令和4年度の公立高校入試日程が発表されました。

昨日、神奈川県の教育委員会より令和4年度(2022年度)の公立高校入試日程が発表されました。中3生とおよび保護者の方は日程の把握をお願いします。

昨年度通りであれば、願書の提出は中学校が一括に行う形になるでしょう。

また、面接・特色検査は2月15日(火)~2月17日(木)となっていますが、実質2月16日(水)と2月17日で行われるでしょう。さらに特色検査実施校の場合は、例年の流れだと、2月16日(水)に特色検査実施、2月17日(木)に面接実施となる学校がほとんどでしょう。

この他、2月15日の検査がインフルエンザ等の理由で受検できない場合の追検査は2月21日(月)、新型コロナウィルス感染者または濃厚接触者認定によって学力検査等が受検できなかった場合の追加の検査は3月10日(木)に実施すると発表されました。

今後も入試情報がわかり次第、随時更新します。

同じミスを繰り返さないために

こんにちは、文系担当の上村です。

テストや演習問題において一度もミスをしないのが理想ですが、現実は人間誰しもミスはするものです。だからこそ、同じミスを犯さないように気を付ける必要があります。

今回は、同じミスを繰り返さないための意識や行動について書いていきます。

ここでいうミスとは、「実力的には正解できるはずの問題を間違えてしまった」という所謂ケアレスミスのことを指しています。

 

そもそもそれって本当にケアレスミス?

まずは、本題に入る前に子どもや保護者の方の中でも割と多い勘違いについてです。

子どもたちとの会話や保護者の方との面談の際にも「『ケアレスミス』が多いんです~」という話はよく出てくるのですが、それが本当に実力がある中で思わずやってしまった「ケアレスミス」であることは意外と少ないです。ストレートに行ってしまうと、単に実力不足であるという場合が多いです。にもかかわらず、それを「ケアレスミス」と軽視してしまうために、実力不足を補う行動を起こさないので、同様の間違いが繰り返されるというのがあります。

なので、まずは「自分の実力が不足しているのでは?」と考えるのが良いでしょう。また、既習内容でそのような実力が不足している場合は、「知識が不十分である」「アウトプットが不十分で知識や理解が定着していない」「定期的に復習していないので忘れてしまった」などが主な原因だと思います。なので、テキストやノートを見直したり、該当の単元の演習問題に取り組みましょう。

 

ミスをした自覚をする

さて、ここからが本題です。

まず第一に自分が以前したミスを覚えておくことが大切です。また、同様に「自分は〇〇のようなミスをする人間なんだ」と自覚することも大切です。そうすれば、同じようなシチュエーションで、そのときのことがフラッシュバックして同じミスをしないように意識するでしょう。

例えば、以下のような(  )内の一般動詞の形を直す問題の場合。

例題 She(  play  )soccer in the park yesterday.

ここでの正解は played ですが、それを間違えて plays と書いてしまったとします。これは、一般動詞を過去形にすべきところを現在形で書いてしまった時制のミスです。こういった形式の問題は、主語と時制に注目する必要があるのですが、主語には注目できたものの、時制の判断ができなかったのです。

このときに、単に「あー、これは過去形なのかー。」で済ませるのか、「主語がsheだから三単現のsだと思ったけど、文の最後にyesterdayがあるから過去形か。文の最後にキーワードを見て時制を判断することを忘れていたな。次からは文末にも十分注意して解こう。」と考えるのかで次回以降の結果に大きな違いが出るでしょう。

これは日常生活でのミスに置き換えるとよりわかりやすいです。例えば、食卓で家族一緒に食事をしているときに、遠くのおかずを取ろうとして手を伸ばします。自分の手元に運んできたその拍子に近くにあった醬油差しを倒してしまい、自分のお気に入りの白いパーカーが醤油まみれになってしまいました。こういった経験があると、次からは醤油差しの位置を確認したり、何かを取ろうと手を伸ばすときに他のものに触れたり、倒したりしないかを確認するでしょう。これと同じことを勉強でもできれば同じようなミスは減ります。

 

ミスをしないようにする行動の工夫

次にただ自覚をすることに加えて、意識を強める行動が伴うことでミスを防止することができます。例えば、先ほどの問題であれば、注意すべき主語のsheと時制の判断ポイントとなるyesterdayの部分に線を引いたり、〇を付けたりすることで、頭の中だけでなく視覚的にも意識できます

私の経験上からも、こちらが指導せずともこういった行動ができている子はやはりミスが少なく、正答率が高いです。国語の文章読解でも、解いた後の本文を見ると重要だと思う部分に線を引いたり、印をつけている子と、全くそういったものがなく綺麗なままの子とがいます。当然、前者のような子の方がよくできています。

人間は多くの感覚を駆使することで物事が覚えやすくなったり、問題が解きやすくなります。例えば英単語を覚えるときには、ただ英単語を眺めるだけ(視覚のみを使う)よりも、それに加えて実際に描いたり発音したりする(触覚?+聴覚を使う)方が覚えやすいでしょう。

最後に繰り返しますが、人間誰しもミスはします。ただその後に、同じミスを繰り返すのか、繰り返さないのかは自分自身の意識や行動1つで大きく変わります。同じミスを繰り返さないようにしてきましょう!

今回は以上です。ではまた!

 

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フォルテの日常⑥「毎日10問英語という取り組み」~個別指導よりも個人にコミット~

こんにちは、文系担当の上村です。

今回は、中3のフォルテ生のほぼ全員がこなしている「毎日10問英語」という取り組みについて書いていきます。

 

中3は先取りと復習の両方が必要

フォルテでは、通常授業で基本的には入試を意識して、学校の先取りを行っています。具体的には春期講習から「現在完了」「現在完了進行形」「不定詞の応用」「使役動詞」などを順々に扱っていっています。

ただし、受験生としてはこれらと同時並行で中2まで既習内容の復習が必要です。というのも、入試では中1・2の文法ももちろん出題されますし、さらに志望校の合格判定が出る模試(全県模試)で中3内容が本格的に出題されるのは8月以降で、それまでは主に中2までの内容がメインとなるからです。

ですから、中3生には中3内容の先取りと中2までの内容の復習の両方が必要なのです。

 

