フォルテの日常③「宿題チェック」~神は細部に宿る~

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

フォルテの日常の第三弾は、私が普段行っている「宿題チェック」についてです。

たかが宿題チェック、されど宿題チェック。私なりのこだわりや子どもたちへの強い思い(魂)がここにあります。

<フォルテの日常シリーズ>
第一弾:遅刻生への対応(ココをクリック)

第二弾:模試を受ける後ろ姿(ココをクリック)

 

宿題チェックの仕方

私の小さなこだわりとして、子どもたちの宿題や模試の解き直しをチェックするときには、出来るかぎり何かしらコメントを添えるようにしています。コメント内容は大きく分けると2種類あります。

1つは宿題の内容面に関するもの。これは、子どもたちが間違えた問題のポイントや、逆に誤字・脱字などの指摘です。特に小学生は、毎回の授業の冒頭で漢字テストをしますので、練習してきた漢字が間違っていないか?というのは注意してみるようにしています。また、中3はこの時期になると、入試形式に近い問題を宿題として課しているので、そういった問題へのアプローチの仕方が出来ているかの指摘をするようにしています。

もう1つは子どもたちへの激励や叱咤のコメントです。他愛もない一言かもしれませんが、ただスタンプだけ押すとかよりも、手書きで何かしらを書くことに意義があると思って書いています。これは好みの問題もありますが、手書きのメッセージカードや手紙って、人からもらうと嬉しくないですか?私は過去に教え子や保護者の方からいただいた手紙は、全く大袈裟でなく、自分の宝物だと思っています。

 

コメント書きの例

宿題のコメント書き例  ↓

 

模試の解き直しのコメント例  ↓

 

時には、(愛情をもって)叱咤する内容も ↓

 

 

なぜコメントを書くのか?

なぜコメントを手書きで書くのか?それは「その子のためだけの何か」を与えたいから

私の中ではこれを「エクスクルーシブ感」と勝手に呼んでいるんですが、キャッチーに言い換えるなら、「その子のためだけの特別感」ですかね。これは、開校直後に作ったこのチラシにも書いていることです。

フォルテの講師は2人とも目の前の子どもたちのために本気になれる講師です。なぜ本気になれるのか? それは、子どもたちの小学生または中学生という多感な時期に「自分のために本気になってくれる大人がいた」という経験をしてほしいからです。誰しも大人になれば、嫌でも他人のために何かをしなければならないでしょう。それは仕事のためかもしれないし、人付き合いのためかもしれない。そんなときに、上記のような経験を子どもの頃にしていれば、それが糧となって他人のためにも本気で頑張れると思うのです。

この精神ですね。ここに魂を込めています。宿題チェックや模試の解き直しのノートでのコメントなんて、保護者の方が子どもを塾に預けたり、子どもたちが塾に通ったりする中で、あまり重視している部分ではないかもしれません。言うならば、一般的に塾が提供するサービスの中では、すごく細かい部分ではあるんですけど、私はこういうところにこそこだわりたいと思っているんです。例えば、1回の授業や何か強い思いを込めた一言で、子どもたちに大きな変化をもたらしたり、子どもたちが何かを感じたりすることはもちろんあります。自分が生徒だった時もそういう経験はありました。そして、そういうわかりやすい経験はインパクトがありますし、それ故に子どもたちにとっても記憶に残りやすいでしょう。

でもそれって、アニメや漫画で言うと必殺技に近いものであり、「ここぞ!」という時に機能するものであって、毎回の授業や通塾の度にはその「マジック」は起こらないと思うんです。どんなにわかやすい授業をしようと、それだけでは子どもたちの実力ってつかなくて、結局は一人ひとりに寄り添って見てあげないと効果を薄いわけです。私の場合、その寄り添い方の一つがこのコメント書きです。

最後に、私の好きな言葉を紹介します。ドイツのある美術史家の言葉で「神は細部に宿る」という言葉があって、「物事を大きく見て、小さなことをおろそかにしてはいけない。」っていう意味らしいです。この言葉を知ったときは、まさに我が意を得たりと思って、それ以来、勝手にシンパシーを抱いており、大好きな言葉の一つです。この言葉でいう「物事を大きく見る」とは、私たちで言うところの「志望校に合格する」「学校の内申や模試で良い成績をとる」「自学力が身につく」などでしょう。これらが大事なことは言うまでもありませんし、そんなことは大前提です。しかし、一方で「小さなこと」である、「宿題チェック」「子どもたちとのコミュニケーション」「授業中での何気ない一言」も同じくらい大事なことだと思います。今回は、そういう思いをもって書きました。

今回はこんな感じです。それでは、また近いうちに更新します!

 

進学塾フォルテ|俺たちが井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域を熱くする!|各学年12名までの少人数制対話型集団授業

長時間の勉強大会から得られること

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、先週の日曜日に行った、中3南中対象の2学期期末テストにむけた勉強大会についてです。また、今回の記事はフォルテレポート9月号に載せたコラムを加筆・訂正したものです。

 

本題の前に・・・

最近、全国のとんでもない個人塾の先生方が集まる爆裂個人塾長会議というLINEのグループに恐れ多くも参加させていただくようになって、メチャクチャ刺激もらっています。そこで最も感じることは、力のある塾の塾長はとにかく行動力が半端なく、フットワークが軽い。そして手数が多い。

ただ、これこそ個人塾の強みで、自分たちが必要だと思ったことに対してすぐに動ける環境が私たちにはあります。私たち自身がプレイヤーであると同時にマネージャーなので、決断と同時にそれが現場にも反映されます。これは後日また正式に別の記事にもしますが、フォルテでも最近ふと、「結構、LINEを使っている個人塾が多いんだな。うちも公式LINEやってみようかなー」と思い立ち、その日のうちに色々調べて、とりあえず公式アカウントを作成し、次の日には告知をして、現在は一部で試験的に導入しています。このスピード感。

ちなみに、この爆裂個人塾長会議の発起人でいらっしゃる、埼玉は川越市にある知る人ぞ知る最強個人塾、学力向上爆裂松江塾の真島先生は、多い時は1日にブログを10件近く更新していますからね。しかも、その独特の語り口は芸術的。ただ、それは単純にセンスが良いというだけでなく、塾講師としての圧倒的な実力ゆえになせる業。私も大手時代から真島先生のブログの読者ですが、本当に学ばせてもらっていますし、ときどき胸をえぐられる感覚を覚えます。そして、それをすぐ活かす。即行動。これが大事なのです。

 

中3南中で勉強大会開催

さて本題。先日のことですが、定期テストを約10日後に控えた中3南中生を対象に午前11時から夜9時30分までの「勉強大会(仮名称)」を行いました。まぁ、休憩時間も含んではいますが、実に10時間半!このうち、授業の時間自体は最後の2時間程度で大半が自学の時間です。

↓この通りです。

 

勉強大会のメリット①

手前味噌ですが、この取り組み、非常に良かったと思います。というのも、勉強って「質」が大切であることは間違いないのですが、最初から“「質」だけ”を求めることはできないと思います。まずは圧倒的な「量」をこなす”。そして、それが自分の糧となって、いつしか「量」が「質」に転化するというイメージです。なので、自分の勉強法が確立していない多くの小中学生は、まずは圧倒的な「量」をこなすことが大切です。

そもそも、子どもが「何か特定の教科や単元が苦手だ」という場合、そのほとんどが「量」の不足が原因です。勉強に限らず、人間には得意・不得意があります。得意なことは、他の人に比べて大して練習せずともこなせるでしょうが、不得意なことは、他の人よりも圧倒的な練習量をこなすことでやっと人並みになるものです。

そこで、例えば「自分が英語や数学が苦手だ」と自覚している中学生は、テストまでに学校のワークを何周やっていますか?恐らく提出前にやっと範囲が終わるといった感じではないでしょうか?英語や数学のテストで毎回9割近くの点数をとる子は3周とか5周とか平気でやっています。

重要なので、もう一度言います。もし自分に何かしら不得意・苦手なことがあると自覚しているのならば、まずは“圧倒的な「量」をこなすこと”から始めましょう。さらに言うと、それを一度で終わらせず継続させましょう。それが実力に変わります。

 

