教材.jpのススメ

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、小中学生やその保護者の方必見のWebサイトとそこに寄稿した私の記事をご紹介します。

 

まずはこの記事を読んでください!

今回、小中学生の社会の学習に必ずや役立つであろう教材を紹介しました。是非、ご覧ください。

私が執筆した記事(こちらをクリック)

この記事が掲載されているWebサイトや記事完成までの経緯をご紹介します。

 

教材.jpとは

ご紹介した私の記事が掲載されているのは、現場のプロたちが責任を持ってオススメできる教材のみを紹介するWebサイト「教材.jp」です。こちら、11月26日にオープンしたばかりなのですが、既にとんでもない熱量の記事が多数掲載されています。どの記事も各執筆者の方々のそれぞれの教材に対する愛に溢れています

個人的に特にお気に入りはこちらの記事です。最後の「先生よりアドバイス・メッセージ」は共感度100%。フォルテでは、中1から5教科を必修としています。私の前職を含めて神奈川県内の大手塾では中1までは3教科必修(+オプションで理社)とし、中2から5教科必修とするところが多いです。これは、中1の段階から理社の勉強に力を入れてほしいからです。「理社は暗記科目だから、最後に頑張ればどうにかなる」という古来からの固定観念により、理社はどうしても後回しになりがちです。しかし私の経験上では、「確かにどうにかなる子はいるが、大半はどうにかならない。」が正直な感覚です。英数ほどではないにしろ、理社においても積み重ねや計画的な学習が教科内容の定着において重要なのは言うまでもありません。さらに・・・、あっ、話がこのまま脱線しそうなので、戻します。

このサイトの仕掛け人は、ご自身も横浜は元町でイルム元町スクールというスゴい塾を主宰されているカイ先生。そして、ジュクサガスというイケてる塾ポータルサイトを主宰するタグチさん。「教材.jp」からは二人の強い思いが嫌でも伝わってきます。

 

記事完成までの経緯

今回、サイトオープンの大体2週間前くらいにお声掛けいただきました。少し前にカイ先生にはフォルテとしてお世話になったということもありますし、このような世の子どもたちや保護者の方にとって有益な情報を発信する取り組みには是非協力したいという思いがあったので快く引き受けました。それから記事が公開されたのが本日なので、約1か月くらいの時間を要しました。その経緯を簡単に書きます。

まずは何について書くかで結構迷いました。というのも、小中学生を対象とする塾の多くは、市販の教材よりも塾用教材(塾を通してしか買えない教材)を使用していることが圧倒的に多く、フォルテも例外ではありません。個人的な自己研鑽のために市販の教材は買いますが、実際に授業で使っている市販の教材はこちらの記事で紹介されている語彙の本と、こちらの記事で紹介されている全国入試の過去問くらいです。

なので、前職の大手塾時代(というか昨年)に同僚や子どもたちに個人的に薦めていた本を紹介しようと決めました。フォルテ生にも薦めるいい機会になるかなとも思いました。

ただ、お声掛けいただいた時期的に南中と蒔田中のテストがあったので、それがひと段落した11月末に第一案を入稿し、何度かのやりとりを経て脱稿(原稿が完成)しました。こんな感じのやりとりでした。

 

本当に対応が速くて、非常に気持ちの良いやりとりでした。第一案では、教材への99%の愛と1%のアイロニー(皮肉)を込めて書いたのですが、当然の如く後者は編集段階でボツになり、結果として愛のみに溢れた記事になりました(編集ポリシーとしては当然の判断です)。

また、上記のやりとりから実際の掲載まで1週間以上かかったわけですが、それは記事内に挿入されている本の中身の画像の許諾申請を出版社にとってもらったからなのです。これにより、この本の魅力が何割か増しで伝わることになったと思います。とてもありがたいことです。ちなみに、こんな感じのやりとりでした。

ということで、完成したのが冒頭の記事でした。

自分で言うのもなんですが、相当な熱量で書きました。もし気に入ったら、是非ご購入ください。あ、念のため言っておきますが、私が紹介したこの本がどんなに売れようが、私の懐には出版元である学研さんから一銭たりとも入ってきませんので、安心してください。あとは、私が紹介せずともこの本は結構売れていると思うので、例えるならミスチルの曲を「いいよ!」って薦めているようなものです。こういう利害関係がないからこそ「教材.jp」の執筆陣は、本当に良い教材しか紹介しません。

 

