フォルテ的時事問題 予想問題(2019年7月~9月)

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、中学校の定期試験で出題されそうなニュースを私がピックアップして、4択形式で問題を作りました。フォルテに通っている南中学校・蒔田中学校の生徒以外にも非常に役立つと思うので、テスト勉強の一環として、是非参考にしてみてくださいね。

南中学校の定期テストに合わせて、フォルテ生には前回同様、より詳しい内容をまとめた完全版のプリントを渡します。

 

予想問題(10問)

問題1.7月21日(日)に行われた選挙とは?

ア:衆議院議員選挙
イ:参議院議員選挙
ウ:横浜市長選挙
エ:神奈川県知事選挙

 

問題2.1の選挙で初めて導入された、比例代表制での当選者を優先的に政党が指定できる制度は?

ア:限定枠
イ:特別枠
ウ:特定枠
エ:指定枠

 

問題3.7月24日、保守党党首のポリス・ジョンソン氏が新たに首相になった国は?

ア:アメリカ
イ:イタリア
ウ:ドイツ
エ:イギリス

 

問題4.7月6日、正式に世界遺産に登録された、大阪の「大仙古墳」などを含んだ古墳群はどれか?

ア:秋葉山古墳群
イ:百舌鳥・古市古墳群
ウ:志段味古墳群
エ:雨の宮古墳群

 

問題5.7月17日、第161回芥川賞を受賞した作家と作品は?

ア:原田マハ『美しき愚かものたちのタブロー』
イ:大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』
ウ:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』
エ:今村夏子『むらさきのスカートの女』

 

問題6.8月2日、日本が輸出優遇国である「ホワイト国(現在の名称は“グループA”)」から除外した国はどこか?

ア:アメリカ
イ:韓国
ウ:中国
エ:ドイツ

 

問題7.8月4日、ゴルフの全英女子オープンで優勝した日本人選手は?

ア:渋野日向子
イ:鈴木愛
ウ:原英莉花
エ:上田桃子

 

問題8.8月22日、第101回全国高校野球選手権大会で優勝した高校は?

ア:東海大相模高校(神奈川県)
イ:星陵高校(石川)
ウ:履正社高校(大阪府)
エ:大船渡高校(岩手)

 

問題9.8月24日~26日、主要国の首脳によるG7サミットが開催された都市は?

ア:イタリアのタオルミーナ
イ:カナダのシャルルボア
ウ:アメリカのマイアミ
エ:フランスのビアリッツ

 

問題10.8月28日~30日、横浜で開催された第7回アフリカ開発会議について、このアフリカ開発会議のアルファベットの略称は?

ア:TICAD
イ:APEC
ウ:ASEAN
エ:UNCTAD

 

 

 

 

 

予想問題の解答・解説

1.イ
→結果については、こちらの記事を参照してください。

2.ウ
→詳しくはこちらの記事を参照してください。

3.エ
→イギリスはEUからの離脱の件もあるので、今後も目が離せません。

4.イ
→世界遺産の登録を行うユネスコ(UNESCO)も覚えておこう。

5.エ
→イは第161回直木賞受賞作、ウは2019年本屋大賞受賞作です。

6.イ
→詳しくはこちらの記事を参照してください。

7.ア
→メジャーと呼ばれる大きな大会での日本人の優勝は42年ぶり2人目の快挙です。

8.ウ
→昨年の大阪桐蔭に続き、2年連続で大阪の代表校が優勝しました。

9.エ
→G7サミットに参加する国は、日本・アメリカ・フランス・イタリア・イギリス・カナダ・ドイツです。

10.ア
→今回が第7回なので、TICAD7と呼ばれています。

 

その他、出題されそうなことは?

この他、「韓国がGSOMIA破棄」「香港でのデモ」「内閣改造で小泉進次郎の初入閣」「商業捕鯨開始」「台風15号による大きな被害」「横浜市がIR招致を表明」なども出題されそうな気がしますね。

 

今回はここまで。それでは、定期テスト頑張ってください!

 

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1学期の定期テストの振り返りと2学期の入試対策講座について

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

今日は1学期の定期テストの振り返りと2学期の入試対策についてお話していきたいと思います。定期テストの対策に関しては、色々と大手塾時代とは異なるやり方でやっていったため、正直不安な部分もありました。また、9月以降の入試対策講座に関しては色々と問い合わせがあったため、文系担当の上村と相談し、塾外生クラスの設置を決めました。そのあたりのことを詳しくお話ししたいと思います。

 

大手塾時代との定期テスト対策のやり方の違い

 まずは、大手塾時代に私が行っていた定期テストの対策についてですが、数学も理科も基本的には自作のプリントと学校の過去問を使用してやってきました。数学の自作のプリントは学校のワークや教科書の問題の類題も入れていて、理科の自作プリントは教科書の太字とかも全て網羅していたので、自作プリントと過去問の二本柱でそれなりの結果は出してきたつもりでした。ただ、メインの中学校だと1教室で30人位いたため、どうしても生徒一人ひとりの学力に合わせた授業が出来ず、思ったほど伸ばすことが出来ない生徒もいました。そして、定期テストでは点数がとれるのに、模試や入試では思ったように点数が取れないという生徒も多くいました。

そういう意味で、フォルテでの定期テストの対策は今までと大きく違うやり方でやっていきました。一番大きな違いは過去問を使わずにやっていったことです。過去問を使うことの弊害やリスクについては上村の最初の定期テストを終えての記事をご覧ください。

基本的には、数学は、自作プリント、学校のワーク、教科書の問題をやり、理科は、自作プリント、学校で配られたプリント、教科書の問題をやっていきました。過去問は、中3理科で前回の中2学年末テストの問題から全く同じものを出題する学校があったため、そこだけは生徒が持ってきたものを授業内で解説しましたが、それ以外には過去問は一切使用しませんでした。

 

初めてのフォルテでの定期テストを終えて

定期テストの結果としては、数学に関しては、中1・中2の生徒は数学で全員90点以上を取り、中には前回の学年末テストで20点代だった生徒が90点以上を取ったり、中3で平均点が40点代のテストで満点を取る生徒がいたりと、高い割合で自分の点数に満足してくれる生徒が多かったです。理科に関しては、数学ほどではないですが、前回の定期テストより4050点上がった生徒が複数いて、中3生では半数近くが今まで受けてきた定期試験の中で過去最高得点を記録しました。このような結果が出せた要因としては、テスト対策中に自学の時間を設け、生徒たち一人ひとりが計画を立てて早めに学校のワークを終わらせる等の能動的学習を行ったこと、授業のない日にも多くの生徒が自習に来て頑張ったこと、12名までの少人数制にしているためこちらの目が行き届いて細かく一人ひとりを見ることが出来たことなど様々あります。しかし、一番の要因は、何より生徒たちが前向きに普段の授業や小テスト、宿題や課題に取り組み、間違えたところはもう一度解き直して、しっかり出来るようにする、ということを地道に積み重ねたことだと思っています。

初めての定期テストについて、一部の結果をもって成功したとは言えません。我々は「全員を伸ばす」ことを目標にしています。今回のテストでも、中にはあまり点数が変わらなかったり、自分の掲げていた目標には届かなかったりといった生徒もいたので、修正すべきところは修正して、次回は全生徒が満足できる結果を得られるようにしていきたいと思います。

 

2学期の入試対策講座について

フォルテでは9月の南中学校の定期テスト後の日曜日(929日、106日、1013日、1020日、12月1日、12月8日、1215日の計7回)に入試対策講座を行う予定です。こちらは完全に塾生に向けた講座として実施する予定だったのですが、「中3生はもう埋まっているとのことですが、何とか受け入れてもらえませんか?」という問い合わせが複数あり、上村と相談し、塾生の定員は12名の上限に達しているから新規入塾生と迎えることは難しいけれど、日曜日に行う入試対策講座に関しては、もう一つクラスを作ることが可能だと判断して塾外生クラスの設置を決めました。