オリジナルツール「毎日10問英語」

そこでフォルテでは、その復習を行うためのオリジナルツールとして「毎日10問英語」という小テスト形式の問題を使用しています。以下がその1つです。

このように単語の穴埋め・英文の穴埋め・英文の並び替え・英作文の形式で出題されます。これは神奈川県の公立入試問題の問2~5を意識したものです。また、ここで出題する文法は完全にランダムです。塾用や市販にかかわらず一般的な教材は単元が絞られているので、各単元の内容を理解するのには役立ちますが、模試や入試で点数を取る実力を付けるためには、こういったランダムで出題される教材でのアウトプットが大切です。

 

通塾時にチェック&類題

これを子どもたちが通塾する度にチェックし、それぞれの子たちが間違えた問題を確認してその類題を手書きまたは口頭で出題します。それによってできなかったところを確実につぶしていき、力を付けていきます。

チェックは↓のような感じです。

こういう課題って、こちらが与えるだけでも、勝手にこなしていって実力がつく子って一定数はいると思うのですが、残念ながら多くの子は継続的に進めることができなかったり、「やること」だけが目的化してしまって全く実力が伸びなかったりします。なので、課題内容と同じくらいこのチェックが大切だと思っています。

また、もちろんこういった子どもたちとのやりとりを通して、私自身も子どもたちがどの部分を苦手としていかを細かく把握することができ、日々の授業に反映できます。

このように集団授業塾でありながら、一人ひとりをしっかり見ていくのがフォルテの特徴です。今年の中3の伸びにもメチャクチャ期待しています。

ということで、今回は以上です。ではまた!

 

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2期生ストーリー②

こんにちは、フォルテの理系担当佐々木です。今回は2期生の一人ひとりにフォーカスして、主に我々目線からの志望校合格までの話を書いていく第2弾となります。

第1弾はコチラ

 

勉強に対する姿勢の矯正

この子はフォルテ開講当初(中2の最初)から来てくれた生徒で、第一印象は明るく笑顔が絶えない素直な子である反面、カバンの中がぐちゃぐちゃで整理整頓が出来ず、宿題忘れが多いという中学生男子によくいるタイプの子でした。

個別指導塾からの転塾で、宿題忘れに関しては今までそれほど強く言われてこなかったせいか、宿題を期日までにやってくるという習慣が身についていませんでした。ですので、まずは勉強に対する基本的な姿勢をしっかりと身につけていく必要性を感じました

ただ、頭ごなしに出来ていないことを否定してもしょうがないので、本人と話をした結果、出された宿題が自主的に出来るようになるまでは別の曜日に塾に来て宿題をする約束をしました。個人的にはわざわざ別の曜日に宿題をやりに来るのはめんどくさいのでは?と思いましたが、本人曰く、家にいると集中できないけど、塾だと勉強するしかないからその方が良いとのことでした。

彼は素直な性格で、我々に言われたことに対しては反発せずに従う子だったので、別日に自習に来て宿題をやる生活が定着しました。そして、しばらく経つと、だいぶ宿題をこなす習慣が身についてきて、いつしか別日に来なくても宿題が出来るようになっていきました。

 

定期テストで満点獲得

だいぶ勉強の習慣が身に付き、学校のテストにも自信を持って臨むことが出来る様になりました。そして、中2の1学期末と2学期末のテストではなんと数学で100点満点を獲得しました!さらに5科目総合でも470点以上取るなど驚くほどの成果を叩き出しました。2学期末のテストに関しては、彼だけでなく当時の中2のフォルテ生の半数以上が数学の点数が95点を超える点数を獲得するなど抜群の結果が出ていました。

ただし、それでも定期テストで満点を取ることは容易ではありません。そもそもフォルテは大手塾のように、各中学校の過去問を用いた露骨なテスト対策はしていません。塾の対策によって取らせてもらった満点ではなく、自分自身の力で勝ち取った満点だからこそ価値があります

このような結果を出すためにフォルテでやっていることは、シンプルに「学校の定期テスト以上のレベルに達するように仕上げていく」ことです。そのために、彼のような数学が得意な生徒の場合は、定期テストではめったに出題されないような高いレベルの問題まで触れていきます。昨今、神奈川県の公立入試の問題は難化しているため、普段からこういったハイレベルな問題に触れることは、入試を勝ち抜く実力を付けるという上でも大切です

また彼は、模擬試験においても入塾当初は5科目総合偏差値で50ちょっとだったのが、2年生の最後の2月の模試では初めて5科目総合の偏差値が60を超える結果を出すようになりました。こういった急激な伸びを見せたことで本人も自信がついていき、入塾時には遥か遠い目標であった当時の第一志望(準トップ校)の合格も十分狙える状況になってきました。

 

志望校の決定

中3になっても順調に力を付けていき、全県模試でも5科目総合の偏差値で60~65を安定して出せるようになってきましたが、夏ごろまでは模試の際に記入する第一志望の欄にはずっと旧学区の準トップ校(偏差値62程度)を書いていました。

しかし、模試の偏差値や学校の内申が上がるにつれて自信を深めていき、ついに9月末の模試で第一志望を旧学区のトップ校(実際に彼が受検→合格した高校)に変えました。決め手となったのは、その高校に通っている先輩から高校の話を直接聞いたり、興味深い部活があること、準トップ校に比べて進学実績が明らかに良いことなどでした。

トップ校を受験するということには、それなりに高いハードルがあります。同じ高校を目指すライバルたちのレベルは高いですし、入試の教科においても5科目に加えて教科横断型の特色検査も課される学校であるため、準トップ校からトップ校に変更するということは勇気のいる決断だったと思います。ただ、彼もこの点はしっかり理解していたようで、それまで以上に勉強に対する意識が高まっていきました。その後の彼の姿を見ていると、高い目標を掲げ、それに向かって努力していくことで人間は大きく成長していくのだと強く実感しました。

 

整理整頓

中3の後期内申が決まる最後の定期テストを直前に控えた11月の土曜日。以前から整理整頓が出来ずにカバンの中がぐちゃぐちゃな状態だったため、翌日の日曜日のテスト対策授業前にカバンの中を整理してから来るように伝えていました。