利用の際の注意点

「教材.jp」を利用する際の注意です。このWebサイト、前述のとおり、各執筆陣の熱量が半端ないので書かれている教材全てが素晴らしく思えます。現場のプロである我々が見ても(というか我々だからこそ?)、他の執筆陣が書いた教材が欲しくなるほどです(笑)。ですが、結局は好みや相性の問題もあるので、もし購入を考えるのであれば、実際に本屋さんで現物を手に取ってちょっと見てみましょう。私が紹介している教材はフォルテに置いてあるので、フォルテ生は好きに見てみてくださいね。

そして私の記事でも触れたとおり、教材自体がどんなに素晴らしいものだったとしても、それを対象とする学年や学力層と自分が合っていなければ、残念ながら無用の長物となっていしまいます。また同様に、既に今取り掛かっている問題集や参考書があるという場合も注意が必要です。それが明らかに自分に合っていないのであれば新しいものに切り替えてもらって問題ないのですが、そうでないのに新しいものに手を出すと二兎を追う者は一兎をも得ずの結果になってしまいます。もし、今塾に通っているのであれば、そこの先生に相談してみるのも良いでしょう。

つまり、以下の3点が注意点です。

①気になる教材は手に取って見てみましょう。

②中途半端に手を出すのは避けましょう。

③迷ったら相談をしましょう。

 

最後に

ということで、今回は教材.jpとそこに掲載されている私の記事の紹介でした。紹介した教材が売れるのも嬉しいし、私の記事のアクセス数が増えるのも嬉しいので、良いと思ったら拡散を何卒お願いします。

今回はこんな感じです。ではまた。

 

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フォルテ史上初の快挙!

こんばんは、フォルテの理系担当の佐々木です。

時が経つのは早いもので、3月26日の春期講習の開校から半年以上が経ちました。本日はフォルテの小学生の算数のテストについてお話ししたいと思います。

 

フォルテでの算数の授業と月末の確認テスト

フォルテでは毎月の月末(季節講習では講習の最終日)にその月の内容がしっかりと理解できているかを確認するテストを行っています(多くの塾でそういったテストをやっているとは思います)。このテストに関してはかなりのこだわりを持って作成しています。

大手塾時代には算数のカリキュラムやテストが決まっていて、とりあえずはその通りにこなしていけば良いので、講師側の負担は少なく、全校で同じテストを行うため、大人数の中での自分の位置がわかるというメリットがありました。その反面、テストやカリキュラムが決められているが故に自由度が低いというデメリットもありました。ただ、その中でも自作の小テストを使ったり、カリキュラムを早めに消化して、小テストに中学受験用の計算問題を入れたり、高校受験用の特色検査の問題で小学生にも解ける問題をチョイスして扱ったりなど、通ってくれている生徒の層に合わせて自分なりに工夫しながらやっていました。ただ前述の通り、月末のテストの問題は全校統一で決められていたので、そこが個人的に一番のネックでした。

そこで、フォルテでは月末に行う算数の確認テストを、今通ってくれている生徒たちの学力を最大限引き上げられるように工夫して作成することにしました。

これは小学5年生で実施した9月の確認テストの前半部分です。特にこだわったのは、基礎の計算力をつけるために、最初に10問の基礎計算を入れ、さらに数か月前の内容も取り入れているところです。大手塾時代のテストでは、主にその月の内容がそのままテストに出ていたのですが、それだけだとせっかく習って出来るようになったものが、何か月も経つと忘れてしまい、その結果、模試等で出てきた時に解けないという事が多々ありました。これは至極当然のことで、習った内容を復習しなければ人間は忘れていくのが常だからです。

例えば、大問1の中で、⑦や⑧は6月にやった分数の足し算・引き算の問題、⑨は5月にやった余りのある小数のわり算の問題、⑩は春期講習でやった体積の問題というように以前やったものを繰り返し出すようにしています。このように、何度も何度も出題することによって、頭で覚えているというよりは体がもしくは手が勝手に反応して、自然と解ける状態になるのが理想だと考えています。また、大問5では夏期講習中にやった割合の問題の文章題を5問入れました。5年生の算数の中で苦手にする生徒が非常に多い割合の単元をしっかりと定着出来る様にするのが目的です。ここで間違えている生徒が多かったので、10月も少し出そうと考えています。

このように全て自分の思う通りに出来るのが個人塾の強みかも知れません。まあ、大手塾と同じようにやっていたら小さな個人塾なんてあっという間に淘汰されてしまうでしょうから。

