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井土ヶ谷小学校の運動会に行ってきました!

こんばんは、フォルテの文系校の上村です。

今回は、先週の土曜日に井土ヶ谷小学校の運動会に行ってきたので、そのことについてです。

 学校の行事や部活の試合に行くこと

私は前職の大手時代から、通ってくれている子どもたちの学校の行事や部活の試合には可能な限り積極的に足を運ぶようにしていました(もちろんですが、その際に宣伝活動などは一切しません)。これって結構、同じ塾の先生でも考えが分かれるところで、私のように積極的に足を運ぶ派と一切行かない派がいます。これはあくまで私個人の意見ですが、これらに行くことのメリットはとても多くあると思っています。中でも、塾外で頑張っている子どもたち(この場合、塾生のことを指しています。)の様子を見られることが個人的には一番良いことです。自分の言うのもなんですが、私は自分を基本的には「生徒想いな講師」だと思ってて、ただそれでもやっぱり多少のモチベーションの上がり下がりはあって(しつこいですが、基本水準はメチャ高いつもりですからね!)、そこでモチベーションを高く維持するための支えとなるのが「この子のためなら頑張ろう!」って思える何かがあるかどうかなのです。それは普段の授業やそれ以外のシーンでの頑張りでも十分なのですが、それでも普通に塾の先生やっていて私が把握できる範囲は程度が知れていますから、塾外でそういう姿が見られるのって、個人的にはモチベーションのアップにつながります(しかも、足を運ぶと大抵感謝もされますし)。

 

井土ヶ谷小学校とは

さて、今回足を運んだ井土ヶ谷小学校とフォルテの関係はというと、フォルテの小学生のおよそ半分の子が通っていて、また中学生もだいたい3分の1が井土ヶ谷小学校出身です。小学校自体は京浜急行の井土ヶ谷駅から歩いて2~3分のところの平地にあって、まさに井土ヶ谷地域の中心地にある学校といえます。

 

 

運動会のコンセプトがすごい

この井土ヶ谷小学校では、毎年学校のテーマとなるスローガン(だいたい英単語1語)が設定され、運動会もその言葉にちなんだスローガンが設定されます。そして内容自体は毎年同じ種目もその年のスローガンに応じて種目名が大きく変わるのです。これ、凄く面白いですよね。今年のスローガンは「ブレイブ」です。braveは『勇敢な、勇気のある、勇者』という意味ですね。ちなみに去年のスローガンは『ピース』、おととしのスローガンは『カラー』でした。これらのスローガンは毎年、6年生の児童が決めていて、前年度の修了式の際に発表されるとのことです。素晴らしい伝統ですね。あと余談ですが、ピクサー映画の『メリダとおそろしの森』の原題も『Brave』でした。実はこんな感じでディズニー映画って結構シンプルな原題の場合が多いです。同じくピクサー映画の『カールじいさんの空飛ぶ家』は『UP』ですし。

 そして今年の運動会のスローガンは『勇気をだそう 井土っ子ブレイブ』。これにちなんで、種目の名前も様々なものが付けられています。例えば、高学年のリレーは「つなげ!ブレイブ魂!」、低学年のリレーは「つなごう!勇気のバトン!!」、大玉送りは「勇気をおくろう!!ブレイブ大玉送り」などなど。もう種目によっては名前だけでは何が何やらわからないのもあるのですが、個人的には面白くて大好きです。

 

最も盛り上がる種目

井土ヶ谷小学校の運動会は何度も行ったことがあるのですが、間違いなく一番盛り上がる種目が高学年のリレーだと思うんです。今年は「つなげ!ブレイブ魂!」ですね。何が盛り上がるって、選手入場から最高なんです。我々のような浜っ子にはお馴染みなのですが、横浜DeNaベイスターズの山崎康晃投手の入場シーンあるじゃないですか。いわゆる「康晃ジャンプ」です。これです↓

 この音楽(「Zombie Nation」という曲)に合わせて選手たちが入場してきて、山崎投手のときの「ヤ・ス・ア・キ!」コールと同じように、紅組の子は「あ・か・ぐ・み!」、白組の子は「し・ろ・ぐ・み!」ってコールするんです。もう、その雰囲気たるや最高なわけですね。元々、井土ヶ谷ってベイスターズの本拠地の横浜スタジアム(ハマスタ)に電車で10分とか15分で行けるような地域なんで、やっぱベイスターズのファンが多くて、この演出がバッチリとハマっているわけです。だから尚更、盛り上がるんですね。

 