ありがたいことにフォルテでは開校から1か月で中3が定員に達したため、フォルテに来たかったけれど既に受付が締め切られていた、大手の塾に通っているが入試対策だけでもフォルテで受けたい、個別指導塾に通っていて入試対策講座のようなものがない等で受講を考えている方は是非ご検討ください。詳しい内容はHPよりご覧ください。授業に関しては理系科目と特色を佐々木が担当し、文系科目を上村が担当します。2人とも昨年まで大手塾で10年以上にわたり毎年地域の代表として入試対策講座を担当してきた高校入試のプロフェッショナルです。しかも大手塾時代のように1クラス2030人前後のクラスではなく、定員12名までの少人数制で一人ひとりを細かく見られるので、費用対効果は他塾の入試対策講座に比べて圧倒的に高いと自負しております。また、特色検査の対策に関しては、私が昨年大手塾で行っていた時は、1クラスに約50名の生徒がいて、誰がどのくらい出来ているかを細かく把握するには人数が多すぎて、ただ授業をこなして授業後に数名の質問対応をするのが限界でした(特色検査はその問題の特徴から教科横断型の思考力が必要とされ、それに加えて閃きや忍耐力が必要とされるパズルタイプの問題もあるため、担当することを敬遠する講師が多いため、必然的に設置クラスが少なくなり、1クラスの人数が多くなってしまいます)。しかし、フォルテでは特色検査の対策に関してはさらに人数を絞って、一人ひとりに対してしっかりと見てあげられるよう最大で56名程度にしようと考えています。

ちなみに既に問い合わせも多くいただいており、中には南区外の方からもお問い合わせをいただいております。そして現状、4名のお申し込みをいただいています。この講座も定員(12名)に達したら締め切りになるため、受けてみたいと考えている方はお早めにどうぞ。

 

終わりに

フォルテでの初めての定期テストを終えて、初めての夏期講習に入り、初めてのことだらけで大変ですが、とても充実した毎日を送っています。夏期講習は通塾する日にちが多くて授業日数が多い分、しっかりと頑張った生徒は飛躍的に伸びていきます。現に小学生でも中学生でも夏前に比べて凄く伸びているなあと感じる生徒もいるので、残りの期間も全ての生徒がこの夏に成長できた実感できるように、全力でサポートしたいと思います。

それでは今回も最後に名言・格言で終わりたいと思います。

『夢は全力で伸ばした手の指先の1ミリ先にある。』

(音楽プロデューサー:秋元康)

 

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文字数の多い文章問題に立ち向かうために必要な力

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。今回は、先日の授業中に中2・3生に話した、神奈川の入試の国語の問題(主に文章問題)についての話です。

公立高校入試の構成

神奈川県の公立高校入試では、近年は以下の構成になっています。

1.漢字・文法・鑑賞
2.古文
3.文学的文章
4.説明的文章
5.資料読み取り

今後も恐らく構成自体にはあまり大きな変化はないのではないかと思われます。

 

高校入試の問題文の文字数

そして、何より神奈川県の入試問題で、特徴的なのが文字数の多さです。国語全体での文字数は例年12000~17000字となっており、これは全国トップです。それどころか全国平均の約2倍の文字数です。その分、情報量も多いです。

ちなみに国語だけでなく、神奈川県入試問題(2019年度)は5教科合計でも約55000字となっており、これもまた全国トップです。つまり、国語に限らず神奈川県の高校入試では、受験生は文字数・情報量ともに非常に多い問題に立ち向かうことになるのです。

 

問題文の長い文章問題を解く上で必要な力

では、そのような文字数の多い問題を解くにはどのような力が必要でしょうか。今回は特に文章問題について、考えていきます。2019年度の入試で言うと、文学的文章(物語文)と説明的文章(説明文・論説文)ともに本文だけで約3000字。これは原稿用紙で7~8枚分ですから、これだけでもかなりのボリュームです。これくらいのボリュームのある問題を解くには3つの力が必要です。

 

スピード

日本人(成人)の平均読書速度(1分あたりに読む文字数)は400~600字と言われています。多くの中学生はこれ以下でしょうから、前述のような約3000文字の文章を読むのに7~8分はかかると思います。また、正誤問題の選択肢も非常に長いため、単に目を通すだけでも膨大な時間がかかってしまいます。ですから、普段から時間を気にしながら文章を急いで読むことが必要です。約3000字ですと、文庫本や新書で5~6ページ分といったところでしょうか。これくらいの量を目安に時間を計りながら読むのが良いでしょう。

 

語彙力

次に文章問題、特に説明的文章では、トピックが「科学技術」「哲学」など小難しいため、中学生の普段の生活では目や耳にしないような言葉が文章中に満載です。そうなると、もちろん語句によっては漢字や前後の文脈から類推できるものもあるし、問題を解くという観点だけで言うと意味が分からなくてもあまり解答に影響ない語句もあるでしょうが、文章を読む中でそのような知らない語句が連発するのは、読み手にとってかなりのストレスになるのは間違いないです。

ですので、意識的に語彙力を高めることが必要です。また、語彙力を高めることは問1の漢字の部分でも非常に有効です。フォルテでは、多くの個人塾の先輩方が採用されている『中学国語力を高める語彙1560』を使って中2・3は毎回の授業で漢字と一緒に小テストをしています。

 

文章を読む持久力

スピードや語彙とともに個人的に大事だと思うのが、この「文章を読む持久力」です。これは、ある程度の分量の文章を集中して読み続ける力です。これがないと、問題文の長い文章を読むときに、最初は集中して読んでいても、次第に心が折れていき、後半はもう「文章を読んでいる」というよりは「字を目で追っている」状態になります。これでは、当然ながら文章の中身は頭に入ってきません。扱われているトピックやテーマの難しい説明的文章であれば、なおさらです。

ただ、これもスピードや語彙力同様に鍛えることが出来ます。そのためには、ある程度の分量の文章を普段から読んでいくしかありません。まずは先ほどのスピードと同じく、文庫本や新書の5~6ページ分を集中して読むのが良いでしょう。そして、次に問題を解くことも大切です。ただし、ここで課題となってくるのが、市販の問題集はもちろん、塾用教材の問題集であっても、神奈川の入試問題ほど長い本文を扱っているものがかなり数が少ないことです。

そこで有効なのが、入試過去問です。受験生であれば、神奈川県版(最もポピュラーなので過去6年分ですね。)はもちろん解くでしょうが、その他、東京や埼玉と言った首都圏の問題は比較的文字数が多い傾向にありますので、ある程度有効でしょう(ただ埼玉は、神奈川では少ない記述が多いので注意)。あとは、ブックオフやアマゾンなどで7年以上前の入試問題が収録されている過去問を中古で探すのも良いと思います。

 

まとめ

全国トップの文字数・情報量を誇る神奈川県の入試問題に立ち向かうためには、「スピード」「語彙力」「文章を読む持久力」を鍛えることが必要です。そして、これらは一朝一夕では身につけることは難しいので、コツコツと努力を重ねていきましょう。

 

※最後に…この記事の中での語彙

①膨大な…物事の数や量が非常に多いこと。
②市販…一般のお店(この場合は書店)で売られること
③一朝一夕…非常に短い期間・時間のこと。

今回はここまでです。ではまた会いましょう!

