時事問題対策・注目ニュース(2019年6月)

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こんにちは、フォルテの文系講師の上村です。

フォルテでは、塾内でのお便り(フォルテレポート)に毎号、文系担当の上村が注目したニュースについて書くコーナーがあります。しかし、紙面のスペースの関係上、本来書きたい内容を大幅にカットして掲載しています。なので加筆版(完全版)をこちらに載せたいと思います。

特に南中学校はどの学年の定期試験にも時事問題が出題されますし、今年は蒔田中学校の3年生も出題が予告されていますので、中学生は意識的に日々のニュースに対してアンテナを張っておきましょう。

今回、取り上げる6月のニュースは「G20大阪サミット開催」です。

 

G20サミットとは

G20サミットとは、メンバー国や招待国の首脳、国際機関など、37の国や機関が参加し、経済分野を主要議題として毎年開催される国際会議です。2019年は日本が議長国となり、大阪で6月28日~29日に開催されます。また首脳会談は大阪で開催されますが、時期を前後して日本各地で様々な会議が開かれています。最近では、6月8日~9日に福岡で財務大臣による会議が行われ、そこでは「GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)」と呼ばれるアメリカ大手のIT企業の国際的な課税逃れを防ぐための「デジタル課税」について、2020年1月に大筋合意するとした経済協力開発機構〔OECD〕の作業計画が承認されました。

 

G20に参加するメンバー国や国際機関とは?

G20のメンバー国は、G7(フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ・欧州連合〔EU〕)のほか、アルゼンチン・オーストラリア・ブラジル・中国・インド・インドネシア・メキシコ・韓国・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコ(アルファベット順)となっています。また、招待国・国際機関は、オランダ、シンガポール、スペイン、ベトナム、ASEAN議長国(タイ)、AU議長国(エジプト)、チリ(APEC議長国)、セネガル(NEPAD議長国)、国連(UN)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、世界貿易機関(WTO)、国際労働機関(ILO)、金融安定理事会(FSB)、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)、世界保健機関(WHO)となっています。

 

今、大阪が熱い!

また大阪と言えば、先月号でもご紹介した百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録される見込みですし、ちょっと先ですが2025年に実に55年ぶりに万博(万国博覧会)も開催予定です。さらに政治の面では、4月の統一地方選挙に加え、政治資金問題で前市長が辞職したことに伴って行われた先日の堺市市長選挙でも大阪維新の会の候補者が勝利したことから「大阪都構想」についての議論も再び行われるでしょうし。しばらくは大阪の話題が事欠かないですね。

 

その他、6月のニュース

今回紹介したニュース以外には、

「安倍首相のイラン訪問中にすぐ近くのオマーン湾のホルムズ海峡付近で日本のタンカーが攻撃を受ける」

「エンゼルスの大谷翔平選手が、メジャーリーグで日本人初のサイクルヒット達成」

「イギリスのメイ首相が保守党の党首辞任」

「陸上のサニブラウン選手が9秒97で100mメートルの日本記録更新」

などが中学校の定期試験では狙われそうです。フォルテ生には来週あたりにまとめ版を渡しますので、そちらで4~6月のニュースを復習してテストに備えましょう!テストまであと2週間。教科による偏りがないように残り期間を有意義に過ごして、テストを迎えましょう!

今回はこんな感じです。それでは、定期テスト頑張ってください!

 

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集中力を向上させる「ポモドーロテクニック」について

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

今日は勉強においてとても需要な『集中力を高める方法』について書きたいと思います。勉強しようと思っていてもなかなか集中力が続かずにダラダラしてしまって、結局時間だけが経っていったなんて言う人も多いのではないでしょうか?では、どうすれば集中力が続くのか?意志や忍耐力が足りないから集中力がないのか?何か特別な方法はないのか?などについて書いていきます。

 

集中力が続かないのは意志が弱いからではない。

集中力が続かないのは、意志が弱いからとかやる気がないからとか忍耐力がないからではありません。例えば、好きなゲームをしていたり漫画を見たりしていると、1時間や2時間があっという間に経ってしまった!なんていうことがある人は、集中するのに必要な最低限の力は持っているということになります。集中力を引き出すやり方さえ知っていれば、意志の強さは必要ありません。中には、『本気になれば集中できる』などと考えている人もいますが、その『本気』がくる数日後にテストや入試が来たのでは時すでに遅しです。また、自分の本気に過度の期待を抱いていても、思ったほど集中出来ていない自分にショックを受けてしまうことになるでしょう。では、どうすればよいのでしょう?集中できないのは自分が悪いのではなく、集中するためのテクニックを知らないからです。

 

困難は分割せよ。

よく人間の集中力は最大で90分だとか言われていますが、特に科学的根拠はありません。正直、90分間も集中していられるという人はとても少ないと思います。むしろ60分でも長いと思います。そう考えると、適度に分けていく方が賢明です。そこで、この名言の登場です。

困難は分割せよ。

これは近代哲学の祖と言われているデカルトが『方法序説』の中で述べた言葉です。また、中3であれば、国語の教科書に載っている井上ひさしの『握手』でルロイ修道士が言っていたセリフとしても思い浮かびますね。「どんなに難しいことでも細かく分けていけばやり遂げることが出来る」というような意味で、まさに勉強においてもピッタリ当てはまるのではないかと思います。取り組むべき内容を細かく分けることで覚えやすくなったり、集中力が続いたりします。

例えば、ケータイ電話の番号を単純に090□□□□△△△△とするのではなく、090-□□□□―△△△△のように分けた方が覚えやすかったりします。また、一般的なテレビドラマは1話が約1時間(CM含むので実際は40分ちょっと)のものが多いですが、1話を圧倒的に短くしてもしっかりと成立している例として、NHKの連続テレビ小説、通称『朝ドラ』があります。毎朝15分(日曜日を除く)という短さにも関わらず、常に高視聴率を取り続けています(私はあまり見ていないですが・・・)。これが毎朝、40分ほどの長さだと、流石に朝からそこまで集中してみる人は少なくなるでしょう。

もっと短い例としては、今年で放送50周年を迎える、世界で最も長く放映されているテレビアニメ番組としてギネス世界記録を更新中の『サザエさん』があります(私が子供の頃は、日曜夜の定番として、6時からの『ちびまる子ちゃん』を見て、6時半からの『サザエさん』を見るというのがゴールデンパターンでした)。『サザエさん』は30分(CM含むので実際は22分ほど)の番組で、1回の放送が3話構成になっているため、1話がなんと6分55秒という衝撃の短さです。7分足らずで1つの物語を完結させているなんて凄すぎますね。この構成も『サザエさん』が長年愛される秘密なのかもしませんね。

これらの例のように、物事を細かく分けることは様々な場面で有効なのです。これは余談ですが、『サザエさん』はなぜ海にちなんだ名前が多いのかご存じでしょうか?原作者の長谷川町子さんが、仕事を依頼されてから、どんな内容にするかを妹さんと一緒に毎日海岸を散歩しながら考えていたので、登場人物がみんな海産物の名前になったらしいです。

「ポモドーロテクニック」とは

それではここで主題である「ポモドーロテクニック」について紹介していきます。「ポモドーロテクニック」とは1990年代前半に、イタリアの起業家であり作家でもあるフランチェスコ・シリロ氏によって生み出された、仕事や勉強の成果を高めるための方法です。