リレーでの出来事

そんな最高の雰囲気で始まるリレーですが、今回はそのリレーでちょっとした出来事がありました。それは、最初の2~3人までトップでバトンをつないでいたチームの子が途中でバトンを落としてしまって、一気に最下位に転落してしまったんです。バトンを落とした子は、走り終えた瞬間から泣き出しちゃって、見ているこっちも胸が痛くなりました。ただ、そのうつむいて泣いている子をそこまでトップでバトンをつないでいた子がひたすら励ましていました。リレー自体は、小学生なのでさほど長い距離を走るわけではなく、そのまま巻き返せずにそのチームは結局最下位だったんですけど、それでも後半に走った子たちもバトンを落としちゃった子を責めるような様子が全くなくて、最後にゴールしたそのチームのアンカーに会場の父兄や来賓の方々から送られる拍手も暖かくて、これこそまさに勝ち負け以上に大切なもので(勝ち負けに熱くなることもそれはそれでとても良いことだとは思いますが)、こうやって子ども達って成長するんだなぁって思って、すごく良い場面に遭遇できたなと思いました。

 

唯一の後悔

今回、午前中は用事があって、午後に1時間くらい見に行ったのですが、私の記憶だと以前まで午後の種目だった5・6年生によるソーラン節が、今回は午前の種目になっていたために見られなかったのが非常に残念でした・・・。子ども達からも練習の様子は聞いていたので、出来れば見たかったのですが・・・。ちなみに今日、改めて井土ヶ谷小の子たちに聞いたところ、やはり今年から午前の種目になったのだそうです。事前の情報収集が不十分でした。今後に活かしたいと思います。

今回は以上です。ではまた!

集中力を向上させる「ポモドーロテクニック」について

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

今日は勉強においてとても需要な『集中力を高める方法』について書きたいと思います。勉強しようと思っていてもなかなか集中力が続かずにダラダラしてしまって、結局時間だけが経っていったなんて言う人も多いのではないでしょうか?では、どうすれば集中力が続くのか?意志や忍耐力が足りないから集中力がないのか?何か特別な方法はないのか?などについて書いていきます。

 

集中力が続かないのは意志が弱いからではない。

集中力が続かないのは、意志が弱いからとかやる気がないからとか忍耐力がないからではありません。例えば、好きなゲームをしていたり漫画を見たりしていると、1時間や2時間があっという間に経ってしまった!なんていうことがある人は、集中するのに必要な最低限の力は持っているということになります。集中力を引き出すやり方さえ知っていれば、意志の強さは必要ありません。中には、『本気になれば集中できる』などと考えている人もいますが、その『本気』がくる数日後にテストや入試が来たのでは時すでに遅しです。また、自分の本気に過度の期待を抱いていても、思ったほど集中出来ていない自分にショックを受けてしまうことになるでしょう。では、どうすればよいのでしょう?集中できないのは自分が悪いのではなく、集中するためのテクニックを知らないからです。

 

困難は分割せよ。

よく人間の集中力は最大で90分だとか言われていますが、特に科学的根拠はありません。正直、90分間も集中していられるという人はとても少ないと思います。むしろ60分でも長いと思います。そう考えると、適度に分けていく方が賢明です。そこで、この名言の登場です。

困難は分割せよ。

これは近代哲学の祖と言われているデカルトが『方法序説』の中で述べた言葉です。また、中3であれば、国語の教科書に載っている井上ひさしの『握手』でルロイ修道士が言っていたセリフとしても思い浮かびますね。「どんなに難しいことでも細かく分けていけばやり遂げることが出来る」というような意味で、まさに勉強においてもピッタリ当てはまるのではないかと思います。取り組むべき内容を細かく分けることで覚えやすくなったり、集中力が続いたりします。

例えば、ケータイ電話の番号を単純に090□□□□△△△△とするのではなく、090-□□□□―△△△△のように分けた方が覚えやすかったりします。また、一般的なテレビドラマは1話が約1時間(CM含むので実際は40分ちょっと)のものが多いですが、1話を圧倒的に短くしてもしっかりと成立している例として、NHKの連続テレビ小説、通称『朝ドラ』があります。毎朝15分(日曜日を除く)という短さにも関わらず、常に高視聴率を取り続けています(私はあまり見ていないですが・・・)。これが毎朝、40分ほどの長さだと、流石に朝からそこまで集中してみる人は少なくなるでしょう。

もっと短い例としては、今年で放送50周年を迎える、世界で最も長く放映されているテレビアニメ番組としてギネス世界記録を更新中の『サザエさん』があります(私が子供の頃は、日曜夜の定番として、6時からの『ちびまる子ちゃん』を見て、6時半からの『サザエさん』を見るというのがゴールデンパターンでした)。『サザエさん』は30分(CM含むので実際は22分ほど)の番組で、1回の放送が3話構成になっているため、1話がなんと6分55秒という衝撃の短さです。7分足らずで1つの物語を完結させているなんて凄すぎますね。この構成も『サザエさん』が長年愛される秘密なのかもしませんね。

これらの例のように、物事を細かく分けることは様々な場面で有効なのです。これは余談ですが、『サザエさん』はなぜ海にちなんだ名前が多いのかご存じでしょうか?原作者の長谷川町子さんが、仕事を依頼されてから、どんな内容にするかを妹さんと一緒に毎日海岸を散歩しながら考えていたので、登場人物がみんな海産物の名前になったらしいです。

