさせたくないからです。

中国の老子の言葉(諸説あり)に『魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ』という言葉があります。飢えている人に魚を取ってあげれば、一日は食べられるが、魚の取り方を教えれば、その人は一生食べていける、というような意味です。

フォルテでは、ただ単に定期テストで点数を取るために過去問をひたすら解きまくるというようなことはしません。確かにその先生(定期テストをつくる先生)が作った過去問をやれば、一番効率よく学校の定期テストで点数が取れるようになるかもしれません。ただ、それでは人から与えられたものをこなすだけの受け身の勉強しか出来るようになりません。生徒が自ら学習の計画を立て、試行錯誤しながらも自分なりの勉強法を確立していって欲しいと思っています。そうすることで真の自学力をつけていけば、定期テストや高校入試だけではなく、大学入試や社会人になってからも自分で道を切り開いて生きていけるようになると考えています。

 

塾行脚

今後行っていきたいことの一つとして、塾行脚を考えています。色々な塾を見学させてもらい、良いものをどんどんフォルテに取り入れていきたいと思っています。すでに前述の岡本塾の岡本先生には授業を見学させていただき、保護者向けの入試説明会にもお誘いいただきました。岡本先生の、生徒を惹きつける授業の持っていき方や知識の豊富さ、説明会でのデータを駆使した巧みな話術や受験におけるためになる小話など、とても参考になりました。

また、慧真館の岸本先生には教室を見学させてもらい、お話を聞かせて頂きました。岸本先生の教育に対する熱量の凄さ、自学力をつけさせるための秀逸なツールの数々、とても刺激を受けました(因みに学習計画表のもとは岸本先生から頂いたものを参考に作っている最中です)。今度、授業も見学させて頂きたいと勝手に思っています(笑)。岡本先生と岸本先生には本当に感謝しています。これからも積極的に色々な塾を見学させてもらいたいと考えています。そして、数年後には他の塾の方から「是非、フォルテを見学したい」と思われるように、日々精進したいと思います。

※行脚(あんぎゃ)・・・ある目的で諸地方を巡り歩くこと。

 

終わりに

あっという間の一か月という感じで、気が付いたら間もなくGWという時期になりました。フォルテではGW休暇を九日間取っていますが、補習で二日間、理社動画で数日間考えているので、恐らく半分以上はフォルテにいる自分が想像できます(笑)。塾講師は職業でありながら半分趣味でもあるのでそこは苦でも何でもないですが、もうそんなに若くはないので体調に気を付けながらマイペースでやっていこうと思います。

それでは最後に名言・格言を。

壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁があるときはチャンスだと思っている。

イチロー(プロ野球選手)

春期講習を終えて。

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日が春期講習の最終日でした。3月26日の初日(開校日)からあっという間でした。それほど充実した日々だったということでしょう。今日はそんな春期講習中に思ったことを書きます。

 

何より授業が楽しい

一言で言うとこれに尽きます。なので授業中は疲れとか全く感じません(授業後に一気に来ますが・・・)。

これまでも1回1回の授業は本気でやってきたので、授業に臨む気概などの点においての違いはないはずですが、とにかくすべての授業が楽しい。そして、日に日に実感するのは、目の前の子どもたち(フォルテ生)と自分の塾(フォルテ)のことが本当に好きになっていっているということです。うちの生徒、うちの塾、マジで良いですよ!

少人数制集団授業だからできること・見えるもの、一緒にやるのが信頼のできる講師だからこそ誇れること・学べることが春期講習中だけでもたくさんありました。

こんなに楽しい春期講習は塾講師になって初めてです。

 

春期講習中のお問い合わせ

そんなこんなで春期講習中は授業がメインだったので、あまり営業的なことはできませんでした(元々そんなにしていないけど・・・)。それでも、春期講習中だけで、4件もお問い合わせをいただきました。ただ、うちははっきり言って大衆向けの塾ではないと思うので、相手の状況やニーズを聞き取って、「あっ、この家庭はうちには合わないな。」と思ったら素直にそれを伝えて、大手塾や個別指導塾を勧めるようにしています。

幸い、既にホームページやブログをご覧いただいた上でお問い合わせいただく方が多いので、ある程度フォルテの方針や形式を理解してもらっているケースがほとんどですが、全てではないです。ですから、最初のお問い合わせの時点で相手のニーズを伺って判断しています。

 

問い合わせの方に他塾を勧める理由

「せっかく自分の塾に問い合わせしてくれたのに、それで他の塾を勧めるなんてバカじゃないか!」と言われそうですが、これには理由があります。

まずは「うちの塾の方針や形式にマッチしない子どもを受け入れても、お互いが不幸になると思う」というのが一番です。大手塾であれば、ある程度の人数を集める必要があるので、こういう考え方はあまりしないでしょうが、うちのような塾の場合は、うちの方針や形式がマッチする家庭としっかり信頼関係を築いていくことが最も大切だと考えています。正直な話をすると、講師の口先が上手ければ、どの塾が通うか迷っている家庭や自分に合う塾がわかっていない家庭を、多少強引に体験に申し込ませたり、そのまま入塾に持って行ったりすることはできるでしょう(実際そういう塾も確実にあります)。しかし私の経験上、ミスマッチの子は遅かれ早かれ大抵はやめてしまいます。そうなると、結局お互いにとって良いことはありません。

次にうちの特徴が少人数制集団授業ということで、「教室内にミスマッチの子どもが一人でもいると、周りへの影響(主に良くない影響)が少なからずある」ということです。まずは今通ってくれている子どもたちを最優先に考えているので、ここも譲れないところです。幸い、今通ってきてくれている子どもたちは、みんな前向きでとても良い雰囲気です。この雰囲気を大切にしたいわけです。環境が子どもに与える影響は大きいです。私はフォルテ生にはできる限り良い環境で勉強をしてほしいと思っています。

最後には、「他塾と敵対する気がない」からです。もちろん、フォルテの良さをアピールするために必要な差別化はしますが、不要に他塾を蔑むようなことはしません。こちらの記事や最新のチラシ(トップページに載せています)にも記載していますが、うちよりも大手塾や個別指導塾の方がマッチするという家庭も多くあるでしょう。であるならば、そういう方々には素直にそういう塾を勧めるのが筋というものです。

 