 

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最初の定期テストを終えて

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。今回は、フォルテが開校して、南中学校・蒔田中学校ともに最初の定期テスト(1学期期末試験)が終わりましたので、それについて書きたいと思います。

 

定期テスト対策について

フォルテでは、各中学校の定期テストの3週間前から、テスト対策を実施しています。内容としては、学校での学習内容をオリジナルの教材や教科書準拠の塾用教材を使用して行っています。

ただ、目先の点数だけを上げるような露骨な先生対策として過去問の配布をしていません。学校の先生がオフィシャルに配布したもので、生徒が持参した場合は対応しますが。

過去問の使用に関しては、推奨する塾とそうでない塾で大きく分かれるところです。フォルテで使用しない理由はいくつかあって、第一には著作権の問題。他にも、その先生が作るテストだけで点数が取れてしまうような勉強は将来的にあまり子どもたちにとって良くないと思うからです。また、それにもつながりますが、こちらがただ1から10まですべてを対策するような方法(これだけやっておけば大丈夫!みたいな。)もやりたくありません。そのような塾への依存度の高い勉強方法は、高校以降ではまず通用しないからです。

なので、理想としては定期テストは子どもたち主体で勉強をして、各々が納得のいく成果を出していけるようにしたいです。そのための自学力を高める取り組みの種まきを、現在している段階です。具体的なツールは前回の佐々木の記事で触れたとおりです。

そして将来的には、あまり今のように定期テスト対策をガッツリ行わない方向にもっていきたいなと思っていますが、この地域や今通ってくれている子どもたち・保護者の方のご意見や需要の関係もあるので、しばらくは現在のような形になるかと思います。とはいえ、大手塾時代に比べると、テスト対策の授業時間自体は半分くらいですかね。その分、自学の時間を塾でとっています。

あと、塾としてテスト前に無条件に大量の課題を塾生全員に出すってこともしていません。テスト前に「塾の宿題に追われて、自分自身がやりたい勉強ができない」っていうのを作りたくないので。実際に他塾から移ってきた家庭の面談で、このような話はいくつも聞きました。ただ、この類の課題がすべて悪だとは思いません。圧倒的な量をこなすことは時に必要です。また中にはこのような課題がかっちりとハマる子もいると思うので。ただ、それを優先した結果、他の教科の勉強に手が回らないなんてのは本末転倒ですし、何より一番の問題は「それをバカの一つ覚えで十把一絡げに塾生全員に出していること」です。そしてやってきていないと怒る(キレる)、という。そしてテストで良い結果が出た場合、講師側は「俺が取らせた!」と胸を張るわけですね。それによって、他の教科が犠牲になったとも知らず・・・。いや、アホかと。

実際に、フォルテ生に書いてもらった今回のテストの結果・反省記入シートで、一番嬉しかったのは「前よりテスト前に宿題に追われることなく自分の勉強ができてよかった!」という言葉でした。これ、本当に嬉しくて、思わずお母さんにも電話したら、まさに同じことを間近で感じていたようで一緒に喜んでくれていました。この子は、ある大手塾から転塾してきた子だったのですが、まさに上記のような大量の宿題によってつぶれていた子です。ちなみにこの子は、今回のテストで5教科の総合が初めて400点を超えたと喜んでいました。詳しくは書けませんが、前回よりも物凄く点数が上がっています。そして、今日の帰り際には「定期テストで大量の課題も過去問もいらないんですね。」と言っていました。そういうことです。

 

現状のフォルテ生の定期テスト結果

うちのような小さい塾の場合、大手塾と違って一人ひとりの点数を具体的に出してしまうと、生徒が特定されてしまう可能性があるので、あまり詳しくは書きません。

ただ最初のテストにして、満点が複数枚出ております。これは嬉しいですね。ただ、いずれも数学なので、文系担当である私個人的にちょっとした悔しさみたいのもありますが(笑)

あと、うちはまだ塾としての実績もない小さな個人塾なので、周りの大手の集団塾に比べると、事実として通塾してる子どもたちの内申点の平均とかはあまり高くないと思います。そして前述の通り、ドーピングのように学校の過去問を使用したりもしませんし、テスト前にバカみたいに大量の課題を出したりもしません。

それでも学年や教科によっては大手塾の平均点よりも、フォルテ生の平均が高いなんてのはいくつもあります。それは子どもたちが前向きに頑張ってくれた結果だと思うので、そこを誇りたいです。

一方で悔しい思いをしている子もいます。一部の結果をもって「大成功」なんてのは口が裂けても言いません。なので、こちらも反省しますし、一番気を付けているのは、悔しい思いをした子のその悔しさを絶対に次に繋げてあげること。テスト前の勉強の何が良くて何が悪かったのか。それを冷静に見直させるのが私たちの大事な仕事だと思っています。

 

中学校の定期テストについて

今回、ある中学校のある教科の問題で、前回(前年度の2月)のテストと過去問から何問か出題がされました。復習内容を出すというのは、子どもたちに復習を促すことにつながるので良いと思うのですが、実際のテストを見てみると、上記のテスト問題から一語一句全く変えずに出題がされていました(恐らくコピペ)。つまり、単純に答えの記号や数字だけ覚えていれば点数が取れちゃうわけですね、その単元の内容を一切理解していなくとも。

正直これって、どうなんですかね。単純に平均点を引き上げたいのか、または生徒からの人気を取りたいのか。真意はわかりませんが、これによって点数が実力以上に高く出てしまい、自分の実力を見誤って、高校選びで苦労するビジョンしか見えません。

ちなみにこのような問題も含む「簡単すぎる定期テスト」の弊害に関しては、フォルテが大尊敬する神奈川の塾人の一人でいらっしゃる、小田原の慧真館の岸本先生がこちらのブログ記事で書いていらっしゃいます。とても参考になる記事ですので、ご覧ください。

 

定期テストの時事問題に関して

今回、南中学校・蒔田中学校ではともに4月~6月までのニュース問題(時事問題)が出題され、「G20サミット」「初の国賓としてトランプ大統領来日」「元号の令和(出典の『万葉集』を問う問題が多かった)」「フランスのパリにあるノートルダム大聖堂の火事」「百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録へ」などが予想通り多く出題されていました。

フォルテでは時事問題対策プリントを上村が作成し、塾生に配布しています。そこからかなり多く出題されたのですが、微妙に触れ切れていなかった部分もいくつかあり、個人的に手ごたえを感じつつも、かなり反省しています。

次回だとほぼ確実に出題されるのは、「参議院議員選挙」でしょう。中1・2であれば、選挙自体がメインでしょうが、中3ならば選挙の結果まで注意して知っておきたいところですね。

今日はここまで!それでは、またお越しください。

 

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勉強を計画的に行う重要性

こんにちは。フォルテの理系担当の佐々木です。今日は勉強を計画的に行う重要性について考えていきたいと思います。

テストで点数を取るためにはやみくもに勉強するのではなくて、しっかりと計画を立てることが重要だと思います。フォルテでも中学生一人一人にフォルテ帖という学習計画表を渡し、その計画に沿って勉強を進めています。フォルテ帖は当初は学習計画表という名前にしようと思ったのですが、名前がありきたりすぎてつまらなかったので、いくつか思い立ったものの中から決めました。フォルテと手帖を掛け合わせたナイスネーミングだと自負しています。まぁ、実は名前も内容も半分は慧真館の岸本先生から頂いたカンヅメ帖のパクリではありますが…(汗)。岸本先生、その節はありがとうございました。

このフォルテ帖をテストの一か月前に配布し、計画を立てて勉強して欲しいと思っていたのですが、現在のフォルテ生は今まで大手の集団塾や個別指導塾等で与えられたものを頑張ってこなしてきた生徒達が大半のため、自分で計画を立てることに慣れておらず、どのように書いていけば良いのかがわからない生徒が多数いました。そのため、中3であっても書き方から教えている生徒がいる段階なので、上手く機能するまでは時間がかかるというのが現状です。ですが、少しずつ自分で計画を立て、自分なりに試行錯誤しながらその計画を実行し、試験後にその結果について反省し、次のテストの時に生かして欲しいと思います。それではそろそろ本題の「勉強を計画的に行う重要性」についてです。

 

時間は有限。

学校の定期テスト、入試、検定試験、資格試験など、一般にテストと呼ばれるものには本番までの期日やテストの制限時間が決められています。その期日までに、いかに必要な点数を取れるだけの実力を付けられるか、その時間内でいかに実力を発揮できるか、それらが結果の良し悪しの分かれ目です。「あと1日勉強できれば、もっと点数が取れたのに…」とか「あと3分試験時間があれば、この問題も解き終えて5点上がったのに…」となってしまっては後の祭りです。そうならないために「この日のこの時間までに問題集の〇ページまで終わらせる」というような計画をしっかり立てることが大切です。