やり方を簡単に説明すると、

① やるべきタスク(課題)を選ぶ。
② キッチンタイマーで25分を設定する
③ キッチンタイマーが鳴るまでタスクに集中する。
④ 3~5分間休憩する。
⑤ ①~④までの作業を「1ポモドーロ」として、これを4ポモドーロ行う。
⑥ 4ポモドーロ終えたら15分~30分休憩する。

これを繰り返していくだけです。この「25分集中」+「5分休憩」を繰り返し、4回繰り返したら長めの休憩を入れるという時間管理術が「ポモドーロテクニック」です。高い集中力を長時間保ち続け、生産性を向上させるのに役立つ方法として知られています。

「ポモドーロテクニック」の優れている点は、25分間という短い時間で休憩をはさむため、ストレスがほとんどたまらずに取り組めることです。それにより、勉強がはかどり、集中が続き、気づいたら時間が過ぎていきます。疲れたと思い始めたころには長めの休憩が入るため、長時間勉強していてもそれほど苦になりません。

ただし、どんな良い方法でも実際にやらなければ効果はありません。「今はまだ勉強をやる気が起きない。テストが近くなってきたらそのうちやる気が出るだろう。」と思っている人がいるかもしれませんが、やる気は待っていても起きません。テストの数日前に慌てふためいても後の祭りです。まずは、行動してみましょう。やってみると意外と25分が短く感じればしめたものです。行動することにより、やる気が出てきます。

ちなみに「ポモドーロ」とはイタリア語でトマトの事で、フランチェスコ・シリロ氏が学生時代に使っていたトマト型のキッチンタイマーにちなんでつけられたそうです。私がこの「ポモドーロテクニック」を知ったきっかけは、メンタリストDaiGo氏の著書『自分を操る超集中力』で紹介されていたからです。この本は集中力を上げるための具体的な方法がたくさん載っているので気になる方は是非読んでみてください。

 

集中力を高める方法「ポモドーロテクニック」

「ポモドーロテクニック」において必要な道具はキッチンタイマーのみです。このキッチンタイマーについてはなるべく1分や1秒ずつではなく、ワンタッチで10分計ることが出来るものなどを活用しましょう。

例えば、フォルテにあるのがこちらです。

ケータイのアプリ等で計ってもよいのですが、目の前にケータイを置いておくと、ついいじってしまったり、ラインが来たりして気が散ると良くないので、自制心のがよほど強くない限りは、なるべくキッチンタイマーを活用しましょう。それと、「25分集中」の時にケータイがなったりすると勉強の妨げになるので、ケータイもサイレントモードや思い切って電源を切るなどして集中できる環境を作りましょう。

そして、最も重要なことがポモドーロの途中で中断しないようにすることです。中断には内的要因と外的要因の2種類が考えられます。内的要因は、のどが渇いたり、急に誰かに連絡する用事を思い出したり、メールやラインをチェックしたくなったりすることです。

このような形で作業が止まってしまったり、先延ばししたりする内的中断が起こらないようにするには、事前に水分補給をしたり、緊急の用事以外は連絡を取るのは長い休憩時間の時のみにすると決めておくことです。

一方で外的要因は、一人ではなく複数で勉強している場合などに起こることが多くなります。例えば、一緒に勉強している友達からわからない所を質問されたり、勉強している最中にご飯食べに行こうなどと誘われたりする外的中断に対しても、あらかじめルールを決めておくと良いと思います。わからない所や伝えたいことがあったら、休憩時間の時に聞いたりして、極力ポモドーロを守ることを最優先にしていきましょう。

また、「ポモドーロテクニック」において、休憩の使い方も非常に重要です。「25分集中」した後の「5分休憩」もしっかりキッチンタイマーで計りましょう。「気が付いたら10分も経っていた」などとならないようにするのと、「よしっ。タイマーがなったからまた25分間頑張るぞ」という、次のポモドーロにスムーズに移行するためです。また、「5分休憩」の時にケータイでメールやラインの返信を行ったりすると、再度返信が来たりして気になってしまい集中を乱すもとになりかねないので、出来る限りケータイをいじるのは4ポモドーロ終了時の長い休憩の時のみにしましょう。「5分休憩」では、体操をする・歩く・筋トレするなど体を動かしたり、水分を補給したり、瞑想したりするのがお勧めです。そもそも「5分休憩」するのは何のためかを考えると良いでしょう。ゆったりくつろぐのではなく、勉強の生産性を上げ、集中力を持続させるのが目的です。

また、1ポモドーロの「25分間」では、基本的には1つのことに集中しましょう。例えば、数学の問題を解いていたと思ったら英単語を覚え始めたり…とならないように。数分で終わるものが幾つかあって、それを組み合わせて1ポモドーロにせざるを得ないときはしょうがないですが、理想は、「このポモドーロでは数学の方程式の問題を解くぞ」となれば、それ以外の余計なことを考えなくて良いので、「方程式の問題を解くこと」に全ての力を注ぐことができ、集中力が高まります。

 

苦手科目の克服にも役立つ「ポモドーロテクニック」

苦手科目がないという人はあまりいません。では、その苦手科目を克服するにはどうすれば良いのでしょうか?苦手科目というのは、そもそもその科目にかける勉強時間が少ないから苦手なわけです。「一番熱心に時間も労力も注いでいるけれど、苦手です。」という人はまずいませんよね。やらないから、出来ない。出来ないから楽しくない。そうするとますますやらなくなり、そのままにしておくとやがて取り返しがつかなくなります。

本来勉強は、最初のうちは苦手だとしても、理解して出来るようになるとそれなりに面白く感じるようになります。ですので、まずはその科目に費やす勉強時間を増やすようにしましょう。いきなり苦手科目を1時間勉強するのは大変だと思うので、例えば、『このポモドーロでは苦手の英語を勉強して、次のポモドーロでは得意の数学をやろう』というように、まずは25分間苦手科目の克服に時間を割きましょう。それが出来るようになってきたら、2ポモドーロ(50分間)にチャレンジしてみましょう。2ポモドーロ連続でやるのが難しければ、例えば「英語を25分間集中」⇒「休憩5分」⇒「数学25分間集中」⇒「休憩5分」⇒「英語を25分間集中」のように、他の科目を間に挟んでも構いません。結局は苦手な科目もしっかりと勉強時間を取ってあげれば克服できます。

ただし、中学校三年生で、英語のbe動詞や三単現のSがわかっていなかったり、数学の一次方程式の計算が出来ていなかったりすれば、根本的な理解が出来ていないので、相当な時間と労力がかかってしまいます。少なくとも夏までには手を打たないと(ある程度克服された状態にしないと)、志望校の選択肢は限りなく少なくなってしまうでしょう。。

 

終わりに

多くの小学生や中学生は勉強が嫌いだったりつまらないという人が多いですが、その最大の原因は勉強しない(もしくは勉強時間が極端に短い)からです。勉強はどんな科目であってもある程度出来るようになるとそれなりに面白くなってきたり、やる気が出てきたりするものです。そこまで到達していないから、わからないしつまらないのです。集中力がないとかやる気が出ないという人は、まずこの「ポモドーロテクニック」を活用して25分間1つのことに集中してみましょう。そこから、「昨日は1ポモドーロやれたから、今日は2ポモドーロ頑張ってみよう」というようになってくればだんだん勉強が出来るようになっていき、知識も増えて、理解が深まっていきます。そうすることで自然と「勉強ってちょっと楽しいかも」と思えるようになってきます。この「ちょっと楽しい」という感情が芽生えてくることは勉強していく上で、とても重要なことです。勉強でもスポーツでも仕事でもあらゆることに関して言えることですが、楽しんでいる人が一番強いといえます。