そして彼が来た時にどの程度きれいになっているか確認した所、前日よりは多少ましになってはいましたが、ひどい状況に変わりはありませんでした。これではだめだと思い、本人にカバンの中身を全部出させて、必要なものとそうでないものを分類させました。そして必要なプリント類はクリアファイルに入れ、不必要なものは処分しました。空のペットボトルが何本も出てきたときには衝撃を受けました笑。私も整理整頓が苦手なので、気持ちはわからないでもないのですが・・・。

それ以降も定期的にカバンの中の状況をチェックするようにし、以前までのようなカオスな状況はなくなりました。一般的には片付けが出来る方が成績も良い傾向にあるので、成績が伸びないとかやる気が出ないという人は、まずは机の上やカバンの中をきれいにするところから始めると良いかもしれません

 

特色検査に関して

中3の6月ごろに本人と保護者の方へ志望校に関して話していく中で、特色検査のある学校も視野に入れた方が良いという話をして、特色検査の模試を7月に初めてチャレンジしてもらいました。結果に関しては偏差値にして40くらいだったのですが、そもそも特色検査の模試を受けるのはトップ校を志望する成績上位者のみなのと、特色検査の対策は夏以降でやっていく予定だったので、その結果について私は特に気にしていませんでした。中3の夏までは5科目(特に理社)の勉強をしっかり進めることが大切だと思います

夏以降は特色検査の対策として、色々な種類の問題に触れていきました。私は大手塾時代にも特色検査の対策講座を担当していましたが、多い年は1教室で50人位の生徒を相手にしていたため、一人ひとりの理解度を詳しく把握するのは正直困難でした。ですが今は、一人ひとりの状況を正確に把握することができ、臨機応変にそれぞれの生徒の出来に合わせて扱う問題も変えることも可能なため、かなり密度の濃い指導が出来ていると感じています。これはフォルテが少人数制集団授業を行う塾だからこそできることです

また、特色検査の問題は難易度が高い問題が多いため、問題をしっかりと読んだり、与えられた資料等から粘り強く考える力が必要になります。ですので、少し問題や資料を見て分からないからと言ってすぐに諦めたり、答えやヒントを求めているとなかなか伸びません。しかし、彼は難しい問題にもきちんと向き合い、試行錯誤しながら頑張っていきました。そして、12月の特色検査模試では偏差値50を超えることも出来、本人もだいぶ手ごたえを感じているように見えました。

 

入試本番⇒合格発表

中3の夏以降は毎回の模試で5科目総合偏差値で65を安定して取れるようになり、特に理科と社会はコンスタントに偏差値70を超える状態でした。現在の神奈川県入試において、理科と社会が安定して取れるのはかなりの強みになります。正直、中3の夏ごろで中1・2の理科や社会の最低限の知識がない状態だと、受験までに仕上げるのがかなり難しくなります。特に上位校を目指す場合は、中3の夏くらいまでに中1・2の理科と社会の教科書で太字の用語くらいは一問一答で答えられる状態を作っておくべきでしょう。あとは社会ではできる限り多く歴史上の出来事の年代を暗記するというのも進めていきましょう

今年の入試は昨年に比べると、社会が大幅に易化、英語や数学もやや易化、理科が難化した結果、5科目総合では昨年よりもだいぶ点数が取り易い入試となりました。実際の彼の結果は社会が満点で理科が1ミスと得意の理社でかなりの結果を出してくれました。特に難化した理科で1ミスに抑えたのは非常に大きかったと思います。英数国も大崩れすることなく、5科目総合では今までの模試に比べて一番良い結果を出すことが出来ました。そして、難易度が高かった今年の特色検査でも他塾の情報をから考えると、同じ高校を受ける子に比べても十分な点数が取れていたので、多分大丈夫だろうと思いながらも合格発表当日を待ちました。

それでも不思議なもので、実際に合格発表当日の朝はかなりドキドキな状態でした。そして発表から5分ほど経ったタイミングで彼から合格通知画面のスクショとともに「受かりました!」という報告をLINEで受けました。その瞬間、私は思わずガッツポーズをしました。怠惰な性格ゆえに私や上村に叱られることは誰よりも多かったですが、言われたことは愚直にやり続け、また自分でやるべきことを自覚して努力もしました。それが結実して本当に嬉しかったです。

フォルテに入塾したことで、彼は成績を大きく上げることができ、入塾時には考えられないほどのレベルの高校に合格することができました。それ自体も素晴らしいことですが、それ以上に勉強に対する基本的な姿勢が身についたり、自己肯定感を高めたりすることができたことは、今後の彼にとって大きな財産になるでしょう

 

最後に

彼から公立トップ校合格の報告を受けた時、入塾当初は宿題すらまともにやってこれなかった状況を思い返すと非常に感慨深かったです。ただ、あくまで高校入試は彼の人生においては、一つの通過点に過ぎません。これから先も様々な困難や壁にぶつかるでしょう。しかし、今の彼ならばどんな困難や壁も必ず乗り越えられます。高校でも新たな目標を見つけて頑張って欲しいと思います。

 

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2期生ストーリー①

こんにちは、フォルテの文系講師の上村です。

ここでは、2期生の1人ひとりにフォーカスして、主に我々目線からの志望校合格までの話を書いていきます。

 

フォルテ史上初の問い合わせの子

この子は何を隠そう、「進学塾フォルテ」に最初に入塾に興味を持ってくれた女の子でした。元々、この子の5つ上のお姉ちゃんを私が大手塾の教室長時代に教えていたという縁もあり、フォルテ開校を知ると、真っ先に良い反応をしてくれました。

そして、開校前に行った最初の体験授業(個別補習)。彼女はお母さんと一緒に来塾し、まだ机が数台しかない殺風景な教室の中で、後ろからお母さんに見守られながら、ちょっと緊張感漂う中で英語の授業を行ったのを今でも覚えています。

 

志望校は憧れの高校

この子には小学4年生のころからの憧れの高校がありました。それは、5つ上のお姉ちゃんが通う高校でした。当時、小学生の彼女の目から見ても毎日充実した高校生活を送るお姉ちゃんがこの子には本当にキラキラ輝いて見えました。

自分もそのような充実した高校生活を送りたい!