 時間の大切さを教えてくれることわざとしては、アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンの

Time is money.(時は金なり)』

が有名です。日本語としての意味は、時間は貴重で有効なものであるから、浪費してはならない。というような意味です。お金の無駄遣いに比べてあまり意識していない人が多いですが、時間の無駄遣いは結構厄介な問題です。ネットサーフィン(死語?)をしていたら30分以上経っていたとか、テレビやYouTubeをだらだら見ていたら何時間も経っていたなどの経験がある方は多いのではないでしょうか。しっかりと計画を立てることで、こういう無駄な時間を上手く削減することが出来ます。

 

学習計画を立てることのメリット

 無計画に勉強するよりも、学習計画を立てて勉強する方が格段に成果は上がります。その理由を3つ挙げます。

 まず1つ目は、計画を立てることにより、目標が明確になり、勉強に対するモチベーションが上がるからです。人間は誰しもどこかで怠けたいとか楽をしたいという気持ちを持っているため、明確な目標や期限が決まっていないと、頑張り続けることは非常に困難です。

 2つ目は、やるべきことが明確になっているため、勉強の効率が上がることです。やることが決まっていれば、余計なことを考えたり、わき道にそれたりすることが減り、勉強に集中して取り組むことが出来ます。

 3つ目は、テストの直前期に慌てることがなくなることです。行き当たりばったりの勉強をしていると、テストが直前に迫った時に「因数分解はキッチリ仕上がっているけど、平方根が全然理解出来ていない」とか「UNIT1は完璧だけど、UNIT2が全然覚えきれていない」などのことが起こったりします。これは無計画に勉強して失敗する典型的なパターンです。

 他にも、計画を立てずに行き当たりばったりで勉強すると、その時々の気分に流されやすくなるので、得意科目(好きな科目)ばかりやってしまい、ついつい苦手科目(嫌いな科目)を疎かにしてしまうことになってしまうため、苦手科目がますます苦手になってしまったり…と学習計画を立てるメリットは沢山あります。

 

定期テストにおける学習計画の立て方

 まずは、ゴールを明確にしておくことです。例えば数学で90点以上取る、平均点プラス20点以上取る、などです。そのために、学校の数学のワークのP40までを全て出来るようにする、学校の理科のワークのテスト範囲の所を三回繰り返す、というように具体的にやることを決めましょう。

 各科目でやるべきことを決めたら、それをテストまでの日数に合わせて計算して一日の分量を考えていきます。一番重要なのは、時間ではなく勉強量をまず決めることです。ある程度の時間配分は必要ですが、やるべき量をしっかり決めることが大事です。「今から三時間勉強するぞ」よりも「今から問題集のP15~P30までを解くぞ」とした方がやるべきことが明確になっていて意欲も湧いてきます。

 そして、計画を立てる時に最もよくある失敗例が、やる気満々の勉強サイボーグのような緻密で完璧すぎる無謀な計画です。休みの日で、朝7時に起床し、30分で朝食を終えて7時半から12時半まで勉強し、昼食で30分の時間を取り、13時から19時まで勉強し、30分の夕食を取り、19時半から22時半まで勉強…このような理想的な勉強計画は必ず破綻します(テスト数日前の追い込まれた日で、その日限定なら出来るかもしれませんが…)。このような無茶苦茶な計画表を作ってしまう人は意外といますが、計画を立てているときは、やる気に満ち溢れていて何とかなると思っていますが、実際にやってみると、食事以外に何の休憩も入れずに、修行僧のごとくひたすら勉強に打ち込んで十数時間頑張り続けること、しかもそれをルーティーンとして行うことはまず無理でしょう。ですので、計画を立てる時にして欲しいことは、必ず休憩時間を確保することです。お勧めは、25分勉強し3~5分休みを4回繰り返し、4回繰り返すごとに20~30分の休憩を取るポモドーロテクニックです(こちらの記事で取り上げました!)。

そして、休憩だけではなく、予備日を設けることも重要です。出来れば1週間あったら1日は調整日にすると良いでしょう。体調不良や突発的な用事、その日のモチベーションなどにより予定通り進まないことはよくあることです。このような時に調整日を設定していないと、どんどん計画が遅れていき、やる気が下がり、その結果投げだしてしまうことになりかねません。もし調整日を入れても計画に狂いが生じたときは、計画を修正してやり切ることが出来る計画に変更しましょう。変更せずにどんどん予定から遅れていくとやる気も削がれていきます

 また、計画を立てる時に注意しなくてはいけないことが、「復習の時間をつくる」ことです。例えば、数学のワークを1週間で14ページ進めるとします。そうすると1日あたり2ページにしてちょうど7日間で終わらせたくなりますが、それでは間違えた問題を出来るようにはなりません。出来れば1日3ページ位にして、4~5日で終わらせ、残りの2日ほどは間違えた問題の解き直しをするようにしましょう。点数アップの一番の秘訣は「出来なかった問題を出来るようにする」ことです。当たり前ですが、1回解いて出来なかった問題を、復習もせずにテストの本番で出来るようにするのはまず無理だと思います。なので、復習の時間をしっかり取って、出来なかった問題を出来るようにしっかりと解き直しましょう。

 

終わりに

 計画をたてて勉強していくことは、大人になって社会に出たときにも使えます。勉強でも仕事でも計画を立てるのと立てないのでは雲泥の差を生じます。ただ、1つ気を付けて欲しいことは、計画を立てるのに時間をかけすぎないことです。限りある「時間」という資源を有効活用するために計画を立てるのであって、あまり時間をかけすぎてしまうと本末転倒になってしまいます。計画は立てるためにあるのではなく、やるべきことをスムーズに効率よく行うためのものなので、実行しなければ何の意味もありません。まずはゴールを明確にし、そこからやるべきことを決め、期日までの時間で逆算して計画を立てて実行に移し、必要があれば修正し、最終的に良い結果が得られるようにしていきましょう。

それではいつも通り名言で締めくくりたいと思います。

 『計画とは未来に関する現在の決定である』

(アメリカの経営学者:ピーター・F・ドラッカー)

 

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集中力を向上させる「ポモドーロテクニック」について

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

今日は勉強においてとても需要な『集中力を高める方法』について書きたいと思います。勉強しようと思っていてもなかなか集中力が続かずにダラダラしてしまって、結局時間だけが経っていったなんて言う人も多いのではないでしょうか?では、どうすれば集中力が続くのか?意志や忍耐力が足りないから集中力がないのか?何か特別な方法はないのか?などについて書いていきます。

 

集中力が続かないのは意志が弱いからではない。

集中力が続かないのは、意志が弱いからとかやる気がないからとか忍耐力がないからではありません。例えば、好きなゲームをしていたり漫画を見たりしていると、1時間や2時間があっという間に経ってしまった!なんていうことがある人は、集中するのに必要な最低限の力は持っているということになります。集中力を引き出すやり方さえ知っていれば、意志の強さは必要ありません。中には、『本気になれば集中できる』などと考えている人もいますが、その『本気』がくる数日後にテストや入試が来たのでは時すでに遅しです。また、自分の本気に過度の期待を抱いていても、思ったほど集中出来ていない自分にショックを受けてしまうことになるでしょう。では、どうすればよいのでしょう?集中できないのは自分が悪いのではなく、集中するためのテクニックを知らないからです。

 

困難は分割せよ。

よく人間の集中力は最大で90分だとか言われていますが、特に科学的根拠はありません。正直、90分間も集中していられるという人はとても少ないと思います。むしろ60分でも長いと思います。そう考えると、適度に分けていく方が賢明です。そこで、この名言の登場です。

困難は分割せよ。

これは近代哲学の祖と言われているデカルトが『方法序説』の中で述べた言葉です。また、中3であれば、国語の教科書に載っている井上ひさしの『握手』でルロイ修道士が言っていたセリフとしても思い浮かびますね。「どんなに難しいことでも細かく分けていけばやり遂げることが出来る」というような意味で、まさに勉強においてもピッタリ当てはまるのではないかと思います。取り組むべき内容を細かく分けることで覚えやすくなったり、集中力が続いたりします。

