模擬試験の解き直しの重要性と偏差値の見方

こんにちは。フォルテの文系講師の上村です。

フォルテでは、中学生には年に数回模擬試験受けてもらいます(中3はほぼ毎月、中1・2は年に4回)。模擬試験は、学校の定期テストに比べて範囲が広く、問題の形式も大きく異なります。これは、既習内容の知識の確認だけでなく、先々の高校入試に向けた応用力を養うことを目的としているためで、その分だけ難易度が高くなっています。恐らく、多くの生徒が学校の定期テストに比べると、模擬試験の方が点数は低く、間違えている問題の数も多くなるでしょう。そこで重要となるのが模擬試験の解き直しです。解き直しをしっかりすることで、自分の弱点を把握し、なおかつ同様の形式の問題や同様の知識を問う問題に備えることが出来ます。この解き直しは、しっかりやれば本当に効果があります。これは私自身の学生時代の経験上からも間違いないです。今日はそのことについてお話しします。

 

大学受験のころの私のヒーロー

思い返すと、大学受験の記憶が蘇ってきます。私は大学受験で自分の第一志望の大学に合格することが出来ました。当時、私が通っていた塾の先生方は本当に熱心に指導してくださり、まさにプロの講師として常に的確なアドバイスを私にくれました。特に日本史の先生は当時の私にとってヒーローでした。授業が抜群に面白く、なおかつわかりやすくて、「この先生についていけば絶対大丈夫だ。」と初回の授業を受けた時から自然に思えました。今思えば、それはとても幸運な出会いでした。そして、その先生に習っていることが私の誇りでもありました。高校3年生当時、学校の担任の先生との進路面談では「その大学はお前には絶対に無理だ!受験校を考え直せ。」と散々言われていた中でも、私には不思議と自信があり、結果的に第一志望の大学に無事合格することが出来ました。その合格を報告した際に、日本史の先生とした握手の感触はいまだに覚えています。

 

解き直しの重要性

改めて成功の要因を考えてみると、塾での素晴らしい授業やアドバイスがあったことはもちろんですが、それらだけでは合格することは出来ません。というのも、塾で勉強する時間は限られており、それ以外の家庭学習の時間の方が圧倒的に長いからです。そこで当時の私は、過去問や模擬試験を解いて自己採点をした後には、必ず解き直しをしっかりやっていました。また、それだけでなく、毎回の授業の復習(授業を受けた24時間以内にテキストの見直しとその部分の問題を解くこと)も必ずやっていました。当時は、塾の先生にやれと言われていたのでやっていたというのが正直なところでしたが、今思い返すとこれらがあったから、私は着実に力を付けていくことが出来、それが自信となり、その結果として第一志望に合格出来たのだと思います。しっかりとした解き直しや復習を習慣化することで必ず成績は上がるのです。

 

実際の解き直しの例

解き直しの重要性はわかったけど、どのようにやれば良いかわからないですよね。ここで、実際に私が指導した卒業生の例をお見せします。

 

このように「自分自身の解答、「模範解答」、「解く上でのポイント・答えの根拠」を書くようにしましょう。このような解き直しをフォルテでは専用のノートで管理します。その際には、子どもたち一人ひとりにそれぞれノートをこちらが準備します。こんな感じです。

細かいことですが、このように全て異なった表紙(偉人の名言やマスキングテープを色々変えてます。)でノートを作成しています。これは大前提として私自身が楽しんでやっているというのもありますが、私なりに子どもたち一人ひとりに向けてメッセージを込めて作っていて、それぞれに“エクスクルーシブ感”を出したいと思っています。この場合のエクスクルーシブ(exclusive)は本来の単語の意味である「排他的な」「閉鎖的な」という意味ではなく、アパレル業界や音楽業界などで使われる「〇〇限定の」という意味です。

つまり、「その子のためだけの」世界に1冊のノートを作っています。今までの経験上、こうすることで、子どもたちの解き直しのクオリティや提出率が格段に高くなると強く感じています。そして、提出されたノートには必ず各担当講師(と言っても、二人しか講師はいませんが・・・)から学習面のアドバイスや解き直し自体に対するコメントを付けて返却していきます。

  

模擬試験での偏差値の見方

模擬試験は受験してから約1か月後(受験者が多い模試の場合、模試業者のデータ処理の関係で返却までこれくらいの時間がかかります。)に成績表が返却されます。その際に、点数とともに偏差値が出ます。この偏差値ですが、簡単に言うと「同じテストを受けた集団の中で自分がどの位置にいるかを知る数字」だと思ってください。その集団内の平均点をとると、偏差値はちょうど50となります。つまり、100点満点中で同じ点数をとったとしても、同じ問題を解いた集団内の平均点によって自分の偏差値は変わるのです。例えば、平均点が60点のテストで70点を獲れば偏差値は50を上回りますが、平均点が75点のテストで70点をとれば偏差値は50を下回ります。

このように模擬試験においては、自分が何点をとったかよりも、平均点と比べて何点をとったかが大切です。(細かい話だと、同じ平均点でも受験者ごとの点数のバラつきによっても偏差値変わります。)