ここで、中国の思想家である孔子の論語の言葉を紹介します。

子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。

孔子は言った。あることを理解している人は知識があるけれど、そのことを好きな人にはかなわない。また、そのことを好きな人であってもそのことを楽しんでいる人には及ばないものである。

まさに「好きこそものの上手なれ」です。勉強でもスポーツでも仕事でもそれを楽しみながらやっている人が一番ですね。

最後に、フォルテの中でも、集中力がないもしくは集中力をつけたいという生徒向けに「ポモドーロテクニック」を使った勉強のやり方を取り入れていこうと思っています。なので、その前に(実験的な意味合いもありますが)、実際にポモドーロテクニックを使って勉強してみたい方がいたら無料でやり方を教えます(タイマーさえあればだれでも出来ますが…)。日程としては、フォルテの授業がない金曜日で、なおかつ中学生のテストの対策のない日なので、5/31(金)か6/28(金)か7/5(金)あたりです。フォルテ生でもフォルテ生じゃなくても集中力をアップさせたいという方は是非。詳しくは045-334-8930またはforte.idogaya@gmail.comまで。ちなみにその際に、フォルテ生以外に子に対して強引な勧誘等は一切しませんのでご安心を。

最後にいつもの名言・格言を。

どんな泥をなめてもいいし、はいつくばってでも結果出せばそれが一番かっこいい

高木琢也(カリスマ美容師)

戸塚高校志望の中学生必見!卒業生に戸塚高校についてインタビューしました。

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、新シリーズで一つ一つの高校について、その高校の在校生や卒業生である教え子にインタビューして、実際に通う(通った)子ならではの視点で学校の魅力や特徴をお伝えしようという企画です。今回は、人気校である横浜市立戸塚高校です。

なお、以下の内容はあくまで個人の感想や考えですので、その点ご了承ください。

 

Q.戸塚高校での3年間はどうでしたか?

A.最高に楽しかったです!!友達も先生も良い人ばかりで本当に最高の3年間でした。

シンプルに、高校3年間をこう総括できるっていうのは、それだけ「良い高校なんだろうなぁ。」って思えますよね。

 

Q.学校へのアクセスはどんな感じですか?

A.市営地下鉄の踊場駅から歩いて10分くらいですね。本当に近くて自転車で来ている子以外は、ほぼ全員踊場駅を使っていると思います。その分、駅がメチャクチャ混んでなかなか前に進みません(笑)。戸塚高校前っていうバス停もあるのですが、利用している人はほとんど見たことがないですね。

ちなみに市営地下鉄が遅延した場合は、踊場駅から学校に連絡が入るらしいです。

 

Q.学校の校則とかはどうですか?

A.そうですね、比較的校則は緩い方だと思います。髪の毛とか茶髪の子が多いですし、爪にマニキュアとか付けている子も多かったです。ただ、吹奏楽部はちょっと厳しいです。髪も黒じゃなきゃいけないし、スカートも膝下って感じです。また服装については、基本的にはカーディガン登校は禁止ですね。学校内での格好はあまり注意されませんが、学校外での格好は厳しく注意されることが多いですね。外で時々出迎え・見送りに先生が立っているんですけど、例えば、登下校の際にブレザーの下にパーカーを着ていて、フードを出していたら、体育の先生に「フードしまいなさい!」って怒鳴られました(笑)。あと通学中に音楽聞く時とかは片耳だけじゃないとダメです。両耳だと周りの音が聞こえないんで注意されます。学校内では特に注意されないですけどね。

見た目はチャラい子は多いみたいです。全体的に「学校内は緩くて、学校外は厳しい」というのが印象的でした。

 

Q.学校行事・イベントはどうですか?

A.イベントは最ッ高に楽しいです!多分、どの学校よりも楽しい自信があります!!まず戸塚高校の体育祭と言えば、応援団です。私も応援団だったんですけど、映像見ます?(以降、映像を見せてもらいながら)紅組・青組・白組・黄組があるんですけど、応援団が中心となって、それ以外のメンバーとも一緒にみんなでやるんですけど、ほら、1曲目はこうやって扇子を使って演舞をするんです。このあとに型を3曲やります。これらはダンス部の子たちが曲のチョイスや振り付けをやってくれました。ほら、格好良くないですか?来てくれたOB・OGの方々も一番良かったって褒めてくれました。ちなみに応援団は、野球部、吹奏楽部、バトン部の1年など一部の部活の生徒は忙しいので、入ることが出来ません。修学旅行は沖縄に行きました。修学旅行は10月なので、9月の文化祭でクラスの絆が深まった状態で行くので最高の雰囲気で、人生のピークでした(笑)。今でもあの頃に戻りたいなぁって思います。私の場合、中学校の修学旅行でも沖縄に行ったんですけど、高校の修学旅行の方が100倍楽しかったです。平和に関しての学習では、中学の時と全く同じガマに入ってたりもしましたけど・・・。最高に楽しかった分、終わった後の喪失感も大きかったです(笑)。

見せてもらった映像、非常に良かったです!応援団の子たちの息のそろった演舞と型は素直に格好良かったです。是非、戸塚高校志望の子たちは、日程が合えば体育祭(毎年6月開催)に足を運んでみてください。また、やはり部活動の面で強豪と言われる吹奏楽部や野球部は、部活動がかなり忙しいので、それがある程度学校行事にも影響するんですね。

 

Q.学校の施設についてはどうですか?

A.校舎が綺麗で大きいです。市立だから綺麗というのもあるし、私立よりも綺麗かもしれません。まず敷地が広いですね。敷地内に謎の坂があって、運動部はそこで坂ダッシュさせられたりします(笑)。アリーナっていう体育館みたいのも2つあって、あとはフィットネスルームもありますね。そして何よりグラウンドが元競馬場だったんで、物ッ凄く広いんですよ!野球部・サッカー部・ハンドボール部・ラクロス部が同時に活動しても、全然余裕がありますね。これ以外だと、学食が広いので、いつ行ったって空いてます。安くておいしいですよ。オススメのメニューは、カツカレーとおまかせ丼です。おまかせ丼は食堂のおばちゃんが適当に(?)チョイスしたおかずを入れて丼にしてくれます。同じ日でも頼んだおばちゃんによって全然違うんですけど、どれも美味しかったですよ。あとオムソバもオススメです。値段は大体300~400円台だったと思います。あとこれは野球部の子だけの特権なのかもしれませんが、野球部の子は自分でご飯を持参して、おかずだけを入れてもらっていましたね。他には、お菓子やアイスやゼリーも売っているので、友達の誕生日の時とかはそこでお菓子を買ってあげるんですよ。自習室も広くて静かです。主に使用するのは高3ですけど。最後に、これは学校の施設ではないかもですが、綺麗な富士山が見られます。戸塚高校ってメッチャ坂の上にあるんですよ。だから私の3年8組から見える富士山はメッチャ綺麗で、先生も「あぁ、今日は富士山が綺麗やなぁ。」って言って、みんなで見るなんてのもありましたね。

とても魅力的な施設がたくさんあることがわかりました。一般的に市立の高校は県立に比べて予算の関係上、施設への投資がしやすいので施設が充実しているという話はよく聞きますね。個人的には学食の話や富士山の話は通っていた子ならでは話でとても興味深かったです。おまかせ丼、気になりますね。あとは施設とは関係ないですが、横浜市立の高校なので、横浜開港記念日が休みだったりもしますね。これ、意外と嬉しいみたいです。

 

Q.勉強面はどうですか?