例えば、ケータイ電話の番号を単純に090□□□□△△△△とするのではなく、090-□□□□―△△△△のように分けた方が覚えやすかったりします。また、一般的なテレビドラマは1話が約1時間(CM含むので実際は40分ちょっと)のものが多いですが、1話を圧倒的に短くしてもしっかりと成立している例として、NHKの連続テレビ小説、通称『朝ドラ』があります。毎朝15分(日曜日を除く)という短さにも関わらず、常に高視聴率を取り続けています(私はあまり見ていないですが・・・)。これが毎朝、40分ほどの長さだと、流石に朝からそこまで集中してみる人は少なくなるでしょう。

もっと短い例としては、今年で放送50周年を迎える、世界で最も長く放映されているテレビアニメ番組としてギネス世界記録を更新中の『サザエさん』があります(私が子供の頃は、日曜夜の定番として、6時からの『ちびまる子ちゃん』を見て、6時半からの『サザエさん』を見るというのがゴールデンパターンでした)。『サザエさん』は30分(CM含むので実際は22分ほど)の番組で、1回の放送が3話構成になっているため、1話がなんと6分55秒という衝撃の短さです。7分足らずで1つの物語を完結させているなんて凄すぎますね。この構成も『サザエさん』が長年愛される秘密なのかもしませんね。

これらの例のように、物事を細かく分けることは様々な場面で有効なのです。これは余談ですが、『サザエさん』はなぜ海にちなんだ名前が多いのかご存じでしょうか?原作者の長谷川町子さんが、仕事を依頼されてから、どんな内容にするかを妹さんと一緒に毎日海岸を散歩しながら考えていたので、登場人物がみんな海産物の名前になったらしいです。

「ポモドーロテクニック」とは

それではここで主題である「ポモドーロテクニック」について紹介していきます。「ポモドーロテクニック」とは1990年代前半に、イタリアの起業家であり作家でもあるフランチェスコ・シリロ氏によって生み出された、仕事や勉強の成果を高めるための方法です。

やり方を簡単に説明すると、

① やるべきタスク(課題)を選ぶ。
② キッチンタイマーで25分を設定する
③ キッチンタイマーが鳴るまでタスクに集中する。
④ 3~5分間休憩する。
⑤ ①~④までの作業を「1ポモドーロ」として、これを4ポモドーロ行う。
⑥ 4ポモドーロ終えたら15分~30分休憩する。

これを繰り返していくだけです。この「25分集中」+「5分休憩」を繰り返し、4回繰り返したら長めの休憩を入れるという時間管理術が「ポモドーロテクニック」です。高い集中力を長時間保ち続け、生産性を向上させるのに役立つ方法として知られています。

「ポモドーロテクニック」の優れている点は、25分間という短い時間で休憩をはさむため、ストレスがほとんどたまらずに取り組めることです。それにより、勉強がはかどり、集中が続き、気づいたら時間が過ぎていきます。疲れたと思い始めたころには長めの休憩が入るため、長時間勉強していてもそれほど苦になりません。

ただし、どんな良い方法でも実際にやらなければ効果はありません。「今はまだ勉強をやる気が起きない。テストが近くなってきたらそのうちやる気が出るだろう。」と思っている人がいるかもしれませんが、やる気は待っていても起きません。テストの数日前に慌てふためいても後の祭りです。まずは、行動してみましょう。やってみると意外と25分が短く感じればしめたものです。行動することにより、やる気が出てきます。

ちなみに「ポモドーロ」とはイタリア語でトマトの事で、フランチェスコ・シリロ氏が学生時代に使っていたトマト型のキッチンタイマーにちなんでつけられたそうです。私がこの「ポモドーロテクニック」を知ったきっかけは、メンタリストDaiGo氏の著書『自分を操る超集中力』で紹介されていたからです。この本は集中力を上げるための具体的な方法がたくさん載っているので気になる方は是非読んでみてください。

 

集中力を高める方法「ポモドーロテクニック」

「ポモドーロテクニック」において必要な道具はキッチンタイマーのみです。このキッチンタイマーについてはなるべく1分や1秒ずつではなく、ワンタッチで10分計ることが出来るものなどを活用しましょう。

例えば、フォルテにあるのがこちらです。

ケータイのアプリ等で計ってもよいのですが、目の前にケータイを置いておくと、ついいじってしまったり、ラインが来たりして気が散ると良くないので、自制心のがよほど強くない限りは、なるべくキッチンタイマーを活用しましょう。それと、「25分集中」の時にケータイがなったりすると勉強の妨げになるので、ケータイもサイレントモードや思い切って電源を切るなどして集中できる環境を作りましょう。

そして、最も重要なことがポモドーロの途中で中断しないようにすることです。中断には内的要因と外的要因の2種類が考えられます。内的要因は、のどが渇いたり、急に誰かに連絡する用事を思い出したり、メールやラインをチェックしたくなったりすることです。

このような形で作業が止まってしまったり、先延ばししたりする内的中断が起こらないようにするには、事前に水分補給をしたり、緊急の用事以外は連絡を取るのは長い休憩時間の時のみにすると決めておくことです。

一方で外的要因は、一人ではなく複数で勉強している場合などに起こることが多くなります。例えば、一緒に勉強している友達からわからない所を質問されたり、勉強している最中にご飯食べに行こうなどと誘われたりする外的中断に対しても、あらかじめルールを決めておくと良いと思います。わからない所や伝えたいことがあったら、休憩時間の時に聞いたりして、極力ポモドーロを守ることを最優先にしていきましょう。

また、「ポモドーロテクニック」において、休憩の使い方も非常に重要です。「25分集中」した後の「5分休憩」もしっかりキッチンタイマーで計りましょう。「気が付いたら10分も経っていた」などとならないようにするのと、「よしっ。タイマーがなったからまた25分間頑張るぞ」という、次のポモドーロにスムーズに移行するためです。また、「5分休憩」の時にケータイでメールやラインの返信を行ったりすると、再度返信が来たりして気になってしまい集中を乱すもとになりかねないので、出来る限りケータイをいじるのは4ポモドーロ終了時の長い休憩の時のみにしましょう。「5分休憩」では、体操をする・歩く・筋トレするなど体を動かしたり、水分を補給したり、瞑想したりするのがお勧めです。そもそも「5分休憩」するのは何のためかを考えると良いでしょう。ゆったりくつろぐのではなく、勉強の生産性を上げ、集中力を持続させるのが目的です。

また、1ポモドーロの「25分間」では、基本的には1つのことに集中しましょう。例えば、数学の問題を解いていたと思ったら英単語を覚え始めたり…とならないように。数分で終わるものが幾つかあって、それを組み合わせて1ポモドーロにせざるを得ないときはしょうがないですが、理想は、「このポモドーロでは数学の方程式の問題を解くぞ」となれば、それ以外の余計なことを考えなくて良いので、「方程式の問題を解くこと」に全ての力を注ぐことができ、集中力が高まります。

 

苦手科目の克服にも役立つ「ポモドーロテクニック」

苦手科目がないという人はあまりいません。では、その苦手科目を克服するにはどうすれば良いのでしょうか?苦手科目というのは、そもそもその科目にかける勉強時間が少ないから苦手なわけです。「一番熱心に時間も労力も注いでいるけれど、苦手です。」という人はまずいませんよね。やらないから、出来ない。出来ないから楽しくない。そうするとますますやらなくなり、そのままにしておくとやがて取り返しがつかなくなります。