勉強大会のメリット②

内容云々以前にも、“長時間机に向かう”という経験ができたことも凄く子どもたちにとって大きなプラスになるでしょう。これは、“長時間机に向かう”ことってそれなりの忍耐力や体力が必要で、それは実際に机に向かうことでしか身につきません。普段まともに机に向かっていないのに、定期テスト直前になって急に「よし、今日はメッチャ長い時間頑張ろう。」と思っても、思いのほか集中力が続かず、すぐに周りの誘惑に負けてしまう。よくある話です。なので、定期テストの結果は“テスト直前より前の段階でいかに準備が出来ているか”で勝負がほぼ決まります。定期テストに限らず、入試前やこれから先の人生で長時間机に向かって勉強しなければならないときの練習になります。

これも勉強に限った話ではないです。例えば、フルマラソンを走ろうと思ったら、最初は短い距離から始めて徐々に長い距離を走るにしても、本番前にはフルマラソンと同じかそれ以上の距離を走ったり、またはフルマラソンと同じような負荷をかけた練習(多少距離は短くても空気の薄い高地でトレーニングするとか)をしたりしますよね。前半の「量」をこなす話にもつながりますが、“それなりの負荷をかけないと実力はつきません”。逆にしっかりと負荷をかけ続けて手に入れたものは、簡単には失いませんし、長い目で見たときに人生の様々な面で役立ちます。

 

勉強大会のメリット③

さらに、勉強大会ではこちらから子どもたちに大量の課題などは与えません。なので、子どもたちはその時間をどう使うかも考えなければなりません。正直、ある程度のこちらでやることをコントロールしちゃえば、目の前の定期テストでは結果は出る(出ちゃう)でしょう。ただし、それに依存しすぎると、与えられたものしかできないようになってしまいます。これは定期テストの先の高校入試やその先の人生を考えたときに、子どもたちにとって悪い癖となってしまいかねません。

なので、基本的には自分で何をすべきかを考えてもらいます。その考えるという段階で、もしかしたら初めて現在の自分自身と本気で向き合うかもしれません。そして、やるべきことの優先順位をつけていきます。これがとても大切です。正直、まだまだその上では時間の使い方が下手な子が多いです。ただそれはしょうがないことで、この「考える力」は一朝一夕で身につくものではないからです。

つい先日もカリキュラムの関係上、ある学年の授業中に自学の時間をとることがあり、それを前もって子どもたちに伝えていました。ただ、実際にその時間になってみると、「うーん、それ意味あるかな?」ってことをやっている子、いました。単なる時間つぶしの作業でしたね、それは。本人に自覚があるかどうか。これ以外にも、ちょっと気になるところが最近ある子ではあるんで、個別に話してみようかなって思います。

 

さて、どうする?

これを読んでいる、小中学生(特に中3生)。まずは今週末から来週にかけての土日祝のどれかで圧倒的な「量」をこなしたり、長時間机に向かったりしてみませんか。定期テストが近いとか近くないとか関係ないです。行動を起こすなら絶対に早い方が良いです。特に、勉強においてはこのような経験をする時期が早ければ早いほど有利になりますからね。はい、即行動!即行動!

今日はここまで、それはまた!

 

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他塾からの転塾生にみられる傾向と考察

※こちら、元記事の表現を一部書き改めているリライト版です。

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、他塾からの転塾に関する話です。夏期講習の体験授業も終了し、新たにフォルテに入塾する子たちも確定しました。フォルテでは現時点で、他塾からの転塾生が塾生の6~7割を占めています。そして、そこから見えてきたざっくりとした印象や考察を書いてみました。ただ、これはあくまでもフォルテに転塾してきた子どもたちの様子や各方面からの話を通しての私見ですので、ご了承ください。

 

新規入塾生に対する特典

井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域では、新規の入塾生や他塾からの転塾生に対して、「入会金無料」「入会初月の授業料無料」「乗り換え割」などを実施している塾が多くあります。ただ、フォルテではこのような特典は一切行っていません。理由は色々ありますが、第一は今通ってくれている保護者の方・子どもたちが損を感じる塾にしたくないからです。

神奈川では大手塾が積極的に行っていることから常態化している「一か月無料体験」や「季節講習無料体験」などの長期の無料体験(正確には授業料無料ですね)はフォルテでは一切行っていません。

フォルテでは、体験期間は原則2週間です(体験期間に模試が重なる場合は3週間)。それよりも長い期間での体験は、後にも先にも開校時の春期講習~4月体験のみです。これは、何の実績もないフォルテに開校時期から興味を持って、または信頼してくれて来てくれた方々への感謝の気持ちです。なので、今後もどの時期においても前述の通り、原則2週間を体験期間としていきます。

次に入塾金に関して。これはそれぞれの塾によって捉え方や設定の仕方があるので一概に何とも言えないところですが、少なくとも最初から取る気もないのに体験期間中の早い時期での入塾を促すために「○月○日までに継続書類提出で入塾金無料!」と謳う塾も実はあります。そんな中、フォルテでは体験生が体験授業後に入塾を希望する場合は、原則入塾金をいただきます(すでに兄弟・姉妹が通塾している場合のみ免除)。これに加え、夏期講習などの講習時期の体験の際は、入塾時に該当月の授業料の半額もいただきます(例:7月末から8月前半の体験の後に入塾の場合は、8月分の授業料の半額をお支払いいただきます)。これも多くの家庭に正規の費用を支払っていただいている中で、新規入塾生獲得のために行き過ぎた割引をすることがフォルテの「目の前の子どもたち・保護者ファースト」の考えに反すると思うからです。常に優先すべきは、すでに通ってくれている子どもたち・保護者の方です

同じ理由で、すでに通ってくれている子どもたちのレベルや雰囲気と明らかに合わない場合は、体験後の入塾をお断りしています。

また、新規入塾生の獲得のためにお菓子やアイスやクオカードなどの露骨に物で釣るような営業行為やしつこい電話営業などもフォルテでは一切行っていません。これらの行為による新規入塾生の獲得は、顧客と塾のミスマッチを生む大きな原因となります。確かに目先の利益を考えると、このような営業方法は短期的には成果を上げるかも知れませんが、中長期的には顧客・塾の双方にとって良くない結果を招くこともあるでしょう。フォルテは、学習塾・進学塾として提供しているサービスに絶対の自信があるため、そのサービスにこそ魅力を感じてもらいたいと思っています

ただ、このように徒然と書いてきたこと(=フォルテのスタンス)が、塾業界全体で言うと少数派であることは自覚しています。なので、うちはいわゆる大衆に受ける塾ではないかもしれません。ただ、うちのやり方・考え方に賛同していただける子どもたち・保護者の方にとっては最高の塾でありたいと常々思っています

 

個別指導塾から転塾

塾生の1~2割を占めているのは、地域の個別指導塾からの転塾です。井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域には数多くの個別指導塾(大手やチェーン塾だけでも5教室)があります。

これらの個別指導塾からの転塾で多いパターンが、「そもそも宿題をしっかりとやってくる習慣がついていない」という子です。恐らく前の塾では、宿題を全くチェックされていないか、チェックをされたとしても忘れたときに「え~、やっていないの~?じゃあ、次はちゃんとやってきてね~。」くらいの指導しかされていなかったと思われます(複数の保護者・生徒からの聞き取りからの推測です)。または宿題の重要性というか意義が伝わっていないか。とは言え、そういう子でも「宿題って何のためにやるの?」って聞くと、「復習のため。」「内容を定着させるため。」とそれらしい答えは返ってくると思うので、結局は本人の自覚や意志次第だとは思います。しかし、その自覚や意志がないようであれば、塾側がやらせる方向にもっていかなくてはなりません。

なので、この手の子はまず宿題をしっかりやってこさせるように矯正していかなければなりません。これが前の塾での通塾期間が長いほど癖になってしまっていて、一朝一夕では治りません。ですので、こちらも根気強く「宿題忘れは授業後にやって帰らせる」、または場合によっては「授業に参加させずに宿題をやらせる」形をとります。ほぼ前者ですが、前回内容の復習・定着すらできていない場合、今回の授業を受けたところで内容の理解が出来ないこともあります。そうなると、本人のためにもならないし、そういう子が混じっていると同じ空間で授業を受けている子どもたちのためにもならないので、後者のような措置を取らざるを得ないです。もちろん、本来はこんな強制力を働かせたくないし、働かせなくても塾生のほとんどは宿題をちゃんとやってくるんですけどね。

