5期生ストーリー③

こんにちは。フォルテの理系講師の佐々木です。

今回は5期生の一人ひとりにフォーカスして、主に我々目線からの志望校合格までの話を書いていく第3弾となります。

※第1弾はこちらです。

※第2弾はこちらです。

 

入塾時からまじめにコツコツ

今回紹介する女の子は、小6の秋頃にフォルテに入塾した生徒です。入塾した理由は友人に誘われたことと、そしてそれまで通っていた個別指導塾にあまり満足していなかったからとのことでした。

入塾時のフォルテの印象を聞くと、周りの内部生の計算の速さに驚いたとのことでした。ただ、入塾当初からコツコツと努力をし、各月の月末に行っている小学生の確認テストでは一緒に入塾した友人と共に常に良い成績を収めていました。この友人はこちらの子で、模試でも同じくらいの実力で、最後までよきライバルとして共に切磋琢磨しながら成長し続けていきました。

 

弱点をつぶし、苦手科目をつくらない工夫

入塾当初からコツコツと努力をし、中1の冬頃の全県模試ですでに5科目総合偏差値が60に達していました。ですので、この調子で努力を継続していけば特色検査のある学校にも十分に受かる力がついてくると感じていました。そしてその予想通り、学年が上がるにつれて偏差値も伸び、中2の冬頃には偏差値が65まで伸びました

しかも彼女の強みは苦手科目がないオールラウンダーであることです。ちなみに、最初から苦手科目がなかったわけではありません。彼女は模試の度に出来ない単元があったら、それを早めにつぶして次の模試に臨みということを愚直に繰り返していきました。その結果、苦手になる前にその要素を排除していったため常に安定して好成績をとることができていました。具体的には、『数学の二次関数の単元が弱いので、何をやったら良いか教えてください』とか『理科の天体が模試でとれていないので、天体の単元のプリントを下さい』といった具合です。しかもその際に『数学のテキストの〇ページから〇ページまでをやってごらん』とか『この天体のプリント5枚を1週間以内に全部終わらせよう』と言った指示をするとだいたい2~3日で全て終わらせて、『先生、全部終わりました!』とやり終えた課題を笑顔で見せに来てくれました。このような地道な努力の甲斐があり、中3での全県模試の偏差値は67~69という常に高い状態をキープし、最後の1月の全県模試で偏差値70に到達しました

また、学校の定期テストでも同じような努力を積み重ね、中1の終わりで4と5が半分くらいずつあり、中2・中3ではオール5に近い成績を収め、最終的に内申の合計が130を超える(内申の最大は135)結果となりました。内申に関してどのように高内申を勝ちとったのかを彼女に聞いたところ、定期テストに関しては塾の宿題をちゃんとやっていればきちんととれるので、宿題を頑張ったとのことでした。ここで大事なのは、宿題の精度です。ただ単純に宿題を終わらせるのではなく、間違えた問題はしっかり解き直しをして出来るようにすることが大事です。また、提出物は社会の振り返りとかが大変だったが、他の人よりもやる量を増やしてやる気をアピールした、とのことでした。学校の提出物でも、ただ期限内にやって出すだけでは良い評価は得られません。先生から見て、『この子は凄い頑張ってるなあ。』と思われるようなアピールをすることが大事です。このようなプラスアルファのアピールがしっかり出来ている生徒は『主体的に学習に取り組む態度』で高評価を得られやすいです。

 

悩みに悩んだ志望校

中2の頃の模試時の彼女の志望校は、桜丘高校(全県模試偏差値59)や横浜栄高校(全県模試偏差値54)でした。ただ、その後順調に成績が上がっていったため、中3に上がる頃には希望ヶ丘高校(全県模試偏差値65)も志望校に加えるようになりました。そして中3の9月頃には希望ヶ丘高校と桜丘高校の2つに絞り、そこから冬頃まではかなり悩んでいるようでした。ただ、12月上旬に受けた模試を返却するころには桜丘高校に傾いていました

そこで、こちらからも志望校に関してアドバイスをしました。基本的にはフォルテでは無理に志望校を上げるようなことはしません。ただ、彼女の内申と模試の偏差値を考えると、希望ヶ丘高校も十分受かる成績だったため、先の大学受験のことも考えて希望ヶ丘高校を勧めました。その後悩みつつも、冬期講習中には本人が希望ヶ丘高校を受験校にすることを決めていました

ただ、入試前の最後の全県模試(1月)のあと、フォルテの授業内に行った神奈川県の公立入試の追検査の理科や神奈川プレ模試での理科の不調などで再び志望校に迷いが生じたようです。悩んだ末に彼女が覚悟を決めて希望ヶ丘高校に最終決定したのは、中学校に志望校を書いて提出する日の朝でした。

この12月から1月にかけては、それまで以上に保護者の方とも色々とやりとりをしました。彼女自身があまり塾での話を自分から家で話すタイプではないので、保護者の方は家庭での彼女の様子からそこまで根詰めて勉強している様子を感じていないようでした。ただ、彼女は11月ごろから秋からにギアを入れ変えて頑張っていました。授業がない日も自習に来る日が増え、また授業がある日も早く来て自習をしたり、授業後に残って自習をすることも多くなりました。そもそも彼女については、中3になる前の段階から「スマホを使う時間が長い」という相談は受けていました。中3になってからも同様の相談(というか嘆き?)もありました。なので、フォルテにいる時間以外はそこまで勉強時間は撮っていないだろうということは想像できていました(それでも宿題をやってこないなどは一度もありませんでした)。

そこで、こちらからは塾での最近の頑張りや現状での成績から合格の可能性がどれほどあるかを過去のデータを用いて細かく伝えました。その上で「本人の意思を尊重する」という方針に落ち着きました。ただ、入試の約1カ月前のやりとりで保護者の方からのLINEの中で気になる一文がありました。

〇〇(生徒名)は、とんでもない事を起こすタイプなので、心配は残りますが、悔いの残らないような選択ができるように応援していきたいと思います。

我々からすると、内申的にも模試の成績的にもかなり合格可能性が高い判定が続いていましたし、こちらから見るとメンタルが弱いタイプにも思えなったので、これは保護者の方の杞憂ではないかと高をくくっていました。しかし・・・。

 

本番当日→自己採点での衝撃

彼女は極度の緊張で本番を迎えます。そして、最初の教科の英語。過去問や模試では8割~9割をコンスタントに取っていましたが、緊張感からか力が発揮できませんでした。そこから焦りもあり、5教科のうち実に3教科で明らかに今までのような手ごたえを感じることができませんでした

その日の夕方、フォルテに来てもらって自己採点を行いました。他の生徒たちが続々と点数を記入して見せに来る中、彼女はなかなか見せに来ず、こちらから声をかけても点数を隠してかたくなに見せようとしませんでした。もちろんその段階で思った点数がとれなかったことは容易に想像出来ました。だいぶ遅れて見せに来た時の点数は5科目合計で普段の彼女の実力よりも30点くらい低い点数でした

ただ、内申でのアドバンテージや翌日に控えている特色検査の結果次第で合格を勝ちとれる可能性はあったので、励ましつつ翌日の特色検査で実力を出し切るよう伝えました。また、それでも心配だったので、保護者の方に電話しました。すると、彼女はやはり入試の点数については家族に何も言わずに自室にずっとこもっていました。家族からしてもとても声をかけられる様子ではないとのことでしたので、「明日出かける前で構いませんので、諦めるような状況ではないから最後まで希望を捨てずに前向きに頑張るようにお伝えください。」と言い、電話を切りました。

まさに保護者の方の言う、「とんでもない事を起こすタイプなので」というのが現実のものとなってしまいました。保護者の方の子どもへの理解度の深さに感心するとともに、我々の理解度の浅さを痛感しました

 

運命の合格発表

そして、合格発表当日を迎えます。ここまで彼女の心境としては、「(公立に)落ちたと思っていたから、私立でどこの部活に入ろうか考えていて、母も、私立の制服をつくりに行こうとしていた。」とのことでした。

そして、結果を自分で見るのが怖かったので、母の携帯電話で見てもらいました。すると、母が画面を見ながら嬉しそうな顔をしていたので合格したんだと悟りました。この段階で彼女自身は、自分が合格した嬉しさよりも本当に受かったのか?という驚きの感情の方が勝っていました。そして電話で我々に合格を報告してくれました。

受験時に注意してもらいたいことは、たとえ自分ではダメだと思っても最後まで希望を捨てずに全力でやり抜くことです。午前中の英国数で失敗しても午後の理社で巻き返せば十分可能性はありますし、5教科終了して自己採点の結果が低かったとしても、その年の入試の難易度や他の受験生の状況次第で大きく変わるからです。特に特色検査のある学校は、翌日の徳直検査でも逆転できる可能性があるのでなおさらです。別に1番にならなくても合格最低点に届いてさえいれば、同じ合格になります。

 

最後に

彼女に限らず、5期生のみんなは本当に頑張ってくれました。5期生全体としては内申や偏差値に余裕がある生徒と、内申や偏差値に余裕がなく本番の点数次第の生徒が半々くらいでした。その中でも彼女は前者の方に入っていたのですが、入試本番では何が起こるか分かりません。彼女の場合は入試では思うような点数がとれなかったものの、しっかりとした実力があったからこそ崩れた中でも合格に滑り込む点数が取れたのだと思います。そして何より3年間頑張って積み上げてきた内申がかなり効いていました。やはり内申がしっかりとれているかどうかは本当に大きいと改めて感じました

また、お子様をサポートする上で、保護者の方が意識されたことをお聞きしたところ、「睡眠不足にならないように早く寝るように声をかける事と、風邪を引いたり免疫力が低下したりしないよう食事面にも気を配るようにした」とのことでした。やはりご家族の支えがあってこその合格だとしみじみと感じ入ってしまいました。

 

最後に彼女の聞きました。

Q.「フォルテとはあなたにとってどんな場所?」

A.「仲間と高め合える場所。」

改めて合格おめでとう!