本来勉強は、最初のうちは苦手だとしても、理解して出来るようになるとそれなりに面白く感じるようになります。ですので、まずはその科目に費やす勉強時間を増やすようにしましょう。いきなり苦手科目を1時間勉強するのは大変だと思うので、例えば、『このポモドーロでは苦手の英語を勉強して、次のポモドーロでは得意の数学をやろう』というように、まずは25分間苦手科目の克服に時間を割きましょう。それが出来るようになってきたら、2ポモドーロ(50分間)にチャレンジしてみましょう。2ポモドーロ連続でやるのが難しければ、例えば「英語を25分間集中」⇒「休憩5分」⇒「数学25分間集中」⇒「休憩5分」⇒「英語を25分間集中」のように、他の科目を間に挟んでも構いません。結局は苦手な科目もしっかりと勉強時間を取ってあげれば克服できます。

ただし、中学校三年生で、英語のbe動詞や三単現のSがわかっていなかったり、数学の一次方程式の計算が出来ていなかったりすれば、根本的な理解が出来ていないので、相当な時間と労力がかかってしまいます。少なくとも夏までには手を打たないと(ある程度克服された状態にしないと)、志望校の選択肢は限りなく少なくなってしまうでしょう。。

 

終わりに

多くの小学生や中学生は勉強が嫌いだったりつまらないという人が多いですが、その最大の原因は勉強しない(もしくは勉強時間が極端に短い)からです。勉強はどんな科目であってもある程度出来るようになるとそれなりに面白くなってきたり、やる気が出てきたりするものです。そこまで到達していないから、わからないしつまらないのです。集中力がないとかやる気が出ないという人は、まずこの「ポモドーロテクニック」を活用して25分間1つのことに集中してみましょう。そこから、「昨日は1ポモドーロやれたから、今日は2ポモドーロ頑張ってみよう」というようになってくればだんだん勉強が出来るようになっていき、知識も増えて、理解が深まっていきます。そうすることで自然と「勉強ってちょっと楽しいかも」と思えるようになってきます。この「ちょっと楽しい」という感情が芽生えてくることは勉強していく上で、とても重要なことです。勉強でもスポーツでも仕事でもあらゆることに関して言えることですが、楽しんでいる人が一番強いといえます。

ここで、中国の思想家である孔子の論語の言葉を紹介します。

子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。

孔子は言った。あることを理解している人は知識があるけれど、そのことを好きな人にはかなわない。また、そのことを好きな人であってもそのことを楽しんでいる人には及ばないものである。

まさに「好きこそものの上手なれ」です。勉強でもスポーツでも仕事でもそれを楽しみながらやっている人が一番ですね。

最後に、フォルテの中でも、集中力がないもしくは集中力をつけたいという生徒向けに「ポモドーロテクニック」を使った勉強のやり方を取り入れていこうと思っています。なので、その前に(実験的な意味合いもありますが)、実際にポモドーロテクニックを使って勉強してみたい方がいたら無料でやり方を教えます(タイマーさえあればだれでも出来ますが…)。日程としては、フォルテの授業がない金曜日で、なおかつ中学生のテストの対策のない日なので、5/31(金)か6/28(金)か7/5(金)あたりです。フォルテ生でもフォルテ生じゃなくても集中力をアップさせたいという方は是非。詳しくは045-334-8930またはforte.idogaya@gmail.comまで。ちなみにその際に、フォルテ生以外に子に対して強引な勧誘等は一切しませんのでご安心を。

最後にいつもの名言・格言を。

どんな泥をなめてもいいし、はいつくばってでも結果出せばそれが一番かっこいい

高木琢也(カリスマ美容師)

小学生・中学生におすすめ本のコーナーを設置しました!

こんばんは、フォルテの文系講師の上村です。今回はゴールデンウィーク明けから塾内に設置した(と言っても現時点では本を置いているだけ・・・)小学生・中学生におすすめする本のコーナーについてです。

 

設置したきっかけ

まず、今回このコーナーを設置したきっかけというか理由は、シンプルに子どもたちに「本を読む習慣をつけてほしい」からです。というのも、過去の記事でも触れている通り、小説などの良い芸術作品に触れることで私たちの人生が豊かになると思うからです。

また、良い自伝や論説文からは自分の知識や視野が広がるきっかけをもらうことができます。場合によっては人生観に影響を与えるような良い出会いもあるかもしれません。

最初は自分が興味のあるところから手を付けるのが良いでしょう。野球好きの男の子であれば、野球選手の自伝を読むのもいいでしょうし、韓国好きの女の子であれば、韓国でヒットした小説を読むのも良いでしょう。

あとは、中学生であれば現在の神奈川県の高校入試は他県に比べて文字数・情報量が非常に多いので、日ごろから活字に慣れていることが望ましいと思うのも大きい理由です。単純に読むスピードに差が出ます。上記のような入試では時間との勝負ですので、このスピード感は大切です。

さらに、本を読むことで語彙を増やすことも大事です。本を読んでいてわからない言葉が出来たときに、前後関係から類推したり、自分で辞書やインターネットで調べたりすることはとても良いことです。また、初めて知る言葉を本の中で出会うということは、自然とその例文とも出会うことになります。難しい言葉については、まず「真似して使う」ことから始めましょう。私も、本の中やラジオを聞く中で初めて出会った言葉を、まずは出会った時と同じような文脈で使うようにしていました。今もそうです。思い起こせば、ちょうど前職の大手塾でアルバイトを始めた大学生の時に、映画好きの私は映画評論の文章やラジオをよく聞いていて、それを実践しました。中でも映画評論家の町山智浩さんやライムスターというHIPHOPグループの宇多丸さんなんかの評論は、映画の背景や細部について知ることができるだけでなく(それだけでも知への欲求を十分満たしてくれるのですが)、お二人の使われる言葉群が私にとって語彙を増やす格好の教材となりました。そして同じ評論を何度も何度も聞いて、ほぼ一語一句覚えてしまうくらいの評論もありました。今でもi Pod(って今の小学生・中学生は知らない!?)にはお二人の評論の音声データがいくつも入っています。これによって自分の語彙や知識は爆発的に広がったと実感しています。

 

実際に置く本の選定

今回、このコーナーに置く本を選ぶ上でまず意識したのは、以下のことでした。

①自分が読んで面白かった本

②映画化やドラマ化している原作や映画の小説版

③Twitterやブログで尊敬する塾の先生方が紹介されている本

①については、家にあるものはそのまま教室に持ってきていますが、実家にあるものはゴールデンウィーク中に取りに行き、行方不明のものは再度買い直しました。個人的な読書体験として今も覚えているのは、中2の頃に読んだスティーブン・キングの『バトルランナー』という小説を偶然古本屋で手に取り、確かその本は300ページくらいあったと思うのですが、面白くて一気に読破しました。そこから、同じくスティーブン・キングの本を多く読むようになりました。また同様にスティーブン・キングの本を原作とした映画(有名どころだと『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』など)を観るようになって映画好きにもなりました。今でも、スティーブン・キング原作の映画と聞けば、並々ならぬ期待をもって、公開を心待ちにしています。ただ、残念ながらスティーブン・キング原作の映画は当たり外れが大きいので、観た後にとてもがっかりすることも多々あります(笑)。

②については、何より取っ付きやすいからです。また、映像化作品を見ていればある程度の中身もわかるのでスラスラ読むことが出来ますしね。あとはもちろん、映画化・ドラマ化しているということは、それだけ面白い要素が多いということですので、内容面でも信頼できます。

③については、この方々がおすすめしている作品なら間違いないだろうという勝手な信頼感です。ただし、置く前に必ず自分で読んでから置くかどうかを決めています。ただ、今のところ(まだ購入している数は多くないですが)、やはり外れはなく、もれなく置くようになっています。

 

子どもたちの反応

そして、ゴールデンウィーク明けの今日、スペースが限られているので、用意した本の一部を置きました。授業中には大々的に言いませんでしたが、帰り際にコーナー付近で声をかけると、中3の女の子二人が興味をもってくれて、「あ、じゃあ、これ面白そうなんで、借りまーす。」と1冊ずつ借りていきました。これは嬉しかった!ちなみに二人が借りていったのは、伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』と重松清『日曜日の夕刊』でした。

今後もどんどん置く本を増やしていきたいと思います。フォルテ生のみんなはどんどん借りていってくださいね。

今日はここまでです。ではまた!