A.塾に通っている生徒は、高1だとあまりいませんが、高2の後半から部活引退する高3にかけて通い始める子たちが多いです。大学受験をする子で塾に通っていない子は、スタディサプリとかで勉強しているっていうのが多くて、「わかりやすい!」って評判でした。ちなみに、みんな何かしらアプリを使って勉強しているんですけど、オススメはスタディプラスと英単語ターゲットですね。英単語ターゲットのアプリは絶対課金した方が良いです。課金すると自分が間違えた単語をまとめてくれたり、ゲーム感覚で単語を覚える機能があります。学校の授業については・・・好きな先生や良い先生はいましたよ(笑)。プリント授業の先生がそこそこ多かった気がします。使っている教科書があまり難しくないので、大学受験を考えると、学校の授業だけだと正直厳しいと思います。ただ、進路の相談や対策はすごく良かったと思います。私は公募推薦で受けたんですけど、面接の練習を何度もやってくれました。また、私の志望大学のOGの先生にもいろいろお世話になりました。あとは指定校推薦の枠は少ないですね。私のクラスは圧倒的に一般入試の子が多かったですけど、クラスによっては半分くらいがAOっていうのもありましたので、そういうクラスの場合は一般入試組が辛いってなってましたね。

ここに載せた以外にもいろいろアプリの話を聞かせてもらってとても参考になりました。ケータイに関しては、授業中には基本的に禁止らしいですが、逆にケータイを出させて授業中に調べさせるっていう先生もいたようです。

 

Q.クラスについてはどうですか?

A.高2・3は同じクラスです。高2から文理に授業が分かれ始めます。単位制ということもあり、高3になると自分で進路に合わせて授業を選択するので、クラスのみんなで一緒に受けるのはロングホームルーム(LHR)くらいですね。同じ教科の授業でも各クラスの出席番号で振り分けられた子たちで受けるので、同じクラスでも出席番号が離れている子とは全く授業が被らないです。ちなみに時間割については、授業自体の選択は出来ますが、時間帯は勝手に決められているので、「この日の授業は午前中だけにしよう。」みたいな、大学のように時間帯を自由に組むことはできません。だから、そこは運の要素があります。私は運良く午前中だけで終わる曜日がありましたが、運が悪い子だと授業自体は2限目までなのに、午後にロングホームルームがあるからずっと帰れないっていうのもありましたし、週の間ずっと6限目まであるっていう子もいました。

時間割の組み方については、初めて知る部分多かったです。話を聞いていると、本当に運の要素が大きいと感じました(笑)。

 

以上です。いかがでしたか?パンフレットやホームページ上では知ることが出来ない情報がたくさんあったのではないでしょうか。戸塚高校の受験を考えている子たちが少しでも参考にしてくれたら幸いです。

今回、インタビューさせてもらった子は現在大学1年生の子で、本当に何度も「戸塚高校最高です!」って言っていました。ここまで自分の母校を誇れるのって本当に素晴らしいですよね。こちらも話を聞いていて、ほっこりとした気持ちになりました。この子は、大手時代もそうですし、フォルテ開校後も何度も遊びに来てくれて、いつも楽しい話を聞かせてくれます。今回のインタビュー、こちらもずっと笑いっぱなしで、約1時間半があっという間に感じるほど、ひたすら楽しい時間でした。協力してくれてありがとうございました!また、遊びに来てね。

※追記(2021年3月)
このインタビューに協力してくれた子の妹さん(フォルテで最初の問い合わせをくれた子!)も、お姉ちゃんと同じ戸塚高校に無事合格しました(受験記についてはこちらの記事)!素晴らしい高校生活を送ってくださいね。

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小学生・中学生におすすめ本のコーナーを設置しました!

こんばんは、フォルテの文系講師の上村です。今回はゴールデンウィーク明けから塾内に設置した(と言っても現時点では本を置いているだけ・・・)小学生・中学生におすすめする本のコーナーについてです。

 

設置したきっかけ

まず、今回このコーナーを設置したきっかけというか理由は、シンプルに子どもたちに「本を読む習慣をつけてほしい」からです。というのも、過去の記事でも触れている通り、小説などの良い芸術作品に触れることで私たちの人生が豊かになると思うからです。

また、良い自伝や論説文からは自分の知識や視野が広がるきっかけをもらうことができます。場合によっては人生観に影響を与えるような良い出会いもあるかもしれません。

最初は自分が興味のあるところから手を付けるのが良いでしょう。野球好きの男の子であれば、野球選手の自伝を読むのもいいでしょうし、韓国好きの女の子であれば、韓国でヒットした小説を読むのも良いでしょう。

あとは、中学生であれば現在の神奈川県の高校入試は他県に比べて文字数・情報量が非常に多いので、日ごろから活字に慣れていることが望ましいと思うのも大きい理由です。単純に読むスピードに差が出ます。上記のような入試では時間との勝負ですので、このスピード感は大切です。

さらに、本を読むことで語彙を増やすことも大事です。本を読んでいてわからない言葉が出来たときに、前後関係から類推したり、自分で辞書やインターネットで調べたりすることはとても良いことです。また、初めて知る言葉を本の中で出会うということは、自然とその例文とも出会うことになります。難しい言葉については、まず「真似して使う」ことから始めましょう。私も、本の中やラジオを聞く中で初めて出会った言葉を、まずは出会った時と同じような文脈で使うようにしていました。今もそうです。思い起こせば、ちょうど前職の大手塾でアルバイトを始めた大学生の時に、映画好きの私は映画評論の文章やラジオをよく聞いていて、それを実践しました。中でも映画評論家の町山智浩さんやライムスターというHIPHOPグループの宇多丸さんなんかの評論は、映画の背景や細部について知ることができるだけでなく(それだけでも知への欲求を十分満たしてくれるのですが)、お二人の使われる言葉群が私にとって語彙を増やす格好の教材となりました。そして同じ評論を何度も何度も聞いて、ほぼ一語一句覚えてしまうくらいの評論もありました。今でもi Pod(って今の小学生・中学生は知らない!?)にはお二人の評論の音声データがいくつも入っています。これによって自分の語彙や知識は爆発的に広がったと実感しています。

 

実際に置く本の選定

今回、このコーナーに置く本を選ぶ上でまず意識したのは、以下のことでした。

①自分が読んで面白かった本

②映画化やドラマ化している原作や映画の小説版

③Twitterやブログで尊敬する塾の先生方が紹介されている本

①については、家にあるものはそのまま教室に持ってきていますが、実家にあるものはゴールデンウィーク中に取りに行き、行方不明のものは再度買い直しました。個人的な読書体験として今も覚えているのは、中2の頃に読んだスティーブン・キングの『バトルランナー』という小説を偶然古本屋で手に取り、確かその本は300ページくらいあったと思うのですが、面白くて一気に読破しました。そこから、同じくスティーブン・キングの本を多く読むようになりました。また同様にスティーブン・キングの本を原作とした映画(有名どころだと『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』など)を観るようになって映画好きにもなりました。今でも、スティーブン・キング原作の映画と聞けば、並々ならぬ期待をもって、公開を心待ちにしています。ただ、残念ながらスティーブン・キング原作の映画は当たり外れが大きいので、観た後にとてもがっかりすることも多々あります(笑)。