他塾の先生との話

そういえば先日、地域の他塾の先生と電話でお話しする機会がありました。そこに至るまでには不思議な縁があったのですが、最終的に「一緒に地域を盛り上げていきましょう!」という話になりました。もちろん、お互い背負っているものがあるので、大っぴらに仲良くは出来ないかもしれませんが、お互いをリスペクトし合える関係ではありたいです。特に目の前の生徒・保護者のために一生懸命な塾ならば、やり方は違えど、うちと通ずる部分は少なからずあると思いますし。少なくとも私自身は、今回お話させてもらった方やその塾はリスペクトしています。

 

「Live and let live.」

英語のことわざで「Live and let live.」という言葉があります。これは様々な訳があるのですが、私なりに言うと「他を尊重することによって自分自身も生かされる」ということです。まさに上記のようなことです。他塾のやり方や先生たちは尊重しつつ、自分たちは自分たちのやり方を貫いていく。そうすることで、お互いが切磋琢磨しあって、結果として地域が盛り上がっていきます。地域に良い塾がたくさんあって、子どもたちにとって選択肢が多いことはとても良いことです。

そうなると、地域内で生徒や保護者の足元を見たり、表だけ着飾って中身のないような酷い運営をしている塾があるならば、それは自然に淘汰されていくでしょう。これは自戒も込めて。

ちなみに私がこのことわざを知ったきっかけは、映画評論家の町山智浩さんの『34丁目の奇跡』というクリスマス映画の解説を聞いたことでした。この映画、最近のリメイク版は全然ですが、オリジナル版は名作です。

 

正式入塾者、続々

さて、フォルテの話に戻ります。今回、春期講習の5日目である4月1日から入塾用の正式な書類(規則一覧と入塾申込書)を配布開始しました。

そして、それからわずか2日しか経っていない今日までに、配布したうちのおよそ7割近くの家庭から入塾申込書を提出していただきました!これは素直に嬉しいです。そこに子どもたち・保護者の方の期待と前向きな気持ちが大いに感じられるからです。中には半年分の費用を一括で払いたいと言ってくださる家庭もあり(涙)、その期待に全力で応えていきたいと心から感じています。

新中3は春期講習中の問い合わせ→体験申込が1件あり、現在の体験生(入塾決定者含む)の人数が11名となり、定員まであと1名となりました。他の学年もちょっとずつですが、お問い合わせが増えてきています。ありがたい。

新聞の折り込みなどの大々的な宣伝をしていないので、まだ知名度は低いですが、うちにマッチする子には確実に良いものを提供します!ここに関しては絶対の自信があります。

4月の授業は6日(土)から開講です。それまでにテストの採点、4月の授業計画最終決定、体験希望の方の事前面談と大忙しですが、止まらずに駆け抜けます!

ではまた。

和太鼓部の自主公演へ行ってきました。

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日・明日とフォルテの授業はないのですが、様々な準備・作業等でふらっと出勤しています。

そして、今日はすでに通ってくれているフォルテ生3名が所属している、南中学校の和太鼓部の自主公演が近くの大岡小学校であるとのことで、理系担当の佐々木と一緒に行ってまいりました。

そもそも、この和太鼓部という部活、珍しいですよね。しかも公立の中学校です。気になって検索したんですが、横浜市内の公立中学校で和太鼓部があるのって、南中学校以外だと、岡野中学校・南瀬谷中学校・樽町中学校くらいしかヒットしませんでした。

さらに調べたら、和太鼓部って高校ですら神奈川県内に10校くらいしかないようです。しかも、その半数近くは私立だそうです。

日本の伝統を学ぶっていう意味でも良い部活動だと思うのですが、やはり用具をそろえるのが大変だったり、指導できる人が少なかったりというのが理由なのでしょうか。真相はわかりませんが、ここからが本題です。

 

大岡小学校到着

13時半ごろに教室を出発し、歩いて10分弱で大岡小学校に到着しました。大岡小学校は卒業式の際に先日の校門前配布で伺った学校でもあるのですが、校舎自体がとても落ち着いた雰囲気を持っています。そして正門から入ってすぐの中庭(?)がとてもオシャレな感じです(あくまで個人の感想です)。

入口には今回の公演のポスターが貼ってありました。これはフォルテ生の一人が書いたらしいです!和太鼓感が出ていて良いですね。

また、会場となる体育館へ入り、何名の保護者様に挨拶させてもらいました。その際に、聴きどころやオススメの曲を伺って、席で開演を待ちます。

 

開演~閉演

14時になり、開演しました。南中学校の和太鼓部は部員が中1・2合わせて43名いるらしいのですが、個人的に教え子や上の兄・姉を教えたことがある子などが多く、4分の1以上は何かしら縁のある子たちでした。(本人とは直接面識がない子も多いのですが…)

上村個人的には、以前にも近所の公園やお祭りでの和太鼓部の演奏は何度か見たことはあったのですが、そのときはいずれも演奏するのは数曲でした。ただ今回は自主公演ということで、曲目は全11曲ととても多く、失礼ながら最初は「和太鼓の曲を11曲も飽きずに見ていられるのだろうか…」という思いも正直少しありました。

しかし、それは杞憂(きゆう)に終わりました。プログラムに書かれた各曲の説明や部員の方の演奏前の話、さらに曲によってはダイナミックに体を動かしながら演奏したり、笛やチャッパ(シンバルに似た手持ちサイズの打楽器)を使ったり、演奏中に掛け声が入ったりなど、(当然ですが)曲に抑揚や展開があって全く飽きることなく見続けることが出来ました。

中でもやはり、フォルテ生を中心に見てしまうのですが、お世辞や贔屓目抜きにしても、みんな表情が良くて、演奏している姿も様になっていて素直に格好良かったです。そして、彼女たちのそんな姿を見ているだけで、何だか泣きそうになるくらい感極まっている自分がいました。塾での子どもたちの姿というのは、彼ら・彼女らのほんの一面に過ぎなくて、塾外で頑張る子どもたちの姿を見ることで(塾外での頑張りを知ることで)、より一層通ってくれている子どもたちへの愛情って深まると思うんです。特にうちみたいな開校して間もない塾だとなおさらです(ただでさえ、大手塾が競っているような実績など皆無な状態ですから、通ってきてくれていることに対しての感謝や子どもたちへの思い入れはどうしても強くなります)。だから、私は今後も積極的に学校行事や部活の大会に行くつもりです。