中学生・保護者必読!「初動の速さ」と成績の相関性

こんばんは。フォルテの文系講師の上村です。今回は、塾の授業中の子どもの様子と成績の相関性についてです。

10年以上、塾の講師をしていると、学校で高内申をとる子ども・塾で伸びる子どもに共通する所作や言動があることに気づきます(もちろん、逆に学校の成績が取りにくい子ども・塾であまり伸びない子どもの共通点も山ほどあります)。そこで、今回はその一例をご紹介します。

 

「授業における初動の速さ」

その一つが授業における「初動の速さ」です。授業中に私たち講師は子どもたちに指示を出します。例えば、「テキストの18ページを開いて。」「ノートを出して、日付とタイトルを写して。」などです。これらの指示を出した後に、子どもたちがその指示通りの動作に入り、完了するまでのスピードを、「授業における初動の速さ」と呼びます。

 そして、この「初動の速い子ども」は、学校で高内申がとれる生徒・塾で伸びる生徒である可能性が非常に高いのです。

 

「初動の速い子」が高内申に結び付く理由

まず内申、すなわち学校の成績についてお話しします。前提として、現在の学校の成績は絶対評価でつけられ、成績をつけるのは学校の先生です。この成績は各教科で4つまたは5つの観点からの総合評価ですが、特に中学校までの学校の成績は「テスト(定期テストや授業中の小テスト)」「提出物」「授業態度」の3つが主な判断材料です(ほとんどの高校では「テスト」が極端に重要視されます)。

この中で「初動の速さ」が最も影響するのは言うまでもなく「授業態度」です。私たちのような塾の講師同様に、子どもたちの前で授業をされる学校の先生は子どもたちの様子をよく見ています(まぁ、新人の先生は厳しい知れませんが・・・)。つまり、授業中に集中している子と集中していない子はある程度のキャリアや適性があるプロから見るとすぐにわかります。

この点で、「初動が速い子ども」は、先生からの印象がすこぶる良くなります。なぜならば、「初動が速い子ども」は先生からすると、「授業に集中している生徒」「自分(先生)の話をしっかり聞いている生徒」「自分(先生)の言うことに素直に従う生徒」となるからです。逆に「初動が遅い子ども」はこれらの逆の印象を持たれます。学校の先生方も人間です。たとえテストで同じ点数を取っていたとしても、「初動が速い子」と「初動が遅い子」のどちらかに高い内申をつけるとなると、それが「初動の速い子」になることは言うまでもありません。正直、多少テストの成績がイマイチでも「この子は普段から真面目に授業を受けているし・・・」と情が湧き、下駄を履かせたくなります。こういった先生からの印象というのは、良くも悪くも子どもの内申に大きな影響を及ぼします。

 

「初動の速い子」が塾で伸びる理由

次に塾で伸びる子どもについて。ここで言う塾で伸びるというのは、「学習習慣の定着」「モチベーションUP」「塾内テストでの好結果」「定期試験での好結果」「模擬試験での偏差値UP」などを指しています。

 こちらは至ってシンプルです。「授業における初動が速い」=「先生の話をしっかり聞いている」=「学習内容を吸収しやすい」=「内容がわかるからモチベーションが上がる」ということです。このような好循環が生まれる子は抜群に伸びる子どもです。

 また、これも当然と言えば当然なのですが、「初動が速い子ども」というのは「素直な子」が多いです。つまり私たちが「やりなさい」といった内容を真面目にこなします。私たちは受験指導のプロです。その私たちが言うことですから、それをしっかりやってくれれば、当然伸びるわけです。

一方で、塾で伸びない子どもは、何だかんだ言い訳を取り繕って、やるべきことをやっていなかったり、よくわからない自己流(しかも私たちからすると、限りなく良くないと思えるやり方)にこだわって私たちのアドバイスを聞き入れなかったりするパターンが多いです。そうすると、当然ながら伸びません。

もちろん、自己流でもしっかり結果が残せている子どもに対しては、それを十分に尊重します。そこがしっかりしている子どもは、変に塾や講師のやり方を押し付けてしまうと、今まで掴んできた自分のペースを崩してしまい、逆に成績が下がってしまうことがあるからです。特に中2や中3から塾に通い始め、それまで自己流でしっかり成績がとれてきた子によくあることです。

 

「初動の速さ」は意識次第

このように「授業における初動の速さ」は様々な面で成績と相関性を持っています。そして、この「初動の速さ」は、意識次第でいくらでも速くなります。そう、ほんのちょっとした意識一つ、その積み重ねが成績向上・学力向上には必要なのです。

例えば、「隣の子よりも先にテキストを出そう。」「隣の子よりも先にホワイトボードの内容を書き終えよう。」とかで良いです。これを続けていけば、先生の言葉に早く反応することが習慣化し、気付いたら「初動の速さ」も速くなっています。

時期としては早ければ早いほど、この習慣化が出来ていると良いです。さあ、初動について今まで注意されたり、自分が速くないという自覚がある子たちは、さっそく明日の授業から意識してやってみましょう!

今日は以上です。ではまた!

理社の映像授業作成について

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日は中2・3のフォルテ生向けの理社の復習のための授業動画の撮影を開始したのでそれについてです。

 

理社の映像授業

フォルテでは、中2・3(特に中3)向けに理社の復習動画(中1・2の内容)を無料で視聴できるようにします(GW明けから稼働予定)。最近では、映像授業を取り入れている塾自体は珍しくないですが、その多くは映像専門の業者・サービス(学び○イドとか)に外注したものでしょう。また同じく映像授業で言うとスタディ・○プリなんかが「神授業、見放題。」のキャッチコピーでおなじみですね。CMでもガンガンやっているように、学び○イド同様、超有名な一流の先生方の授業がリーズナブルな価格で見放題なんですから、本当にいい時代になりましたね。

ただ、うちの場合は、外注に頼らずにフォルテ講師2名が出演・編集を行います。ここでのメリットは、子どもたちからすると、いつも教わっている先生が授業をしているので、通常授業との連動性があり、学習がより効果的になることです。また、映像だけでなく、各単元の小テストも用意するのでインプットだけでなく、その内容をアウトプットすることで定着してもらいます。その際にも、全国一律のものではなく、ここ神奈川で長年勝負している私たちだからこそ作れるものにしています。

 

理社の授業動画を撮ろうとしたきっかけ

そもそも、なぜこのような取り組みをしようと思ったかというと、理社に対する私たちの危機感と子どもたち・保護者の方の認識に大きなギャップがあるからです。神奈川県の公立高校の入試の場合、理社は中1~中3内容が幅広く出題されます。しかし、一部の意識の高い生徒を除いて、中3の夏休み前の段階で前の学年の理社の学習をしっかり復習している子はまずいません(やらなければという強い意識もなければ、必要に迫られるきっかけもないため)。

また、今までの経験上、保護者の方の中にも未だに「理社なんて覚えちゃえば点数取れますよね!」とおっしゃる方がいます。そう言われてしまうと、実際には心の中に抑え込みますが、思わず「おいおい、いつの話だよ。」と言いたくなります。確かにそういう分野や単元も未だに無くはないですが、現在の入試においてはこの考えをしている限り高得点はとれないと思います。正確に言うと、上記の保護者の方の言う「覚えちゃう」べき内容は大前提で、その上で資料の分析力や知識の応用力などの実力が必要なのが近年の神奈川県の入試です。これは、ここ数年の理社の平均点の低さを見ても明らかです。以下が過去5年間の合格者平均点です。

社会
2019年度:42.5点
2018年度:41.8点
2017年度:54.5点
2016年度:52.0点
2015年度:50.2点

理科
2019年度:61.3点
2018年度:45.3点
2017年度:46.9点
2016年度:46.5点
2015年度:37.4点

今年の理科は例外として、ほぼ40点台から50点台前半ですからね。しかも合格者の平均点なので、実際の平均点はこれよりも低いでしょう。このような難易度の高い入試に立ち向かうには、既述したような実力が必要です。そのためには数多くの演習をこなす必要があります。それを中3の夏以降に中1・2の内容がほぼゼロの状態で復習し始めても、とても入試までに間に合わないのが現状です(=その前の模試ではまず点が取れない)。