 

今回は以上です。ではまた!

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模擬試験の解き直しのポイント(理系教科)

こんにちは。フォルテの理系講師の佐々木です。

今回は前回の続きで模擬試験の解き直しの理系バージョンになります。文系教科を見ていない方はこちらからどうぞ。

 

解き直しのポイント【数学】

まず、ぱっと数学の解き直しを見た瞬間に、良い解き直しと悪い解き直しの最大のポイントは図や表が使われているかです。ダメな解き直しはたいてい文章と計算式でノートが覆われています。それに対して、良い解き直しは図や表を上手く活用しています。例えば、中1数学の後半で習う平面図形や空間図形などの図形の問題、中1数学の比例反比例や中2数学の一次関数、中3数学の二乗に比例する関数などの関数の問題では図が書いてあると断然理解しやすくなります。下図はその一例です。

さらに、解くためのポイントや数学の公式などが書いてあると、「このポイントに注意して解こう」とか「この公式を活用すれば解けるな」というように記憶に残りやすくなります。

また、中2の後半で習う確率の問題などは、ただやみくもに解くのではなく表や樹形図を書いて考えていけば解きやすくなります。

そして、残念な解き直しの典型としていちばんやってはいけないのが、計算問題のミスでの計算式の丸写しです。さすがにほぼいないとは思いますが、計算ミスをしたにも関わらずただ式を丸写ししても何も意味はありません。計算問題のミスにしても、符号のミス、+-×÷の計算ミス、分数の計算において単なる計算と方程式がごっちゃになっていて分母を消してしまう、など様々あります。計算ミスをしてしまったのはしょうがないですが、次に同じようなミスをしないようにするという意識をもっていないと、いずれ同じようなミスで点数を落とすことになるので注意が必要です。

また、数学は似たような問題が出題されることが多いため、出来なかった問題を解き直しをして出来るようにしていくことで、着実に力がついていきます。

上記の内容をまとめると、

①ただ単に計算式を書いたりするだけではなく、図や表を活用する。

②問題を解く際のポイントや必要な公式を書いておく。

③計算ミスに関してはどのようなミスをして間違えてしまったのかを明らかにし、同じミスをしないように細心の注意をする。

 

解き直しのポイント【理科】

理科に関しては、社会と被りますが、問われている内容の周辺知識まで広げる必要があります。例えば中1化学の問題で以下のような4択の問題が出てきたとします。

問題.酸素を発生させる方法を次の①~④の中から選びなさい。

  1. 石灰石や貝殻にうすい塩酸を加える。
  2. 塩化アンモニウムと水酸化カルシウムを混ぜて加熱する。
  3. 亜鉛や鉄にうすい塩酸を加える。
  4. 二酸化マンガンにうすい過酸化水素水(オキシドール)を加える。

もし、今回は「酸素」なので④が正解となりますが、この問題について最低限やって欲しいことは、①は二酸化炭素、②はアンモニア、③は水素が発生させる方法であるという知識は確認しておきましょう。また、アンモニアがどういう気体かを忘れていたら、アンモニアについて教科書等で調べましょう。

例えば、アンモニアは無色で刺激臭の気体であり、空気より軽く水に溶けやすいので上方置換法で集める。また、有毒で水溶液はアルカリ性を示し、緑色のBTB溶液を青色に変える。

以上のように選択肢を全て見て必要な知識とその周辺知識まで広げられると良いです。なぜなら、今回は酸素に関して知っていれば解けましたが、次の時に他の気体について問われたら、他の気体に関しても理解していないと解けません。すると、前回は偶然知っている知識が問われたから答えられただけになります。模試のたびにこのように周辺知識に対して覚えなおしていくことで、抜け漏れがなくなり、点数が上がっていきます。

そして、数学と被りますが、図や表を書いたり、授業で習った語呂合わせを書いたりすると記憶の定着に役立ちます。

また、理科は計算問題も出題されますが、出やすい計算問題はある程度絞られるため、模試に出てきた計算問題はしっかりと解き方を覚えていきましょう。特に化学や物理に比べ、生物や地学は計算問題はかなり限られるので、生物の蒸散の計算や地学の地震の計算などは模試前にしっかり復習しておくと良いでしょう。

上記の内容をまとめると、

①問題に対する答えだけではなく、周辺知識も書くようにする。

②図や表を書いたり、語呂合わせを書くことで記憶しやすくする。

③計算問題は解き方をしっかり覚える。

 

まとめ

模試の解き直しは各科目で違いはあるものの、一番重要なことは出来なかった問題を出来るようにすることです。それと、間違えた問題だけではなくその周辺知識を覚えなおすことで、抜け漏れを減らし解ける問題が増えていきます

また、解き直しはノートを開いた瞬間に良い解き直しか悪い解き直しかがおおよそ分かります。例えば、図や表が見やすく書いてあったり、字が丁寧であまり詰めすぎないで書いてあったり、様々な色を使って見やすくしてあったりする解き直しは良い解き直しであることが多いです。反対に図や表などは全くなく、汚い字で詰めて書かれていて、色も黒一色の解き直しはだいたい残念な解き直しの典型的な例です。

模試の解き直しは偏差値アップにつながるだけではなく、内申にも相関関係があります。解き直しのノートの精度が高い生徒は学校のノート提出やワーク提出でも良い評価を得られます。字が丁寧に書いてあったり、色分けされていたり、その問題に対するポイントが書いてあったりするので当然と言えば当然です。そうなると、おのずと高い内申が付きやすくなります。

それと、模試を受けてから次の模試を受けるまでにもう一度間違えた問題だけでも解いておくと良いでしょう。人間は忘れていく生き物です。解き直しをした直後はかなり覚えているかもしれませんが、時間が経つにつれて頭から抜け落ちていきます。やはりどんな勉強においても復習することは非常に重要です。是非模試をフル活用して成績アップにつなげていきましょう。

今回は以上です。

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4期生ストーリー②

こんにちは。フォルテの理系講師の佐々木です。

今回は4期生の一人ひとりにフォーカスして、主に我々目線からの志望校合格までの話を書いていく第2弾となります。第1弾をまだ見ていないという方は是非、第1弾もご覧ください。

※4期生全体についてはコチラ

※第1弾はコチラ

 

遅めの入塾だけど努力量はピカイチ

今回紹介する女の子は、4期生としては入塾時期が一番遅く、中2の冬からの入塾でした(現在は中学部は全学年満席のため、小学生からじゃないと入塾できない状況です)。フォルテに入塾した理由は友達に誘われてという最も多いパターンですた。

入塾後、初めての受けた2月の模試では、5科目総合での偏差値が40台後半で、苦手の数学は偏差値30台でした。この当時の私の心境としては「面談時に数学が苦手と言っていたけど、相当頑張らないと厳しいな」という状況でした。ただ、勉強に対して前向きに取り組む姿勢がとても印象的で、努力量は4期生の中でもピカイチでした。特に、宿題の間違えた問題は全問解き直していたり、指定した範囲よりも多めに宿題をやってきたりしていたため、メキメキ力をつけていきました。

例えば、数学の宿題のやり方一つとっても、伸びる生徒となかなか伸びない生徒はすぐに分かります。宿題が期日に終わらないのは論外として、やったとしても塾に来てから慌てて丸付けをしたり、丸付けをしていても間違えた問題は正しい答えを書いて終了する生徒はあまり成績が伸びません。それに対し、出来ていなかったところを再度解いて、出てきた問題を全て解けるようにしている生徒は、小テストをしてもしっかりととれ、成績もどんどん上がっていきます。

 

長期課題に対するアプローチ

繰り返しになりますが、彼女の努力は4期生の中でもトップクラスでした。一例をあげると、中2の3月上旬ごろに長期課題として100ページ近い理科の課題を出しました。内容は中1・2の理科の総復習で、期日はGW明けまでという課題でした。早い生徒で、GW前に数人は提出できるかな?と予想していたところ、彼女は4月の上旬にはすべて終えて1番乗りで提出しに来てくれました。