お姉ちゃんの高校の文化祭に遊びに行くたびにその思いは強まっていきます。また自分自身が中学生になって志望校を真剣に考えるようになります。そして、いくつかの高校を見学した中でも、やはり彼女の中でビビッと来たのはこの高校だけでした。

私も彼女のそういった思いを受けて、何とかお姉ちゃんと同じ高校に合格できるようにサポートしたいと心から思いました。そして彼女が目指す高校に合格することを考えたとき、彼女の普段の授業態度や定期試験の得点力から、内申点は例年の同高校の合格者平均以上には必ずなるだろうと感じていました(実際にそうなりました!)。ですから、合格できるかどうかは学力試験での点数次第になるなと判断し、とにかく実力を付けて模擬試験の偏差値UPを目指すことにしました。

 

1年以上やり続けた個別課題

中2の冬、入塾時から比べると5教科全体の模擬試験の偏差値は順調に上がってきたものの、英語に関しては少し伸び悩んでいました(模擬試験の英語の偏差値は50そこそこ)。というのも、(これは何も彼女に限った話ではないですが)中1のころは学習する文法事項もそこまで難しくはないので、学校の内申において英語で5をとるのは比較的易しいことでした。そのため、英語の内申に対する認識が甘くなってしまい、他教科に比べて特別な努力をしなかったわけです。もちろん中2になると、「未来形」に始まり、「不定詞・動名詞」「比較」「受動態」など学習内容が少しずつ難しくなるというのも一因としてあったと思います。

そこで中2の1月の半ばごろ。12月に受けた模擬試験の結果返却を兼ねた3者面談で、本人・保護者の方と相談した上で、彼女に対して個別に英語の課題を出すことにしました。それは中1から中2にかけての文法をランダムに出題する小テスト形式で、フォルテでの授業がない日は毎日やる約束をしました。

彼女は正直、自分でやるべきことを考えて実行するのが苦手な子でした。実際に、受験勉強の中で自己分析をして、自分自身でやるべきことをしっかり考えて、実行できるようになったのは中3の冬ごろだと思います(これが早い段階でできる子は実力がより伸びやすい子であったり、公立トップ校に合格する素質のある子であったりするのだと思います)。ただし、そんな彼女にはとても良いところがありました。それは私がやるように指示を出したことは何があっても必ずこなすところです。

こういった素直さ(愚直さ?)がある子は、私の経験上偏差値60くらいの高校までは合格できる可能性があります。それ以上の公立トップ校や準トップ校になると、どうしても先ほど述べたような自分で考えて勉強する力が必要だと思います。または、他者よりも圧倒的な量をこなしているか、ですかね。

課題をやり始めて約1か月半が経ち3月に入ると、新型コロナウィルスの感染拡大により中学校が休校期間に入ると、フォルテでの授業のありなしにかかわらず毎日課題をやるようになります。さらに、当初の文法確認に加え、1日1題長文を解くようにもなりました。これが中3の夏ごろには、より実戦的な問題に対応できるようになるために他県の入試問題の長文を解き始めました。また、時折彼女とマンツーマンで他県の入試問題の本文をその場で全訳をさせました(彼女曰く、この全訳をさせられたのが英語の実力アップに大いに役立ったとのことです)。

この課題を結局入試直前まで1年以上続き、個別課題を貼り付けたノートは6冊にもなりました。また5月以降の全県模試でも英語の偏差値は60を切ることはまずなくなり、10月・12月・1月の全県模試ではいずれも偏差値65以上を記録しました

 

合格への最後の関門は理社

中3になり、英語の実力が飛躍的に上がったことで、3教科での模試偏差値は当初設定した目標の数値を大きく上回るようになりました。しかし、理社が足を引っ張ってしまい、5教科で見ると目標の数値ギリギリといったところでした。それは中3の秋になっても変わらないままでした。

そこで、理社を勉強する時間を物理的に増やすこと、さらに社会は時代判別や年代暗記といった歴史の確実に点を稼げる部分の勉強を徹底することを命じました。すると、ここでも彼女は愚直なまでにそれを実行します。

その結果、社会は模擬試験での点数・偏差値も順調に上がっていき、他県の入試問題を解いてもコンスタントにその年のそれぞれの県平均を大きく上回る点数が取れるようになりました(もちろん中には平均点が公表されていない県のものもありましたが、それなりに人並み以上には点数が取れていたと思います)。

理科は最後まで苦しんでいましたが、入試直前の彼女の実力を5教科総合で見てみると、英語と社会ではある程度の点数が見込める状態だったので、理科で大きく失敗しなければ・・・という状態でした。

 

ついに入試本番→自己採点

今年、神奈川県の入試問題は全体的には明らかに易化しました。それは、彼女が受けた高校のように例年高い倍率で安定している高校においては、例年に比べて合格ラインが大きく上がることを意味します。

フォルテでは、公立受検組は学力検査当日に面接練習と自己採点をしに通塾します。自己採点の結果、彼女の点数は今までのどの模擬試験で取ったた点数よりも高く、去年の同高校の合格者平均を30点近く上回っていました。英語は(緊張のためか普段なら考えられないミスもあった中で)80点を超え、社会に至っては90点を超えていました!内申点でのアドバンテージも入試点数に換算して10点ほどあったことも考えると、これ以上ない出来と言ってよいでしょう。思いっきり褒めました。

ただし、彼女の受けた高校は面接でも例年そこそこ差がつきやすいので、面接練習もばっちりやって万全の状態で翌日の面接に送り出しました。

 

合格発表当日

今年、神奈川県では新型コロナウィルスの影響で、合格発表がWeb上で行われました。公立受検者は県全体でおよそ4万7千人。その保護者の方や関係者も考えると相当なアクセス数になることは必至です。ですので、私個人的には合格発表用のWebサイトがサーバーダウンによってしばらく閲覧できないんじゃないか、と本気思っていました。

しかし、そんなことは全くありませんでした(教育委員会の皆さん、疑ってすみませんでした!すばらしいサイト作成ありがとうございます)。朝の9時から発表だったのですが、その直後の9時3分にはLINEで彼女から報告がありました。

〇〇(←高校名)受かりましたーー!!本当にありがとうございました🙇」

その後、高校で入学手続き用の書類をもらってきた後にフォルテに来てくれました。そこでの彼女の顔は喜びや安堵の表情に溢れていました。

 

最後に

中3の授業がすべて終わった後の先日、改めて彼女とお母さんがご挨拶に来てくれ、わざわざ手土産や手紙をいただきました。そこで、入試後の彼女の様子や合格発表前に姉が自分のことのようにドキドキしていたことなど、いろいろと面白いエピソードを聞かせてもらいました。

その際に私が強調して彼女に言ったのは、「今はまだあくまでスタートライン立っただけであり、大事なのはこれからである」「とにかく英語と数学を中心に今から勉強を頑張りなさい」という2点でした。憧れの高校で最高の高校生活を送ってね!