 高校においてもこのような偏差値を用いてランク付けがされています。ここで気を付けていただきたいのが、高校の情報誌やインターネットの情報サイトに載っている偏差値をとらなければ、その高校に合格できないかというと、必ずしもそうではないということです。特に中1と中2は実際に合格している生徒の多くは、情報誌やサイトに乗っている偏差値よりも低い偏差値です。これは実際に高校を受験する層と中1・2の段階で模擬試験を受験する層のレベルが大きく異なっているからです。イメージはこんな感じです。

中1・2の段階で模擬試験を受験しているのは、中1・2の段階で塾に通っている子、または塾には通っていないが自主的に模試を受けている子です。この両者に共通することは、本人または保護者の勉強に対する意識が高いことです(個人差はあります)。そしてもちろん、その意識の高さは学力の高さにもつながりますので、中1・2の段階で模擬試験を受験する層は、集団全体のレベルが高いと言えます。これが実際の入試本番や中3の模擬試験になってくると、今まで塾に通っていなかった層までもが受験します。この今まで塾に通っていなかった層は全体で見ると、早いうちから塾に通っていた層と比べるとどうしても学力は低くなります。もちろん、独学・自学でしっかりと力を付けている子もいますが、それは全体から見ると明らかに少数派と言えます。

 そのため、もともと塾に通っていたメンバー内での偏差値は変わらなかったとしても、中1・2のころに比べると、言い方は良くないかもしれませんが、中3では自分よりも低い層が多く受験するようになるので、同じテストを受けた集団内(この場合だと、同じ塾内の生徒&塾外で同じ模擬試験を受けた受験者)での平均点を基準にしている偏差値は相対的に上がるのです。

 

中1における模擬試験の偏差値感覚

私の今までの経験上の感覚値ですと、中1のころから塾に通っている生徒であれば、規模の大きい模擬試験においての偏差値は中1から中3にかけて5~10は平均的に上がると思っています(もちろん個人差はあります)。なので、イメージとしては情報誌や情報サイトで偏差値65くらいの高校(この地域で受験者がいる学校だと光陵高校や横須賀高校)に進学したいと思っているのならば、中1の段階で偏差値50台後半~60くらいが目安になるでしょう(もちろん高いに越したことはないです)。ただ、あくまでも合格目安というよりも受験目安と思ってください。

 

中学・高校・大学の偏差値の違い

最後に、今までの模擬試験の偏差値の話と同じようなことが言えるのが、中学受験・高校受験・大学受験における学校の偏差値です。そもそも学校の偏差値はどのように決まっているのでしょうか?これは大手の模試業者が、模試の受験者とその志望校、そして実際の入試の結果を踏まえて決めています。

 つまり、それぞれの受験をする人々が偏差値の対象となる集団になります。中学受験をするのは神奈川県だと小学生全体の25%程度、大学受験をするのは全国だと高校生全体の55%程度と言われています。それに対して、高校受験をするのは公立中学校に通うほぼ100%です。

 そして、中学受験と大学受験は対象となる集団は多くが学力上位層となるので、当然集団自体のレベルが高くなります。そのため、同じ偏差値50でも、「中学受験・大学受験における偏差値50」と「高校受験における偏差値50」では大きく異なります。ですから、予め覚えていただきたいのは、例えば偏差値50の高校に通う高校生が偏差値50の大学に合格したいと思ったら、その高校内で上位1~2割の成績をとっていないと厳しいということです。

 このような点を踏まえた上で、高校選びをしていきましょう。

それでは今日はここまで。ではまた!

小学生・中学生におすすめ本のコーナーを設置しました!

こんばんは、フォルテの文系講師の上村です。今回はゴールデンウィーク明けから塾内に設置した(と言っても現時点では本を置いているだけ・・・)小学生・中学生におすすめする本のコーナーについてです。

 

設置したきっかけ

まず、今回このコーナーを設置したきっかけというか理由は、シンプルに子どもたちに「本を読む習慣をつけてほしい」からです。というのも、過去の記事でも触れている通り、小説などの良い芸術作品に触れることで私たちの人生が豊かになると思うからです。

また、良い自伝や論説文からは自分の知識や視野が広がるきっかけをもらうことができます。場合によっては人生観に影響を与えるような良い出会いもあるかもしれません。

最初は自分が興味のあるところから手を付けるのが良いでしょう。野球好きの男の子であれば、野球選手の自伝を読むのもいいでしょうし、韓国好きの女の子であれば、韓国でヒットした小説を読むのも良いでしょう。

あとは、中学生であれば現在の神奈川県の高校入試は他県に比べて文字数・情報量が非常に多いので、日ごろから活字に慣れていることが望ましいと思うのも大きい理由です。単純に読むスピードに差が出ます。上記のような入試では時間との勝負ですので、このスピード感は大切です。