このような長期課題を出すと、各生徒の勉強に対する熱量の差が顕著に表れます。早期に提出する生徒は、少し早めに塾に来て進めたり、休み時間等のちょっとしたすき間時間でも有効活用し地道に少しづつやっていきます。それに対し、ギリギリ又は期限に遅れて提出する生徒は、ほとんどが期限が近づくまでほとんど放置し、期限が迫ってくると慌てて一気にやろうとします。ギリギリに提出する生徒でもコツコツ計画を立ててやってあれば良いですが、期限が迫ってから大量にやると学習効果は薄くなります。

その理由は、課題を終える事しか頭にないからです。このような復習課題は弱点や出来ていない穴を埋めていき、その箇所を出来るようにしていくことで力がついていきます。それを短時間で大量にやろうとすると、時間に余裕がないため、間違えた箇所を解き直す時間が無かったり、下手すると数十ページに渡って丸付けをせずに最後にまとめて丸付けをするような子もいます。まとめて丸付けをすると、最初の方で間違えた問題に対してなぜそのような解答に至ったのかを忘れてしまいます。当然じっくり解き直している余裕はないので、正しい答えを写して終わりにするのが関の山です。その結果、同じことをやっていても効果は全然違ってきます。

 

志望校に対するぶれない信念

彼女が志望校を本格的に意識したのは中3の夏頃でした。入塾当初から模試の際には志望校をみなと総合高校と書いていましたが、中3の7月の模試では偏差値が60に到達し、その際に志望校に関して話をしました。「模試の結果と今までの頑張りを考えると、もう少し志望校を上げてもいいと思うよ」という話をすると「勉強以外にも様々なことが学べるからみなと総合高校がいいです。」との答えでした。目標のレベルに自分が到達すると、慢心からか、勉強に対する意欲が下がる生徒もいます。ですが、彼女はそのようなタイプではなかったので、以降は特に志望校に関しての話はしませんでした。

 

驚異の偏差値アップ

中3の冬になり、内申が決まり、12月模試の結果が戻ってきて、さすがにびっくりしました。5科目総合偏差値は過去最高を大幅に更新して68となりました。そして苦手だった数学の偏差値も69と入塾時から30以上アップしました。当然ながら入塾時3だった数学の内申も5となり、内申、偏差値ともに盤石の状態でした。また、志望校をはるかに凌駕する成績をとっていても全く浮かれる様子はなく、常に努力を怠らない姿勢は本当に素晴らしいと思いました。

そして、ある時彼女にどのように苦手の数学を克服していったかを聞きました。すると、とてもシンプルな答えが返ってきました。「苦手なところよりも分かるところや出来るところからやっていき、後に苦手なところやきついところをやっていった」とのことでした。たしかに苦手科目である数学で、いきなり空間図形などの難しい単元をやろうとしたら、挫折する可能性が高いと思います。まずは基礎の計算力をしっかりと固めてから徐々に出来るところを増やしていく方が賢明だと思います。

 

入試本番でも400点超えの高得点

入試直前の模試タイプの問題でもしっかりと点数がとれていて、面接の練習でもハキハキと受け答えが出来、多少の体調不良で本番で力が発揮できなくても合格は固いと思うくらい仕上がっていました。実際に入試当日も普段通りの力を発揮し、本番での入試では5科目で400点を超える点数でした。のちの各調査でわかりましたが、得点力としてはいわゆるトップ校と言われる高校にも合格できるくらいのレベルでした。彼女は入塾してから卒業するまで、順調すぎるくらい成績が伸び続けました。そして志望校合格におおよそ必要なレベルまで到達した後も、おごらず、油断したり手を抜いたりすることもなく、一途に志望校合格に向けてひたすら努力を継続していきました。今振り返ってみても、私の約20年の塾講師人生の中でもトップレベルの努力量と成績の伸び率でした。やはり何事も継続することが大切だと改めて感じさせられました。

 

最後に

毎年受験生を送り出していて思うことですが、日々コツコツと努力してきたことは決して裏切らないということです。もちろん、一時的な努力ではなく、努力を継続して習慣化していかなければ意味はありません。習慣化するには最低でも3週間はかかると言われています。よく、勉強のやる気が起きないという人がいますが、待っていてもやる気が起きることはありません。毎日少しずつでもやってみることが重要です。やる気があるから勉強するのではなく、勉強していくことで、分かることが増えていき、やる気が出てきます。

それでは最後にアルゼンチン代表のサッカー選手、リオネル・メッシ選手の名言で終わりたいと思います。

「努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ」

今回は以上です。

進学塾フォルテ|俺たちが井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域を熱くする!|各学年12名までの少人数制対話型集団授業

3期生ストーリー②

こんにちは、フォルテの理系講師の佐々木です。

ここでは、3期生の一人ひとりにフォーカスして、我々から見た様子や印象に加え、本人の談話に基づいて志望校合格までの話を書いていくシリーズの第2弾です。

第1弾はこちら

 

小学生の時からのあこがれの高校

今回紹介する女の子は、小学生の時から憧れていた高校にコツコツと努力を積み重ねて、見事合格を勝ち取った女の子についてです。

この子はフォルテ1期生の姉がいて、その影響もあり、中1の途中から入塾。まじめで素直な子でし、また人一倍負けず嫌いな面ももっていました。ただ、入塾当初はまだ中1ということもあり、勉強に関しては学校の宿題や塾の宿題をこなす程度でした。

そして、入塾後初めて受けた中1の10月の模試では、1番高い社会の偏差値で48、5科目総合偏差値は45という結果でした。後にこの子が合格することになる市立金沢高校の合格基準偏差値はだいたい62~63ですので、2年ちょっとで偏差値を20近く上げないと合格できないというレベルでした。

彼女が市立金沢高校を目指したきっかけが、もともと小学3・4年生位からダンスをやっていて、ある時、ダンスのイベントで市立金沢高校のダンス部が踊っている姿がカッコよくて、それから憧れを持ったとのことでした。ただ、その当時は漠然と憧れていただけで、そこまで強く志望校を意識していたわけではありませんでした。

 

コツコツと努力を続け、悲願の偏差値60突破

中2の秋ごろに、「家だとなかなか勉強に集中できない」という相談を本人から受けました。そこで話し合いの結果、週に1日だけ授業がない日に自習に来ることを決めました。彼女の場合、模試の結果が思わしくないと、「このままでは志望校に受からないのでは?」という不安からか、その都度相談に来て、改善すべき点を1つ1つ確認し、それを克服しながら次の模試に備えていきました。

この子に限らず、家だとなかなか勉強に集中できないという子は、かなり多いと思います。その場合はやる気が出るまで待つのではなく、強制的に勉強せざるを得ない空間に身を置いて、まずはやってみることが一番だと思います。彼女の場合、週3日の授業と1日の自習、定期テストが近づくとフォルテではテスト対策授業によって授業日がもう2日増えるため、週5日の授業と1日の自習を続けました。その結果、中2の2月の模試では5科目総合偏差値が57まで上がり、中2の最後の内申も9科目総合で40(各科目5段階評価なのでMAXで45)を超えるまでに伸びてきました

ただ、ここまで順調に伸びてきてはいたものの偏差値60の壁は厚く、中3の夏休み前の段階で、まだ模試の5科目総合偏差値で60を超えたことは一度もありませんでした。そのような状態だったので、彼女自身も「このままでは志望校の合格は難しいのでは?」と感じ始めます。そこで、夏休み前にこちらで目標を設定しました。その目標とは『英語と数学で偏差値で65、5科目総合偏差値で60をそれぞれ超える』というものでした。ちなみに、英語と数学の偏差値を高めに設定したのは、第一に彼女が志望する市立金沢高校は、入試において英語と数学の配点が他の科目よりも高いためです。また、授業中の彼女の様子を見ている限り、数学では順調にいけば偏差値65はとれるだろうという私の目算もありました。また、彼女の場合、5科目総合の偏差値よりも英数国3科目の偏差値の方が高い状態がずっと続いていましたので、理社の勉強、特に中1・2の内容の復習にも力を入れるように言いました。後に、この中1・2の理社の復習に夏前から力を入れたのがとても良かったと彼女自身が語っていました

そして、授業がない日の自習にプラスして、授業のある日も早めに来て自習をするようになりました。夏休みに入ると、夕方にフォルテの夏期講習が終わった後、自習で残って勉強し、夜の10時近くに帰宅する日々が続きました。そういった地道な努力の積み重ねもあり、中3の8月の模試でついに5科目総合偏差値が62(英語は偏差値64、数学の偏差値は69!)となりました。ただやみくもに勉強をして偏差値を上げるのではなく、具体的な数字を決めて、戦略的に偏差値を上げることができたことは彼女にとっても大きな自信になったと思います。

 

定期テストで満点獲得

中3の内申が決まる2学期期末(後期中間)テストが終了した翌日、彼女はいつもより早く15時半頃に塾に来ました。そして、開口一番、「先生に報告があります!」と言ってきました。何だろうと思っていると、定期テストの数学が100点満点だったとのことでした。

満点をとった時の心境は、嬉しすぎて叫びたくなり、家に帰って早く母に見せて、そして早く塾に行って報告したかったとのことでした。コツコツと頑張り続け、最初は70点台だったテストが80点を超え、90点以上をとれるようになり、内申に関係する最後の定期テストでの満点獲得。そしてそれをいち早く報告に来てくれたことは本当に嬉しかったです