さらに曲目に加えて、曲と曲の間の幕間(まくあい)の時間にも部員や顧問の先生による小ネタや演奏があり、終始こちらも退屈することなく、2時間弱の公演を楽しむことが出来ました。中でも和太鼓の経験者(相当な腕前の方らしいです。)でいらっしゃる顧問の先生の演奏は、素人の私たちが見ていても「凄い!」とすぐにわかるほど、レベルが高く感動しました。この顧問の先生は、プログラムの挨拶文や公演中の言葉から、子どもたちへの愛情がすごく伝わってくる方でした。

公演中の休憩時間には去年までの教え子2名が声をかけてくれ、また帰りの際にもかつての教え子の保護者様にお声がけいただきました。ともにフォルテのことも知ってくれていて、応援いただいて嬉しい限りです。

 

大岡川桜まつり

公演が終わり、教室へ帰る途中に大岡川沿いを歩いて行ったのですが、ちょうど今日から明後日(3月30日~4月1日)まで「大岡川桜まつり」というイベントが行われており、大岡川沿いにたくさんの屋台が並びとても賑わっていました。

屋台も定番の焼きそばやたこ焼きから、物珍しいものまで川沿いにずらーっと並んでいて、その前を通るだけでちょっと心躍る感じがしました。

川沿いの道幅が狭いこともあるのですが、人の数が多く、激込み状態で大通りへ出るまで一苦労でしたが、地域の温かさや活気を感じることができました。

あと、これは余談ですが、大岡川沿いを抜けて大通りに出てから教室に戻る前に、小物を買うために百円ショップに寄ったのですが、そこでもレジの店員さんがかつての教え子の保護者様でほんの少し近況についてお話させてもらい、「先生のおかげで高校に行けて、この度無事に卒業できました。」と言っていただきました。その保護者様も、今回春期講習に参加してくれている小学生の保護者様とのつながりで、フォルテの存在を知っていてくれていました。今後も良い噂を広めてもらえるように頑張ろうと改めて思った土曜の昼下がり(から夕方にかけて)でした。

開校日を迎えて

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。ついに本日は私たちフォルテの開校日。今回はこのことについて書きました。

 

3月26日(火)、進学塾フォルテ開校

本日、3月26日火曜日。進学塾フォルテが開校しました。無事にこの日を迎えられて心から嬉しく思います。

春期講習は朝から小学生の授業なのですが、「子どもたちが本当に来てくれるのだろうか?」という、目の前に子どもたちがいることが当たり前であった前職の大手塾時代にはおよそ抱かなかった不安がずっとありました。しかし、そんな不安でいっぱいになったころ、授業開始の10分ほど前に小学5年生の男の子2人が来てくれました。安堵とともに「ついに開校だ。」という実感が沸々と湧いてきました。

今回、本当にありがたいことに、全学年トータルでは当初の想定を大幅に上回る方々にお問い合わせ・お申込みいただき春期講習をスタートすることが出来ました(とはいえ、新中3以外は定員までかなり余裕があるので絶賛受付中です!ちなみに新中3は定員まで残り2名です)。

Twitterの方でも数日前につぶやいたのですが、やはり授業をやっていると最高に楽しいです。特に2月末に前職を辞めてからは2週間近く全く授業をしていない期間があったので、目の前に子どもたちがいて、そこで授業ができる喜びを最近とても実感しています。嬉しくて嬉しくて自然と笑顔になります。

 

私なりのゲン担ぎ

ちょっと話が反れるのですが、個人的なこだわりとして、以前から何か特別な日(例えば、入試当日や発表日など)にはゲン担ぎのようなもので、いつもと違ったネクタイをつけるようにしています。好きなブランドのネクタイだったり、ちょっと高めなネクタイだったり。前職の大手塾時代には、入試の発表当日に講師全員で赤のネクタイで統一したこともありました。その時はチーム感が生まれてとても良かったです。そして今日は、このネクタイを着けて出勤しました。

これは前職の大手塾時代の卒業生がくれたもので、それまでに卒業生から手紙や色紙やペンやお菓子などはもらったことがあったのですが、ネクタイをもらったのはこれが初めてで、とても嬉しかったのを覚えています(ちなみに同じタイミングで偶然にも別の家庭からもネクタイをいただき、そのネクタイは普段から結構な頻度で使わせていただいています)。その時には、お母様から「まだパパにも買ったことないので、初めて男の人にネクタイを買ったんですよ。若い人向けということで、かわいいのを一緒に選びました。」という言葉とともにいただきました。もちろん、ネクタイ自体も非常に嬉しかったのですが、こうやって自分のために時間を使って色々考えてくれたり、選んでくれたりしたのが何よりも嬉しかったですね。そこで「ありがとうございます。特別な日に着けさせていただきます。」とお答えし、その時点で自分の塾を開校するときには開校日にこのネクタイを絶対に着けようと内心決めていました。

また個人的にもこの子はとても印象深い子でした。小学生の時から通塾してくれていて、そのころからとにかく純粋で礼儀正しく、知的好奇心が強くて、スタッフの誰もが「本当に良い子」という印象を持つような子でした。中3になると、お母様からも事あるごとに差し入れをいただき(しかも差し入れいただく物のセンスが抜群に良い!)、とてもありがたかったです。また印象的なエピソードとしては、入試前に朝方の生活に切り替えることがどうしても出来いとのことで、入試1週間前から朝の6時にモーニングコールを私がしたこと(今まで数多くの生徒を教えてきましたが、もちろんこの子が初めてで、これも今となっては良い思い出です。)、入試前に一生懸命練習した結果、特色検査と面接が100点満点だったことが挙げられます。

 

お世話になった方々への感謝

今日を迎えるにあたって、本当に多くの方々に助けていただきました。特に岡本塾の岡本先生には、11月の進学塾SORA上江洲先生のセミナー(今回の独立はこのセミナーでの学びを通して、個人的に踏ん切りがつきました!)で初めてお会いして以来、何から何までお世話になりっぱなしで感謝しかありません。起業当時のお話を伺ったり、教材会社の担当の方をご紹介いただいたり、教室を見学させていただいたり、また時には明け方までファミレスでお話しさせていただいたりなどなど…挙げだしたらキリがないほどです。本当にありがとうございます!そして、4月14日の入試報告会にもお邪魔させていただきますが、これからもよろしくお願いいたします。

また、開校準備中に同じく教室見学をさせていただいた慧真館の岸本先生、本当にありがとうございました。先生方の半端ないこだわりとこれまでの歴史の中で形作られてきたと思われる「慧真館の文化」には私たちにとって驚きと学びが溢れていました。