私個人的には、彼女のような縁深い子と一緒に2年間を歩むことができてとても幸せでした。

 

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2021年度入試を終えて~2期生の奮闘の結果~

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今日が神奈川県の公立高校入試の合格発表でした。ということで、今年の中3生について、私自身が感じたことを個人の反省や備忘録も兼ねて記しておきます。

 

2期生の合格実績

以下が今年の中3生の合格実績です。

フォルテ開校以来初めての公立トップ校への合格(2名)を始め、素晴らしい結果を子どもたちが出してくれました。

言うまでもありませんが、子どもたちの合格した高校の偏差値に我々の喜びが比例するわけではありません。もちろん、トップ校のような上位校に合格するためにはそれ相応の努力が必要ですし、実際にトップ校に合格した2名の努力を間近で見ている我々からすると、2名の合格は本当に嬉しいです。

ただこの2名だけでなく、子どもたち一人ひとりにドラマがあります。小学校の頃から憧れていた姉(私の教え子!)と同じ高校に、コツコツ努力を重ねて合格した子。模試ではずっと厳しい判定だったけれど、それでも覚悟を決めて入試前に誰よりも必死に頑張って逆転合格した子。入塾時に英語のbe動詞と一般動詞の文のルールの違いすらわからなかったのに、入塾後に英語が好きになり、入試でも7割近くとって英語に力を入れている高校に合格した子。内申の低さを圧倒的な得点力でカバーして合格した子。5教科で思ったような点数が取れなかったけれど、それでもあきらめずに面接で高得点を取り見事合格した子。どの子に関しても、それぞれのここまでの道のりを思い返すだけで胸が熱くなります。

また今回の結果によって、フォルテが上位~中堅レベルまで様々なレベルの公立高校に対応できる進学塾であることを客観的に証明できました。これは、現中2(3期生)以下の学年で上位の公立高校を目指して日々頑張っているフォルテ生やその保護者の方に少しでも安心を与えることができたと思いますので、それもまた喜ばしいことです。

さて、ここからは2期生のこれまでの頑張りやその頑張りを間近で見てきた私が感じたことなどについて、書いていきます。

 

他の人がやっていない時期にしっかり取り組む子は強い。

この1年を振り返る上で、新型コロナウィルスの流行による学校の休校期間中のことは避けて通れません。この期間中、フォルテでの中3生の多くは、個別に自己の課題に取り組んでいました。この約2か月間の学習の内容面はもちろん、学校がない中でしっかりとした学習習慣をつけるといった意味でも中3生にとって大きな期間でした。

また、この1年間で2期生に口酸っぱく言ってきたのが、「学校の定期テストが終わった日は、君たちにとって特別な日でも何でもない」ということです。つまり、中3ともなれば、定期テストの最終日であることが、その日は勉強をしなくてもよいという免罪符にはならないのです。なので、個別課題を課している子には、定期テストの最終日だろうが関係なく報告を求めました。それが結果的には、彼ら・彼女らの実力を伸ばすことにつながったと思います。このように他の人がやっていないときにしっかりやるからこそ伸びるのです。中には入試が終わったその足で自習に来た中3もいました。

 

量をこなすことは大切。

中3になってかなり実力が伸びた子に共通することは、ある程度の基礎を身につけた上で、アウトプットのために演習量を多くこなしていたという点です。もちろん、ただ解くだけではほとんど意味がありません。一つひとつの問題を丁寧に解いて、間違えた問題があったら、なぜそうなるのか?というのを納得するまでがセットです。

特に中2や中3にもなると、勉強を「時間」ではなく、「量」で区切ると良いです。逆に時間のみで区切って、勉強をした気になってしまっているのが一番危ういです

2期生は、特に社会は12月以降で全国入試の問題をガンガン解いていきました。その結果、今回の易化の影響もありますが、(中3の夏以降の入塾を除く)フォルテ生の平均点(開示点)は92.5点(トップ校合格者は2名ともに満点)でした。

 

努力を伴う継続は力。

今年の中3生(2期生)が中1から中2に進級するタイミングでフォルテは開校しました。今回、入試を迎えた半数以上は開校まもなくから通ってくれて、その分我々としても特に思い入れが大きかった子たち(いわゆる初期メンバーですね。)でした。さらにその後に中2時点で数名が入塾しました。

彼ら・彼女らは、全員が入塾後に成績が大きく上がり、平均内申UP数(入塾時→中3後期)は4.7模擬試験の平均偏差値UP数(入塾後初の育伸模試→全県模試1月号)は9.5でした。このように通塾歴の長い子ほど、成績・実力の伸びが大きいのは塾としてはとても健全なことではないでしょうか?