 

目指せ、合格可能性90%

2学期期末テストも終わり、内申も例年の合格者平均のライン(伸学工房さん調べ)をだいぶ上回り、10月の模試では市立金沢高校の合格可能性が80%の判定となりました。

ただ、そんなある日彼女が相談に来ました。その内容は「志望校について、市立金沢高校から下げようか迷っている」とのことでした。ここまで順調に成績も上がってきて、十分合格ラインに届いているのにどうして?と私は思いましたが、彼女曰く「不合格の可能性が20%もあるなかでの受験は不安だ」とのことでした。

詳しく聞いてみると、「もし不合格になって私立に行くことになれば、親に経済的な負担をかけることになるから迷っている」とのことでした。そこで相談の結果、本人の意思を尊重して最後の1月模試で合格可能性が90%以上の判定が出たらそのまま受験し、90%に届かなかったら志望校を下げるということになり、その目標達成に向けてさらに勉強のギアを上げました。

それから数日後に12月模試が返却され、今まで課題だった理社の点数が段々と上がってきたこともあり過去最高タイの5科目総合偏差値62、そして合格可能性90%という結果でした。重点化される英語と数学は常に偏差値60を優に超えるようになっていました。ただ一方で、彼女が苦手にしている国語と理科がまだ50台中盤の偏差値のままだったのが気がかりでした。ですので、冬期講習の間は特に国語と理科を重点的に頑張るようにアドバイスしました。

 

勉強合宿での1コマ

そして、年が明け、フォルテの冬の勉強合宿で持ち前の負けず嫌いな一面がいかんなく発揮されました。フォルテの勉強合宿とは、朝9時から夜9時までの勉強付けなのですが、その中の一つの恒例行事として理科と社会の小テスト大会があります。そこでの点数の良い順に夕食のメニューが選べるというルールが待っています。ここでは、予め範囲を指定して小テストが実施されるため、事前の勉強がカギを握ります。ちなみに理科は、入試用の問題集1冊をまるまるテスト範囲としていたので前日にちょっと勉強したくらいでは到底歯が立ちません。そのテストで彼女は強者揃いのフォルテ3期生の中で、見事理科で1位を獲得しました。後日、その当時のことを聞くと、「私、食べ物がかかると強いんです笑」とのことでした。何かがかかっているとはいえ、こういったイベント事に全力で挑み、全力で楽しめるのはとても素晴らしいことだと思います。

 

運命の1月模試

冬休みが終わり、ついに1月模試の当日となりました。彼女に限らず、この日の結果によって志望校を変更する生徒も出てくるため、皆いつも以上に気合が入っていました。

そんな中、彼女の結果は12月の結果を上回り、5科目総合偏差値66、合格可能性95%という過去最高のものでした。

しかも驚くべきは、苦手科目の国語と理科でも偏差値60を超えていて、ここ1か月の頑張りがそもまま結果として表れたことです。冬期講習中はフォルテで毎日12時間くらい(授業は4時間半くらいで残りは自習)勉強していてほとんど修行僧のようでした(笑)。朝の9時や10時から来て、中1・2の授業が終わる21時半を過ぎてもまだ3期生が何人も残ってやっていたので、周りが頑張っているから自分も負けられないという意識が相乗効果を生んでいたのだと思います。

 

合格発表当日の4回の悪夢

そのまま彼女は体調を崩すこともなく、無事に入試を終えました。それまでの彼女の実力からすると、決して満足のいく点数ではありませんでしたが、内申のアドバンテージを考えれば恐らく大丈夫だろうと個人的には感じていました。

ただ、受験生本人からしたら、合格の2文字を見るまでは、不安な日々が続いていたと思います。事実、彼女は合格発表当日の朝、起きて寝てを4回繰り返して、4回見た夢の中では全て不合格だったそうです。そんな悪夢を見続けた中、発表時間の朝9時に恐る恐るスマホで合否を確認すると、そこには合格の2文字がありました

それを見て嬉しさを感じるとともにホッと、そして何よりお母さんとお姉ちゃんが号泣しながら自分以上に喜んでくれたことがとても印象的だったと話してくれました。

 

最後に

フォルテ3期生は本当に誇れる学年でした。皆が与えられた課題をこなすのは当然のこと、それ以外にも数学であれば、小問集合プリント、確率プリント、平面図形プリント…など生徒によって足りない部分のプリントを貰いに来ては数日でこなし、新たなプリントを貰いに来るということの繰り返しでした。こちらが感心するほどたくさん勉強していました。

その中でも彼女はトップクラスの勉強量で、入塾時から模試の偏差値を20以上上げ、憧れの高校に見事合格しました。他にも20以上偏差値が上がった生徒が複数いましたが、共通点はシンプルで、しっかりと目標を設定した上で、その達成のために膨大な勉強量をこなしたことです。まさに、『学問に王道なし』ですね。

 

進学塾フォルテ|俺たちが井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域を熱くする!|各学年12名までの少人数制対話型集団授業

2期生ストーリー②

こんにちは、フォルテの理系担当佐々木です。今回は2期生の一人ひとりにフォーカスして、主に我々目線からの志望校合格までの話を書いていく第2弾となります。

第1弾はコチラ

 

勉強に対する姿勢の矯正

この子はフォルテ開講当初(中2の最初)から来てくれた生徒で、第一印象は明るく笑顔が絶えない素直な子である反面、カバンの中がぐちゃぐちゃで整理整頓が出来ず、宿題忘れが多いという中学生男子によくいるタイプの子でした。

個別指導塾からの転塾で、宿題忘れに関しては今までそれほど強く言われてこなかったせいか、宿題を期日までにやってくるという習慣が身についていませんでした。ですので、まずは勉強に対する基本的な姿勢をしっかりと身につけていく必要性を感じました

ただ、頭ごなしに出来ていないことを否定してもしょうがないので、本人と話をした結果、出された宿題が自主的に出来るようになるまでは別の曜日に塾に来て宿題をする約束をしました。個人的にはわざわざ別の曜日に宿題をやりに来るのはめんどくさいのでは?と思いましたが、本人曰く、家にいると集中できないけど、塾だと勉強するしかないからその方が良いとのことでした。

彼は素直な性格で、我々に言われたことに対しては反発せずに従う子だったので、別日に自習に来て宿題をやる生活が定着しました。そして、しばらく経つと、だいぶ宿題をこなす習慣が身についてきて、いつしか別日に来なくても宿題が出来るようになっていきました。

 

定期テストで満点獲得

だいぶ勉強の習慣が身に付き、学校のテストにも自信を持って臨むことが出来る様になりました。そして、中2の1学期末と2学期末のテストではなんと数学で100点満点を獲得しました!さらに5科目総合でも470点以上取るなど驚くほどの成果を叩き出しました。2学期末のテストに関しては、彼だけでなく当時の中2のフォルテ生の半数以上が数学の点数が95点を超える点数を獲得するなど抜群の結果が出ていました。

ただし、それでも定期テストで満点を取ることは容易ではありません。そもそもフォルテは大手塾のように、各中学校の過去問を用いた露骨なテスト対策はしていません。塾の対策によって取らせてもらった満点ではなく、自分自身の力で勝ち取った満点だからこそ価値があります

このような結果を出すためにフォルテでやっていることは、シンプルに「学校の定期テスト以上のレベルに達するように仕上げていく」ことです。そのために、彼のような数学が得意な生徒の場合は、定期テストではめったに出題されないような高いレベルの問題まで触れていきます。昨今、神奈川県の公立入試の問題は難化しているため、普段からこういったハイレベルな問題に触れることは、入試を勝ち抜く実力を付けるという上でも大切です

また彼は、模擬試験においても入塾当初は5科目総合偏差値で50ちょっとだったのが、2年生の最後の2月の模試では初めて5科目総合の偏差値が60を超える結果を出すようになりました。こういった急激な伸びを見せたことで本人も自信がついていき、入塾時には遥か遠い目標であった当時の第一志望(準トップ校)の合格も十分狙える状況になってきました。

 

志望校の決定

中3になっても順調に力を付けていき、全県模試でも5科目総合の偏差値で60~65を安定して出せるようになってきましたが、夏ごろまでは模試の際に記入する第一志望の欄にはずっと旧学区の準トップ校(偏差値62程度)を書いていました。

しかし、模試の偏差値や学校の内申が上がるにつれて自信を深めていき、ついに9月末の模試で第一志望を旧学区のトップ校(実際に彼が受検→合格した高校)に変えました。決め手となったのは、その高校に通っている先輩から高校の話を直接聞いたり、興味深い部活があること、準トップ校に比べて進学実績が明らかに良いことなどでした。

トップ校を受験するということには、それなりに高いハードルがあります。同じ高校を目指すライバルたちのレベルは高いですし、入試の教科においても5科目に加えて教科横断型の特色検査も課される学校であるため、準トップ校からトップ校に変更するということは勇気のいる決断だったと思います。ただ、彼もこの点はしっかり理解していたようで、それまで以上に勉強に対する意識が高まっていきました。その後の彼の姿を見ていると、高い目標を掲げ、それに向かって努力していくことで人間は大きく成長していくのだと強く実感しました。