この神奈川最強の2塾を開校前に見学させていただけたことは、私と佐々木(理系担当)にとって本当に大きな経験となり、そこから自分たちのやりたいことについて様々なインスピレーションが浮かんできました。この経験を必ずや今後の運営に活かしていきます。

あとは前職関係のごく一部の方にも、今回の開校前にとても気を遣っていただいたり、お祝いのメッセージをいただいたりもしました。これも非常に励みになりました。

 

最後に

まだ、進学塾フォルテは最初の一歩踏み出したばかり。ただ、今日の気持ちを決して忘れずに私と佐々木で「通ってくれている子どもたちにとって最高の塾」を作っていきます。

教え子からの推薦コメント①

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

本日は、私の前職(大手塾)時代の教え子3人から推薦コメントをもらったので、それをご紹介します。

 

南中出身生(戸塚高校合格)
上村先生は一言で言うと「神」です。授業はたくさん当てられてプレッシャーを感じることもあるけど、それがなかったら暗記科目は覚えられなかったと思うし、何より(授業が)わかりやすい!また、ノートの添削もしてくれて学校の成績がとりやすいです!絶対習うべき超素晴らしい先生です!

 

南中出身生(横浜栄高校合格)
小学生の頃から通っていた塾で、上村先生には特に中3の時にお世話になりました。学校の授業用のノートの添削をしてくれたり、一人ひとりに小さいノートを配って復習の効率的な方法を教えてくれたり、私たちに全力を尽くして下さりました。上村先生の授業や対策は、受けて絶対損ないです!!

 

南中出身生(横浜商業高校合格)
上村先生は学校のノートに何枚もの付箋でポイントを書いてくれたり、提出物には毎回のようにコメントを書いてくれたりして、「ここまでしてくれるの!?」というところまでしてくれる熱い先生です。また授業も面白い話やジョークを交えながら進めてくださるので、塾に行くのが楽しくなります!

 

以前の記事も書きましたが、3人とも私が前職で室長4年目という私の転機となった年に中3だった子たちです。今でも入試前の自習の様子や合格発表日の様子が思い出されます。

いやぁ、こうやって教え子たちからのコメント、最高に嬉しいです!

 

3人とも本当にありがとう!いつでも教室に遊びに来てね!!

 

井土ヶ谷・蒔田地域を熱くする塾「進学塾フォルテ」。2019年3月26日に開校します。

お問い合わせはこちらから!(こちらをクリック)

別れ、そして新たな出会い

こんばんは。フォルテの理系担当の佐々木です。

早いもので、私が大手塾を退職して半月以上が経ちました。まだまだいろいろな感情が入り混じりつつ、日々開校の準備に追われる今日この頃です。今日はこのことについて書きました。

 

前職の生徒との別れ

冒頭にも書いたように私は2月いっぱいで大手塾を辞めました。本当は担当していた生徒たちにしっかりと2月中に異動に際しての挨拶をしておきたかったのですが、社内の諸々の事情によりそれは叶いませんでした。そして先週、改めて教室に行き、中1・2の生徒たちに別れの挨拶をしてきました。その時には涙ぐんでいる生徒、未だに信じられないという表情の生徒…様々いました。私が前職の教室で担当していた小6、中1、中2の生徒たち、特に今の中2生(新中3生)は小学生の時からずっと算数・数学を担当し、模試や学校のテストでもかなり良い結果も出ていたので、なおさら卒業まで見てあげられないことは個人的に非常に残念です。

みんなごめん。そして今まで自分を信頼して頑張ってついてきてくれて、本当にありがとう。

一通り挨拶を終えた後には中2の生徒たちからの寄せ書きをもらいました。さらに個別に手紙までくれた生徒も何人もいてびっくりしたのと同時に、本当に嬉しかったです。挨拶の時は平静を装っていましたが、今、寄せ書きや手紙を見返していると、涙が止まらなくなります。本当に感謝しかありません。みんなありがとう!

 

新たな出会い

3月12日に校舎が完成し、机や椅子の搬入も終わり、机や椅子を組み立てつつ、15日からは新規入塾生の面談も始まり、新たなスタートを切りました。新しく来る生徒との出会い、保護者の方の思いをしっかり受け止め、「目の前の生徒の成績向上のためにとにかく本気になる」この指導方針のもとしっかりと初心を忘れずにやっていきます。限られた時間の中で出会える人の数は、出会えない人の数よりずっと少ない。だからこそ、出会った人に全身全霊をささげていきたいと思います。

また、本日は新中3の体験生の補習(英語と数学)をフォルテとして初めて行いました。参加してくれた4名はみんな良い子たちで、数学の問題を理解しようとする前向きな姿勢が本当に嬉しくて、授業中にこちらも思わずテンションが上がってしまいました(笑)。さらに参加者の一人は授業後に「数学の授業がわかりやすくて感動しました!」と目をキラキラさせながら言ってくれました。それを聞いた他の3名も「うんうん」と頷いてくれ、非常に良い雰囲気となりました。

 

終わりに(アピール含む)

最後にちょっとしたアピールを。フォルテは、大手塾で十数年間指導し、最高ランクの評価を持つ二人(理系は佐々木、文系は上村)が英数国理社の5教科と特色も含めた全ての教科を教えていきます。ですので、アルバイトの学生さんが教えたり、異動で講師が変わったりすることなく常にハイクオリティーの授業を提供していきます。それでいて、年間授業料も大手塾より安く、各学年12名までの少人数制で細かい所まで目が行き届く形式にしています。更に学習環境においても、建物自体が新築でとてもきれいな上、1教室に12名までとしている分、机は十分なサイズのものを用意し、椅子も長時間座ってもお尻が痛くならないように全席にクッションを備え付けていて、とても快適です。そしてトイレも広いです。今日も、トイレを見た体験生たちがみんな感動していました(笑)。

ただ、一つだけ欠点があります。それは、春期講習(3月26日~)から新規開校のため、認知度が低く、まだ広く地域に知られていない点です。自分で言うのもなんですが、「こんなにいい塾なのに!」と心の底から思っています(笑)。逆に言うと、地域の塾を探している人にとっては今が最大のチャンスです。フォルテは各学年の定員を12名と決めているので、それ以上は絶対に受け入れられません。今なら全学年空きがあります。もし授業を受けてみたいという方はこちらからお問い合わせください。特に新中学校3年生は定員に対する残りの座席数がかなり少なくなってきました!今日の補習の時にも「友達も来たいって言ってました!」という声も聞いています。ご通塾を検討される方はお早めにどうぞ!