さらに、本を読むことで語彙を増やすことも大事です。本を読んでいてわからない言葉が出来たときに、前後関係から類推したり、自分で辞書やインターネットで調べたりすることはとても良いことです。また、初めて知る言葉を本の中で出会うということは、自然とその例文とも出会うことになります。難しい言葉については、まず「真似して使う」ことから始めましょう。私も、本の中やラジオを聞く中で初めて出会った言葉を、まずは出会った時と同じような文脈で使うようにしていました。今もそうです。思い起こせば、ちょうど前職の大手塾でアルバイトを始めた大学生の時に、映画好きの私は映画評論の文章やラジオをよく聞いていて、それを実践しました。中でも映画評論家の町山智浩さんやライムスターというHIPHOPグループの宇多丸さんなんかの評論は、映画の背景や細部について知ることができるだけでなく(それだけでも知への欲求を十分満たしてくれるのですが)、お二人の使われる言葉群が私にとって語彙を増やす格好の教材となりました。そして同じ評論を何度も何度も聞いて、ほぼ一語一句覚えてしまうくらいの評論もありました。今でもi Pod(って今の小学生・中学生は知らない!?)にはお二人の評論の音声データがいくつも入っています。これによって自分の語彙や知識は爆発的に広がったと実感しています。

 

実際に置く本の選定

今回、このコーナーに置く本を選ぶ上でまず意識したのは、以下のことでした。

①自分が読んで面白かった本

②映画化やドラマ化している原作や映画の小説版

③Twitterやブログで尊敬する塾の先生方が紹介されている本

①については、家にあるものはそのまま教室に持ってきていますが、実家にあるものはゴールデンウィーク中に取りに行き、行方不明のものは再度買い直しました。個人的な読書体験として今も覚えているのは、中2の頃に読んだスティーブン・キングの『バトルランナー』という小説を偶然古本屋で手に取り、確かその本は300ページくらいあったと思うのですが、面白くて一気に読破しました。そこから、同じくスティーブン・キングの本を多く読むようになりました。また同様にスティーブン・キングの本を原作とした映画(有名どころだと『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』など)を観るようになって映画好きにもなりました。今でも、スティーブン・キング原作の映画と聞けば、並々ならぬ期待をもって、公開を心待ちにしています。ただ、残念ながらスティーブン・キング原作の映画は当たり外れが大きいので、観た後にとてもがっかりすることも多々あります(笑)。

②については、何より取っ付きやすいからです。また、映像化作品を見ていればある程度の中身もわかるのでスラスラ読むことが出来ますしね。あとはもちろん、映画化・ドラマ化しているということは、それだけ面白い要素が多いということですので、内容面でも信頼できます。

③については、この方々がおすすめしている作品なら間違いないだろうという勝手な信頼感です。ただし、置く前に必ず自分で読んでから置くかどうかを決めています。ただ、今のところ(まだ購入している数は多くないですが)、やはり外れはなく、もれなく置くようになっています。

 

子どもたちの反応

そして、ゴールデンウィーク明けの今日、スペースが限られているので、用意した本の一部を置きました。授業中には大々的に言いませんでしたが、帰り際にコーナー付近で声をかけると、中3の女の子二人が興味をもってくれて、「あ、じゃあ、これ面白そうなんで、借りまーす。」と1冊ずつ借りていきました。これは嬉しかった!ちなみに二人が借りていったのは、伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』と重松清『日曜日の夕刊』でした。

今後もどんどん置く本を増やしていきたいと思います。フォルテ生のみんなはどんどん借りていってくださいね。

今日はここまでです。ではまた!

授業動画をYouTubeにアップロードしてみました!

こんにちは。フォルテの文系担当の上村です。

今回は、先日からちょいちょい話を出している理社の授業の動画についての続報(?)です。教室で撮影した動画をパソコン上で動画編集ソフトを用いて編集し、YouTubeにアップロードするまでを解説します。この記事のどこに需要があるかわかりませんが。

授業の動画についてはこちらの記事で詳しく触れています。

 

ゴールデンウィークについて

さて、フォルテでは4月28日(日)から5月6日(月)までゴールデンウィーク休暇に入ります。

ただ、中2・3生の補習や動画撮影があるので、私と佐々木は不規則な形で出勤はしてますが・・・。

そして、フォルテではゴールデンウィークの宿題を出しています。Twitter上でも宿題を出す塾とそうではない塾で結構分かれていて、個人的に興味深く読んでいました。今回、フォルテでは(特に中学生は)子どもたち一人ひとりに合わせて宿題内容を変えています。子どもたちの現在の実力や授業中の様子またはご家庭の意向なども汲んで、オーダーメイド感覚で作成しました(その分、用意は大変でしたが)。

その中で中3生には社会の宿題として、歴史の復習を課しました。具体的な内容は、こちらが用意した時代ごとのプリントの中から自主的に自分がやる内容を選択してもらうようにしました。

そこで考えたのが、本来はゴールデンウィーク明けに稼働する予定だった復習用の授業動画の一部(今回の宿題内容に関連する単元)をゴールデンウィーク前にアップして、宿題をするときに視聴して役立ててもらおうと。実際に、課題の説明をしているときに「全然覚えてないよ~。」と思わず声を上げる子もいました(笑)。それを聞いて、「はい、来た!実は・・・」となり、子どもたちの前でゴールデンウィーク前最後の授業日(今日)までに動画をアップすることを宣言しました(そうすることで自分を追い込むスタイル)。

来年度の入試の日程も発表されましたし、楽しいことは思いっきり楽しみながらも、中3生には受験生として自覚を少しでも持ってゴールデンウィークを過ごしてほしいですね。

 