 

整理整頓

中3の後期内申が決まる最後の定期テストを直前に控えた11月の土曜日。以前から整理整頓が出来ずにカバンの中がぐちゃぐちゃな状態だったため、翌日の日曜日のテスト対策授業前にカバンの中を整理してから来るように伝えていました。

そして彼が来た時にどの程度きれいになっているか確認した所、前日よりは多少ましになってはいましたが、ひどい状況に変わりはありませんでした。これではだめだと思い、本人にカバンの中身を全部出させて、必要なものとそうでないものを分類させました。そして必要なプリント類はクリアファイルに入れ、不必要なものは処分しました。空のペットボトルが何本も出てきたときには衝撃を受けました笑。私も整理整頓が苦手なので、気持ちはわからないでもないのですが・・・。

それ以降も定期的にカバンの中の状況をチェックするようにし、以前までのようなカオスな状況はなくなりました。一般的には片付けが出来る方が成績も良い傾向にあるので、成績が伸びないとかやる気が出ないという人は、まずは机の上やカバンの中をきれいにするところから始めると良いかもしれません

 

特色検査に関して

中3の6月ごろに本人と保護者の方へ志望校に関して話していく中で、特色検査のある学校も視野に入れた方が良いという話をして、特色検査の模試を7月に初めてチャレンジしてもらいました。結果に関しては偏差値にして40くらいだったのですが、そもそも特色検査の模試を受けるのはトップ校を志望する成績上位者のみなのと、特色検査の対策は夏以降でやっていく予定だったので、その結果について私は特に気にしていませんでした。中3の夏までは5科目(特に理社)の勉強をしっかり進めることが大切だと思います

夏以降は特色検査の対策として、色々な種類の問題に触れていきました。私は大手塾時代にも特色検査の対策講座を担当していましたが、多い年は1教室で50人位の生徒を相手にしていたため、一人ひとりの理解度を詳しく把握するのは正直困難でした。ですが今は、一人ひとりの状況を正確に把握することができ、臨機応変にそれぞれの生徒の出来に合わせて扱う問題も変えることも可能なため、かなり密度の濃い指導が出来ていると感じています。これはフォルテが少人数制集団授業を行う塾だからこそできることです

また、特色検査の問題は難易度が高い問題が多いため、問題をしっかりと読んだり、与えられた資料等から粘り強く考える力が必要になります。ですので、少し問題や資料を見て分からないからと言ってすぐに諦めたり、答えやヒントを求めているとなかなか伸びません。しかし、彼は難しい問題にもきちんと向き合い、試行錯誤しながら頑張っていきました。そして、12月の特色検査模試では偏差値50を超えることも出来、本人もだいぶ手ごたえを感じているように見えました。

 

入試本番⇒合格発表

中3の夏以降は毎回の模試で5科目総合偏差値で65を安定して取れるようになり、特に理科と社会はコンスタントに偏差値70を超える状態でした。現在の神奈川県入試において、理科と社会が安定して取れるのはかなりの強みになります。正直、中3の夏ごろで中1・2の理科や社会の最低限の知識がない状態だと、受験までに仕上げるのがかなり難しくなります。特に上位校を目指す場合は、中3の夏くらいまでに中1・2の理科と社会の教科書で太字の用語くらいは一問一答で答えられる状態を作っておくべきでしょう。あとは社会ではできる限り多く歴史上の出来事の年代を暗記するというのも進めていきましょう

今年の入試は昨年に比べると、社会が大幅に易化、英語や数学もやや易化、理科が難化した結果、5科目総合では昨年よりもだいぶ点数が取り易い入試となりました。実際の彼の結果は社会が満点で理科が1ミスと得意の理社でかなりの結果を出してくれました。特に難化した理科で1ミスに抑えたのは非常に大きかったと思います。英数国も大崩れすることなく、5科目総合では今までの模試に比べて一番良い結果を出すことが出来ました。そして、難易度が高かった今年の特色検査でも他塾の情報をから考えると、同じ高校を受ける子に比べても十分な点数が取れていたので、多分大丈夫だろうと思いながらも合格発表当日を待ちました。

それでも不思議なもので、実際に合格発表当日の朝はかなりドキドキな状態でした。そして発表から5分ほど経ったタイミングで彼から合格通知画面のスクショとともに「受かりました!」という報告をLINEで受けました。その瞬間、私は思わずガッツポーズをしました。怠惰な性格ゆえに私や上村に叱られることは誰よりも多かったですが、言われたことは愚直にやり続け、また自分でやるべきことを自覚して努力もしました。それが結実して本当に嬉しかったです。

フォルテに入塾したことで、彼は成績を大きく上げることができ、入塾時には考えられないほどのレベルの高校に合格することができました。それ自体も素晴らしいことですが、それ以上に勉強に対する基本的な姿勢が身についたり、自己肯定感を高めたりすることができたことは、今後の彼にとって大きな財産になるでしょう

 

最後に

彼から公立トップ校合格の報告を受けた時、入塾当初は宿題すらまともにやってこれなかった状況を思い返すと非常に感慨深かったです。ただ、あくまで高校入試は彼の人生においては、一つの通過点に過ぎません。これから先も様々な困難や壁にぶつかるでしょう。しかし、今の彼ならばどんな困難や壁も必ず乗り越えられます。高校でも新たな目標を見つけて頑張って欲しいと思います。

 

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モーニングルーティンについて

こんにちは。フォルテの理系担当の佐々木です。

今日はモーニングルーティンについてお話しできればと思います。そもそもモーニングルーティンとは何なのか?聞きなれない方もいるかもしれませんが、モーニングルーティンとは、「毎朝決まった時刻に決まった行動をとる習慣」のようなものです。海外のユーチューバーから火がついたと言われていて、日本でも多くのユーチューバーが様々なモーニングルーティンの動画を上げています。そんな今話題?のモーニングルーティンについてお話していきたいと思います。

 

モーニングルーティンについて考えるきっかけ

私がモーニングルーティンについて考える一番のきっかけになったのが、メンタリストDaiGoさんのユーチューブ動画「DaiGoのモーニングルーティン」です。幾多のユーチューバーがモーニングルーティンの動画を上げていますが、個人的には、誰がどういうモーニングルーティンを行っているのかには全く興味がありません。ですが、自分にとって何か良い影響を与えてくれる朝の習慣を身につけたいとは考えていました。そんな時にこの動画に出会えました。DaiGoさんのモーニングルーティンを簡単に説明すると、

①数種類のサプリメントを飲む。

②運動をする(ノルウェー式HIITのアレンジバージョン)

③冷水を約30秒浴びる。

④瞑想を20~30分行う。

という流れです。詳しくはDaiGoさんの動画を見ていただくのが速いのですが、①はテアニン、チロシン、カフェイン、ロディオラという4種類のサプリメントを飲むだけです。

②はノルウェー式HIITのアレンジバージョンなのですが、HIITとは高強度インターバルトレーニングのことで、通常は「20秒間負荷の高い運動を行い、その後10秒間休む」を繰り返し行います。ノルウェー式はこれを長めにして、「4分間負荷の高い運動を行い、3分間軽い運動をする」を繰り返し行います。普通はこれを4セットやるらしいのですが、DaiGoさんは7セット行うみたいです。凄すぎですね。このトレーニングを行う際に必要なものはヨガマットと(サイクリング)グローブのみで、無くてもトレーニングは行えます。

このノルウェー式HIITを行うことによる効果は、細胞レベルで体が若返る、心肺機能が高まり疲れづらくなる、エネルギー生産効率が高まる等かなりの効果が期待できるようです。

因みにDaiGoさんのアレンジバージョンは4分間の高負荷のトレーニングをバーピーにしている点です。バーピーのやり方は、まずスクワット状態から腕立て伏せを行い、スクワット状態に戻し、真上にジャンプするという一連の流れを繰り返していく運動です。このバーピーは1930年代に活躍した生理学者のロイヤル・H・バーピー博士が考案した運動で、スクワット・腕立て伏せ・ジャンプなどの動作を一連の流れの中で行う複合エクササイズです。

この4分間の運動を行う際の心拍数の目安は、(220-年齢)×0.9なので、例えば、30歳の人であれば、(220-30)×0.9=171 となります。心拍数170はやってみるとわかりますが、かなりきついです。

 

継続することの大切さ

私はこのモーニングルーティンを6月の頭から始めようと思い、ヨガマットとグローブは購入せずにサプリメントだけ購入し、スタートしました。まず、バーピーを4分間やろうと時間を計ったのですが、3分できつくて挫折しました。そのため、3分間バーピーを行い、4分間ストレッチ等をやり、再度3分間のバーピーをやり、シャワーを浴びて初日は終了しました。翌日、同じく3分間バーピー、4分間ストレッチ、3分間バーピーを行いました。これなら続けられそうだと思い、3日間やって1日休むサイクルでやっていくことにしました。