②については、何より取っ付きやすいからです。また、映像化作品を見ていればある程度の中身もわかるのでスラスラ読むことが出来ますしね。あとはもちろん、映画化・ドラマ化しているということは、それだけ面白い要素が多いということですので、内容面でも信頼できます。

③については、この方々がおすすめしている作品なら間違いないだろうという勝手な信頼感です。ただし、置く前に必ず自分で読んでから置くかどうかを決めています。ただ、今のところ(まだ購入している数は多くないですが)、やはり外れはなく、もれなく置くようになっています。

 

子どもたちの反応

そして、ゴールデンウィーク明けの今日、スペースが限られているので、用意した本の一部を置きました。授業中には大々的に言いませんでしたが、帰り際にコーナー付近で声をかけると、中3の女の子二人が興味をもってくれて、「あ、じゃあ、これ面白そうなんで、借りまーす。」と1冊ずつ借りていきました。これは嬉しかった!ちなみに二人が借りていったのは、伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』と重松清『日曜日の夕刊』でした。

今後もどんどん置く本を増やしていきたいと思います。フォルテ生のみんなはどんどん借りていってくださいね。

今日はここまでです。ではまた!

理社の映像授業作成について

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日は中2・3のフォルテ生向けの理社の復習のための授業動画の撮影を開始したのでそれについてです。

 

理社の映像授業

フォルテでは、中2・3(特に中3)向けに理社の復習動画(中1・2の内容)を無料で視聴できるようにします(GW明けから稼働予定)。最近では、映像授業を取り入れている塾自体は珍しくないですが、その多くは映像専門の業者・サービス(学び○イドとか)に外注したものでしょう。また同じく映像授業で言うとスタディ・○プリなんかが「神授業、見放題。」のキャッチコピーでおなじみですね。CMでもガンガンやっているように、学び○イド同様、超有名な一流の先生方の授業がリーズナブルな価格で見放題なんですから、本当にいい時代になりましたね。

ただ、うちの場合は、外注に頼らずにフォルテ講師2名が出演・編集を行います。ここでのメリットは、子どもたちからすると、いつも教わっている先生が授業をしているので、通常授業との連動性があり、学習がより効果的になることです。また、映像だけでなく、各単元の小テストも用意するのでインプットだけでなく、その内容をアウトプットすることで定着してもらいます。その際にも、全国一律のものではなく、ここ神奈川で長年勝負している私たちだからこそ作れるものにしています。

 

理社の授業動画を撮ろうとしたきっかけ

そもそも、なぜこのような取り組みをしようと思ったかというと、理社に対する私たちの危機感と子どもたち・保護者の方の認識に大きなギャップがあるからです。神奈川県の公立高校の入試の場合、理社は中1~中3内容が幅広く出題されます。しかし、一部の意識の高い生徒を除いて、中3の夏休み前の段階で前の学年の理社の学習をしっかり復習している子はまずいません(やらなければという強い意識もなければ、必要に迫られるきっかけもないため)。

また、今までの経験上、保護者の方の中にも未だに「理社なんて覚えちゃえば点数取れますよね!」とおっしゃる方がいます。そう言われてしまうと、実際には心の中に抑え込みますが、思わず「おいおい、いつの話だよ。」と言いたくなります。確かにそういう分野や単元も未だに無くはないですが、現在の入試においてはこの考えをしている限り高得点はとれないと思います。正確に言うと、上記の保護者の方の言う「覚えちゃう」べき内容は大前提で、その上で資料の分析力や知識の応用力などの実力が必要なのが近年の神奈川県の入試です。これは、ここ数年の理社の平均点の低さを見ても明らかです。以下が過去5年間の合格者平均点です。

社会
2019年度:42.5点
2018年度:41.8点
2017年度:54.5点
2016年度:52.0点
2015年度:50.2点

理科
2019年度:61.3点
2018年度:45.3点
2017年度:46.9点
2016年度:46.5点
2015年度:37.4点

今年の理科は例外として、ほぼ40点台から50点台前半ですからね。しかも合格者の平均点なので、実際の平均点はこれよりも低いでしょう。このような難易度の高い入試に立ち向かうには、既述したような実力が必要です。そのためには数多くの演習をこなす必要があります。それを中3の夏以降に中1・2の内容がほぼゼロの状態で復習し始めても、とても入試までに間に合わないのが現状です(=その前の模試ではまず点が取れない)。

そこで、夏以降の入試対策時に十分な演習の時間を確保するためには、その前の早い段階からの復習(=「覚えちゃう」べき内容を覚えること)を始めるべきです。そのためのツールがこの映像授業なのです。

 

撮影開始

当初は春期講習終了後にすぐ撮り始める予定でしたが、時期的に選挙前ということで街宣カーが引っ切り無しに教室の前を行き来していたため、中々撮影が開始できませんでした。映像授業に「○○党の△△△△でございます。」なんて声が入ってもイマイチですからね。そこで、選挙が終了した昨日からようやく撮影を開始できました。授業の撮影自体は、開校前のプロモーション用として、2月中に試験的に行っていましたので勝手はある程度わかっています。これからガンガン撮影していきます。

目算で理社ともに撮影する単元数は20~30程度。この大半をGWまでに撮り終えたいと思っています。差し当たってまずは、フォルテ生に取ったアンケートに応じて希望の多い単元から撮影をしていっています。社会だとやっぱり、中1内容の歴史ですかね。

 

いくつかの単元を撮影をしてみての感想

昨日は「旧石器時代&古代文明」を、今日は「縄文時代&弥生時代」を撮影しました。これは2月の試験的な撮影の際にも感じたことですが、映像を撮影する上で映像チェックをするので自分を授業を客観的に見ることが出来ます。そこでは、今まで自覚のなかった自分の口癖や動作の癖に気づけるので、都度改善していくようにしています。意外とこういう先生の癖って、生徒が気になっちゃうことありますからね。

また映像に残るということで、撮影中の一言一言や板書にいつも以上に気を遣うので、いつにも増してメチャクチャ教材研究をして臨んでいます(普段から超やっていますが)。ちなみに撮影前の教材研究には以下のようなものを使っています。

これに加えて、神奈川県の公立入試問題を10年分に目を通した上で撮影に臨んでいます(全国高校入試問題正解も数年分確認します)。映像授業に限らず、自信をもって授業をするには教材研究が一番。

あと、これは皮肉でも何でもなく、冒頭に挙げたような映像授業サービスのように、面識のない不特定多数の生徒のための映像授業でバッチリかませる先生方は本当にプロだと思うので、マジで尊敬します。でも私にそれは出来ない。教材研究をしていても、授業の映像を取っていても、どうしてもカメラ奥にそれを見るであろうフォルテ生の顔が浮かんできます。だからこそ、緩い(ぬるい)ことはしたくないから本気でやります。まだまだ序盤。明日はがっつり撮り溜めする予定です!

今日はここまでです。それではまた!