このパターンについては、同じ地域内の某大手集団指導塾の教室長の先生も「確かに○○塾(地域の個別指導塾の1つです。)からの転塾生は宿題をする習慣がついていないですね。」とおっしゃっていました。

また個別指導塾からの転塾を考え出したきっかけとしては、「同じ塾に通っているメンツによって塾の雰囲気が良くない」「担当がコロコロ変わることに不満を持っている」などがほとんどです。やはり、個別指導と言えども場の持つ雰囲気が大切なのですね。そして、これは個別指導の形式上仕方ないのかもしれませんが、ほとんどの場合、アルバイト講師を多く雇っているため、各生徒の通塾日や時間帯に対して、常に同じ講師や同じような力量の講師を用意することは難しいのです。

 

集団指導塾からの転塾

塾生の約5割を占めているのが、集団指導塾からの転塾生です。井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域には数多くの集団指導塾(大手やチェーンの塾だけでも6教室)があります。

これらの集団指導塾からの転塾で多いパターンが、「与えられた分の勉強しかできない」という子です。これはテスト対策について書いたこちらの記事でも触れていますが、与えられたものを盲目的にこなすだけになってしまうと、定期テストレベルであればかろうじて結果は出るかも知れませんが、定期テストよりはるかに範囲の広くなる高校入試やその先の高校入学以降の勉強では、「自分で考えて勉強する力(=自学力)」を持っていない子は必ず苦労します

そして、実際問題として、中にはその与えられた宿題すらできていない子もいます。それは前に通っていた塾での達成度別のクラス分けで中~下位のクラスの子に多いです。これは恐らくですが(と言いつつほぼ確信して言いますが)、集団指導塾で各学年が複数のクラスに分けられる場合、上位クラスを力のある先生、下位クラスを力の劣る先生や新人の先生が担当していて、ここでもやはり宿題のチェックの仕方が悪いか、そのような講師に教わっていることで子どもたちのモチベーション自体が低いのでしょう。ここに集団指導塾で全生徒に高いサービスを提供し続ける難しさがあるのです。実際に転塾のきっかけとしても、単に「成績不振」だけでなく、「講師が入れ替わったことで新しい講師との相性(授業力、人間性など)が悪い」というのをおっしゃる家庭が多いです。

「宿題を出す」⇒「宿題をチェックする」というシンプルな話ですが、そういうシンプルな部分にこそ、その塾・講師の覚悟やこだわりが見られます。例えば、以前もこちらの記事で紹介した模試の解き直し。このようにノートで管理する形式のプロトタイプは私が前職の教室長の頃に作りました。こういった形式自体に一定のメリットはありますが、それ以上に私がこだわったのは、提出された解き直しに対する担当講師陣からのしっかりとしたコメント書きです。しかも、私だけでなく全講師がしっかりとコメント書きをすることをルーティーン化していました。これによって各講師の意識も明らかに向上しましたし、こちらの熱を子どもたちも感じてくれていました(その分、講師陣は大変な思いをしていたと思うので、協力してくれていた当時のスタッフには感謝です)。そしてフォルテでは、その方式を正統な形で踏襲しています。はっきり言って、この点に関しては地域内のどの塾よりも熱心にやっている自負があります。だって、子どもたちに提出を本気で促すのですから、それに対して本気で応えるの筋でしょう

↑青い色の書き込みが私のコメントです。↓

いくつかの情報筋から聞いた話では、私が教室長を降りた後もその教室では同じ形式で解き直しをノートで管理していたようです。継続した真意はわかりかねますが、その管理具合を聞くと、私の頃のような講師からのコメントがほぼないどころか、チェック印のハンコすらもないこともあったとか…(念のため、私は実物を見ていないので、あくまで聞いた話です)。まさに「仏作って魂入れず」という感じです。仮にこれが事実であるならば、完全に管理が形骸化してしまっていて(というか既に管理ですらない?)、実のところは提出された解き直しを講師が全くチェックしていないということでしょう。万が一、「見てはいるが、あえてコメントを書かずに、ハンコも押していないだけだ。」などという苦しい主張を講師側がするのであれば、そちらの方が個人的には問題だと思います。というのも、実際にチェックしてみればわかりますが、何十人も生徒がいれば解き直しの中に誤字脱字があったり、正誤のポイントの記述が間違っていたりすることは多々あります。それをノートをチェックしていながら何一つ訂正していないというのは、講師としてどうかしていると言わざるを得ません。少なくともそういった部分くらいは直してあげてほしいですよね。

こう書くと、「お前の塾は少人数制だからできるんだろう?」と言われそうですが、私がこの方式を始めた大手塾時代は中3だけで40名近く、中1~3まで合わせると100名以上いました。そのような教室規模でこのような取り組みをしていました。その分、相当必死でしたが。もちろんこれが模試の解き直しについての最良の方法とは限りません。その塾の講師や生徒によって、色々なやり方があるべきです。だから、このような取り組みをしているから良い、していないからダメとかじゃなくて、自分たちでやると決めたのならば、それなりの覚悟を持って高いクオリティでやれよ、ということです。

これは何も模試の解き直しに限ったことではありません。あらゆるところに塾や講師のこだわりはあるべきで、何よりこういった部分に宿る塾側・講師側の熱量を子どもたちは敏感に感じとるものです。繰り返しますが、やり方は何でも良いのです。そこに覚悟や熱量があれば

 

個人塾からの転塾

このほか、個人塾からの転塾の子もいます。こちらは上記の例に比べると数が少ないですが、どの家庭も話を聞いていると「保護者の方がその塾の先生や塾の雰囲気に不満や不安を感じている」ことで転塾を考え始めたそうです。以前から何度も述べているように、塾選びの根幹をなすべきは「塾の看板や指導形態(集団、個別、自立)」ではなく、「人」です。特にそれが個人塾ならば尚更です。その点では、今回うちに転塾された家庭は、その個人塾にはまっていなかったのでしょう。

 

最後に

今後、傾向が変わるかもしれませんが、とりあえず現状で言えることをつらつらと書きました。

あと、これもまた事実なので、最後に言っておきますが、転塾生の言い分で「前の塾では成績が伸びなくて・・・」といった場合、必ずしも前の塾側に100%の責任があるとは言い切れません。正直、明らかに生徒・保護者の姿勢に問題があることも多々あると思います

ですから、良いものにしろ、悪いものにしろ、口コミなどはあくまで各々の主観によるものなので、あくまで一つの参考程度として、決してすべてを鵜呑みにしない方が良いでしょう。Aさんにとってベストな塾が、Bさんにとってもベストとは限りません。Aさんによってイマイチだった塾が、Bさんにとってベストな塾かもしれません。そしてもちろん子どもと講師の相性もあるでしょう

なので、実際にその塾の先生と話をして、授業を受けてみて、本当に自分に合っていると思う塾を選びましょう。そうやって自分にとって最高の塾と巡り会えれば幸せですよね。私もフォルテでそういう子どもたち・保護者の方と出会えることを楽しみにしています。

今回はこんな感じで。それでは、また!