ところが、3日目にして早くも危機が訪れました。いきなりハードな運動を始めたため筋肉痛で体が悲鳴を上げていました。ただ、ここで1日休んだら、この先もちょっとコンディションが良くないだけでさぼってしまいそうな気がしたので、何とか筋肉痛に耐えながら頑張りました。そして、1日休みを挟み、次の日は天気が良かったので外で同じようにバーピーを行いました。

しかし、その翌日に二度目の危機が訪れました。前日の外でのバーピーの際にグローブも無しでアスファルトで行ったため、両方の手のひらに水ぶくれのようなマメが出来てしまいました。そこで一瞬「今日はやめておこうかな」という思いが頭をよぎりました。ただ、ちょっと何かあるたびにさぼってしまったら、この先もそれを理由にやらなくなる恐れがあったので、まずはやってみようと思い、バーピーの途中でマメがつぶれながらもなんとかやり抜きました。その後はだんだん慣れてきて3日~4日やって1日休むというサイクルで何とか今まで続けてこられました。しかも、最近は慣れてきたので少し負荷を増やしながら続けています。

今回このモーニングルーティンをやっていて感じたことは、何かを継続していくことはとても大変だという事です。習慣化するためには最低でも3週間くらいは必要だと感じました。逆に3週間位続けていけば、最初はとてもしんどかったことが、徐々にやることが当たり前になっていき、苦ではなくなっていきます。今まで、ジョギングや筋トレ、英会話、瞑想など、続けたいと思いながらほとんどが三日坊主で終わってきた自分にとって、このモーニングルーティンが継続できたことは自信につながりました。

続けることが出来た要因はいくつかありますが、一番の要因は体力の低下を実感したからです。ある日の仕事後、終電が迫っていたため、フォルテからジョギングくらいのスピードで井土ヶ谷駅まで走りました。恐らく1kmもないと思うのですが、駅に到着すると太ももの辺りが軽く肉離れを起こしそうな位悲鳴を上げていました。ほんのちょっと走っただけでこれか…と衝撃を受けました。その時の強烈なショックと、その少し後にDaiGoさんのモーニングルーティンの動画を見たこと、文系担当の上村が健康のために家からフォルテまで片道30分の道のりを徒歩で通勤していることなど様々なことがあり、それらが強い動機となって継続することが出来ているのだと思います。

今はまだ瞑想は出来ていませんが、瞑想はストレス軽減や集中力や生産性の向上、疲れにくい体になるなど習慣化できれば計り知れないメリットがあるので、今後瞑想もモーニングルーティンに取り入れていきたいと考えています。

 

終わりに

「継続は力なり」という有名な格言があります。「地道な努力を続けて行けば、いずれ必ず結果は出るものだ」という意味ですが、まさにその通りだと思います。まだ、このモーニングルーティンを始めてから2か月弱ですが、体調も良く、体も引き締まり、肩こりもなくなってきました。そして何より、続けることが出来ているということが自信になりました。

継続するために重要なことは何なのかと自分なりに考えてみました。まずは、ハードルを高くしすぎないことが重要だと思います。「毎日1冊読書をする」とか「毎日1時間運動をする」と決めてもほとんどの人は挫折するでしょう。「1日10ページ読書をする」とか「1日20回腕立て伏せをする」のようにハードルを下げて、出来る様になってきたら少しずつ増やしていく方が圧倒的に続けられる確率は高くなると思います。

また、最初の1週間が最も挫折しやすいので、「絶対に出来ない言い訳を考えずに、1週間は何が何でもやり抜く」というように自分に強く言い聞かせることも重要だと思います。他にも、「2週間続けられたら自分へのご褒美にコンビニスイーツを買う」などの、続けることが出来た時のちょっとしたご褒美もモチベーションのアップになるかもしれません。

人間の過ごしている時間の約50%は習慣的な行動で占められていると言われているので、良い習慣を身につけられると、それだけで大きく成長できる気がします。

それでは最後に名言で締めくくりたいと思います。

『自分自身と戦って、毎日自分に勝てる人が夢を叶えられます』

パク・ジニョン 歌手、音楽プロデューサー

 

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例年とは異なるコロナ禍での高校受験

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

久しぶりすぎて、前にブログをあげたのが何か月前だったか…だいぶ落ち着いてきたので、これからは定期的にブログを書いていこうと思います。

 

圧倒的な差がついたコロナ禍の3か月

新型コロナウィルスによる学校の休校が約3か月間も続き、6月の初めから学校が再開となりましたが、この3か月の学校の休校は例年とは比べ物にならないくらいの学力差がついたと感じています。

学校が長期間休校になり、まず初めに感じたことは、ほとんどの生徒が時間を持て余しているということでした。当然と言えば当然かもしれません。いきなり、「来週から約1か月間学校はお休みです。」と言われても大半の生徒は何をして良いか分からないでしょう。そこで、十分な学習量を確保するために、フォルテでは全生徒に宿題量を増やすことにしました。

3月中旬位の段階で、コロナが収束して4月から学校が始まるのかも怪しくなってきたため、万が一夏休みが短くなっても良いように中学生の数学・理科共にカリキュラムを昨年よりも早めました。早めると言っても授業のスピードは普段とそれほど変えずに、宿題を増やしたことで演習量が増えて内容が定着しやすかったことと、既習単元や前学年の単元の復習も宿題に組み込むことにより、授業中で復習内容にあてる時間を削減できたこと、作成した授業動画を活用することができたことが大きな要因です。それと、中学生の数学や中3の理科は3月から次学年の内容をやっていったことも大きかったと思います(フォルテは昨年の春期講習からの開講のため、昨年は春期講習から次学年の内容をスタートしているためです)。

また、フォルテでは緊急事態宣言が出された4月の上旬から5月末まで、ほぼ全ての授業を動画で視聴できるようにしました。最初のうちは明け方まで動画の撮影に追われるなど苦労の連続でしたが、自分の授業を自分でチェックすることにより改善点が見つかったり、生徒にとっても1回では理解しづらい箇所は繰り返し視聴することが出来る等、得るものも大きかったと感じています。

動画による視聴は繰り返し見ることが出来たり、好きな時間に見られる等インプットすることに関してはメリットが大きいですが、対面授業に比べてアウトプットが弱いというデメリットがあります。ですので、6月は演習量を増やして、今までの復習をメインに据えていきました。小学生は昨年と大差ない進度ですが、中学数学は5月末の段階で、1年生は正負の数・文字式・一次方程式、2年生は式の計算・連立方程式・一次関数、3年生は展開因数分解・平方根・二次方程式の各3単元ずつが終了しました。また、中3理科は6月の中旬で天体以外は全て終了したため、ここからは中3内容を再度復習してから天体に入る予定です。

こうしてみてみると、学校の課題のみをやって、後は何もしなかった生徒と、この休みを最大限活用して先取り学習や前学年の復習等をしっかりとやった生徒では、圧倒的な差が生じたと感じています。特に数学ではそれが顕著に現れていると感じました。

その理由は、最近のフォルテでの数学の授業で、学校のテストと同レベルかやや難易度が高めの独自のテストを行い、現状で8割または9割以上取れている生徒が多くいたためです。ですので、この調子で数学が得意・苦手に関係なく、全員が学校の定期テストで9割以上取れるよう全力でサポートします。勿論、今まで通り各中学校の過去問には一切頼らず、教科書や学校のワーク、独自テスト(通称”さーもん”)のみで戦います。

また、夏に向けて、内部生と体験生で習っている内容に差が出てしまわないよう、体験生への補習も随時行っています。

 

受験時に一番差がつきやすい科目

さて、ここで受験で一番差が付きやすい科目について考えていきます。全員とは言いませんが、多くの受験生に当てはまる科目は理科と社会でしょう。これは科目の特性を考えるとしかたがないのかもしれません。なぜなら、英数国は積み重ねの科目です。数学で例えると、方程式であれば、中1で一次方程式、中2で連立方程式、中3で二次方程式を習います。関数であれば、中1で比例反比例、中2で一次関数、中3で二次関数というように前の学年で習ったことを少しバージョンアップして次学年で再び習います。

それに対して、理科や社会は一度習った内容は再度出てくることはほとんどありません。理科の化学分野で指示薬や化学式など次の学年で出るものも多少はありますが、大半は二度と出てきません。例えば、中1で習う物理単元の光や音などや地学単元の岩石や地層などが中2や中3で出てくることはまずありません(単元によっては学年末試験までに全部の範囲が終わらず、次の学年の最初のテストに持ち越されて出ることはありますが)。

そういったことを考えていくと、中3の冬から中1・2の理科と社会を全て復習し始めてもまず終わりません。遅くても秋位から、出来れば夏位から理社の復習が出来ると良いでしょう。塾に通っていない方は夏に中1・2の理社の問題集を1冊やっておくだけでも違ってくるでしょう。