春期講習を終えて。

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日が春期講習の最終日でした。3月26日の初日(開校日)からあっという間でした。それほど充実した日々だったということでしょう。今日はそんな春期講習中に思ったことを書きます。

 

何より授業が楽しい

一言で言うとこれに尽きます。なので授業中は疲れとか全く感じません(授業後に一気に来ますが・・・)。

これまでも1回1回の授業は本気でやってきたので、授業に臨む気概などの点においての違いはないはずですが、とにかくすべての授業が楽しい。そして、日に日に実感するのは、目の前の子どもたち(フォルテ生)と自分の塾(フォルテ)のことが本当に好きになっていっているということです。うちの生徒、うちの塾、マジで良いですよ!

少人数制集団授業だからできること・見えるもの、一緒にやるのが信頼のできる講師だからこそ誇れること・学べることが春期講習中だけでもたくさんありました。

こんなに楽しい春期講習は塾講師になって初めてです。

 

春期講習中のお問い合わせ

そんなこんなで春期講習中は授業がメインだったので、あまり営業的なことはできませんでした(元々そんなにしていないけど・・・)。それでも、春期講習中だけで、4件もお問い合わせをいただきました。ただ、うちははっきり言って大衆向けの塾ではないと思うので、相手の状況やニーズを聞き取って、「あっ、この家庭はうちには合わないな。」と思ったら素直にそれを伝えて、大手塾や個別指導塾を勧めるようにしています。

幸い、既にホームページやブログをご覧いただいた上でお問い合わせいただく方が多いので、ある程度フォルテの方針や形式を理解してもらっているケースがほとんどですが、全てではないです。ですから、最初のお問い合わせの時点で相手のニーズを伺って判断しています。

 

問い合わせの方に他塾を勧める理由

「せっかく自分の塾に問い合わせしてくれたのに、それで他の塾を勧めるなんてバカじゃないか!」と言われそうですが、これには理由があります。

まずは「うちの塾の方針や形式にマッチしない子どもを受け入れても、お互いが不幸になると思う」というのが一番です。大手塾であれば、ある程度の人数を集める必要があるので、こういう考え方はあまりしないでしょうが、うちのような塾の場合は、うちの方針や形式がマッチする家庭としっかり信頼関係を築いていくことが最も大切だと考えています。正直な話をすると、講師の口先が上手ければ、どの塾が通うか迷っている家庭や自分に合う塾がわかっていない家庭を、多少強引に体験に申し込ませたり、そのまま入塾に持って行ったりすることはできるでしょう(実際そういう塾も確実にあります)。しかし私の経験上、ミスマッチの子は遅かれ早かれ大抵はやめてしまいます。そうなると、結局お互いにとって良いことはありません。

次にうちの特徴が少人数制集団授業ということで、「教室内にミスマッチの子どもが一人でもいると、周りへの影響(主に良くない影響)が少なからずある」ということです。まずは今通ってくれている子どもたちを最優先に考えているので、ここも譲れないところです。幸い、今通ってきてくれている子どもたちは、みんな前向きでとても良い雰囲気です。この雰囲気を大切にしたいわけです。環境が子どもに与える影響は大きいです。私はフォルテ生にはできる限り良い環境で勉強をしてほしいと思っています。

最後には、「他塾と敵対する気がない」からです。もちろん、フォルテの良さをアピールするために必要な差別化はしますが、不要に他塾を蔑むようなことはしません。こちらの記事や最新のチラシ(トップページに載せています)にも記載していますが、うちよりも大手塾や個別指導塾の方がマッチするという家庭も多くあるでしょう。であるならば、そういう方々には素直にそういう塾を勧めるのが筋というものです。

 

他塾の先生との話

そういえば先日、地域の他塾の先生と電話でお話しする機会がありました。そこに至るまでには不思議な縁があったのですが、最終的に「一緒に地域を盛り上げていきましょう!」という話になりました。もちろん、お互い背負っているものがあるので、大っぴらに仲良くは出来ないかもしれませんが、お互いをリスペクトし合える関係ではありたいです。特に目の前の生徒・保護者のために一生懸命な塾ならば、やり方は違えど、うちと通ずる部分は少なからずあると思いますし。少なくとも私自身は、今回お話させてもらった方やその塾はリスペクトしています。

 

「Live and let live.」

英語のことわざで「Live and let live.」という言葉があります。これは様々な訳があるのですが、私なりに言うと「他を尊重することによって自分自身も生かされる」ということです。まさに上記のようなことです。他塾のやり方や先生たちは尊重しつつ、自分たちは自分たちのやり方を貫いていく。そうすることで、お互いが切磋琢磨しあって、結果として地域が盛り上がっていきます。地域に良い塾がたくさんあって、子どもたちにとって選択肢が多いことはとても良いことです。

そうなると、地域内で生徒や保護者の足元を見たり、表だけ着飾って中身のないような酷い運営をしている塾があるならば、それは自然に淘汰されていくでしょう。これは自戒も込めて。

ちなみに私がこのことわざを知ったきっかけは、映画評論家の町山智浩さんの『34丁目の奇跡』というクリスマス映画の解説を聞いたことでした。この映画、最近のリメイク版は全然ですが、オリジナル版は名作です。

 

正式入塾者、続々

さて、フォルテの話に戻ります。今回、春期講習の5日目である4月1日から入塾用の正式な書類(規則一覧と入塾申込書)を配布開始しました。

そして、それからわずか2日しか経っていない今日までに、配布したうちのおよそ7割近くの家庭から入塾申込書を提出していただきました!これは素直に嬉しいです。そこに子どもたち・保護者の方の期待と前向きな気持ちが大いに感じられるからです。中には半年分の費用を一括で払いたいと言ってくださる家庭もあり(涙)、その期待に全力で応えていきたいと心から感じています。

新中3は春期講習中の問い合わせ→体験申込が1件あり、現在の体験生(入塾決定者含む)の人数が11名となり、定員まであと1名となりました。他の学年もちょっとずつですが、お問い合わせが増えてきています。ありがたい。

新聞の折り込みなどの大々的な宣伝をしていないので、まだ知名度は低いですが、うちにマッチする子には確実に良いものを提供します!ここに関しては絶対の自信があります。

4月の授業は6日(土)から開講です。それまでにテストの採点、4月の授業計画最終決定、体験希望の方の事前面談と大忙しですが、止まらずに駆け抜けます!

ではまた。

「勉強している」のに 成績が上がらない生徒の特徴

こんにちは。フォルテの理系担当の佐々木です。今日は「勉強している」のに成績が上がらない生徒の特徴について考えていきたいと思います。

十数年間、塾で教えていると、成績がどんどん上がっていく生徒もいれば、なかなか上がっていかない生徒まで様々います。たまに、なぜこの生徒はこんなに成績が上がったのだろう?と不思議に思うこともありますが、逆に成績が上がらない生徒にはいくつかの共通の特徴があるように思います。まさしく、『勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。』という言葉の通りです。これは、プロ野球の往年の名捕手・名監督である野村克也さんがよく使っている言葉です(実際は、平戸藩9代藩主である松浦静山の書いた剣術指南書「剣談」の中の言葉です)。前置きが長くなってしまいましたのでそろそろ本題に…

 