授業を撮影する

現在進行形ですが、Twitterでもちょこちょこ触れてきたように、春期講習終了後から午前中や授業の後の時間を使って、授業の動画を撮影してきました。選挙や下の階のテナント工事が急に入った関係で計画が多少狂いましたが・・・。

基本的には一人で撮影するので、自分で設置したカメラの録画ボタンを押して、ホワイトボードの前に急いで行って授業をし、終わったら自分で停止ボタンを押す感じです。

 

 

動画編集ソフトを選ぶ

YouTubeに動画などをアップすること自体は今までにも経験があったので、このあとに行うべき手順(「撮影した動画素材を動画編集ソフトで編集」⇒「YouTubeにアップロード」)はわかっていました。しかし、今回は困ったことがありました。今までは私物のWindowsのパソコンにもともと入っていたムービーメーカーというソフトで編集していました(このソフトはシンプルで非常に使いやすかったです)。そして今回、独立に際して仕事用として新たにパソコンを購入したのですが、実は2017年でムービーメーカーのダウンロードの提供は終了しているとのことでした。

まぁ、これはパソコンを購入する時点でわかっていたので、代替ソフトをいろいろと調べてみました。ただ、動画編集といってもYouTuberの方々が作っているような凝った編集は全く必要ないので、無難なものにしようと思い、私が使っているWindowsのパソコン向けとして最も一般的なPowerDirector17というソフトを採用。今回は、急ぎだったこともあり、手っ取り早く無償版(1か月無料体験)をダウンロード⇒インストールして使用しました。実際に使い勝手も良いので、近いうちに有料版に更新する予定です。

ちなみに無償版で動画を編集すると、下の画像のように動画の右下に「PowerDirectorで編集」という透かしが入ります。有料版にはこれは入りません。

 

動画の編集作業

さて、無事にソフトはダウンロードできたので、実際の動画編集作業に入ります。

各単元ごとに2~3個に分けて撮影していた動画をそれぞれ実際に使用する場面のみ切り抜いて、下の画像のような感じのタイムライン上で1つに合わせていく作業です。合わせる際にぶつ切り感があまり出ないように簡単にフェードイン・フェードアウトを使用します。

さらに動画のサムネイルにもなるタイトル文字をシンプルにエクセルで作成。超安っぽい(笑)。

これを動画の頭に付けて、とりあえず動画完成です。今回は授業の内容はあまりいじっていないですが、必要に応じてテロップや音楽や画像の挿入を後々していきたいと思います。ただ、それってこだわりだすと(私がド素人というのもありますが、)1つの動画を完成させるのに延々と時間がかかってしまいます。いや、本当にYouTuberの人、リスペクトです。

 

YouTubeにアップロードする

そして、完成した動画を次にYouTubeにアップロードします。YouTubeの場合、アップロードする際に公開形式が選べます。

「公開」はまさに誰でも視聴できるようにアップロードすることです。YouTube内外問わずキーワードやタイトル検索でも引っ掛かります。「限定公開」は動画のURLを入力しないと視聴できず、キーワードやタイトル検索にも一切引っ掛かりません。「非公開」は自分のみ視聴できる状態です。「公開予約」はブログなどと同じような予約投稿です。

今回は、フォルテ生の視聴用なので、「限定公開」を選択します。今回はYouTubeにアップロードしましたが、このような「限定公開」の使い勝手があまり良くない(URLを入手すれば誰でも視聴できてしまう)ので、今後はほかの媒体(vimeoとか)でのアップロードも検討しています。

動画の長さや形式にもよりますが、1本あたり30分ほどでアップロードができました。これを以下の10本アップロードしました。

①歴史:旧石器時代
②歴史:縄文時代&弥生時代
③歴史:古墳時代
④歴史:飛鳥時代
⑤歴史:奈良時代
⑥歴史:平安時代
⑦歴史:鎌倉時代
⑧歴史:室町時代
⑨歴史:大航海時代
⑩歴史:安土桃山時代

 

最後に生徒向けの手紙作成

動画のアップロードが終わったら、フォルテ生が視聴できるように配布する手紙づくり。そこには各動画のURLを載せますが、さすがにそれを手入力させるのもイマイチなので(メールでURLを送るという方法もありますが)、多くの子がスマホやタブレットで視聴することを想定するとQRコードをセットつけるのが一番です。

今だと【QRコード 作成】とかで検索すれば簡単にQRコードが作成できるサイトが出てくるので、非常に便利ですね。これを10本分作成してプリントに貼り付けて終わりです。

今日はここまで。ではまた。

中学生・保護者必読!「初動の速さ」と成績の相関性

こんばんは。フォルテの文系講師の上村です。今回は、塾の授業中の子どもの様子と成績の相関性についてです。

10年以上、塾の講師をしていると、学校で高内申をとる子ども・塾で伸びる子どもに共通する所作や言動があることに気づきます(もちろん、逆に学校の成績が取りにくい子ども・塾であまり伸びない子どもの共通点も山ほどあります)。そこで、今回はその一例をご紹介します。

 

「授業における初動の速さ」

その一つが授業における「初動の速さ」です。授業中に私たち講師は子どもたちに指示を出します。例えば、「テキストの18ページを開いて。」「ノートを出して、日付とタイトルを写して。」などです。これらの指示を出した後に、子どもたちがその指示通りの動作に入り、完了するまでのスピードを、「授業における初動の速さ」と呼びます。