 

史上初の満点獲得者現る

当然ですが、その月に習った内容以外のものも多く出題していくとなると生徒からしたらとても大変だと思います。その結果5月のテストでは平均点が50.4点と、とても低い結果に終わり、テストの出題形式を見直そうかと相当悩みました。しかし、ここで妥協して難易度を下げたり、その月に習った内容のみを出題したりするというのは、自分の中ではありえないという結論に至り、他の方法を考えました。

そこで出した結論が、テスト1週間前にテスト問題に似た問題をプリントで宿題に出すことと、テスト結果が振るわなかった生徒には補習してその月に習った内容を再度復習することでした。時間はかかりましたが、少しずつ結果が出始めて、4か月後の9月のテストでは平均点が80.5点と大幅にアップしました。

そして、何よりも嬉しかったのが、フォルテの算数の確認テストで史上初の満点者が出たことでした。今回のテストで満点を取った子は、国語が得意で算数が苦手という文系タイプの子でしたが、普段の宿題の取り組みや授業中の頑張り、また、テストに向けての一生懸命な取り組みなど、努力に努力を重ねた結果の満点だったので、なおさら嬉しさがこみ上げてきました。しかも自分が満点だと知った時のその子の眼には涙が溢れだしていました。苦手にしていた算数で、努力の末に勝ち取ったフォルテ算数史上初の快挙を手にしたその子にとって、今回の算数の結果は間違いなく自信になったでしょう。そして、そういった自信を積み重ねていくことによって、苦手が払しょくされ、やがて得意科目へ変わっていけば、これほど嬉しいことはありません。

 

終わりに

算数・数学は積み重ねの科目なので、苦手なまま学年が上がっていくと、どんどんわからなくなっていき、わからないから尚更やらなくなり、そのうちに手の施しようがないような状態になってしまいます。ですので、算数が苦手だという子は、1日10分でいいので算数ドリル等で計算力をつけておくだけでも、全然違ってくると思います。

それではいつも通り最後は名言で締めくくりたいと思います。今回は日本中で盛り上がりを見せ、初の決勝トーナメント進出を決めたラグビーの日本代表を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチの言葉です。惜しくも南アフリカには負けてしまいましたが、日本中を元気づけてくれた桜の戦士たちに心から感謝したいと思います。

『誰も勝つと思ってない。誰も接戦になるとも思ってない。誰も僕らが犠牲にしてきたものは分からない。信じているのは僕たちだけ。』

ラグビー日本代表HC:ジェイミー・ジョセフ

 

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小学生向けの「読書会」という取り組み

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、7月中に行った小学生(小5・6)の国語の授業内での読書会についてです。

 

読書会」という取り組み 

小学生の国語の授業について、個人的にずっとやってみたかったのがこの「読書会」です。

前職の大手塾時代は、既定のカリキュラムや月末に行うテストが存在しているので、授業内について教室単位や講師個人による裁量の幅は非常に狭くなります(当然ながら、それでも講師の力量によって授業のクオリティは大きく変わります)。ただ、これは大手塾としては当然の指針だと思います。しかも、私が教室長をしていた教室では、小学生の高学年の人数は一学年で20名以上(多い時は40名近く)いましたので、なおさら自分自身の裁量で様々な取り組みを行うのはかなり難しい環境でした。

当時の私自身の力不足も十分あるのですが、このような環境の中で事業部共通のカリキュラムを概ねこなす授業のあり方に対して、モヤモヤした感覚を持っていました。そんな中で、様々な他塾の取り組みを個人的に調べていくと、とても魅力的な取り組みをしている塾が多くあることを知りました。

中でも最も衝撃を受けたのは小田原の慧真館(敬称略)の取り組みでした。「読書会」について書かれているこの記事には本当に影響を受けました。そして、フォルテ開校前に慧真館を見学させていただいた時にも、私が岸本先生に最も熱心に伺ったのがこの「読書会」の件でした。そして、それに対して上記の記事同様、包み隠さず真摯にお答えいただきました。本当にありがたかったです。

そしてフォルテでは、7月・12月・3月は月末の確認テストをしないため、その時期を利用して「読書会」しようと思いました。

 

課題作品の選定

記念すべき第一回となる今回、課題作品として選んだのは、重松清『日曜日の夕刊』『卒業ホームラン』などに収録されている、『さかあがりの神様』です。こちら、中学受験の入試問題や多くの塾用教材でも使われている、いわゆる定番作品です。この文章に限らず、重松清の作品はその特筆すべき巧みな心情描写ゆえに、やはり多くの入試問題や教材に使われていますね。