問題の解きっぱなしが多い

例えば、生徒の宿題をチェックしていると、宿題の該当ページの問題をやっただけで、丸付けが全くされていないノート(宿題自体をやっていないというのは問題外です)。これでは、どこが合っていてどこが間違えているのか全くわかりません。たとえ丸付けをしてあっても、〇×のみ。少しレベルが上がったとしても、間違えた問題の正答を書いて終わり。こちらがきちんとした宿題のやり方を伝えない限り、ここまでで終わりにする生徒がとても多いように思います。勉強が出来るようになる一番の近道は「出来なかった問題を出来るようにする!!」これを続ければ間違いなく成績は上がります。これは疑いの余地がありません。ですが、宿題をやることでいっぱいいっぱい、または、宿題をやったという既成事実を作ることを目的にしていると、そこまでたどり着くことは出来ません。このような子は、先生もしくは親に怒られないようにすることが目的になってしまっているため、出来ているかどうかは重要ではなく、宿題を終わらせたかどうかしか考えていないのです。

 

集中している時間が短い

次に、集中している時間についてですが、例えば、18時から19時まで勉強するとします。まず18時に問題集や参考書を取り出し、シャーペンや消しゴムを出し、該当のページを開くのに1分以上かかったりします。そして、問題を解き始めたと思ったら、ノートの端に落書きをし始め、また少しやったら、ぼーっとし、今日の夕飯の事を考えたりします。そのうちのどが渇いて飲み物を…この調子で19時になると「よしっ、今日は一時間も頑張った。」と勘違いし、本人は至極満足感でいっぱいになっていたりします。こんな状態だと、机の前に座っていた時間は一時間あっても、正味20分も勉強していません。ちょっと大袈裟に思うかもしれませんが、このような集中力のない子は沢山います。こういう場合は、家での勉強であれば、子供部屋ではなくリビング等の親の目の行き届く所で、タイマーで時間を計ってやらせる方が効果は圧倒的に高くなります。(集中力を持続させる具体的な方法に関しては、また別の機会で取り上げます。)

 

インプットに時間をかけすぎている

まず、勉強におけるインプットとは、教科書や参考書などで知らなかった事を覚える(頭に入れる)作業で、アウトプットとは、問題集などで覚えたことがしっかりと身についているかを試す(頭から出す)作業です。例えば、理科や社会で教科書の内容を自分なりにまとめたり、数学で頑張って公式を覚えたりというインプット作業をしただけでは、テストで点数は取れません。また、サッカーが上手くなるために本やDVDでテクニックを学んでも、実際にボールを蹴って何度も練習しなければ上達しないのと同じで、自分が苦手なところや難しい問題については、間違えたところは何度も解き直したり、解説を確認して覚えなおしたりするという反復作業を行うことで初めて出来るようになるのです。問題を解くこと以外にも、友達に勉強を教えるというのもかなり有効なアウトプット術です。(アウトプットに関する具体的な方法も、別の機会で取り上げる予定です。)

 

そもそも勉強時間が短い

今まで主に勉強の質に関して話してきましたが、成績を上げるためには、質も大事ですが、勉強時間の確保もとても重要になります。例えば、定期テストの直前の土曜日や日曜日などで塾や家で合計3時間くらい勉強しただけで、「あー、今日もよく頑張ったなあ」と満足そうな顔をしている子がいます。当然ですが、定期テストの前で部活等がなければ3時間程度の勉強では多いとは言えません。頑張っている生徒は、塾や家でその2倍も3倍も4倍も努力しています。よく、「〇〇ちゃんは頭がよくていいなー」などと言っている子がいますが、こちらからすれば、「頭が良いのではなく、君の何倍も努力をしているから出来ているんだよ!」と突っ込みたくなります。繰り返しになりますが、やはり勉強は質も大事ですが、まずはある程度の勉強量をこなすことも非常に重要だと思います。

 

終わりに

「勉強している」のに成績が上がらないという人は、上記の4つのどれかに当てはまっていないでしょうか?むしろ複数当てはまっているという人も多いのではないでしょうか?もう一度今までやってきた自分の勉強法を見直し、修正が必要なところは修正していって下さい。そういった当たり前のことを当たり前に出来るようになると、自ずと結果はついてきます。

 

最後に孔子の言葉で終わりにしたいと思います。

過ちを改めざる。これを過ちという』。

開校日を迎えて

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。ついに本日は私たちフォルテの開校日。今回はこのことについて書きました。

 

3月26日(火)、進学塾フォルテ開校

本日、3月26日火曜日。進学塾フォルテが開校しました。無事にこの日を迎えられて心から嬉しく思います。

春期講習は朝から小学生の授業なのですが、「子どもたちが本当に来てくれるのだろうか?」という、目の前に子どもたちがいることが当たり前であった前職の大手塾時代にはおよそ抱かなかった不安がずっとありました。しかし、そんな不安でいっぱいになったころ、授業開始の10分ほど前に小学5年生の男の子2人が来てくれました。安堵とともに「ついに開校だ。」という実感が沸々と湧いてきました。

今回、本当にありがたいことに、全学年トータルでは当初の想定を大幅に上回る方々にお問い合わせ・お申込みいただき春期講習をスタートすることが出来ました(とはいえ、新中3以外は定員までかなり余裕があるので絶賛受付中です!ちなみに新中3は定員まで残り2名です)。

Twitterの方でも数日前につぶやいたのですが、やはり授業をやっていると最高に楽しいです。特に2月末に前職を辞めてからは2週間近く全く授業をしていない期間があったので、目の前に子どもたちがいて、そこで授業ができる喜びを最近とても実感しています。嬉しくて嬉しくて自然と笑顔になります。

 

私なりのゲン担ぎ

ちょっと話が反れるのですが、個人的なこだわりとして、以前から何か特別な日(例えば、入試当日や発表日など)にはゲン担ぎのようなもので、いつもと違ったネクタイをつけるようにしています。好きなブランドのネクタイだったり、ちょっと高めなネクタイだったり。前職の大手塾時代には、入試の発表当日に講師全員で赤のネクタイで統一したこともありました。その時はチーム感が生まれてとても良かったです。そして今日は、このネクタイを着けて出勤しました。

これは前職の大手塾時代の卒業生がくれたもので、それまでに卒業生から手紙や色紙やペンやお菓子などはもらったことがあったのですが、ネクタイをもらったのはこれが初めてで、とても嬉しかったのを覚えています(ちなみに同じタイミングで偶然にも別の家庭からもネクタイをいただき、そのネクタイは普段から結構な頻度で使わせていただいています)。その時には、お母様から「まだパパにも買ったことないので、初めて男の人にネクタイを買ったんですよ。若い人向けということで、かわいいのを一緒に選びました。」という言葉とともにいただきました。もちろん、ネクタイ自体も非常に嬉しかったのですが、こうやって自分のために時間を使って色々考えてくれたり、選んでくれたりしたのが何よりも嬉しかったですね。そこで「ありがとうございます。特別な日に着けさせていただきます。」とお答えし、その時点で自分の塾を開校するときには開校日にこのネクタイを絶対に着けようと内心決めていました。

また個人的にもこの子はとても印象深い子でした。小学生の時から通塾してくれていて、そのころからとにかく純粋で礼儀正しく、知的好奇心が強くて、スタッフの誰もが「本当に良い子」という印象を持つような子でした。中3になると、お母様からも事あるごとに差し入れをいただき(しかも差し入れいただく物のセンスが抜群に良い!)、とてもありがたかったです。また印象的なエピソードとしては、入試前に朝方の生活に切り替えることがどうしても出来いとのことで、入試1週間前から朝の6時にモーニングコールを私がしたこと(今まで数多くの生徒を教えてきましたが、もちろんこの子が初めてで、これも今となっては良い思い出です。)、入試前に一生懸命練習した結果、特色検査と面接が100点満点だったことが挙げられます。