 

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小学生向けの「読書会」という取り組み

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、7月中に行った小学生(小5・6)の国語の授業内での読書会についてです。

 

読書会」という取り組み 

小学生の国語の授業について、個人的にずっとやってみたかったのがこの「読書会」です。

前職の大手塾時代は、既定のカリキュラムや月末に行うテストが存在しているので、授業内について教室単位や講師個人による裁量の幅は非常に狭くなります(当然ながら、それでも講師の力量によって授業のクオリティは大きく変わります)。ただ、これは大手塾としては当然の指針だと思います。しかも、私が教室長をしていた教室では、小学生の高学年の人数は一学年で20名以上(多い時は40名近く)いましたので、なおさら自分自身の裁量で様々な取り組みを行うのはかなり難しい環境でした。

当時の私自身の力不足も十分あるのですが、このような環境の中で事業部共通のカリキュラムを概ねこなす授業のあり方に対して、モヤモヤした感覚を持っていました。そんな中で、様々な他塾の取り組みを個人的に調べていくと、とても魅力的な取り組みをしている塾が多くあることを知りました。

中でも最も衝撃を受けたのは小田原の慧真館(敬称略)の取り組みでした。「読書会」について書かれているこの記事には本当に影響を受けました。そして、フォルテ開校前に慧真館を見学させていただいた時にも、私が岸本先生に最も熱心に伺ったのがこの「読書会」の件でした。そして、それに対して上記の記事同様、包み隠さず真摯にお答えいただきました。本当にありがたかったです。

そしてフォルテでは、7月・12月・3月は月末の確認テストをしないため、その時期を利用して「読書会」しようと思いました。

 

課題作品の選定

記念すべき第一回となる今回、課題作品として選んだのは、重松清『日曜日の夕刊』『卒業ホームラン』などに収録されている、『さかあがりの神様』です。こちら、中学受験の入試問題や多くの塾用教材でも使われている、いわゆる定番作品です。この文章に限らず、重松清の作品はその特筆すべき巧みな心情描写ゆえに、やはり多くの入試問題や教材に使われていますね。

 実際に、今回も早い段階で重松清の作品にしようとは決めてはいたものの、具体的にどの作品にするかは結構迷いました。そして、選定のために春先だけで重松清の本を5~6冊読みました。その中でたまたま読んでいた『せんせい』収録の『泣くな赤鬼』が今年の6月に堤真一主演で映画化するというサプライズニュースもありました(ただ、公開館が少ない上にテスト対策真っただ中という時期だったので見れず・・・、そして内容が内容なだけに初回にしては重すぎるので課題作品にもしませんでした)。そして最終的に『さかあがりの神様』に落ち着いたのは、完全に個人的な好みですが、ストーリーと文章構成が巧みで、いわゆる「よくできた作品」だと思ったからです。

 

事前準備、そして「読書会」実施

フォルテでは、小学生の国語の授業は週1回なので、2週に分けて行いました(7月中の授業自体は3回ありましたが、うち1回は模擬試験の解説に当てたため)。また、初めての試みでもあったので、保護者の方にも事前に内容説明のメールを送信しました。

 また、小学5・6年生にとっては難しい言葉も多々あるので、作中に登場する難しめの言葉をまとめた語彙シート(文庫本で35ページ分で、40以上の語彙を掲載しました。)や内容確認のためのワークシートを作成しました。そして、全員分の文庫本を用意し(といってもブックオフで飼ったのですが)、初回授業の1週間前に配布して読んできてもらいことにしました。

 1週目は、ストーリーや登場人物の確認を、前述のワークシートを用いて行いました。普段の授業以上に1つの物語を詳しく扱うため、その分子どもごとの理解の差が大きく表れます。これは既出の慧真館の岸本先生の記事内にもある通り、子どもによっては「話の筋」「登場人物の相関関係」「心情の変化」が驚くほど読み取れていないのです。前職の大手塾時代から、夏休みの期間中に「読書感想文講座」を塾生向けに実施していて、その中で「絶対、そういう話じゃないだろ!」「この場面を読んで、この心情の変化はおかしくないか?」などと思うことは多かったのですが、そのときの感覚が思い出されて、妙に腑に落ちました。これは闇雲に本を読んだところで、最初は意識して読み取ろうとしないと、絶対に身につかないものだなと思います。

 2週目は、重松清節とも言える心情描写の読み取りと、この物語を読んで各々が考えたことや学んだことの書き出しを行いました。これら、特に後者は子どもたちが非常に苦手とするところであり、というのも今まであまり指導されてこなかったところだと思います。ただ、こういった部分とさらには自分自身の経験を結びつけるという作業がしっかりできないと、多くの子どもにとって夏休みの宿題で一番の難敵である読書感想文も出来ません(正確に言うと、仮に書き終えたとしても、多くの場合は感想文の体をなしていないので、「出来た」とは言えません。)。そう考えると、夏休みの課題で提出される読書感想文の大半は感想文の体をなしていないのでは?と思って、小学校の先生方の苦労がわかります。まぁ、夏休み前にある程度指導すればよい話かもしれませんが。

 

やってみての感想

結論から言うと、今回初めて「読書会」をやってみて本当に良かったです。やっている中で個人的にとても嬉しかったのが、保護者の方も一緒に作品を読んでくれて、作品について親子で会話をした、という報告を複数の子どもから聞いたことです(そして保護者の方にも今回の話が好評のようで、それも嬉しかったです)。

今回の取り組みはもちろん、子どもたちに読書の習慣をつけてほしいとか、語彙力・読解力を養ってほしいという思いからやっているのですが、それ以上に子どもたちが保護者の方と作品について語り合うことの方がずっと価値があると思います。そこでは、子どもたちの感じたことや考えたことを聞いてあげてほしいですし、逆に保護者の方が何を感じたのかを伝えてほしいです。これが出来れば、語彙力や読解力も副産物についてくると思います。また今までの経験として、このような会話がある良い親子関係を築いている家庭の子は成績が伸びやすい印象もあります。

一方、運営的な面でも上手くいったところもあれば、もっとこうすれば良かったと思う部分もあり、今後どんどんブラッシュアップしていければと思います。

この「読書会」、次回は12月に実施予定です。そこに向けてゆるりとではありますが課題作品を選定中です。

今回は以上です。ではまた!

 

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1学期の定期テストの振り返りと2学期の入試対策講座について

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

今日は1学期の定期テストの振り返りと2学期の入試対策についてお話していきたいと思います。定期テストの対策に関しては、色々と大手塾時代とは異なるやり方でやっていったため、正直不安な部分もありました。また、9月以降の入試対策講座に関しては色々と問い合わせがあったため、文系担当の上村と相談し、塾外生クラスの設置を決めました。そのあたりのことを詳しくお話ししたいと思います。

 

大手塾時代との定期テスト対策のやり方の違い

 まずは、大手塾時代に私が行っていた定期テストの対策についてですが、数学も理科も基本的には自作のプリントと学校の過去問を使用してやってきました。数学の自作のプリントは学校のワークや教科書の問題の類題も入れていて、理科の自作プリントは教科書の太字とかも全て網羅していたので、自作プリントと過去問の二本柱でそれなりの結果は出してきたつもりでした。ただ、メインの中学校だと1教室で30人位いたため、どうしても生徒一人ひとりの学力に合わせた授業が出来ず、思ったほど伸ばすことが出来ない生徒もいました。そして、定期テストでは点数がとれるのに、模試や入試では思ったように点数が取れないという生徒も多くいました。

そういう意味で、フォルテでの定期テストの対策は今までと大きく違うやり方でやっていきました。一番大きな違いは過去問を使わずにやっていったことです。過去問を使うことの弊害やリスクについては上村の最初の定期テストを終えての記事をご覧ください。

基本的には、数学は、自作プリント、学校のワーク、教科書の問題をやり、理科は、自作プリント、学校で配られたプリント、教科書の問題をやっていきました。過去問は、中3理科で前回の中2学年末テストの問題から全く同じものを出題する学校があったため、そこだけは生徒が持ってきたものを授業内で解説しましたが、それ以外には過去問は一切使用しませんでした。

 

初めてのフォルテでの定期テストを終えて

定期テストの結果としては、数学に関しては、中1・中2の生徒は数学で全員90点以上を取り、中には前回の学年末テストで20点代だった生徒が90点以上を取ったり、中3で平均点が40点代のテストで満点を取る生徒がいたりと、高い割合で自分の点数に満足してくれる生徒が多かったです。理科に関しては、数学ほどではないですが、前回の定期テストより4050点上がった生徒が複数いて、中3生では半数近くが今まで受けてきた定期試験の中で過去最高得点を記録しました。このような結果が出せた要因としては、テスト対策中に自学の時間を設け、生徒たち一人ひとりが計画を立てて早めに学校のワークを終わらせる等の能動的学習を行ったこと、授業のない日にも多くの生徒が自習に来て頑張ったこと、12名までの少人数制にしているためこちらの目が行き届いて細かく一人ひとりを見ることが出来たことなど様々あります。しかし、一番の要因は、何より生徒たちが前向きに普段の授業や小テスト、宿題や課題に取り組み、間違えたところはもう一度解き直して、しっかり出来るようにする、ということを地道に積み重ねたことだと思っています。