私は大手塾時代に、中1・2の理社の復習が追い付かずに入試で失敗する生徒を山ほど見てきました。ただ、大手塾だと進めるべきカリキュラムが決まっているため、その中でやれる限りのことをやってきましたが、限界も感じていました。そのため、フォルテでは中1から5教科必修とし、模試も5教科やっていくため、ある程度は何とかなります。ただ、それでも完璧とはいかないのと、今年は、夏休みが2週間程度(横浜市の場合)になるため、6月の14日の日曜日から夏休み前に4回ほど中1・2の理社の復習をやっていきます。このあたりのフットワークの軽さは個人塾ならではの強みだと言えるでしょう。

 

範囲が狭まった今年度の入試

6月11日の段階で東京都や奈良県が出題範囲を縮小することを発表し、様々な県で範囲の縮小を検討していました。その一方で、北海道や愛知県など通常通りの出題範囲にする道県もありました。メディアを通しての情報だと、神奈川県はどうやら範囲が縮小されるとの予定でしたので、どの程度縮小されるのかと気になっていました。

東京都のように、数学で三平方の定理が出題範囲から外れてしまったら、毎年神奈川県の公立入試で問6に出てくる空間図形は過去問がほぼ使えなくなってしまう・・・。英語で関係代名詞が出題範囲から外れてしまったら長文読解でかなり制限が出てきてしまう・・・。もしそうなったら過去問が使えなくなり、受験生にとって大きな負担となってしまうのでは・・・とあれこれ思い悩んでいましたが、ついに7月3日に縮小される範囲が決まりました。

今までの神奈川県のパターンだと東京都に追従する可能性が高いのでは?と個人的には思っていましたが、出題範囲から削除される内容は、

となりました。個人的には数学で三平方の定理がきちんと試験範囲に入り、英語でも関係代名詞が入るので、そこまで大きな変更にはならず、出題傾向にもほとんど変わりがないため、過去問も活用でき、受験生にとって良かったと思います。

ただ、出題範囲から削られた単元は入試には出ないですが、塾としてはしっかりと教えていきたいと考えています。その理由は、高校入試がゴールではないからです。また、今では多くの高校生が大学受験をするため、削減単元を扱わないまま高校に進学してしまうと、それだけで大学受験のスタートが遅れてしまいます。

 

終わりに

とにかく今年の受験生は学校が長期間休校になったり、その影響で入試の範囲が削減されたりと、とても大変な状況であると思います。

ただ、休校期間中に頑張った生徒は絶大なアドバンテージを手に入れていますし、逆に、休校期間中にあまり本腰を入れて勉強してこなかった生徒はここから必死に努力をしないと差は埋まらないでしょう。

まだまだコロナが収束に向かう気配はないですが、入試時期は例年と変わらないので公立の入試までは7か月ちょっとしかありません。結局はどんな状況下に置かれたとしても、周りの環境ではなく自分自身が何事にも覚悟を持って取り組むかどうかで決まると思います。

それでは最後は名言で締めくくりたいと思います。

『人生というものは、たとえいかなる逆境・悲運に遭遇しても希望さえ失わなければ全く消えてしまうものではない。』 市村清(リコー創業者)

 

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フォルテ史上初の快挙!

こんばんは、フォルテの理系担当の佐々木です。

時が経つのは早いもので、3月26日の春期講習の開校から半年以上が経ちました。本日はフォルテの小学生の算数のテストについてお話ししたいと思います。

 

フォルテでの算数の授業と月末の確認テスト

フォルテでは毎月の月末(季節講習では講習の最終日)にその月の内容がしっかりと理解できているかを確認するテストを行っています(多くの塾でそういったテストをやっているとは思います)。このテストに関してはかなりのこだわりを持って作成しています。

大手塾時代には算数のカリキュラムやテストが決まっていて、とりあえずはその通りにこなしていけば良いので、講師側の負担は少なく、全校で同じテストを行うため、大人数の中での自分の位置がわかるというメリットがありました。その反面、テストやカリキュラムが決められているが故に自由度が低いというデメリットもありました。ただ、その中でも自作の小テストを使ったり、カリキュラムを早めに消化して、小テストに中学受験用の計算問題を入れたり、高校受験用の特色検査の問題で小学生にも解ける問題をチョイスして扱ったりなど、通ってくれている生徒の層に合わせて自分なりに工夫しながらやっていました。ただ前述の通り、月末のテストの問題は全校統一で決められていたので、そこが個人的に一番のネックでした。

そこで、フォルテでは月末に行う算数の確認テストを、今通ってくれている生徒たちの学力を最大限引き上げられるように工夫して作成することにしました。

これは小学5年生で実施した9月の確認テストの前半部分です。特にこだわったのは、基礎の計算力をつけるために、最初に10問の基礎計算を入れ、さらに数か月前の内容も取り入れているところです。大手塾時代のテストでは、主にその月の内容がそのままテストに出ていたのですが、それだけだとせっかく習って出来るようになったものが、何か月も経つと忘れてしまい、その結果、模試等で出てきた時に解けないという事が多々ありました。これは至極当然のことで、習った内容を復習しなければ人間は忘れていくのが常だからです。

例えば、大問1の中で、⑦や⑧は6月にやった分数の足し算・引き算の問題、⑨は5月にやった余りのある小数のわり算の問題、⑩は春期講習でやった体積の問題というように以前やったものを繰り返し出すようにしています。このように、何度も何度も出題することによって、頭で覚えているというよりは体がもしくは手が勝手に反応して、自然と解ける状態になるのが理想だと考えています。また、大問5では夏期講習中にやった割合の問題の文章題を5問入れました。5年生の算数の中で苦手にする生徒が非常に多い割合の単元をしっかりと定着出来る様にするのが目的です。ここで間違えている生徒が多かったので、10月も少し出そうと考えています。

このように全て自分の思う通りに出来るのが個人塾の強みかも知れません。まあ、大手塾と同じようにやっていたら小さな個人塾なんてあっという間に淘汰されてしまうでしょうから。

 

史上初の満点獲得者現る

当然ですが、その月に習った内容以外のものも多く出題していくとなると生徒からしたらとても大変だと思います。その結果5月のテストでは平均点が50.4点と、とても低い結果に終わり、テストの出題形式を見直そうかと相当悩みました。しかし、ここで妥協して難易度を下げたり、その月に習った内容のみを出題したりするというのは、自分の中ではありえないという結論に至り、他の方法を考えました。

そこで出した結論が、テスト1週間前にテスト問題に似た問題をプリントで宿題に出すことと、テスト結果が振るわなかった生徒には補習してその月に習った内容を再度復習することでした。時間はかかりましたが、少しずつ結果が出始めて、4か月後の9月のテストでは平均点が80.5点と大幅にアップしました。

そして、何よりも嬉しかったのが、フォルテの算数の確認テストで史上初の満点者が出たことでした。今回のテストで満点を取った子は、国語が得意で算数が苦手という文系タイプの子でしたが、普段の宿題の取り組みや授業中の頑張り、また、テストに向けての一生懸命な取り組みなど、努力に努力を重ねた結果の満点だったので、なおさら嬉しさがこみ上げてきました。しかも自分が満点だと知った時のその子の眼には涙が溢れだしていました。苦手にしていた算数で、努力の末に勝ち取ったフォルテ算数史上初の快挙を手にしたその子にとって、今回の算数の結果は間違いなく自信になったでしょう。そして、そういった自信を積み重ねていくことによって、苦手が払しょくされ、やがて得意科目へ変わっていけば、これほど嬉しいことはありません。

 

終わりに

算数・数学は積み重ねの科目なので、苦手なまま学年が上がっていくと、どんどんわからなくなっていき、わからないから尚更やらなくなり、そのうちに手の施しようがないような状態になってしまいます。ですので、算数が苦手だという子は、1日10分でいいので算数ドリル等で計算力をつけておくだけでも、全然違ってくると思います。

それではいつも通り最後は名言で締めくくりたいと思います。今回は日本中で盛り上がりを見せ、初の決勝トーナメント進出を決めたラグビーの日本代表を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチの言葉です。惜しくも南アフリカには負けてしまいましたが、日本中を元気づけてくれた桜の戦士たちに心から感謝したいと思います。

『誰も勝つと思ってない。誰も接戦になるとも思ってない。誰も僕らが犠牲にしてきたものは分からない。信じているのは僕たちだけ。』

ラグビー日本代表HC:ジェイミー・ジョセフ

 

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台風19号とスポーツの秋

こんにちは、フォルテの理系担当の佐々木です。

今回は、フォルテの塾内通信(フォルテレポート)の10月号に掲載したコラムに加筆したものをこちらでも紹介させてもらいます。

 

台風19号

秋もいよいよ本格的になってまいりました。先週12日の土曜日に上陸した台風19号は過去に例がないくらい大型で強力な台風でしたが、皆さまは大丈夫だったでしょうか。12日の土曜日は、フォルテも安全を考慮し休講にしたため、私は家でおとなしくしつつ台風に備えておりました。私の住んでいる地域は夜8時ごろに停電となり、復旧したのは翌日の昼でした。幸い停電以外にはこれといった被害はなかったのです。フォルテでも前日に台風対策しておいたこともあってか、幸いにも大きな被害はありませんでした。しかし、地域によっては甚大な被害が出ているようでしたので、少しでも何かできないかと考え、ヒカキンさんの動画で寄付を募っていたので少額ながら寄付をしました。