 そして、この「初動の速い子ども」は、学校で高内申がとれる生徒・塾で伸びる生徒である可能性が非常に高いのです。

 

「初動の速い子」が高内申に結び付く理由

まず内申、すなわち学校の成績についてお話しします。前提として、現在の学校の成績は絶対評価でつけられ、成績をつけるのは学校の先生です。この成績は各教科で4つまたは5つの観点からの総合評価ですが、特に中学校までの学校の成績は「テスト(定期テストや授業中の小テスト)」「提出物」「授業態度」の3つが主な判断材料です(ほとんどの高校では「テスト」が極端に重要視されます)。

この中で「初動の速さ」が最も影響するのは言うまでもなく「授業態度」です。私たちのような塾の講師同様に、子どもたちの前で授業をされる学校の先生は子どもたちの様子をよく見ています(まぁ、新人の先生は厳しい知れませんが・・・)。つまり、授業中に集中している子と集中していない子はある程度のキャリアや適性があるプロから見るとすぐにわかります。

この点で、「初動が速い子ども」は、先生からの印象がすこぶる良くなります。なぜならば、「初動が速い子ども」は先生からすると、「授業に集中している生徒」「自分(先生)の話をしっかり聞いている生徒」「自分(先生)の言うことに素直に従う生徒」となるからです。逆に「初動が遅い子ども」はこれらの逆の印象を持たれます。学校の先生方も人間です。たとえテストで同じ点数を取っていたとしても、「初動が速い子」と「初動が遅い子」のどちらかに高い内申をつけるとなると、それが「初動の速い子」になることは言うまでもありません。正直、多少テストの成績がイマイチでも「この子は普段から真面目に授業を受けているし・・・」と情が湧き、下駄を履かせたくなります。こういった先生からの印象というのは、良くも悪くも子どもの内申に大きな影響を及ぼします。

 

「初動の速い子」が塾で伸びる理由

次に塾で伸びる子どもについて。ここで言う塾で伸びるというのは、「学習習慣の定着」「モチベーションUP」「塾内テストでの好結果」「定期試験での好結果」「模擬試験での偏差値UP」などを指しています。

 こちらは至ってシンプルです。「授業における初動が速い」=「先生の話をしっかり聞いている」=「学習内容を吸収しやすい」=「内容がわかるからモチベーションが上がる」ということです。このような好循環が生まれる子は抜群に伸びる子どもです。

 また、これも当然と言えば当然なのですが、「初動が速い子ども」というのは「素直な子」が多いです。つまり私たちが「やりなさい」といった内容を真面目にこなします。私たちは受験指導のプロです。その私たちが言うことですから、それをしっかりやってくれれば、当然伸びるわけです。

一方で、塾で伸びない子どもは、何だかんだ言い訳を取り繕って、やるべきことをやっていなかったり、よくわからない自己流(しかも私たちからすると、限りなく良くないと思えるやり方)にこだわって私たちのアドバイスを聞き入れなかったりするパターンが多いです。そうすると、当然ながら伸びません。

もちろん、自己流でもしっかり結果が残せている子どもに対しては、それを十分に尊重します。そこがしっかりしている子どもは、変に塾や講師のやり方を押し付けてしまうと、今まで掴んできた自分のペースを崩してしまい、逆に成績が下がってしまうことがあるからです。特に中2や中3から塾に通い始め、それまで自己流でしっかり成績がとれてきた子によくあることです。

 

「初動の速さ」は意識次第

このように「授業における初動の速さ」は様々な面で成績と相関性を持っています。そして、この「初動の速さ」は、意識次第でいくらでも速くなります。そう、ほんのちょっとした意識一つ、その積み重ねが成績向上・学力向上には必要なのです。

例えば、「隣の子よりも先にテキストを出そう。」「隣の子よりも先にホワイトボードの内容を書き終えよう。」とかで良いです。これを続けていけば、先生の言葉に早く反応することが習慣化し、気付いたら「初動の速さ」も速くなっています。

時期としては早ければ早いほど、この習慣化が出来ていると良いです。さあ、初動について今まで注意されたり、自分が速くないという自覚がある子たちは、さっそく明日の授業から意識してやってみましょう!

今日は以上です。ではまた!

理社の映像授業作成について

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日は中2・3のフォルテ生向けの理社の復習のための授業動画の撮影を開始したのでそれについてです。

 

理社の映像授業

フォルテでは、中2・3(特に中3)向けに理社の復習動画(中1・2の内容)を無料で視聴できるようにします(GW明けから稼働予定)。最近では、映像授業を取り入れている塾自体は珍しくないですが、その多くは映像専門の業者・サービス(学び○イドとか)に外注したものでしょう。また同じく映像授業で言うとスタディ・○プリなんかが「神授業、見放題。」のキャッチコピーでおなじみですね。CMでもガンガンやっているように、学び○イド同様、超有名な一流の先生方の授業がリーズナブルな価格で見放題なんですから、本当にいい時代になりましたね。