最後に格言を(私の記事には毎回格言を入れていきます)。

 

運命が決まるのは、あなたが決断する瞬間なのだ。

(It is in your moments of decision that your destiny is shaped.)

アンソニー・ロビンズ「アメリカの自己啓発作家」

 

それではまた。

卒業生との再会と縁

こんばんは、フォルテの文系講師の上村です。

今日、近隣の中学校では軒並み卒業式が行われました。私も昼間に、一輪の花を手に持った卒業式帰りと思しき何人もの子たちとすれ違いました。

この度、卒業された皆さん・保護者様、ご卒業おめでとうございます。

また昨日は多くの塾で卒塾パーティーが行われたようで、Twitterのタイムラインでもそれ関連の写真が非常に多く、自分は全く関係ない塾でも笑顔の卒塾パーティーの写真を見ると、「良い塾だなぁ。」と思うし、子どもたちから先生方に贈られた色紙やプレゼントの写真を見ると思わず熱くなります。これ塾講師あるあるだと思います。

 

卒業生との食事会

さて、私はというと、昨日(3月10日)は大手塾時代の卒業生(この春に高校卒業)の子たち3人と久しぶりに会って食事をしてきました。きっかけは、3人の中の一人がわざわざ私に進路決定の報告をしてくれて、そこから「じゃあ、お祝いしようか。」という流れで、同じく進路の決まった子たちも集まってくれました。

私自身、彼女たちと会うのは中学卒業以来なので約3年ぶりでしたが3人とも良い意味で当時と変わらない様子があって、どこか安心しました(ただ、中学時代にジャージのイメージしかなかった部活少女だった子が女の子女の子した格好をしているのには時の流れを感じました)。

その3人はそれぞれ別の公立高校に進学した子たちなので、それぞれの学校生活についてや自分の学校自慢とかを笑顔で話している姿を見ているのが個人的にはとても幸せでした。もちろん各校とも、今後も自分の教え子が進学するであろう学校ではあるので、パンフレットやホームページだけでは得られない生きた情報が得られたのも嬉しかったです。

 

卒業生たちの進路

3人の進路はそれぞれ四年制の共学の大学、四年制の女子大、作業療法士の専門学校に進むとのこと。

ある子は「高2の夏に保育園に職業体験に行ったときに、保育士の仕事にビビッと来た(笑)」と言っていて、大学では保育士の資格と小学校の先生の教職免許を取るつもりなんだとか。確かに昔から5つ離れた妹とも仲良さそうだったし、中学の時も部活の後輩に対して何かと面倒見がよさそうな子ではあったので、今思えば大いに向いていると思います。

何にせよ、ただ漠然と「とりあえず大学へ行く」のではなく、自分自身の将来についてしっかりと考えた上で、目的意識を持って進路を決めたことは本当に素晴らしいことです。素直に尊敬します。

 

高3だった私の進路の決め方

かく言う私はどうだったかと思い返すと、通っていたのが中高一貫の(一応)進学校ということで、環境的に四年制の大学進学が自然の流れという雰囲気でした。そのため恥ずかしいことに、友人と話を合わせるように当時の私たちが考える「ある程度のレベル」の大学に行くことを前提に大学に目星をつけて、その上で私は漠然と「学校の先生になりたい」という将来の展望を描いていたため、「自分が希望する教科の教職免許の取れる」学部をそこから選んでいました。本当にそれだけです。いくつかの大学に足を運んで実際のキャンパス見学もしましたが、「入試当日にいきなりだと迷うだろうから、一応下見がてら行っておくか。」くらいの感覚でした。また、大学生の時間割の組み方についても全く無知の状態でした。

そんな風に安易に志望校を決めてしまい、運良く合格できて入学こそしたものの、入学後にはかなり苦労しました。恐らく多くの大学生は卒業に必要な単位のほとんどを1~3年生までの間に取っておいて、4年生では就職活動の絡みもあるため、単位については余裕をもった状態で迎え、ゼミの卒業論文さえ書ければ卒業できる、という感じでしょう。

しかし、私の場合はそのような定石を知らなかったため(2つ上の兄もそういうことを教えてくれなかった…)、卒業に必要な単位数を単純に4で割る形で1年生時の時間割を組んでしまい、2年生以降に軌道修正したものの、その影響が4年生まで響いてくるのでした。また、実は高校の1学年上の部活の先輩(しかも私と同じ教職志望!)が同じ大学の同じ学部に進学していたため、教職免許の取得についてはその先輩の話を鵜呑みにして自分自身では特に調べなかったのが完全に裏目に出て、私の学部では教職課程の授業の単位は卒業単位にはほとんど含まれないことを2年生になってから知りました。しかも、その先輩は実は教職課程を取っていなかったという衝撃の事実も後々わかりました(笑)。そのため、単純に卒業単位だけを取る同じ学部の同級生と比べ、より多くの授業を履修しなければなりませんでした。

その結果、4年生になっても週6で大学に通い、なおかつ土曜日は2つのキャンパスをはしごして授業を受けるという状況でした。幸いだったのは、私の学部は卒業論文というものがなかったため、しっかりと授業を受けて単位さえ取れれば卒業できるということでした。

そんな大学生活を送った私から進路の決まった高3生へのアドバイスは、「能動的に授業や単位についての情報を調べておこう!」ということです。これ、本当にちゃんとやった方がいいです。

 

卒業生との再会、進路報告、そして・・・

「縁」というのは不思議なもので、今回食事をした子たちと同じ学年の卒業生たちに最近本当によく会うのです。しかもここ1週間で何人もです。他にも進路の決定を今回の食事の子と同じようにわざわざ報告してくれると同時に改めて「高校受験の時には本当にお世話になりました。」と言ってくれる卒業生や保護者様もいて、本当に嬉しい限りです。

さらにその1学年上の卒業生からも連絡がありました。まさか留学先のセブ島から連絡が来るとは思いませんでした(笑)。

個人的にこの2つの学年は特に思い出深くて、自分が大手塾で教室長になって3年目と4年目に中3だった学年です。この2つの学年の子たちとの日々を通して、自分が理想とする塾のあり方や塾講師としてのスタンスが自分の中で確立していったと自覚していますし、そういう意味では完全に自分にとって転機となる2学年です。その子たちと自分が独立したタイミングで偶然、再会するというのはまさに「縁」なのでしょう。

また手前味噌ながら「高校受験のときに自分がこの子らのために本気になっていたのがちゃんと伝わっていたんだなぁ。」と感慨深くなっている今日この頃です。

そして、今年は自分にとって大きな挑戦。さらに実績もまだない小さな小さな塾にもかかわらず、すでに多くのお問い合わせ、お申し込みをいただいています。正直なところ、大手塾時代に比べて1件のお問い合わせやお申し込みに対する喜びは何十倍、何百倍もあります。そして、自分たちを信じて通ってくれる子どもたち・保護者様のために「やってやるぜ!」という思いでいっぱいです。

 

井土ヶ谷・蒔田地域を熱くする塾「進学塾フォルテ」2019年3月26日に開校します。

お問い合わせはこちらから!