 

体育の日が・・・

前置きが長くなってしまいましたが、秋と言えば食欲の秋、読書の秋などもありますが、何といってもスポーツの秋!何故スポーツの秋というのかは諸説ありますが、有力なのは1964年に行われた東京オリンピックがきっかけのようです。東京オリンピックの開会式が行われたのが10月10日で、これを記念してもっとスポーツに親しもうという趣旨のもと制定されたのが体育の日です。そして、この体育の日の前後に運動会・体育祭やスポーツに関するイベント等が開催されるようになったため、秋はスポーツというイメージが広がったとのことです。因みに、この10月10日が選ばれた理由は日本の気象の歴史の中で晴れが多いという特異な日付だったからだそうです。2000年までは体育の日と言えば10月10日でしたが、現在はハッピーマンデー制度により10月の第二月曜日となったため日付はまちまちです。ちなみに体育の日は2020年から名称がスポーツの日に変わるそうです。しかも、2020年のスポーツの日は7月24日の東京オリンピックの開会式が行われる日になり、翌年以降は再び10月の第二月曜日に戻るようです。来年の東京オリンピックも非常に楽しみですね。

 

スポーツの秋

スポーツの秋と呼ぶのにふさわしく、この時期のスポーツはとても盛り上がりを見せているような気がします。特に今一番の盛り上がりを見せているスポーツと言えば、ラグビーワールドカップでしょうか。アジア初開催となる日本大会で、史上初の決勝トーナメント進出を果たした日本代表がどこまで躍進できるのかとても楽しみですね。また、プロ野球は、ジャイアンツとソフトバンクの日本シリーズが間もなく始まり、本日はドラフト会議です。私もカープファンなので、どんな選手が入団するのか楽しみです。サッカーもワールドカップのアジア2次予選の真っ最中です。

そして、個人的に一番気になるのは、11月に行われるWBSS(World Boxing Super Series)のバンタム級決勝戦です。日本ボクシング界の至宝であるモンスター井上尚弥選手が5階級制覇王者のノニト・ドネア選手と激突する注目の一戦。以前、有明コロシアムで井上選手の試合を見た時も強かったですが、今は階級を上げてさらに強さを増している印象があるので、本当に楽しみです。他にもいろいろなスポーツで注目の選手や熱い試合が繰り広げられるのでスポーツの秋から目が離せません。

 

『ボールは一つしかないのですが、それをトライするためにはいろんな苦労があって、いろんな人が走って、いろんな痛い思いをして、最後にトライができる。』

ラグビー日本代表:流大

 

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1学期の定期テストの振り返りと2学期の入試対策講座について

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

今日は1学期の定期テストの振り返りと2学期の入試対策についてお話していきたいと思います。定期テストの対策に関しては、色々と大手塾時代とは異なるやり方でやっていったため、正直不安な部分もありました。また、9月以降の入試対策講座に関しては色々と問い合わせがあったため、文系担当の上村と相談し、塾外生クラスの設置を決めました。そのあたりのことを詳しくお話ししたいと思います。

 

大手塾時代との定期テスト対策のやり方の違い

 まずは、大手塾時代に私が行っていた定期テストの対策についてですが、数学も理科も基本的には自作のプリントと学校の過去問を使用してやってきました。数学の自作のプリントは学校のワークや教科書の問題の類題も入れていて、理科の自作プリントは教科書の太字とかも全て網羅していたので、自作プリントと過去問の二本柱でそれなりの結果は出してきたつもりでした。ただ、メインの中学校だと1教室で30人位いたため、どうしても生徒一人ひとりの学力に合わせた授業が出来ず、思ったほど伸ばすことが出来ない生徒もいました。そして、定期テストでは点数がとれるのに、模試や入試では思ったように点数が取れないという生徒も多くいました。

そういう意味で、フォルテでの定期テストの対策は今までと大きく違うやり方でやっていきました。一番大きな違いは過去問を使わずにやっていったことです。過去問を使うことの弊害やリスクについては上村の最初の定期テストを終えての記事をご覧ください。

基本的には、数学は、自作プリント、学校のワーク、教科書の問題をやり、理科は、自作プリント、学校で配られたプリント、教科書の問題をやっていきました。過去問は、中3理科で前回の中2学年末テストの問題から全く同じものを出題する学校があったため、そこだけは生徒が持ってきたものを授業内で解説しましたが、それ以外には過去問は一切使用しませんでした。

 

初めてのフォルテでの定期テストを終えて

定期テストの結果としては、数学に関しては、中1・中2の生徒は数学で全員90点以上を取り、中には前回の学年末テストで20点代だった生徒が90点以上を取ったり、中3で平均点が40点代のテストで満点を取る生徒がいたりと、高い割合で自分の点数に満足してくれる生徒が多かったです。理科に関しては、数学ほどではないですが、前回の定期テストより4050点上がった生徒が複数いて、中3生では半数近くが今まで受けてきた定期試験の中で過去最高得点を記録しました。このような結果が出せた要因としては、テスト対策中に自学の時間を設け、生徒たち一人ひとりが計画を立てて早めに学校のワークを終わらせる等の能動的学習を行ったこと、授業のない日にも多くの生徒が自習に来て頑張ったこと、12名までの少人数制にしているためこちらの目が行き届いて細かく一人ひとりを見ることが出来たことなど様々あります。しかし、一番の要因は、何より生徒たちが前向きに普段の授業や小テスト、宿題や課題に取り組み、間違えたところはもう一度解き直して、しっかり出来るようにする、ということを地道に積み重ねたことだと思っています。

初めての定期テストについて、一部の結果をもって成功したとは言えません。我々は「全員を伸ばす」ことを目標にしています。今回のテストでも、中にはあまり点数が変わらなかったり、自分の掲げていた目標には届かなかったりといった生徒もいたので、修正すべきところは修正して、次回は全生徒が満足できる結果を得られるようにしていきたいと思います。

 

2学期の入試対策講座について

フォルテでは9月の南中学校の定期テスト後の日曜日(929日、106日、1013日、1020日、12月1日、12月8日、1215日の計7回)に入試対策講座を行う予定です。こちらは完全に塾生に向けた講座として実施する予定だったのですが、「中3生はもう埋まっているとのことですが、何とか受け入れてもらえませんか?」という問い合わせが複数あり、上村と相談し、塾生の定員は12名の上限に達しているから新規入塾生と迎えることは難しいけれど、日曜日に行う入試対策講座に関しては、もう一つクラスを作ることが可能だと判断して塾外生クラスの設置を決めました。

ありがたいことにフォルテでは開校から1か月で中3が定員に達したため、フォルテに来たかったけれど既に受付が締め切られていた、大手の塾に通っているが入試対策だけでもフォルテで受けたい、個別指導塾に通っていて入試対策講座のようなものがない等で受講を考えている方は是非ご検討ください。詳しい内容はHPよりご覧ください。授業に関しては理系科目と特色を佐々木が担当し、文系科目を上村が担当します。2人とも昨年まで大手塾で10年以上にわたり毎年地域の代表として入試対策講座を担当してきた高校入試のプロフェッショナルです。しかも大手塾時代のように1クラス2030人前後のクラスではなく、定員12名までの少人数制で一人ひとりを細かく見られるので、費用対効果は他塾の入試対策講座に比べて圧倒的に高いと自負しております。また、特色検査の対策に関しては、私が昨年大手塾で行っていた時は、1クラスに約50名の生徒がいて、誰がどのくらい出来ているかを細かく把握するには人数が多すぎて、ただ授業をこなして授業後に数名の質問対応をするのが限界でした(特色検査はその問題の特徴から教科横断型の思考力が必要とされ、それに加えて閃きや忍耐力が必要とされるパズルタイプの問題もあるため、担当することを敬遠する講師が多いため、必然的に設置クラスが少なくなり、1クラスの人数が多くなってしまいます)。しかし、フォルテでは特色検査の対策に関してはさらに人数を絞って、一人ひとりに対してしっかりと見てあげられるよう最大で56名程度にしようと考えています。

ちなみに既に問い合わせも多くいただいており、中には南区外の方からもお問い合わせをいただいております。そして現状、4名のお申し込みをいただいています。この講座も定員(12名)に達したら締め切りになるため、受けてみたいと考えている方はお早めにどうぞ。

 

終わりに

フォルテでの初めての定期テストを終えて、初めての夏期講習に入り、初めてのことだらけで大変ですが、とても充実した毎日を送っています。夏期講習は通塾する日にちが多くて授業日数が多い分、しっかりと頑張った生徒は飛躍的に伸びていきます。現に小学生でも中学生でも夏前に比べて凄く伸びているなあと感じる生徒もいるので、残りの期間も全ての生徒がこの夏に成長できた実感できるように、全力でサポートしたいと思います。

それでは今回も最後に名言・格言で終わりたいと思います。

『夢は全力で伸ばした手の指先の1ミリ先にある。』

(音楽プロデューサー:秋元康)

 

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