ただ、うちの場合は、外注に頼らずにフォルテ講師2名が出演・編集を行います。ここでのメリットは、子どもたちからすると、いつも教わっている先生が授業をしているので、通常授業との連動性があり、学習がより効果的になることです。また、映像だけでなく、各単元の小テストも用意するのでインプットだけでなく、その内容をアウトプットすることで定着してもらいます。その際にも、全国一律のものではなく、ここ神奈川で長年勝負している私たちだからこそ作れるものにしています。

 

理社の授業動画を撮ろうとしたきっかけ

そもそも、なぜこのような取り組みをしようと思ったかというと、理社に対する私たちの危機感と子どもたち・保護者の方の認識に大きなギャップがあるからです。神奈川県の公立高校の入試の場合、理社は中1~中3内容が幅広く出題されます。しかし、一部の意識の高い生徒を除いて、中3の夏休み前の段階で前の学年の理社の学習をしっかり復習している子はまずいません(やらなければという強い意識もなければ、必要に迫られるきっかけもないため)。

また、今までの経験上、保護者の方の中にも未だに「理社なんて覚えちゃえば点数取れますよね!」とおっしゃる方がいます。そう言われてしまうと、実際には心の中に抑え込みますが、思わず「おいおい、いつの話だよ。」と言いたくなります。確かにそういう分野や単元も未だに無くはないですが、現在の入試においてはこの考えをしている限り高得点はとれないと思います。正確に言うと、上記の保護者の方の言う「覚えちゃう」べき内容は大前提で、その上で資料の分析力や知識の応用力などの実力が必要なのが近年の神奈川県の入試です。これは、ここ数年の理社の平均点の低さを見ても明らかです。以下が過去5年間の合格者平均点です。

社会
2019年度:42.5点
2018年度:41.8点
2017年度:54.5点
2016年度:52.0点
2015年度:50.2点

理科
2019年度:61.3点
2018年度:45.3点
2017年度:46.9点
2016年度:46.5点
2015年度:37.4点

今年の理科は例外として、ほぼ40点台から50点台前半ですからね。しかも合格者の平均点なので、実際の平均点はこれよりも低いでしょう。このような難易度の高い入試に立ち向かうには、既述したような実力が必要です。そのためには数多くの演習をこなす必要があります。それを中3の夏以降に中1・2の内容がほぼゼロの状態で復習し始めても、とても入試までに間に合わないのが現状です(=その前の模試ではまず点が取れない)。

そこで、夏以降の入試対策時に十分な演習の時間を確保するためには、その前の早い段階からの復習(=「覚えちゃう」べき内容を覚えること)を始めるべきです。そのためのツールがこの映像授業なのです。

 

撮影開始

当初は春期講習終了後にすぐ撮り始める予定でしたが、時期的に選挙前ということで街宣カーが引っ切り無しに教室の前を行き来していたため、中々撮影が開始できませんでした。映像授業に「○○党の△△△△でございます。」なんて声が入ってもイマイチですからね。そこで、選挙が終了した昨日からようやく撮影を開始できました。授業の撮影自体は、開校前のプロモーション用として、2月中に試験的に行っていましたので勝手はある程度わかっています。これからガンガン撮影していきます。

目算で理社ともに撮影する単元数は20~30程度。この大半をGWまでに撮り終えたいと思っています。差し当たってまずは、フォルテ生に取ったアンケートに応じて希望の多い単元から撮影をしていっています。社会だとやっぱり、中1内容の歴史ですかね。

 

いくつかの単元を撮影をしてみての感想

昨日は「旧石器時代&古代文明」を、今日は「縄文時代&弥生時代」を撮影しました。これは2月の試験的な撮影の際にも感じたことですが、映像を撮影する上で映像チェックをするので自分を授業を客観的に見ることが出来ます。そこでは、今まで自覚のなかった自分の口癖や動作の癖に気づけるので、都度改善していくようにしています。意外とこういう先生の癖って、生徒が気になっちゃうことありますからね。

また映像に残るということで、撮影中の一言一言や板書にいつも以上に気を遣うので、いつにも増してメチャクチャ教材研究をして臨んでいます(普段から超やっていますが)。ちなみに撮影前の教材研究には以下のようなものを使っています。

これに加えて、神奈川県の公立入試問題を10年分に目を通した上で撮影に臨んでいます(全国高校入試問題正解も数年分確認します)。映像授業に限らず、自信をもって授業をするには教材研究が一番。

あと、これは皮肉でも何でもなく、冒頭に挙げたような映像授業サービスのように、面識のない不特定多数の生徒のための映像授業でバッチリかませる先生方は本当にプロだと思うので、マジで尊敬します。でも私にそれは出来ない。教材研究をしていても、授業の映像を取っていても、どうしてもカメラ奥にそれを見るであろうフォルテ生の顔が浮かんできます。だからこそ、緩い(ぬるい)ことはしたくないから本気でやります。まだまだ序盤。明日はがっつり撮り溜めする予定です!

今日はここまでです。それではまた!