初めての定期テストについて、一部の結果をもって成功したとは言えません。我々は「全員を伸ばす」ことを目標にしています。今回のテストでも、中にはあまり点数が変わらなかったり、自分の掲げていた目標には届かなかったりといった生徒もいたので、修正すべきところは修正して、次回は全生徒が満足できる結果を得られるようにしていきたいと思います。

 

2学期の入試対策講座について

フォルテでは9月の南中学校の定期テスト後の日曜日(929日、106日、1013日、1020日、12月1日、12月8日、1215日の計7回)に入試対策講座を行う予定です。こちらは完全に塾生に向けた講座として実施する予定だったのですが、「中3生はもう埋まっているとのことですが、何とか受け入れてもらえませんか?」という問い合わせが複数あり、上村と相談し、塾生の定員は12名の上限に達しているから新規入塾生と迎えることは難しいけれど、日曜日に行う入試対策講座に関しては、もう一つクラスを作ることが可能だと判断して塾外生クラスの設置を決めました。

ありがたいことにフォルテでは開校から1か月で中3が定員に達したため、フォルテに来たかったけれど既に受付が締め切られていた、大手の塾に通っているが入試対策だけでもフォルテで受けたい、個別指導塾に通っていて入試対策講座のようなものがない等で受講を考えている方は是非ご検討ください。詳しい内容はHPよりご覧ください。授業に関しては理系科目と特色を佐々木が担当し、文系科目を上村が担当します。2人とも昨年まで大手塾で10年以上にわたり毎年地域の代表として入試対策講座を担当してきた高校入試のプロフェッショナルです。しかも大手塾時代のように1クラス2030人前後のクラスではなく、定員12名までの少人数制で一人ひとりを細かく見られるので、費用対効果は他塾の入試対策講座に比べて圧倒的に高いと自負しております。また、特色検査の対策に関しては、私が昨年大手塾で行っていた時は、1クラスに約50名の生徒がいて、誰がどのくらい出来ているかを細かく把握するには人数が多すぎて、ただ授業をこなして授業後に数名の質問対応をするのが限界でした(特色検査はその問題の特徴から教科横断型の思考力が必要とされ、それに加えて閃きや忍耐力が必要とされるパズルタイプの問題もあるため、担当することを敬遠する講師が多いため、必然的に設置クラスが少なくなり、1クラスの人数が多くなってしまいます)。しかし、フォルテでは特色検査の対策に関してはさらに人数を絞って、一人ひとりに対してしっかりと見てあげられるよう最大で56名程度にしようと考えています。

ちなみに既に問い合わせも多くいただいており、中には南区外の方からもお問い合わせをいただいております。そして現状、4名のお申し込みをいただいています。この講座も定員(12名)に達したら締め切りになるため、受けてみたいと考えている方はお早めにどうぞ。

 

終わりに

フォルテでの初めての定期テストを終えて、初めての夏期講習に入り、初めてのことだらけで大変ですが、とても充実した毎日を送っています。夏期講習は通塾する日にちが多くて授業日数が多い分、しっかりと頑張った生徒は飛躍的に伸びていきます。現に小学生でも中学生でも夏前に比べて凄く伸びているなあと感じる生徒もいるので、残りの期間も全ての生徒がこの夏に成長できた実感できるように、全力でサポートしたいと思います。

それでは今回も最後に名言・格言で終わりたいと思います。

『夢は全力で伸ばした手の指先の1ミリ先にある。』

(音楽プロデューサー:秋元康)

 

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オリジナルTシャツを作ってみました!

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、この夏フォルテで作成した、初のオリジナルTシャツについてです。

 

Tシャツを作るきっかけ

そもそも、なぜTシャツを作ろうと思ったかというと、私(上村)自身が夏の出勤時に着るTシャツが欲しかったんです。

フォルテでは、大手の塾と違って講師2名がそれぞれ好きな格好で出勤しているので、私なんかは6月くらいから上はTシャツ1枚だったりします。

ちなみに理系の佐々木はYシャツの場合は多いです。

ということで、中3の授業中に何気なく、「この夏に塾で着るTシャツ作りたいから、センスある人ちょっとデザイン作ってよー!」と言ったら、ある女子が立候補してくれたんですね。

 

フォルテのキャラクター、「タケネコ」誕生

それと時を同じくして、7月の半ばに川崎で様々な塾の先生が集まって、指導について勉強したり、焼き肉を食べたりする機会がありまして、そこでフォルテと同じく今年新規開校された藤沢のHOME個別指導塾の勉強犬先生とお話しする機会があり、そこで「フォルテのキャラを作りましょうよ!」という話になりました。

そして、定番のキャラだとイヌかネコだとろうと。横にイヌ(勉強犬先生)がいらっしゃったので、「じゃあ、ネコですかね?」となり、また理系担当の佐々木の庭の山(三浦半島に結構ガチな山を所有しています。)で毎年たくさんタケノコがとれるという話も相まって、「じゃあ、タケノコとネコでタケネコじゃない?」と勉強犬先生に命名してもらい、フォルテのキャラクター”タケネコ”が誕生したのでした。

ちなみにこのキャラには、「タケノコのように、フォルテの子どもたちの実力がグングン伸びるように」という思いが込められています。

後日、この話を同じく中3生にすると、なんと、ものの数日でキャラデザイン案を作ってきてくれました。それがこれです↓

これを私も佐々木も気に入りまして、「よし、これでTシャツを作ろう!」となりました。そして、せっかくなので中3生全員分も作っちゃえ!ということで話が進んでいきます。

 

Tシャツのデザイン→発注

個人的にシンプルなものにしたかったので、左胸にワンポイントにタケネコと塾名をプリントすることにして、塾名のフォントのパターンをいくつか作りました。それを中3生を中心に子どもたちに投票してもらって人気が最も高かったものを採用しました。

そして、デザインが決まったら発注です。これについては、子どもたちに中学校の部活のTシャツを発注しているお店を紹介してもらいました。南中学校のすぐ前にあるHOTというお店です。

そこで、カタログをもらってスタッフや子どもたちの希望の色とサイズを確認して発注しました。

色やサイズが多彩です!どの色にするかを5分以上悩む子もいました(笑)

 

完成!

そして発注から約1週間で完成しました!あっという間でした。

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これ、かなり良い感じです。来年もまた作りたいと思います。

今回は以上です。ではまた!

 

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雑記~勉強会・和太鼓部・夏期講習の問い合わせ~

こんばんは。文系講師の上村です。今回は週末から週明けにかけてが非常に濃かったので、そのことについてです。

横浜での勉強会に参加

14日(日曜日)は瀬谷松栄塾の田中先生にお誘いいただき、勉強会に参加させていただきました。

そこでは、首都圏の方だけではなく、大分や香川などの遠方からも個人塾の塾長先生方が参加されていて、個人的に初めてお会いする方ばかりでしたが、個人塾の先輩方の話や取り組みに関してはどれも刺激的で各先生の話にひたすら聞き入っていましたでした。そこで得たヒントを自塾に当てはめたときに、どう工夫してフィットさせて実践していくかを考えたいと思います。

全体向けには前述の田中先生と、東京で中学受験塾を運営なさっている末廣先生がそれぞれ発表をされて、それが本当に勉強になることが多く、心から参加してよかったなぁ、と感じました。田中先生は塾の運営面の話を、末廣先生はボードゲームを通じて考える力を養うことや運営されている塾での取り組みについて発表されました。それぞれベクトルは全く違うのですが、運営の根幹にあるものや子どもたちへの熱い思いなど具体論以外の面でも、自塾の今後の運営や地域戦略を考える上で参考になることばかりでした。

また、うち同じように今年度に新たに自塾を開校された先生方もいらっしゃって(もちろん以前から存じ上げていました)、そこも凄く親近感を感じるとともに刺激を受けました。

4月に参加した塾ブログフェスのときも感じましたが、このように他塾の先生方と交流会が出来るのも、個人塾ならではで大手塾に勤めていた昨年まで知らなかった世界が確実に広がっているのを感じます。今回、大手塾にお勤めの方もいらっしゃいましたが、逆に大手に属しながら、こういう会に参加している方は非常に情報感度や意識の高い方だと思います。

そして嬉しいお土産まで作っていただきました。田中先生、ありがとうございました!