ちなみに、中1からの通塾生が多い、現中2(新中3)生はこれ以上に伸びるでしょうし、その雰囲気や気配は大いに感じています。

 

全員が頑張る、だから伸びる。

そして、入試前にグッと実力が伸びたのもこの初期メンバーたちを含む中2の頃からの通塾メンバーが中心でした。(もちろん中3からの入塾生も伸びるのですが、)彼ら・彼女らは勉強に対する姿勢や基礎体力がしっかり鍛えられているので、圧倒的な量をこなす入試前には特に伸びやすいのです。

最後の数週間はまさに戦う集団として抜群の雰囲気の中で、全員が前向きに目標に向かい、本番の日まで駆け抜けました。はっきり言って、ヌルいことをやっている子がいないので、実力が伸びるには最高の環境・雰囲気と言えます。

 

この流れを中2以下にも引き継ぐ。

今回、入試の合否発表が朝9時からWebで発表ということで、子どもたち・保護者の方からの合否の連絡は例年よりもかなり早かったです(一番早い子は9時3分でした)。10時すぎにはほぼ全員の結果が出そろいました。

実は、このブログ記事自体ももっと早めの時間に上げようと思えば上げられたんですが、それよりも塾生向けの速報お便り(フォルテレポート入試当日号外)の作成を優先させたので、こんな時間になってしまいました。

そして早速、中1・2の何人もの保護者の方から反応もいただきました!また、配布したときに多くの子たちが目を輝かせながら号外を読んでいました。来年、再来年のフォルテレポートに載るのは間違いなく君たちだ

 

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日本語の語句や英単語の意味調べの注意点

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、国語の語句や英単語の意味調べをする際の注意点についてです。

 

感心した中2女子の質問

さて、先日のこと。少し感心したことがありました。それは、授業前に国語の模試の解き直しをしていたある中2女子が「先生、『目から鱗が落ちる』ってどういう文で使うんですか?」と質問してきたことです。

感心したのと同時に「あ、この子は絶対に伸びる子だな。」と思いました。

 

意味調べは例文とセットで!

フォルテでは、小5~中3まで模試実施後には必ずその解き直しを宿題として課します。そして、国語の解き直しのときには、模試の問題に登場した語句についてその意味が分からない場合は調べるように伝えています。

そういったときに大抵の子は、辞書やインターネットを使って意味を調べてメモして終了です(まあ、一般の小中学生のレベルからすると、このように意味を調べてメモするだけでもかなりましな方だと思いますが)。

これは国語に限った話ではなく、英語でもわからなかった英単語や英熟語については、自分で調べるようにしてもらっていますが、やはりここでも多くの子は意味だけをメモして終了です。

しかし、ここで終えてしまうのは非常にもったいないです。日本語や英語に関係なく、言葉はそれ自体の意味を知っているだけでは不十分です。その言葉を実際に文章や会話の中で、どういった意味やつながりで使うのかを理解して初めてその言葉は自分のものになります。ですので、必ず言葉の意味を調べる際には例文もセットで調べるようにしましょう

あとは実際にその言葉を使って身のまわりの人々と会話をするのも非常に効果的です。相手が大人であればより良いでしょう。なぜなら、使い方やニュアンスがおかしければ、その場で訂正してもらえるからです。言葉の中にはどうしても辞書の中の意味だけでは伝わり切らないニュアンスや使われ方があります。

同様に学校に提出するノートにおいても、単純な語句や英単語の意味だけでなく、例文も添えて書いておくと先生からの評価は圧倒的に高くなります。なぜなら、先生を含む多くの大人は、語句や英単語の意味を調べるときには例文とセットで調べることが自然と身についているからです。

現在、小5・小6・中2・中3では国語の授業冒頭に語句のテストを行っています。これもまた、単に語句の意味だけでなく、実際の文脈の中での使い方を身につけて欲しいから行っています。こういった語彙力は、文章読解を行う上で必要不可欠です。

 

英単語を調べるときは品詞を意識する!

これに加えて、英単語に関しては品詞を意識するとさらに良いです

私の経験上、英語が苦手な子は十中八九、この品詞への意識が低いです(というより、そもそも日本語の単語の品詞すら非常に怪しいです)。入塾したての子どもたちに対して、英語の授業中に「これって何詞?」って発問すると、名詞や動詞などの答えはまだ返ってきやすいですが、前置詞や副詞や助動詞などはほぼ返ってこないです。

これは、恐らく中学校の授業であまり品詞について触れていないからだと思います。名詞や動詞が答えとして返ってくるのは、とは言え授業中に先生が説明の中で口にする回数や頻度が高いからでしょう。逆に言うと、普段の授業から品詞名をしっかり使っていれば子どもたちにも浸透すると思います。

実際にフォルテでも、通塾歴の長い生徒ほどこういった発問に対してしっかりとした答えが返ってきます。それは私が意識的に授業中に品詞の名前を挙げているからです。高校以降の勉強を考えても、品詞への意識が低い子は必ず言語系の教科は伸び悩むでしょう

初めて見る英単語でも、辞書などで品詞を調べてみると、必ず自分が今までに習ったことのある何かしらの単語と同じ品詞です。ですので、自分が今まで使ったことがある単語と同じように英語の文の中で使えばよいのです。普段からよく使っている日本語の言葉の場合は、今まで日本語を日常的に使ってきた経験の蓄積により、そういった品詞を意識しなくてもある程度の会話は成り立ちますし、簡単な文は作れます。

逆に言うと、日本語を勉強したての外国の人が話す日本語に対して、私たちが違和感を持つのはその人にこの蓄積や細かい品詞の理解がないからです。そこで、英単語や熟語を調べる際に最悪なのは、こういった品詞や例文の全く載っていないGoogle翻訳などで済ませることです。これはYahoo!やGoogleで「〇〇(←調べたい英単語)  意味」などで検索すると最初に出てくるので、一見とても便利ですが、明らかにおかしな翻訳もたくさんあり、場合によっては子どもたちの学習の妨げになってしまうでしょう。インターネットで調べるのなら、少なくともWeb上の辞書や辞典のサービスを利用すべきです。

 

今回のまとめ

◆日本語の語句や英単語を調べるときは、言葉の意味だけでなく例文もセットで調べましょう。

◆調べた日本語の語句を深く理解するためには、身のまわりの人との会話の中で使ってみましょう。

◆英単語は品詞もセットで調べるようにして、すでに知っている英単語と結び付けて覚えましょう。

 

こういった勉強の仕方は、小学校・中学校の内容にとどまらず、その先の勉強でも必ず役立ちますので、今のうちにしっかりと身につけておきましょうね!

今回はここまでです。ではまた!