「これって将来役に立つんですか?」という質問に対して思うこと。

こんにちは、フォルテの文系講師の上村です。

今回はよく生徒からされる質問について書きました。

 

よく生徒からされる質問

この仕事をしていると、よく生徒(特に中学生)からある種の質問をされます。

 

例えば、

先生、数学の二次関数って将来役に立つんですか?

のような質問です。

 

純粋な好奇心から質問してくる子もいなくはないのですが、大抵の場合、この質問の裏には、

どうせ、将来使わないんでしょ?なのになぜ勉強しなきゃいけないの?

という本音が見え隠れしています。

 

いや、何なら

大人に対して一言物申してやったぜ!

くらいの気持ちすらあるかもしれませんね。

 

実際に同じような質問をお子様からされたことがあるという保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか? この質問に対して私なりの考えを述べます。

 

私なりの考え

上記の質問に対して私なりに答えると、

う~ん、役に立つかもしれないし、立たないかも知れない。まぁ、二次関数であれば役立たない可能性の方が高いかもね。でもやらなきゃいけないことだよ。

です。現に日常生活を送っていて、一部を除いて、ほとんどの人にとっては仕事でもプライベートでも二次関数の知識が必要な場面はまずないでしょう。これは数学の二次関数に関わらず、漢文の返り点や理科のイオンなど挙げればきりがないです。

それでも勉強しなければならないです。その理由を今回は3つ、以下に挙げます。

 

理由①「もしかしたら役に立つかもしれないから。」

人間は子どもの段階では、自分が将来どのような仕事に就くか、どのような人と出会うかなど、自分がこの先どのような人生を送るかというのは当然ながら全くわかりません。例えば、今ユーチューバー(YouTuber)として活躍している方々が10年前に同じ青写真を描いていたでしょうか?ほとんどのユーチューバー(YouTuber)がそうではなかったでしょう。

私自身も中学生の頃に、自分が塾の講師になるとは全く思っていませんでした。なので、予め「これを勉強しても将来絶対に役に立たない!」と言い切れることはないと思います。もしかしたら自分がいま嫌々勉強していることが自分の将来の可能性を広げるかもしれません。

同様に、学校での勉強以外のことでも将来役に立つことは多いと思います。なので、色々なことに興味を持つことは非常に良いことです。私個人の経験としては、中学生・高校生の頃に聞いていた洋楽やよくケーブルテレビで見ていたアメリカのプロレスがその後の英語の学習に役立ちました(特に「ウォール・オブ・ジェリコ」とか「ピープルズエルボー」などのプロレスの技の名前は本当に役に立った!)。このような例は誰しも経験していることでしょうし、私自身もマンガ、映画、小説などなど。

しかし、当時の上村少年はというと、

よーし、将来の英語の勉強に役に立つからアメリカのプロレスでも見るぞ!

俺が洋楽を聞いているのは英語の語彙やリスニング力を向上させるためだ!

といった思いは当然ながらありませんでした。単純にカッコいいからプロレスを見ていましたし、トラックやフローが好きだから洋楽(特にHIPHOP)を聞いていました。なので、自分が好きなことや興味のあることに熱中することは良いことです。ふとした瞬間に学校や塾での学習内容と自分の好きなことや興味のあることとリンクすることがあるのです。そしてそのようにリンクした内容ほど忘れにくいのです。

ただ、だからといって自分が好きなことや興味のあることばかりではダメです。それらと自分がやらなければならないことのバランスをとる必要はあります。

 

理由②「嫌なことでも大人になったらやらなければならない。その練習である。」

確かに教科内容としては自分の将来には直接役に立たないかもしれない。ただ、大人になれば様々な場面で自分がやりたくないことや好きじゃないことでもやらなければなりません。苦手な教科や好きじゃない単元の勉強は、そのための予行演習であると考えましょう。

また教科内容が日常生活で必要に迫られることももちろんあります。どれだけ数学や社会が苦手な人でも、自立したら自分の家計について考えなければならないわけです。そのときには収支を正確に計算する力や社会保険料や税金についての知識があった方が良いに決まっています。自立すると自身で不動産や携帯電話の契約をするでしょう。そのときに国語の読解力がなければ、自分にとって不利な契約を結んでしまうかもしれません。

 

理由③「決められた範囲の内容を効率良く理解して、結果を出すことは必要な力である。」

学校のテストや入試で問われる力の本質は、(範囲の広さの差はあれど)あらかじめ出題範囲が決まっている内容を決められた期日までに身につけて、なおかつ結果を出すことです。これは、これから先のあらゆる仕事や日常の場面で絶対と言って良いほど必要になる能力です。これもまた、将来に向けての練習と言えますね。あと今までの経験上、学習する内容に対して「それってテストに出ますか?」という質問をよくする生徒は残念ながらあまり実力が伸びない子が多いです。 こういう質問をするってことはテストに対する意識が強いから、いかにも伸びそうだとも思った方もいるかもしれませんが、実際はその逆です。それはテストに対する意識が強いのではなく、単に学習意欲が低いから必要最低限のことしか勉強したくないのです。逆に教科内容に関係ないような授業中の雑談にも食いつきがよい生徒は実力が伸びやすい子が多いです。これは知的好奇心が強く、人の話をしっかり聞いている子だからです。   

 

やらなきゃいけないと腹をくくった君へのアドバイス

やらなきゃいけないことが理解できたら、目標を設定しましょう。一言で目標といっても、小さな目標から大きな目標まで様々ありますが、苦手な学習内容については小さな目標(短期的な目標)を設定するのが良いでしょう。「学校や塾の宿題でわからない問題をそのままにしない。」「学校や塾の小テストで合格点をとる」などです。そうすることで、苦手なものでも格段に手を付けやすくなります。

 

井土ヶ谷・蒔田地域を熱くする塾「進学塾フォルテ」2019年3月26日に開校します。

お問い合わせはこちらから!