 

南中和太鼓部の演奏@上町公園

昨日、15日(月曜日)は祝日でしたが、うちは通常営業でした。そこで前日の雨で順延となった、毎年この時期に行われている上町公園での納涼会で、今年も和太鼓部の演奏があるとのことで行ってまいりました。今回はパシフィコ横浜での私学展と日程が重なったこともあり、3年生は参加せずに1・2年生のみでの演奏でした。

全3曲の演奏で、1曲目が1年生、2曲目が2年生、3曲目が1・2年生という具合だったと思います。このように見てみると、1年生は全体的に初々しさがあり、2年生の演奏には力強さを感じました。やっぱり1年間しっかり部活をやると腕前や立ち回りが見違えるように良くなるんだろうなぁ、と。

また、かつての教え子がお母さんのお手伝いで焼きそばを焼いて売っていたので、買おうとしていたのですが、和太鼓部の演奏後に売り出し始めたために物凄い行列ができていて、そのまま並んでいたら小学生の授業に間に合わなかったので、泣く泣く断念しました。

 

夏期講習のお問い合わせが増えています。

開校しておよそ4か月。普段の様子に加えて、学校の定期テストや模擬試験の結果などからも子どもたちの成長を感じることが出来ています。同時に、最近ではうちの塾の強み(他塾と比べてうちが勝っている点)がより明確になった感じがあって、お問い合わせいただいた方に対しても、どういう子がうちで伸びやすいか、どういう子がうちに合っているか、逆にどういう子がうちよりも大手塾や個別指導の塾の方に向いているか、を以前にもまして自信をもって言えるようになりました。

そしてここ数日、夏期講習の体験授業のお問い合わせを多くいただいています。特に中2が多くこの勢いだと、開校1か月で満席となった中3に続いて、この夏で定員の12名に達する可能性もあります(机・イスをもう1つ買い足さなきゃ!)。また小学生のお問い合わせも何件かいただいています。

お問い合わせをいただいた方々の話を伺っていると、塾生や保護者の方からうちの評判を聞いてのお問い合わせばかりでした。これは本当にありがたいことで、近隣の大手塾を始めとして、毎週のように塾のチラシが新聞折込でガンガン入るこの時期、そういった広告宣伝がほぼないにもかかわらず、多くのお問い合わせをいただいています。そこで感じるのは、目の前の子どもたちのために本気になることが最大の情宣になっているいうことです。

明日で1学期の通常授業終了、明後日は中学生の作文講座です。そして来週からは夏期講習。この夏、子どもたちと一緒に駆け抜けます!

今日はここまで。それでは、また!

 

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最初の定期テストを終えて

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。今回は、フォルテが開校して、南中学校・蒔田中学校ともに最初の定期テスト(1学期期末試験)が終わりましたので、それについて書きたいと思います。

 

定期テスト対策について

フォルテでは、各中学校の定期テストの3週間前から、テスト対策を実施しています。内容としては、学校での学習内容をオリジナルの教材や教科書準拠の塾用教材を使用して行っています。

ただ、目先の点数だけを上げるような露骨な先生対策として過去問の配布をしていません。学校の先生がオフィシャルに配布したもので、生徒が持参した場合は対応しますが。

過去問の使用に関しては、推奨する塾とそうでない塾で大きく分かれるところです。フォルテで使用しない理由はいくつかあって、第一には著作権の問題。他にも、その先生が作るテストだけで点数が取れてしまうような勉強は将来的にあまり子どもたちにとって良くないと思うからです。また、それにもつながりますが、こちらがただ1から10まですべてを対策するような方法(これだけやっておけば大丈夫!みたいな。)もやりたくありません。そのような塾への依存度の高い勉強方法は、高校以降ではまず通用しないからです。

なので、理想としては定期テストは子どもたち主体で勉強をして、各々が納得のいく成果を出していけるようにしたいです。そのための自学力を高める取り組みの種まきを、現在している段階です。具体的なツールは前回の佐々木の記事で触れたとおりです。

そして将来的には、あまり今のように定期テスト対策をガッツリ行わない方向にもっていきたいなと思っていますが、この地域や今通ってくれている子どもたち・保護者の方のご意見や需要の関係もあるので、しばらくは現在のような形になるかと思います。とはいえ、大手塾時代に比べると、テスト対策の授業時間自体は半分くらいですかね。その分、自学の時間を塾でとっています。

あと、塾としてテスト前に無条件に大量の課題を塾生全員に出すってこともしていません。テスト前に「塾の宿題に追われて、自分自身がやりたい勉強ができない」っていうのを作りたくないので。実際に他塾から移ってきた家庭の面談で、このような話はいくつも聞きました。ただ、この類の課題がすべて悪だとは思いません。圧倒的な量をこなすことは時に必要です。また中にはこのような課題がかっちりとハマる子もいると思うので。ただ、それを優先した結果、他の教科の勉強に手が回らないなんてのは本末転倒ですし、何より一番の問題は「それをバカの一つ覚えで十把一絡げに塾生全員に出していること」です。そしてやってきていないと怒る(キレる)、という。そしてテストで良い結果が出た場合、講師側は「俺が取らせた!」と胸を張るわけですね。それによって、他の教科が犠牲になったとも知らず・・・。いや、アホかと。

実際に、フォルテ生に書いてもらった今回のテストの結果・反省記入シートで、一番嬉しかったのは「前よりテスト前に宿題に追われることなく自分の勉強ができてよかった!」という言葉でした。これ、本当に嬉しくて、思わずお母さんにも電話したら、まさに同じことを間近で感じていたようで一緒に喜んでくれていました。この子は、ある大手塾から転塾してきた子だったのですが、まさに上記のような大量の宿題によってつぶれていた子です。ちなみにこの子は、今回のテストで5教科の総合が初めて400点を超えたと喜んでいました。詳しくは書けませんが、前回よりも物凄く点数が上がっています。そして、今日の帰り際には「定期テストで大量の課題も過去問もいらないんですね。」と言っていました。そういうことです。

 

現状のフォルテ生の定期テスト結果

うちのような小さい塾の場合、大手塾と違って一人ひとりの点数を具体的に出してしまうと、生徒が特定されてしまう可能性があるので、あまり詳しくは書きません。

ただ最初のテストにして、満点が複数枚出ております。これは嬉しいですね。ただ、いずれも数学なので、文系担当である私個人的にちょっとした悔しさみたいのもありますが(笑)

あと、うちはまだ塾としての実績もない小さな個人塾なので、周りの大手の集団塾に比べると、事実として通塾してる子どもたちの内申点の平均とかはあまり高くないと思います。そして前述の通り、ドーピングのように学校の過去問を使用したりもしませんし、テスト前にバカみたいに大量の課題を出したりもしません。

それでも学年や教科によっては大手塾の平均点よりも、フォルテ生の平均が高いなんてのはいくつもあります。それは子どもたちが前向きに頑張ってくれた結果だと思うので、そこを誇りたいです。

一方で悔しい思いをしている子もいます。一部の結果をもって「大成功」なんてのは口が裂けても言いません。なので、こちらも反省しますし、一番気を付けているのは、悔しい思いをした子のその悔しさを絶対に次に繋げてあげること。テスト前の勉強の何が良くて何が悪かったのか。それを冷静に見直させるのが私たちの大事な仕事だと思っています。

 

中学校の定期テストについて

今回、ある中学校のある教科の問題で、前回(前年度の2月)のテストと過去問から何問か出題がされました。復習内容を出すというのは、子どもたちに復習を促すことにつながるので良いと思うのですが、実際のテストを見てみると、上記のテスト問題から一語一句全く変えずに出題がされていました(恐らくコピペ)。つまり、単純に答えの記号や数字だけ覚えていれば点数が取れちゃうわけですね、その単元の内容を一切理解していなくとも。

正直これって、どうなんですかね。単純に平均点を引き上げたいのか、または生徒からの人気を取りたいのか。真意はわかりませんが、これによって点数が実力以上に高く出てしまい、自分の実力を見誤って、高校選びで苦労するビジョンしか見えません。