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来年度(令和3年度)の公立高校入試における募集定員が発表されました。

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

現中3生が受検する令和3年度(2021年度)神奈川県公立高校入試の各高校の募集定員が発表されました。今回はそれに関する情報と、昨年度の傾向から見る倍率予想をしてみました。

 

近隣の高校の募集定員の増減

今回、近隣の高校で募集定員を増減しているところは非常に少なかったです。以下、募集定員数に変動があった近隣の高校一覧です。

◆神奈川総合 個性化 160→120(1クラス減)
※神奈川総合では新たに舞台芸術科を設置し、30名を募集予定。

◆横須賀大津 318→278(1クラス減)

◆保土ヶ谷 318→278(1クラス減)

◆逗子 逗葉高校との合併により募集停止

その他の高校については、以下のカナガクさんの記事をご覧ください。

全学校の募集定員一覧

募集定員の減る高校

 

倍率にはどう影響する?

こういった募集定員の増減(今年は主に減少)によって倍率にどのような影響が出るかが気になるところです。そこで、近隣の高校において、昨年度の入試で募集定員が減少した学校の倍率はどうだったのかを調べました。

以下が、昨年度の入試で定員を減らした高校の、一昨年度(2019年度)と昨年度(2020年度)の実質倍率(最終的な倍率)の比較です。

 

【2019年度倍率→2020年度倍率】

<1クラス減の高校>

◆横浜南陵 1.07→1.21

◆横浜立野 1.20→1.02

◆金井 1.10→1.10

◆港北 1.16→1.42 

◆上矢部 1.06→1.19

◆永谷 1.00→1.00

※逗子は募集を停止しているので、省いています。

 

<2クラス減の高校>

◆横浜サイエンスフロンティア 1.24→1.63

◆城郷 1.08→1.34

 

このように見ていくと、募集定員が減少したことで倍率が大きく上がっている学校とほぼ変わっていない学校に分かれていることがわかります。そこでさらに細かく調べていくと、倍率が大きく上がった高校には共通点がありました。

それは、2019年度(募集定員が減る1年前)の倍率自体が、2018年度に比べて下がっていたということです。神奈川県では、横浜翠嵐のような例外なく毎年倍率が高い高校を除いて、多くの公立高校では倍率が高い年と低い年が隔年で訪れるという高校も多いです。

ですので、上記にあげた高校の中で倍率が高く跳ね上がっている高校は単に募集定員が減ったということだけでなく、こういった隔年現象も影響していると思われます。逆に言うと、募集定員の減少はそこまで倍率に大きな影響はないのかもしれません。強いて言えば、上位の高校は影響しやすいのかもしれませんが。

 

今年の倍率予想

以上のことを加味して、今回定員が減少した高校について考えてみると、以下のような予想が立てられます。

◆神奈川総合 個性化
→去年(1.73)より上がる?
※元々の募集定員が少ないため、多少志願者が増えるだけで倍率は上がりやすい。

◆横須賀大津
→去年(1.21)と変化なし?多少上がる?

◆保土ヶ谷
→去年(1.00)と変化なし?

 

これらは、一般的な傾向からの予想です。各高校の倍率は、それこそ学校の地域での評判や周りの高校の志願状況などが複雑に絡み合うものなので、あくまで参考程度にしてくださいね。

 

それでは今回は以上です。中3生は高校入試において最も大事な後期内申(仮内申)の発表まで残りり約1か月半。入試に向けた勉強との両立で今まで以上に頑張る必要があると思いますが、やるべきことをしっかりやって悔いのない期間にしましょう。

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英検対策講座について

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。

久々の更新です。今回は、フォルテで実施している英検対策についてです。

 

2020年度第1回英検の結果

7~9月に実施された第1回英検では、フォルテの英検対策講座受講生(すべて内部生)は全員3級に合格しました!しかも、1次の筆記は合格の目安を全員が圧倒的に上回るスコアで、2次に関しても満点を取った子もいました。彼らは学校の休校期間中もしっかりと学習をすすめ、合格を勝ち取りました。どんな時でもコツコツと勉強することが習慣化している子は、このように結果を出します。

 

フォルテの英検対策講座

では、フォルテではどのような講座を行っているかというと、講義形式の対策講座はほぼ行っていません。その代わりに、主にLINEを使った学習管理とそれに対して個別にフィードバックを日々行っています。

昨年度までは、大手塾自体のやり方をベースに考えて、対面での授業(週に1回)を中心に行っていましたが、正直あまり手ごたえがありませんでした。そこで、英検の特徴からすると合格するために最優先で生徒が身につけるべきものは「語彙力」と「ライティングでの得点力」であると改めて考え、今年度より現在の方式を取りました。以下、生徒からの学習報告に対する返信の例です。

このように生徒たちが間違った部分や覚えるべき単語としてメモした部分に対してフィードバックを行い、課題を課します。この他、ライティングに関しては、ポイントを抑えるための動画配信を行ってそれを見てもらい、それ以降は実戦形式の問題を個別に細かく添削を行っています。

 

講義形式でやらない理由

こういった形式の対策講座だと、講義形式で行っていないがために、ともすると手抜きをしているように思われるかもしれません(そういう見られ方をされることは自覚しています)。

また、生徒たちや保護者の方からしても講義形式の授業に参加した方が「やっている感」を得やすいでしょう。さらに、こう言っては何ですが、私自身の負担を考えても講義形式でやった方は何百倍も楽です(現行の形式だと、ほぼ毎日対策講座生に対して一人ひとり返信するので、単純に私の負担はメチャクチャ大きいです)。

しかし、フォルテの大切な理念の一つである「子どもたちの自学力を育てる」といった部分や、最優先の目的である「語彙力」「ライティングでの得点力」を生徒がつけるには、現行の対策の形式が最も良いと考えています。それを証明するには、対策講座生が結果を出すしかないので、地道にやっていきます。

 

2次試験対策

2次の面接対策としては、実際の面接形式での練習の他、スピーキングの練習としてこちらが渡した課題文を家で音読し、それを録音してもらい、そのデータを確認するなどもしています(もちろん、それに対して課題を提示し、必要ならばやり直しも命じます)。これは自分自身の英語を聞くことによる発見や、講師に聞いてもらうことで子どもによっては何度も何度もテイクを重ねて送ってきます。

これにより、スピーキングに対する意識はかなり向上します。

 

現状での課題

この英検対策講座における現状での大きな課題は、生徒の意識の高さによって学習報告の質(報告頻度やメモの量&内容など)が大きく異なることです。これは当然ですが、この学習報告の質に関しては、普段の宿題のクオリティや学習態度に比例しています。また、こういった部分は(多少の例外はあれど)フォルテの場合、入塾時期が早い子ほどちゃんとしています。

これは英検に限ったことではなく、どの学年においても入塾時期が早い子とほどあらゆる面でフォルテに入ることで鍛えられるので、学習習慣が定着し、勉強に取り組む姿勢が良くなります。そうなると、自ずと成績や実力も伸びていきます。

なので、こういった課題を抱えた生徒をしっかりと指導していくとともに、どの学年もできるだけ早い段階で満席になるように頑張ります。

今回はこんな感じです。では、また!