 

お世話になった方々への感謝

今日を迎えるにあたって、本当に多くの方々に助けていただきました。特に岡本塾の岡本先生には、11月の進学塾SORA上江洲先生のセミナー(今回の独立はこのセミナーでの学びを通して、個人的に踏ん切りがつきました!)で初めてお会いして以来、何から何までお世話になりっぱなしで感謝しかありません。起業当時のお話を伺ったり、教材会社の担当の方をご紹介いただいたり、教室を見学させていただいたり、また時には明け方までファミレスでお話しさせていただいたりなどなど…挙げだしたらキリがないほどです。本当にありがとうございます!そして、4月14日の入試報告会にもお邪魔させていただきますが、これからもよろしくお願いいたします。

また、開校準備中に同じく教室見学をさせていただいた慧真館の岸本先生、本当にありがとうございました。先生方の半端ないこだわりとこれまでの歴史の中で形作られてきたと思われる「慧真館の文化」には私たちにとって驚きと学びが溢れていました。

この神奈川最強の2塾を開校前に見学させていただけたことは、私と佐々木(理系担当)にとって本当に大きな経験となり、そこから自分たちのやりたいことについて様々なインスピレーションが浮かんできました。この経験を必ずや今後の運営に活かしていきます。

あとは前職関係のごく一部の方にも、今回の開校前にとても気を遣っていただいたり、お祝いのメッセージをいただいたりもしました。これも非常に励みになりました。

 

最後に

まだ、進学塾フォルテは最初の一歩踏み出したばかり。ただ、今日の気持ちを決して忘れずに私と佐々木で「通ってくれている子どもたちにとって最高の塾」を作っていきます。

教え子からの推薦コメント①

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

本日は、私の前職(大手塾)時代の教え子3人から推薦コメントをもらったので、それをご紹介します。

 

南中出身生(戸塚高校合格)
上村先生は一言で言うと「神」です。授業はたくさん当てられてプレッシャーを感じることもあるけど、それがなかったら暗記科目は覚えられなかったと思うし、何より(授業が)わかりやすい!また、ノートの添削もしてくれて学校の成績がとりやすいです!絶対習うべき超素晴らしい先生です!

 

南中出身生(横浜栄高校合格)
小学生の頃から通っていた塾で、上村先生には特に中3の時にお世話になりました。学校の授業用のノートの添削をしてくれたり、一人ひとりに小さいノートを配って復習の効率的な方法を教えてくれたり、私たちに全力を尽くして下さりました。上村先生の授業や対策は、受けて絶対損ないです!!

 

南中出身生(横浜商業高校合格)
上村先生は学校のノートに何枚もの付箋でポイントを書いてくれたり、提出物には毎回のようにコメントを書いてくれたりして、「ここまでしてくれるの!?」というところまでしてくれる熱い先生です。また授業も面白い話やジョークを交えながら進めてくださるので、塾に行くのが楽しくなります!

 

以前の記事も書きましたが、3人とも私が前職で室長4年目という私の転機となった年に中3だった子たちです。今でも入試前の自習の様子や合格発表日の様子が思い出されます。

いやぁ、こうやって教え子たちからのコメント、最高に嬉しいです!

 

3人とも本当にありがとう!いつでも教室に遊びに来てね!!

 

井土ヶ谷・蒔田地域を熱くする塾「進学塾フォルテ」。2019年3月26日に開校します。

お問い合わせはこちらから!(こちらをクリック)

前職時代の仲間に開校のお祝いをいただきました。

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日は個人的に所縁のある方に、開校祝いとしてご来塾いただいたので、そのことについて書きます。

 

開校祝いのご来塾

今日は朝からエアコンの設置があったので、朝から教室に出勤しました。そして昼からは新規入塾生の面談が立て続けに3件と時間が早く過ぎる感覚でした。

そして夕方、私が前職(大手塾)の室長時代に共に教室を盛り立ててくれていた、元事務のSさんが開校のお祝いにわざわざ教室に来てくれました。そこで教室を見学していただき、こちらの近況についてお話ししました。短い間でしたが、久々にお話しできて良かったです。

 

元事務のSさんとの付き合い

私とSさんの付き合いはとても長く、私が新卒で大手塾のターミナル校に配属されたときに、既にその教室で長らく事務をやられていたのがSさんでした。そこで2年間働き、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。

そして3年目に私が室長として異動するのとほぼ同時期に、Sさんも私の教室に異動となり、そこからさらに6年間ずっと苦楽を共にしてきたので、勝手に言わせていただくのであれば「戦友」と言える方です。

Sさんは私の教室方針や理想とする教室像に心から賛同してくれ、誰よりも教室の力になってくれました。そして昨年の春に、私の室長退任と時を同じくしてSさんも会社を退職されてしまったのですが、その際にも「私の中で、上村先生が室長の教室以上の教室はないと思うので、私も辞めます。」とおっしゃっていただきました。

こちらの記事(「開校宣言」)でも触れたように、私は前職の大手塾での室長時代に在籍の生徒数や公立トップ校の合格者数といった客観的な数値で地域No.1になりました。ただ、それらの数値はただの結果なので個人的にはどうでもよくて、それよりも大切なのはその過程において「目の前の生徒のために本気になる(一生懸命になる)」という教室の基本方針のもとで全スタッフが本当に一生懸命が頑張ったということです。

そのスタッフの中でも時に講師以上の当事者意識と情熱をもって尽力していただいたのが他でもないSさんでした。そしてSさんを含む「俺たち(全スタッフ)」の頑張りの結果、「面倒見」という点で当時の私の教室は間違いなく地域で最も良かったと自負しています。その証拠に地域の様々な他塾の生徒たちからも「お前の塾、良いなぁ。」と内部生がよく言われていました。

今回、既に春期講習のお申込みをいただいた家庭の多くが私がかつて教えていた卒業生の弟・妹です。そして面談の際に「上の子の時は本当に良くしてもらってありがとうございました。」と保護者様から言われることは間違いなく私の誇りです。

 

お祝いの品

今回、Sさんから開校祝いの品をいただきました。それが素敵過ぎたので最後にご紹介します。

 

まずはこちら!

これは前職時代に私たち講師がテスト対策の時期になると、Sさんが必ず差し入れとしてくれていた「治一郎」というお店の絶品のバウムクーヘンです。横浜駅などにお店があります。これ、本当においしいです。そして、これをお土産で買っていくとほぼ100%喜ばれるのでオススメです。ちなみに私が先月末に前職の教室での最後の出勤日に、餞別の品として教室スタッフに送ったのもこのバウムクーヘンでした。初めて食べた理系担当の佐々木もあまりの美味しさに感動していました(笑)。

 

さらにこちら!

パーカーのボールペンというだけで、恐れ多いのですが・・・、これ、よく見ていただくと、「進学塾フォルテ」と私たちのスローガンである「俺たちが井土ヶ谷・蒔田地域を熱くする!」が名入れされているのです。しかも色はフォルテのテーマカラーである赤!・・・と、隅々まで気が利いている最高の逸品です。

さらにさらに私の分だけでなく理系担当の佐々木の分までいただきました。ちなみにSさんと佐々木は今日が初対面です。こういう気遣いがたまらなく嬉しいですね。大切に使わせていただきます。

Sさん、本日は本当にありがとうございました!機会があれば、当時のスタッフで食事でもしたいですね。