そこで、夏以降の入試対策時に十分な演習の時間を確保するためには、その前の早い段階からの復習(=「覚えちゃう」べき内容を覚えること)を始めるべきです。そのためのツールがこの映像授業なのです。

 

撮影開始

当初は春期講習終了後にすぐ撮り始める予定でしたが、時期的に選挙前ということで街宣カーが引っ切り無しに教室の前を行き来していたため、中々撮影が開始できませんでした。映像授業に「○○党の△△△△でございます。」なんて声が入ってもイマイチですからね。そこで、選挙が終了した昨日からようやく撮影を開始できました。授業の撮影自体は、開校前のプロモーション用として、2月中に試験的に行っていましたので勝手はある程度わかっています。これからガンガン撮影していきます。

目算で理社ともに撮影する単元数は20~30程度。この大半をGWまでに撮り終えたいと思っています。差し当たってまずは、フォルテ生に取ったアンケートに応じて希望の多い単元から撮影をしていっています。社会だとやっぱり、中1内容の歴史ですかね。

 

いくつかの単元を撮影をしてみての感想

昨日は「旧石器時代&古代文明」を、今日は「縄文時代&弥生時代」を撮影しました。これは2月の試験的な撮影の際にも感じたことですが、映像を撮影する上で映像チェックをするので自分を授業を客観的に見ることが出来ます。そこでは、今まで自覚のなかった自分の口癖や動作の癖に気づけるので、都度改善していくようにしています。意外とこういう先生の癖って、生徒が気になっちゃうことありますからね。

また映像に残るということで、撮影中の一言一言や板書にいつも以上に気を遣うので、いつにも増してメチャクチャ教材研究をして臨んでいます(普段から超やっていますが)。ちなみに撮影前の教材研究には以下のようなものを使っています。

これに加えて、神奈川県の公立入試問題を10年分に目を通した上で撮影に臨んでいます(全国高校入試問題正解も数年分確認します)。映像授業に限らず、自信をもって授業をするには教材研究が一番。

あと、これは皮肉でも何でもなく、冒頭に挙げたような映像授業サービスのように、面識のない不特定多数の生徒のための映像授業でバッチリかませる先生方は本当にプロだと思うので、マジで尊敬します。でも私にそれは出来ない。教材研究をしていても、授業の映像を取っていても、どうしてもカメラ奥にそれを見るであろうフォルテ生の顔が浮かんできます。だからこそ、緩い(ぬるい)ことはしたくないから本気でやります。まだまだ序盤。明日はがっつり撮り溜めする予定です!

今日はここまでです。それではまた!

「勉強している」のに 成績が上がらない生徒の特徴

こんにちは。フォルテの理系担当の佐々木です。今日は「勉強している」のに成績が上がらない生徒の特徴について考えていきたいと思います。

十数年間、塾で教えていると、成績がどんどん上がっていく生徒もいれば、なかなか上がっていかない生徒まで様々います。たまに、なぜこの生徒はこんなに成績が上がったのだろう?と不思議に思うこともありますが、逆に成績が上がらない生徒にはいくつかの共通の特徴があるように思います。まさしく、『勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。』という言葉の通りです。これは、プロ野球の往年の名捕手・名監督である野村克也さんがよく使っている言葉です(実際は、平戸藩9代藩主である松浦静山の書いた剣術指南書「剣談」の中の言葉です)。前置きが長くなってしまいましたのでそろそろ本題に…

 

問題の解きっぱなしが多い

例えば、生徒の宿題をチェックしていると、宿題の該当ページの問題をやっただけで、丸付けが全くされていないノート(宿題自体をやっていないというのは問題外です)。これでは、どこが合っていてどこが間違えているのか全くわかりません。たとえ丸付けをしてあっても、〇×のみ。少しレベルが上がったとしても、間違えた問題の正答を書いて終わり。こちらがきちんとした宿題のやり方を伝えない限り、ここまでで終わりにする生徒がとても多いように思います。勉強が出来るようになる一番の近道は「出来なかった問題を出来るようにする!!」これを続ければ間違いなく成績は上がります。これは疑いの余地がありません。ですが、宿題をやることでいっぱいいっぱい、または、宿題をやったという既成事実を作ることを目的にしていると、そこまでたどり着くことは出来ません。このような子は、先生もしくは親に怒られないようにすることが目的になってしまっているため、出来ているかどうかは重要ではなく、宿題を終わらせたかどうかしか考えていないのです。

 

集中している時間が短い

次に、集中している時間についてですが、例えば、18時から19時まで勉強するとします。まず18時に問題集や参考書を取り出し、シャーペンや消しゴムを出し、該当のページを開くのに1分以上かかったりします。そして、問題を解き始めたと思ったら、ノートの端に落書きをし始め、また少しやったら、ぼーっとし、今日の夕飯の事を考えたりします。そのうちのどが渇いて飲み物を…この調子で19時になると「よしっ、今日は一時間も頑張った。」と勘違いし、本人は至極満足感でいっぱいになっていたりします。こんな状態だと、机の前に座っていた時間は一時間あっても、正味20分も勉強していません。ちょっと大袈裟に思うかもしれませんが、このような集中力のない子は沢山います。こういう場合は、家での勉強であれば、子供部屋ではなくリビング等の親の目の行き届く所で、タイマーで時間を計ってやらせる方が効果は圧倒的に高くなります。(集中力を持続させる具体的な方法に関しては、また別の機会で取り上げます。)

 

インプットに時間をかけすぎている

まず、勉強におけるインプットとは、教科書や参考書などで知らなかった事を覚える(頭に入れる)作業で、アウトプットとは、問題集などで覚えたことがしっかりと身についているかを試す(頭から出す)作業です。例えば、理科や社会で教科書の内容を自分なりにまとめたり、数学で頑張って公式を覚えたりというインプット作業をしただけでは、テストで点数は取れません。また、サッカーが上手くなるために本やDVDでテクニックを学んでも、実際にボールを蹴って何度も練習しなければ上達しないのと同じで、自分が苦手なところや難しい問題については、間違えたところは何度も解き直したり、解説を確認して覚えなおしたりするという反復作業を行うことで初めて出来るようになるのです。問題を解くこと以外にも、友達に勉強を教えるというのもかなり有効なアウトプット術です。(アウトプットに関する具体的な方法も、別の機会で取り上げる予定です。)

 

そもそも勉強時間が短い

今まで主に勉強の質に関して話してきましたが、成績を上げるためには、質も大事ですが、勉強時間の確保もとても重要になります。例えば、定期テストの直前の土曜日や日曜日などで塾や家で合計3時間くらい勉強しただけで、「あー、今日もよく頑張ったなあ」と満足そうな顔をしている子がいます。当然ですが、定期テストの前で部活等がなければ3時間程度の勉強では多いとは言えません。頑張っている生徒は、塾や家でその2倍も3倍も4倍も努力しています。よく、「〇〇ちゃんは頭がよくていいなー」などと言っている子がいますが、こちらからすれば、「頭が良いのではなく、君の何倍も努力をしているから出来ているんだよ!」と突っ込みたくなります。繰り返しになりますが、やはり勉強は質も大事ですが、まずはある程度の勉強量をこなすことも非常に重要だと思います。

 

終わりに

「勉強している」のに成績が上がらないという人は、上記の4つのどれかに当てはまっていないでしょうか?むしろ複数当てはまっているという人も多いのではないでしょうか?もう一度今までやってきた自分の勉強法を見直し、修正が必要なところは修正していって下さい。そういった当たり前のことを当たり前に出来るようになると、自ずと結果はついてきます。

 

最後に孔子の言葉で終わりにしたいと思います。

過ちを改めざる。これを過ちという』。