ちなみにこのような問題も含む「簡単すぎる定期テスト」の弊害に関しては、フォルテが大尊敬する神奈川の塾人の一人でいらっしゃる、小田原の慧真館の岸本先生がこちらのブログ記事で書いていらっしゃいます。とても参考になる記事ですので、ご覧ください。

 

定期テストの時事問題に関して

今回、南中学校・蒔田中学校ではともに4月~6月までのニュース問題(時事問題)が出題され、「G20サミット」「初の国賓としてトランプ大統領来日」「元号の令和(出典の『万葉集』を問う問題が多かった)」「フランスのパリにあるノートルダム大聖堂の火事」「百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録へ」などが予想通り多く出題されていました。

フォルテでは時事問題対策プリントを上村が作成し、塾生に配布しています。そこからかなり多く出題されたのですが、微妙に触れ切れていなかった部分もいくつかあり、個人的に手ごたえを感じつつも、かなり反省しています。

次回だとほぼ確実に出題されるのは、「参議院議員選挙」でしょう。中1・2であれば、選挙自体がメインでしょうが、中3ならば選挙の結果まで注意して知っておきたいところですね。

今日はここまで!それでは、またお越しください。

 

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人間力の育成と叔父の言葉

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、フォルテの10の特徴の1つでもある「人間力の育成」について、自身の経験を踏まえて書きました。

 

人間力の育成

フォルテが掲げる塾としての指導の特徴の一つに、

「人間力の育成」

というのがあります。これは「礼節」「相手の気持ちを考える」「目の前のゴミを拾う」など、人として当たり前の行動ができることにも重点を置いていくというものです。なぜ指導の特徴に教務と関係ない項目が入っているかというと、このような点がしっかりしている子ほど、素直で勉強の吸収力が高いというのを今までの経験上感じているからです。

そして、このような点がしっかりしている子というのは、塾内でのいくつかの場面でその片鱗が見られます。例えば、授業のプリントやお便りを渡したときに自然と「ありがとうございます。」という言葉が出るとか、授業中に出た消しカスを机の端にまとめまとめている(さらに授業後に自分で帰り際に捨てる)とかです。これは、今まで育った環境的に当然のようにやる子もいれば、相手(この場合は私たち講師)を気遣ってやってくれる子もいます。そして、こういう子は得てして、素直です。なので、こちらの指導が浸透しやすく、当然ながら塾に通うことで実力が伸びやすいです。逆にこういう部分が全然な子は、こちらの意図をくみ取ったり、自分の間違えを謙虚に受け入れたりする姿勢が見られないので、塾に通っても実力は伸びにくいと思います。ですから、私たちは指導します。

また、それだけではなく、フォルテは「塾」なので教務面の指導がメインであることはもちろんなのですが、じゃあ勉強だけできればいいのかって話で、私個人的にはそれは「No」なのです。私たちフォルテが専門とするのは高校受験です。しかし、高校受験は当然ながら子どもたちにとってのゴールではありません。むしろ自分で選択するという意味では、本当の意味での人生のスタート地点です。であるならば、私たちが子どもたちに与えるものも高校受験で終わりにしたくないという思いがあります。子どもたちがいずれ社会に出たときに役立つ何かを与えたいと思っています。その思いは、こちらの開校宣言にも書いたことです。

そして、子どもたちが社会に出たときに必要だと思うのが、この「人間力」です。これに関連して、私の中でとても印象深い言葉があります。

 

叔父の言葉

確か私が大学生3年生か4年生くらいの頃だったかと思うのですが、私の母の実家がある九州に両親と帰省しました。ちょうど、前職の大手塾への就職が決まったところで、まあ社会人になったら家族そろって旅行とかもできないだろうからって感じで、私の就職の報告もかねて両親と兄と私の4人で行きました。

そこで私の母方の親戚一同に久々に会いました。その中の叔父の一人で、今は引退しているんですが、かつて保険会社を経営していた人がいて、この叔父は慶應義塾大学卒業後に大手の保険会社に就職して、そのあとに独立したという経歴の人でした。時代が時代ということもあって、そもそも大学進学している人が少ない母方の一族にあって、ぶっちぎりの高学歴かつ成功者でした。かと言って全然偉そうな感じの人じゃなくて、とても気さくな人という印象がありました。

というのも、私が小学生の頃には毎年のように母の実家へ帰省していましたが、私は上記のような経歴ははつゆ知らず、たくさんいる母の兄弟・姉妹の一人という認識しかなくて、ごくごく普通の冴えないサラリーマンのおじさんだと思っていました(失礼!)。そんな叔父さんが社会人になる直前の私にくれたのが、

「社会に出たら、大事なのは『学歴』よりも『ひとつのパンを隣の人に分けてあげる優しさ』なんだよ。」

という言葉でした。正直、この言葉を聞いたときは、「はあ、そうですか・・・。」くらいの凄く薄い反応をしちゃったと思うんですが、社会人になってから約10年、この間に何かと思い出すのはどんな偉人の名言・格言よりもこの言葉とこちらの記事で紹介した言葉でした。そして、社会人になってから実感したことしても、周りから尊敬される人々は、身近な人に優しく寄り添ったり、相手の気持ちを慮って行動したりすることが出来る人だったと思います。逆に一流大学を出ているようないわゆる「頭が良い」人でも、明らかに人間力を欠いている人はいて、そういう人は例外なく周囲からの信頼は薄いものです。

 

私が大手塾を退職した理由

私の考える大切な人間力の一つが「他者への敬意」です。私が大手塾を辞めるきっかけの一つとは、これは人間力を欠いているな、と思う場面がここ数年で多々あったからです。それは会社自体に対してもそうですし、身の回りの講師に対してもそうです。特に地域責任者などの役職についている講師の中にもそういう人がいました。

私が大手塾を辞める約1年前に、私が新卒の頃から大変お世話になっていた元上司の方が大手塾を退職されました。その元上司の方は長きにわたって会社に貢献してこられました。それは社内の誰もが認めるところです。しかし、最後の数年間は各地域をたらい回しにされた挙句、理不尽な降格を言い渡され、その際には人格を否定をするほどの耳を疑うような酷い発言を事業部長から受けたとも聞きました。

私は、大学生1年生から大手塾でアルバイト講師を始め、塾講師のやりがいや楽しさを感じ、塾業界への就職を決意しました。そして就活時期には同じ神奈川県内の他の大手塾を含めていくつかの学習塾を受けました。その上で、最終的に他の塾ではなく、アルバイトをしていた大手塾を選んだ理由は「人」でした。特にライバル塾である某大手塾に関しては最後まで迷いましたが、両塾の選考の過程でお会いした人事の方や講師職の方の人柄を比べたときに、ライバルの某大手塾よりも魅力を感じたので、就職を決めました。

しかし、それから約10年。会社内の空気も周りの環境も大きく変わりました。キャリアを積む中で、自分自身の立場も変わり、見える景色や自分の理想も変化していきました。辞めていく同期、先輩、後輩も毎年多くいました。そして、上記のような元上司の方の件。

私自身についても、具体的には書きませんが、私が教室長を降りる際の引継ぎ期間での後任の先生の誠意のない態度や、退職直前に地域責任者から言われた敬意のかけらもないクズ発言など色々ありました。ただ、これらから反面教師的に「他者への敬意」の大切さを学びました。

 

最後に

これは完全に余談なのですが、私は毎年のように叔父の言葉を子どもたちに紹介するのですが、普段の自分のキャラや言動とのギャップが原因なのか、正直全然響いている感じがしません。むしろ何なら「これって面白い話のつもりでしょ?でも全然面白くないっすよ?」くらいのテンションで、失笑を買っている気さえします。何でかなー、これだけはビタイチ納得できないんだよなー。いい話だと思うんだけどな・・・。

今日はこんな感じです。ではまた!