よくある質問集

今回は学習塾・進学塾でよくある質問とそれに対するフォルテの回答をまとめました。是非、ご参考ください。(随時、加筆していきます。)

<授業関連>

Q.授業の特徴は何ですか?

A.フォルテの授業の特徴は、大手塾で最高評価を得たトップレベルの授業力を持つ講師が全科目を担当し、なおかつ少人数制(各学年の定員は原則12名)で授業を行うことです。これにより、お子様一人ひとりにしっかりと向き合い、とにかく目の前の生徒の実力を伸ばすことに本気になる塾です。我々は通っていただくお子様・保護者の方にとって地域最高の塾を本気で目指しています。

 

Q.欠席の補習はしてくれますか?

A.学年・内容によって、映像授業による補習・個別形式による補習を極力行います。ただ、補習自体は講師の善意で行うものなので、気軽に欠席をしないようにお願いいたします。と言うのも、今までの経験上、体調不良や冠婚葬祭などの仕方がない場合を除いての欠席が多い生徒は塾に通ってもあまり実力が伸びないです「安易に休まないこと」は塾に通って実力を伸ばす上で大事な条件だと思います。また、集団授業での雰囲気と個別の補習での雰囲気はやはり異なります。特に我々の授業形式(少人数制対話型授業)の性質上、通常授業の方が個別の補習よりも学習効果が出やすいと思います。

 

Q.宿題は出ますか?

A.はい、出ます。基本的には毎回の授業で出ると思ってください。小学生に関しては月ごとの宿題カレンダーを配布いたしますので、そちらを確認していただき、計画的に進めていただければと思います。また通常、授業の最初に前回の復習の小テストを行いますので、そこに向けての勉強もしていただきます。

 

Q.小学生の指導について教えてください。

A.詳しくはフォルテのHPよりブログ記事「小学部指導について」をご参考ください

 

Q.中学生の指導について教えてください。

A.詳しくはフォルテのHPよりブログ記事「中学部指導について」をご参考ください

 

Q.テスト対策について教えてください。またその際に追加費用はかかりますか。

A.南中学校・蒔田中学校を中心に各中学校の定期テスト対策をテスト3週間前から実施します。普段の通塾日以外に金曜日・日曜日も使って補習を行います。またその際に費用の発生は一切ありません。ただ、フォルテの定期テスト対策は安易な過去問配布や極端な●●先生対策などのようなその場しのぎの対策ではありません。このようなテスト対策の場合、確かに目先のテストで点数は獲れます。しかし、その弊害として塾への依存度が極端に高まってしまったり、定期テストで実力以上の点数を獲ることで自分の実力を見誤ってしまったりすることが多々あります。そのため志望校の選択が非常に難しくなります。また、このような勉強の仕方では現在の難化した高校入試を乗り越えることは難しく、さらにその先の高校の定期テストや大学受験において必ず苦労します。そこでフォルテでは、勉強の計画を立てることから始め、どんな出題形式でも高得点が獲れることを目標に授業・演習を行います

 

Q.入試対策について教えてください。

A.普段の授業から入試を意識したカリキュラム・授業内容は意識していますが、中3は9月以降に通常の授業時間を拡大することに加えて、土日で入試対策を行います。こちらでは、英数国は実戦形式の演習、理社は中1・2の内容の復習授業から全国の入試問題を使った演習まで行います。また、中1から5科目の模擬試験を年間に数回受験してもらいます。その模擬試験の対策や解き直しなど受験後のフォローも行ってまいります。

 

Q.季節講習は選択制ですか?

A.いいえ、フォルテでは年間のカリキュラムの一環として内部生の方々には必ず季節講習に必修参加していただきます。その際、普段の受講科目に関係なく、小学部は算国、中1は英数国理社、中2・3は英数国理社での参加が基本となります。ただ、帰省や怪我・病気などでどうしても参加が難しい場合は、振替で補習をさせていただきます。ちなみにフォルテでは他塾と異なり、別途の季節講習料は請求しませんので、ご安心ください。

 

<体験・入塾関連>

Q.対象の小中学校はどこですか?

A.南中学校・蒔田中学校の生徒および南中学校・蒔田中学校に進学予定の生徒が中心です。ただ、ほかにも永田中学校、共進中学校、南が丘中学校、岡村中学校などの生徒さんもいます(いました)。

 

Q.入塾前にテストはありますか?

A.いいえ、ありません。ただし、事前面談および体験授業中の様子に問題があった場合、その旨をしっかりとお伝えした上で、体験および入塾をお断りさせていただく場合があります。さらにお子様の様子や保護者の方のご要望からフォルテよりも他塾さん(大手塾や個別指導塾)が向いていると判断した場合は、そちらをお勧めする場合があります。また上記とは別に、学校の内申で1があるお子様の体験・入塾は無条件でお断りさせていただきます。これは現在の絶対評価での内申1は塾に通う以前の問題を抱えていることがほとんどだからです。

 

Q.子どもに全くやる気がないのですが、大丈夫でしょうか?

A.場合によりますが、大丈夫ではないと思います。フォルテでは、事前面談および体験授業でお子様の状況を見させていただきます。そこでは学力云々よりも「本人がこちらの指導について来られるか」、「成績を伸ばしたいという強い気持ちがあるか」を見定めます。その中で、本人の学力以前の問題としてやる気や素行面に問題があり、フォルテではお預かりできないと判断した場合、周りの子どもたちへの影響を鑑みて入塾をお断りさせていただきます。また、入塾後の様子によってはまれに退塾の勧告をする場合があります。

 

<その他>

Q.定員が各学年12名となっていますが、何だかんだ言ってそれ以上になることもあるのでは?