「勉強している」のに 成績が上がらない生徒の特徴

こんにちは。フォルテの理系担当の佐々木です。今日は「勉強している」のに成績が上がらない生徒の特徴について考えていきたいと思います。

十数年間、塾で教えていると、成績がどんどん上がっていく生徒もいれば、なかなか上がっていかない生徒まで様々います。たまに、なぜこの生徒はこんなに成績が上がったのだろう?と不思議に思うこともありますが、逆に成績が上がらない生徒にはいくつかの共通の特徴があるように思います。まさしく、『勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。』という言葉の通りです。これは、プロ野球の往年の名捕手・名監督である野村克也さんがよく使っている言葉です(実際は、平戸藩9代藩主である松浦静山の書いた剣術指南書「剣談」の中の言葉です)。前置きが長くなってしまいましたのでそろそろ本題に…

 

問題の解きっぱなしが多い

例えば、生徒の宿題をチェックしていると、宿題の該当ページの問題をやっただけで、丸付けが全くされていないノート(宿題自体をやっていないというのは問題外です)。これでは、どこが合っていてどこが間違えているのか全くわかりません。たとえ丸付けをしてあっても、〇×のみ。少しレベルが上がったとしても、間違えた問題の正答を書いて終わり。こちらがきちんとした宿題のやり方を伝えない限り、ここまでで終わりにする生徒がとても多いように思います。勉強が出来るようになる一番の近道は「出来なかった問題を出来るようにする!!」これを続ければ間違いなく成績は上がります。これは疑いの余地がありません。ですが、宿題をやることでいっぱいいっぱい、または、宿題をやったという既成事実を作ることを目的にしていると、そこまでたどり着くことは出来ません。このような子は、先生もしくは親に怒られないようにすることが目的になってしまっているため、出来ているかどうかは重要ではなく、宿題を終わらせたかどうかしか考えていないのです。

 

集中している時間が短い

次に、集中している時間についてですが、例えば、18時から19時まで勉強するとします。まず18時に問題集や参考書を取り出し、シャーペンや消しゴムを出し、該当のページを開くのに1分以上かかったりします。そして、問題を解き始めたと思ったら、ノートの端に落書きをし始め、また少しやったら、ぼーっとし、今日の夕飯の事を考えたりします。そのうちのどが渇いて飲み物を…この調子で19時になると「よしっ、今日は一時間も頑張った。」と勘違いし、本人は至極満足感でいっぱいになっていたりします。こんな状態だと、机の前に座っていた時間は一時間あっても、正味20分も勉強していません。ちょっと大袈裟に思うかもしれませんが、このような集中力のない子は沢山います。こういう場合は、家での勉強であれば、子供部屋ではなくリビング等の親の目の行き届く所で、タイマーで時間を計ってやらせる方が効果は圧倒的に高くなります。(集中力を持続させる具体的な方法に関しては、また別の機会で取り上げます。)

 

インプットに時間をかけすぎている

まず、勉強におけるインプットとは、教科書や参考書などで知らなかった事を覚える(頭に入れる)作業で、アウトプットとは、問題集などで覚えたことがしっかりと身についているかを試す(頭から出す)作業です。例えば、理科や社会で教科書の内容を自分なりにまとめたり、数学で頑張って公式を覚えたりというインプット作業をしただけでは、テストで点数は取れません。また、サッカーが上手くなるために本やDVDでテクニックを学んでも、実際にボールを蹴って何度も練習しなければ上達しないのと同じで、自分が苦手なところや難しい問題については、間違えたところは何度も解き直したり、解説を確認して覚えなおしたりするという反復作業を行うことで初めて出来るようになるのです。問題を解くこと以外にも、友達に勉強を教えるというのもかなり有効なアウトプット術です。(アウトプットに関する具体的な方法も、別の機会で取り上げる予定です。)

 

そもそも勉強時間が短い

今まで主に勉強の質に関して話してきましたが、成績を上げるためには、質も大事ですが、勉強時間の確保もとても重要になります。例えば、定期テストの直前の土曜日や日曜日などで塾や家で合計3時間くらい勉強しただけで、「あー、今日もよく頑張ったなあ」と満足そうな顔をしている子がいます。当然ですが、定期テストの前で部活等がなければ3時間程度の勉強では多いとは言えません。頑張っている生徒は、塾や家でその2倍も3倍も4倍も努力しています。よく、「〇〇ちゃんは頭がよくていいなー」などと言っている子がいますが、こちらからすれば、「頭が良いのではなく、君の何倍も努力をしているから出来ているんだよ!」と突っ込みたくなります。繰り返しになりますが、やはり勉強は質も大事ですが、まずはある程度の勉強量をこなすことも非常に重要だと思います。

 

終わりに

「勉強している」のに成績が上がらないという人は、上記の4つのどれかに当てはまっていないでしょうか?むしろ複数当てはまっているという人も多いのではないでしょうか?もう一度今までやってきた自分の勉強法を見直し、修正が必要なところは修正していって下さい。そういった当たり前のことを当たり前に出来るようになると、自ずと結果はついてきます。

 

最後に孔子の言葉で終わりにしたいと思います。

過ちを改めざる。これを過ちという』。

「これって将来役に立つんですか?」という質問に対して思うこと。

こんにちは、フォルテの文系講師の上村です。

今回はよく生徒からされる質問について書きました。

 

よく生徒からされる質問

この仕事をしていると、よく生徒(特に中学生)からある種の質問をされます。

 

例えば、

先生、数学の二次関数って将来役に立つんですか?

のような質問です。

 

純粋な好奇心から質問してくる子もいなくはないのですが、大抵の場合、この質問の裏には、

どうせ、将来使わないんでしょ?なのになぜ勉強しなきゃいけないの?