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来年度から使われる英語の新しい教科書について

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

先週、南図書館で来年度からの新教科書の展示会がやっているということで、早速実物をチェックしてきました。今回は、各方面で話題になっている英語の教科書について書きます。

 

学習単元増により、内容が難化

今まで高校での学習内容であった、「現在完了進行形」や「仮定法(基礎内容)」や「原形不定詞」が中学での必修単元となりました。そのため、従来までの学習単元が前の学年に下りてきたり、学年はそのままでも扱うタイミングが早くなったりしている部分が多くみられました。

特に中1ではそれが顕著で、今回改定された新教科書では初っ端から「be動詞」「一般動詞」「助動詞のcan」が登場します。現行の教科書では、「助動詞のcan」が登場するのは中1の後半(横浜市で現在使われている『COLUMBUS21』だとUNIT8)ですから、かなり大きな改訂と言えます。

そして、これは私のこれまでの経験と実感値から言うことですが、現在の中2また中3の子で「英語の成績が5段階中の2(または2に近い3)」という場合、そのほぼ全員は、「be動詞」と「一般動詞」をしっかりと使い分けることができません

例えば、「私は昨日英語を勉強した。」というのを英文でつくろうとしたとき、平気で【 I was study English yesterday. 】と書くのです(正解は【 I studied English yesterday. 】)。

今ですら、こういった現状ですから、「be動詞」と「一般動詞」をほぼ同時にやることで、それぞれのルールを区別することができない上記のような子たちがさらに増えてしまうのではないかと危惧しています

また、ちょっと話は反れますが、現在の中学校の各教科の成績は5段階で付けられていますが、そのうちの3というのは決して平均的な成績ではありません。その証拠に、偏差値50(いわゆる平均)前後の公立高校に合格している子どもたちの平均の成績は9科目で31~32ほどです。これは、1科目あたりだとおよそ3.5なので、やはり3では足りません。つまり、5段階評価での3は明らかに平均以下なのです。

 

難しい単語・表現の登場

今回の学習指導要領の改訂によって、小学校で学習した語に加えて、中学では1600~1800語を学習するという方針が出ています。これは現行の1200語の約1.5倍にあたり、その分今までは教科書で扱われていなかった難しい単語も中1から多く登場します。例えば、以下のような単語です。

creative
gabage
graduation
neighbor
dirty

これを見て、中2・3のほとんどの生徒は意味が分からないでしょう。ちなみに上記の単語の意味は

「創造的な」
「ごみ」
「卒業」
「近所の人、隣の人」
「汚い」

です。①に至っては、日本語の意味すら中1の子にとっては難しいでしょう(笑)。

こういった単語は、入試問題の他、英検では多く出題されます。なので、今まで以上に教科書内容をしっかり勉強することが英検の勉強にはつながるとは思います。特に英検の3級は、かなりの部分が単語や熟語の語彙力勝負と言えるので、そういった部分は今回の改訂がプラスに働く部分かもしれません。ただし、上記のようなレベルの高い単語を覚えるためには、その下地となる英語の力がある程度必要です。

 

デジタル対応で学習の幅が広がる

いまや、塾用教材や市販の参考書では当たり前になってきているQRコードを読み取ることによって、音声が流れたり、補足の内容を閲覧できたりするサービス(QRコンテンツ)がついに教科書にも導入されます。

すでに各教科書会社のホームページは案内が掲載されています。↓は横浜市が現在採用している『COLUMBUS21』を発行している光村図書のホームページです。

光村図書『Here We Go!』のデジタルコンテンツ(ココをクリック)

今まではこういったプラスαのものは、別途冊子やCDの購入が必要でしたが(そして、値も結構張る!)、それがデフォルトのサービスとしてついてくるのはとても良い試みでしょう。

 

内容がアップデートされている

当然ながら、時代に合わせて教科書の内容や表現もアップデートされています。例えば、多くの教科書に小中学生が誰でも知っているような若いスポーツ選手が載っていたり、トピックも「ドローン」や「AI」などが採用されていたりします。

さらに、教科書によっては子どもたちの服装や人種などが以前にも増して多様性に富んでいます。中にはヒップホップダンス好きの先生が登場する教科書もありました。

こういった時代に合わせた内容のアップデートはとても大切ですね。

また、これは余談ですが、現行の横浜市採用の『COLUMBUS21』ですが、来年度からは教科書の名前自体が『Here We Go!』という名前に変わるようです。光村図書のホームページを見る限り、変更の理由は書いていないのですが、これももしかしたら近年のコロンブスという人物(一般的には新大陸を発見したことで有名な人)に対する評価の見直し(主にネガティブ方向に…)などが関連しているのでは?と邪推してしまいます(あくまで個人的な意見です)。

 

小学生のうちにやっておくべきことは?

(色々と便利になった部分はあるにしろ、)こういった大きく難化した教科書を使用して授業が行われるということは、今よりも「英語ができる子」と「英語ができない子」の差が大きく広がることにつながるでしょう。そのときに「英語ができる子」でいるためには、小学生のうちから手を打っておく方が断然良いです。

具体的には、以下の4点をオススメします。

アルファベットの大文字・小文字を完璧にする!
小学校の授業で触れた単語をできる限り覚えておく!
(塾や習い事で)be動詞と一般動詞のルールを区別できるようにしておく!
ローマ字(できれば、中学で習うヘボン式ローマ字)に慣れておく。

フォルテでも、現小6の英語の授業のカリキュラムを変更し、彼ら・彼女らが万全の状態で中学に進学できるように全力でサポートしていきます!

今日はここまでです。では、また。

 

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