A.基本的には各学年の定員以上の募集はしません。ただし、内部生や保護者の方のご紹介の場合のみ増員を検討します。それでも1~2名が限界です。

 

Q.費用について教えてください。

A.ブログ記事「費用について」をご覧ください。費用に関しては、地域の塾で最も明瞭かつオープンであること、さらに費用対効果も抜群に良いことを自負しています。

 

Q.塾での子どもの様子を知りたいのですが・・・。

A.ご安心ください。フォルテでは、保護者の方の希望に応じて、LINE・電話・面談などによってお子様の状況を随時共有させていただきます。また、不定期でフォルテからのお知らせを随時配信しますので、必ずメールアドレスとLINEをご登録いただきます。

 

Q.子どもが塾に入った時間と帰った時間を知りたいのですが・・・。

A.ご安心ください。フォルテでは、「メールdeあんしん」システムを導入していますので、入室時と退室時に登録したメールアドレスに通知が行くようになっています

 

Q.規模の小さい個人塾だと入試に関する情報が不安なのですが・・・。

A.ご安心ください。フォルテでは、県内で最も多い受験者数を誇る大手模試業者と提携して、模擬試験を採用しております。そのため、より大きい分母の中でのお子様の学力診断および志望校の判定を行うことができます。また、塾対象の高校説明会への参加、神奈川県内の他の個人塾さんと連携して情報共有をしていますので心配ありません

 

Q.検定試験の対策はしてくれますか?

A.はい、英検(3級・準2級)・数検(3級)に関しては対策講座を有料で行います。その際の費用については、費用一覧をご覧ください。

 

Q.中学受験には対応していますか。

A.いいえ、対応しておりません

 

Q.駐輪場の設置はありますか?

A.はい、教室の隣の一画に専用駐輪場を契約しました。ただし、駐輪できる台数に限りがありますので、いっぱいの場合は自己責任で近隣の駐輪場をご利用ください

 

お問い合わせはこちらから!

中学部指導について

今回は、フォルテの中学部の指導について紹介します。フォルテの中学部指導のテーマは「公立高校合格のための学力養成・内申対策とその先を見据えた自学力を身につける」ことです。

公立高校合格のための学力養成・内申対策

通常授業

通常授業では、高校入試・模擬試験を見据えた十分な学力を養成するために年間カリキュラムを組んで授業を行っていきます。教材に関しても中学校の教科書準拠ではなく、フォルテ講師が数多くの塾用教材の中から厳選した学力養成に適したものを、通常授業では使用します

 

中1から5科目指導

近年の入試では理社は問題文が長くなり、問われる内容のレベルが上がるなど難化傾向にあります。しかし、一般的には未だに「理社は暗記科目だからギリギリでも間に合う」という認識の人々が多く、入試に対する理社の取り組みは遅くなりがちです。確かに、入試直前でも伸びるのは理社ですが、それは基礎知識が備わっていることが前提での話です。そして基礎知識を身につけるにはそれなりの時間と労力が必要です。そこでフォルテでは中1から5科目指導を行うことで、理社の基礎知識を身につけるとともに、理社の勉強への意識を高めていきます

 

中3入試対策

9月以降に中3生は日曜日を使った入試対策を行い、火曜・木曜・土曜の通常授業も時間を拡大して絶対的な勉強量を増やしていきます。志望校が記述式の特色検査実施校の場合、特色検査対策講座の受講をしていただきます(こちらは別途費用が発生しますので、詳しくは費用一覧をご覧ください)。

 

大手業者による模擬試験の実施

大手業者による模擬試験を中1・2は年に4回(7月・10月・12月・2月)、中3は年に8回(5月・7月・8月・9月・10月・11月・12月・1月)実施します。より大きい分母の中で自分がどの位置にいるかを把握していきます。特に中3は模擬試験の結果が志望校を決定する上で大きな指標となりますので、進路のアドバイスの際にも学校の内申点とともに模擬試験の偏差値を参考にします

 

提出物のサポート

定期的に学校から課されるワークやノートの提出、その他各科目の課題は内申に大きく影響します。そこでフォルテでは、ワークは提出前に講師が進捗状況をチェックし、ノートや各課題に関しても適宜アドバイスをしたり、添削を行ったりすることで高内申獲得を目指します

 

定期テスト対策

南中学校・蒔田中学校を中心とした定期テスト対策をテスト3週間前から実施します。ただ、フォルテの定期テスト対策は安易な過去問配布などによるその場しのぎの対策ではありません。このようなテスト対策の場合、確かに目先のテストで点数は獲れます。しかし、その弊害として塾への依存度が極端に高まってしまったり、定期テストで実力以上の点数を獲ることで自分の実力を見誤ってしまったりすることが多々あります。そのため志望校の選択が非常に難しくなります。また、この勉強の仕方では現在の難化した高校入試を乗り越えることは難しく、さらにその先の高校の定期テストや大学受験において必ず苦労します。そこでフォルテでは、勉強の計画を立てることから始め、どんな出題形式でも高得点が獲れることを目標に授業・演習を行います

 

映像授業

フォルテ講師2名による理社の映像授業を塾生は無料で視聴できます。また、教室内には無料Wi-Fiの設置もあるので、お手持ちのスマホやタブレットで視聴いただけます。

 

高校進学後を見据えた自学力を身につける

定期試験に関しては自身で勉強のスケジュール作成をしてもらいます。

近年、問題の難易度が高くなっている神奈川県の公立高校入試で点数をとるには、絶対的な勉強量をこなして初めて身につく、それ相応の実力が必要です。塾での授業時間には限りがあり、その授業をどんなに真剣に受けていても、それ以外の時間の勉強量が足りないとなかなか実力はつきません。その勉強量を確保するためには「自学力」が必要です。ここでいう「自学力」とは、「自分自身がやるべき勉強を理解し、意欲をもって取り組む力」さらに「自分のやるべき勉強に対してじっくり腰を据えて取り組む精神力・忍耐力」を指しています。その自学力を育む練習として定期試験前に勉強のスケジュール作成をしてもらいます。また、それだけでなく進捗状況の確認を行います。

 

模擬試験の解き直しを徹底します。

模擬試験をより効果的なものにするためには「解き直し」をしっかり行うことが一番の近道ですフォルテではこの「解き直し」を継続的にノートで管理することで、「解き直し」を習慣化します。そのために生徒一人ひとりに合わせ「解き直し」のやり方の指導から内容面のアドバイスまで適宜行います。

 

その他の取り組み

検定対策

フォルテでは、英検3級&準2級・数検3級の検定対策を行います。こちらの講座は別途の費用が発生しますので、費用一覧を必ずご確認ください。塾生は特別費用でご受講いただけます。

作文講座

夏休み中に読書感想文・人権作文・ボイスオブユースなどの作文講座を行います。大手塾時代に同様の講座を5年間行い、ほぼ毎年学校代表を輩出した実績があります。こちらの講座は費用の発生はありません。

 

確かな学力と自学力を身につけるフォルテの中学部指導にご期待ください!