 実際に、今回も早い段階で重松清の作品にしようとは決めてはいたものの、具体的にどの作品にするかは結構迷いました。そして、選定のために春先だけで重松清の本を5~6冊読みました。その中でたまたま読んでいた『せんせい』収録の『泣くな赤鬼』が今年の6月に堤真一主演で映画化するというサプライズニュースもありました(ただ、公開館が少ない上にテスト対策真っただ中という時期だったので見れず・・・、そして内容が内容なだけに初回にしては重すぎるので課題作品にもしませんでした)。そして最終的に『さかあがりの神様』に落ち着いたのは、完全に個人的な好みですが、ストーリーと文章構成が巧みで、いわゆる「よくできた作品」だと思ったからです。

 

事前準備、そして「読書会」実施

フォルテでは、小学生の国語の授業は週1回なので、2週に分けて行いました(7月中の授業自体は3回ありましたが、うち1回は模擬試験の解説に当てたため)。また、初めての試みでもあったので、保護者の方にも事前に内容説明のメールを送信しました。

 また、小学5・6年生にとっては難しい言葉も多々あるので、作中に登場する難しめの言葉をまとめた語彙シート(文庫本で35ページ分で、40以上の語彙を掲載しました。)や内容確認のためのワークシートを作成しました。そして、全員分の文庫本を用意し(といってもブックオフで飼ったのですが)、初回授業の1週間前に配布して読んできてもらいことにしました。

 1週目は、ストーリーや登場人物の確認を、前述のワークシートを用いて行いました。普段の授業以上に1つの物語を詳しく扱うため、その分子どもごとの理解の差が大きく表れます。これは既出の慧真館の岸本先生の記事内にもある通り、子どもによっては「話の筋」「登場人物の相関関係」「心情の変化」が驚くほど読み取れていないのです。前職の大手塾時代から、夏休みの期間中に「読書感想文講座」を塾生向けに実施していて、その中で「絶対、そういう話じゃないだろ!」「この場面を読んで、この心情の変化はおかしくないか?」などと思うことは多かったのですが、そのときの感覚が思い出されて、妙に腑に落ちました。これは闇雲に本を読んだところで、最初は意識して読み取ろうとしないと、絶対に身につかないものだなと思います。

 2週目は、重松清節とも言える心情描写の読み取りと、この物語を読んで各々が考えたことや学んだことの書き出しを行いました。これら、特に後者は子どもたちが非常に苦手とするところであり、というのも今まであまり指導されてこなかったところだと思います。ただ、こういった部分とさらには自分自身の経験を結びつけるという作業がしっかりできないと、多くの子どもにとって夏休みの宿題で一番の難敵である読書感想文も出来ません(正確に言うと、仮に書き終えたとしても、多くの場合は感想文の体をなしていないので、「出来た」とは言えません。)。そう考えると、夏休みの課題で提出される読書感想文の大半は感想文の体をなしていないのでは?と思って、小学校の先生方の苦労がわかります。まぁ、夏休み前にある程度指導すればよい話かもしれませんが。

 

やってみての感想

結論から言うと、今回初めて「読書会」をやってみて本当に良かったです。やっている中で個人的にとても嬉しかったのが、保護者の方も一緒に作品を読んでくれて、作品について親子で会話をした、という報告を複数の子どもから聞いたことです(そして保護者の方にも今回の話が好評のようで、それも嬉しかったです)。

今回の取り組みはもちろん、子どもたちに読書の習慣をつけてほしいとか、語彙力・読解力を養ってほしいという思いからやっているのですが、それ以上に子どもたちが保護者の方と作品について語り合うことの方がずっと価値があると思います。そこでは、子どもたちの感じたことや考えたことを聞いてあげてほしいですし、逆に保護者の方が何を感じたのかを伝えてほしいです。これが出来れば、語彙力や読解力も副産物についてくると思います。また今までの経験として、このような会話がある良い親子関係を築いている家庭の子は成績が伸びやすい印象もあります。

一方、運営的な面でも上手くいったところもあれば、もっとこうすれば良かったと思う部分もあり、今後どんどんブラッシュアップしていければと思います。

この「読書会」、次回は12月に実施予定です。そこに向けてゆるりとではありますが課題作品を選定中です。

今回は以上です。ではまた!

 

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