 

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模擬試験の解き直しの重要性と偏差値の見方

こんにちは。フォルテの文系講師の上村です。

フォルテでは、中学生には年に数回模擬試験受けてもらいます(中3はほぼ毎月、中1・2は年に4回)。模擬試験は、学校の定期テストに比べて範囲が広く、問題の形式も大きく異なります。これは、既習内容の知識の確認だけでなく、先々の高校入試に向けた応用力を養うことを目的としているためで、その分だけ難易度が高くなっています。恐らく、多くの生徒が学校の定期テストに比べると、模擬試験の方が点数は低く、間違えている問題の数も多くなるでしょう。そこで重要となるのが模擬試験の解き直しです。解き直しをしっかりすることで、自分の弱点を把握し、なおかつ同様の形式の問題や同様の知識を問う問題に備えることが出来ます。この解き直しは、しっかりやれば本当に効果があります。これは私自身の学生時代の経験上からも間違いないです。今日はそのことについてお話しします。

 

大学受験のころの私のヒーロー

思い返すと、大学受験の記憶が蘇ってきます。私は大学受験で自分の第一志望の大学に合格することが出来ました。当時、私が通っていた塾の先生方は本当に熱心に指導してくださり、まさにプロの講師として常に的確なアドバイスを私にくれました。特に日本史の先生は当時の私にとってヒーローでした。授業が抜群に面白く、なおかつわかりやすくて、「この先生についていけば絶対大丈夫だ。」と初回の授業を受けた時から自然に思えました。今思えば、それはとても幸運な出会いでした。そして、その先生に習っていることが私の誇りでもありました。高校3年生当時、学校の担任の先生との進路面談では「その大学はお前には絶対に無理だ!受験校を考え直せ。」と散々言われていた中でも、私には不思議と自信があり、結果的に第一志望の大学に無事合格することが出来ました。その合格を報告した際に、日本史の先生とした握手の感触はいまだに覚えています。

 

解き直しの重要性

改めて成功の要因を考えてみると、塾での素晴らしい授業やアドバイスがあったことはもちろんですが、それらだけでは合格することは出来ません。というのも、塾で勉強する時間は限られており、それ以外の家庭学習の時間の方が圧倒的に長いからです。そこで当時の私は、過去問や模擬試験を解いて自己採点をした後には、必ず解き直しをしっかりやっていました。また、それだけでなく、毎回の授業の復習(授業を受けた24時間以内にテキストの見直しとその部分の問題を解くこと)も必ずやっていました。当時は、塾の先生にやれと言われていたのでやっていたというのが正直なところでしたが、今思い返すとこれらがあったから、私は着実に力を付けていくことが出来、それが自信となり、その結果として第一志望に合格出来たのだと思います。しっかりとした解き直しや復習を習慣化することで必ず成績は上がるのです。

 

実際の解き直しの例

解き直しの重要性はわかったけど、どのようにやれば良いかわからないですよね。ここで、実際に私が指導した卒業生の例をお見せします。

 

このように「自分自身の解答、「模範解答」、「解く上でのポイント・答えの根拠」を書くようにしましょう。このような解き直しをフォルテでは専用のノートで管理します。その際には、子どもたち一人ひとりにそれぞれノートをこちらが準備します。こんな感じです。

細かいことですが、このように全て異なった表紙(偉人の名言やマスキングテープを色々変えてます。)でノートを作成しています。これは大前提として私自身が楽しんでやっているというのもありますが、私なりに子どもたち一人ひとりに向けてメッセージを込めて作っていて、それぞれに“エクスクルーシブ感”を出したいと思っています。この場合のエクスクルーシブ(exclusive)は本来の単語の意味である「排他的な」「閉鎖的な」という意味ではなく、アパレル業界や音楽業界などで使われる「〇〇限定の」という意味です。

つまり、「その子のためだけの」世界に1冊のノートを作っています。今までの経験上、こうすることで、子どもたちの解き直しのクオリティや提出率が格段に高くなると強く感じています。そして、提出されたノートには必ず各担当講師(と言っても、二人しか講師はいませんが・・・)から学習面のアドバイスや解き直し自体に対するコメントを付けて返却していきます。

  

模擬試験での偏差値の見方

模擬試験は受験してから約1か月後(受験者が多い模試の場合、模試業者のデータ処理の関係で返却までこれくらいの時間がかかります。)に成績表が返却されます。その際に、点数とともに偏差値が出ます。この偏差値ですが、簡単に言うと「同じテストを受けた集団の中で自分がどの位置にいるかを知る数字」だと思ってください。その集団内の平均点をとると、偏差値はちょうど50となります。つまり、100点満点中で同じ点数をとったとしても、同じ問題を解いた集団内の平均点によって自分の偏差値は変わるのです。例えば、平均点が60点のテストで70点を獲れば偏差値は50を上回りますが、平均点が75点のテストで70点をとれば偏差値は50を下回ります。

このように模擬試験においては、自分が何点をとったかよりも、平均点と比べて何点をとったかが大切です。(細かい話だと、同じ平均点でも受験者ごとの点数のバラつきによっても偏差値変わります。)

 高校においてもこのような偏差値を用いてランク付けがされています。ここで気を付けていただきたいのが、高校の情報誌やインターネットの情報サイトに載っている偏差値をとらなければ、その高校に合格できないかというと、必ずしもそうではないということです。特に中1と中2は実際に合格している生徒の多くは、情報誌やサイトに乗っている偏差値よりも低い偏差値です。これは実際に高校を受験する層と中1・2の段階で模擬試験を受験する層のレベルが大きく異なっているからです。イメージはこんな感じです。

中1・2の段階で模擬試験を受験しているのは、中1・2の段階で塾に通っている子、または塾には通っていないが自主的に模試を受けている子です。この両者に共通することは、本人または保護者の勉強に対する意識が高いことです(個人差はあります)。そしてもちろん、その意識の高さは学力の高さにもつながりますので、中1・2の段階で模擬試験を受験する層は、集団全体のレベルが高いと言えます。これが実際の入試本番や中3の模擬試験になってくると、今まで塾に通っていなかった層までもが受験します。この今まで塾に通っていなかった層は全体で見ると、早いうちから塾に通っていた層と比べるとどうしても学力は低くなります。もちろん、独学・自学でしっかりと力を付けている子もいますが、それは全体から見ると明らかに少数派と言えます。

 そのため、もともと塾に通っていたメンバー内での偏差値は変わらなかったとしても、中1・2のころに比べると、言い方は良くないかもしれませんが、中3では自分よりも低い層が多く受験するようになるので、同じテストを受けた集団内(この場合だと、同じ塾内の生徒&塾外で同じ模擬試験を受けた受験者)での平均点を基準にしている偏差値は相対的に上がるのです。

 

中1における模擬試験の偏差値感覚

私の今までの経験上の感覚値ですと、中1のころから塾に通っている生徒であれば、規模の大きい模擬試験においての偏差値は中1から中3にかけて5~10は平均的に上がると思っています(もちろん個人差はあります)。なので、イメージとしては情報誌や情報サイトで偏差値65くらいの高校(この地域で受験者がいる学校だと光陵高校や横須賀高校)に進学したいと思っているのならば、中1の段階で偏差値50台後半~60くらいが目安になるでしょう(もちろん高いに越したことはないです)。ただ、あくまでも合格目安というよりも受験目安と思ってください。

 

中学・高校・大学の偏差値の違い

最後に、今までの模擬試験の偏差値の話と同じようなことが言えるのが、中学受験・高校受験・大学受験における学校の偏差値です。そもそも学校の偏差値はどのように決まっているのでしょうか?これは大手の模試業者が、模試の受験者とその志望校、そして実際の入試の結果を踏まえて決めています。

 つまり、それぞれの受験をする人々が偏差値の対象となる集団になります。中学受験をするのは神奈川県だと小学生全体の25%程度、大学受験をするのは全国だと高校生全体の55%程度と言われています。それに対して、高校受験をするのは公立中学校に通うほぼ100%です。

 そして、中学受験と大学受験は対象となる集団は多くが学力上位層となるので、当然集団自体のレベルが高くなります。そのため、同じ偏差値50でも、「中学受験・大学受験における偏差値50」と「高校受験における偏差値50」では大きく異なります。ですから、予め覚えていただきたいのは、例えば偏差値50の高校に通う高校生が偏差値50の大学に合格したいと思ったら、その高校内で上位1~2割の成績をとっていないと厳しいということです。

 このような点を踏まえた上で、高校選びをしていきましょう。

それでは今日はここまで。ではまた!