という本音が見え隠れしています。

 

いや、何なら

大人に対して一言物申してやったぜ!

くらいの気持ちすらあるかもしれませんね。

 

実際に同じような質問をお子様からされたことがあるという保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか? この質問に対して私なりの考えを述べます。

 

私なりの考え

上記の質問に対して私なりに答えると、

う~ん、役に立つかもしれないし、立たないかも知れない。まぁ、二次関数であれば役立たない可能性の方が高いかもね。でもやらなきゃいけないことだよ。

です。現に日常生活を送っていて、一部を除いて、ほとんどの人にとっては仕事でもプライベートでも二次関数の知識が必要な場面はまずないでしょう。これは数学の二次関数に関わらず、漢文の返り点や理科のイオンなど挙げればきりがないです。

それでも勉強しなければならないです。その理由を今回は3つ、以下に挙げます。

 

理由①「もしかしたら役に立つかもしれないから。」

人間は子どもの段階では、自分が将来どのような仕事に就くか、どのような人と出会うかなど、自分がこの先どのような人生を送るかというのは当然ながら全くわかりません。例えば、今ユーチューバー(YouTuber)として活躍している方々が10年前に同じ青写真を描いていたでしょうか?ほとんどのユーチューバー(YouTuber)がそうではなかったでしょう。

私自身も中学生の頃に、自分が塾の講師になるとは全く思っていませんでした。なので、予め「これを勉強しても将来絶対に役に立たない!」と言い切れることはないと思います。もしかしたら自分がいま嫌々勉強していることが自分の将来の可能性を広げるかもしれません。

同様に、学校での勉強以外のことでも将来役に立つことは多いと思います。なので、色々なことに興味を持つことは非常に良いことです。私個人の経験としては、中学生・高校生の頃に聞いていた洋楽やよくケーブルテレビで見ていたアメリカのプロレスがその後の英語の学習に役立ちました(特に「ウォール・オブ・ジェリコ」とか「ピープルズエルボー」などのプロレスの技の名前は本当に役に立った!)。このような例は誰しも経験していることでしょうし、私自身もマンガ、映画、小説などなど。

しかし、当時の上村少年はというと、

よーし、将来の英語の勉強に役に立つからアメリカのプロレスでも見るぞ!

俺が洋楽を聞いているのは英語の語彙やリスニング力を向上させるためだ!

といった思いは当然ながらありませんでした。単純にカッコいいからプロレスを見ていましたし、トラックやフローが好きだから洋楽(特にHIPHOP)を聞いていました。なので、自分が好きなことや興味のあることに熱中することは良いことです。ふとした瞬間に学校や塾での学習内容と自分の好きなことや興味のあることとリンクすることがあるのです。そしてそのようにリンクした内容ほど忘れにくいのです。

ただ、だからといって自分が好きなことや興味のあることばかりではダメです。それらと自分がやらなければならないことのバランスをとる必要はあります。

 

理由②「嫌なことでも大人になったらやらなければならない。その練習である。」

確かに教科内容としては自分の将来には直接役に立たないかもしれない。ただ、大人になれば様々な場面で自分がやりたくないことや好きじゃないことでもやらなければなりません。苦手な教科や好きじゃない単元の勉強は、そのための予行演習であると考えましょう。

また教科内容が日常生活で必要に迫られることももちろんあります。どれだけ数学や社会が苦手な人でも、自立したら自分の家計について考えなければならないわけです。そのときには収支を正確に計算する力や社会保険料や税金についての知識があった方が良いに決まっています。自立すると自身で不動産や携帯電話の契約をするでしょう。そのときに国語の読解力がなければ、自分にとって不利な契約を結んでしまうかもしれません。

 

理由③「決められた範囲の内容を効率良く理解して、結果を出すことは必要な力である。」

学校のテストや入試で問われる力の本質は、(範囲の広さの差はあれど)あらかじめ出題範囲が決まっている内容を決められた期日までに身につけて、なおかつ結果を出すことです。これは、これから先のあらゆる仕事や日常の場面で絶対と言って良いほど必要になる能力です。これもまた、将来に向けての練習と言えますね。あと今までの経験上、学習する内容に対して「それってテストに出ますか?」という質問をよくする生徒は残念ながらあまり実力が伸びない子が多いです。 こういう質問をするってことはテストに対する意識が強いから、いかにも伸びそうだとも思った方もいるかもしれませんが、実際はその逆です。それはテストに対する意識が強いのではなく、単に学習意欲が低いから必要最低限のことしか勉強したくないのです。逆に教科内容に関係ないような授業中の雑談にも食いつきがよい生徒は実力が伸びやすい子が多いです。これは知的好奇心が強く、人の話をしっかり聞いている子だからです。   

 

やらなきゃいけないと腹をくくった君へのアドバイス

やらなきゃいけないことが理解できたら、目標を設定しましょう。一言で目標といっても、小さな目標から大きな目標まで様々ありますが、苦手な学習内容については小さな目標(短期的な目標)を設定するのが良いでしょう。「学校や塾の宿題でわからない問題をそのままにしない。」「学校や塾の小テストで合格点をとる」などです。そうすることで、苦手なものでも格段に手を付けやすくなります。

 

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