「ポモドーロテクニック」とは

それではここで主題である「ポモドーロテクニック」について紹介していきます。「ポモドーロテクニック」とは1990年代前半に、イタリアの起業家であり作家でもあるフランチェスコ・シリロ氏によって生み出された、仕事や勉強の成果を高めるための方法です。

やり方を簡単に説明すると、

① やるべきタスク(課題)を選ぶ。
② キッチンタイマーで25分を設定する
③ キッチンタイマーが鳴るまでタスクに集中する。
④ 3~5分間休憩する。
⑤ ①~④までの作業を「1ポモドーロ」として、これを4ポモドーロ行う。
⑥ 4ポモドーロ終えたら15分~30分休憩する。

これを繰り返していくだけです。この「25分集中」+「5分休憩」を繰り返し、4回繰り返したら長めの休憩を入れるという時間管理術が「ポモドーロテクニック」です。高い集中力を長時間保ち続け、生産性を向上させるのに役立つ方法として知られています。

「ポモドーロテクニック」の優れている点は、25分間という短い時間で休憩をはさむため、ストレスがほとんどたまらずに取り組めることです。それにより、勉強がはかどり、集中が続き、気づいたら時間が過ぎていきます。疲れたと思い始めたころには長めの休憩が入るため、長時間勉強していてもそれほど苦になりません。

ただし、どんな良い方法でも実際にやらなければ効果はありません。「今はまだ勉強をやる気が起きない。テストが近くなってきたらそのうちやる気が出るだろう。」と思っている人がいるかもしれませんが、やる気は待っていても起きません。テストの数日前に慌てふためいても後の祭りです。まずは、行動してみましょう。やってみると意外と25分が短く感じればしめたものです。行動することにより、やる気が出てきます。

ちなみに「ポモドーロ」とはイタリア語でトマトの事で、フランチェスコ・シリロ氏が学生時代に使っていたトマト型のキッチンタイマーにちなんでつけられたそうです。私がこの「ポモドーロテクニック」を知ったきっかけは、メンタリストDaiGo氏の著書『自分を操る超集中力』で紹介されていたからです。この本は集中力を上げるための具体的な方法がたくさん載っているので気になる方は是非読んでみてください。

 

集中力を高める方法「ポモドーロテクニック」

「ポモドーロテクニック」において必要な道具はキッチンタイマーのみです。このキッチンタイマーについてはなるべく1分や1秒ずつではなく、ワンタッチで10分計ることが出来るものなどを活用しましょう。

例えば、フォルテにあるのがこちらです。

ケータイのアプリ等で計ってもよいのですが、目の前にケータイを置いておくと、ついいじってしまったり、ラインが来たりして気が散ると良くないので、自制心のがよほど強くない限りは、なるべくキッチンタイマーを活用しましょう。それと、「25分集中」の時にケータイがなったりすると勉強の妨げになるので、ケータイもサイレントモードや思い切って電源を切るなどして集中できる環境を作りましょう。

そして、最も重要なことがポモドーロの途中で中断しないようにすることです。中断には内的要因と外的要因の2種類が考えられます。内的要因は、のどが渇いたり、急に誰かに連絡する用事を思い出したり、メールやラインをチェックしたくなったりすることです。

このような形で作業が止まってしまったり、先延ばししたりする内的中断が起こらないようにするには、事前に水分補給をしたり、緊急の用事以外は連絡を取るのは長い休憩時間の時のみにすると決めておくことです。

一方で外的要因は、一人ではなく複数で勉強している場合などに起こることが多くなります。例えば、一緒に勉強している友達からわからない所を質問されたり、勉強している最中にご飯食べに行こうなどと誘われたりする外的中断に対しても、あらかじめルールを決めておくと良いと思います。わからない所や伝えたいことがあったら、休憩時間の時に聞いたりして、極力ポモドーロを守ることを最優先にしていきましょう。

また、「ポモドーロテクニック」において、休憩の使い方も非常に重要です。「25分集中」した後の「5分休憩」もしっかりキッチンタイマーで計りましょう。「気が付いたら10分も経っていた」などとならないようにするのと、「よしっ。タイマーがなったからまた25分間頑張るぞ」という、次のポモドーロにスムーズに移行するためです。また、「5分休憩」の時にケータイでメールやラインの返信を行ったりすると、再度返信が来たりして気になってしまい集中を乱すもとになりかねないので、出来る限りケータイをいじるのは4ポモドーロ終了時の長い休憩の時のみにしましょう。「5分休憩」では、体操をする・歩く・筋トレするなど体を動かしたり、水分を補給したり、瞑想したりするのがお勧めです。そもそも「5分休憩」するのは何のためかを考えると良いでしょう。ゆったりくつろぐのではなく、勉強の生産性を上げ、集中力を持続させるのが目的です。

また、1ポモドーロの「25分間」では、基本的には1つのことに集中しましょう。例えば、数学の問題を解いていたと思ったら英単語を覚え始めたり…とならないように。数分で終わるものが幾つかあって、それを組み合わせて1ポモドーロにせざるを得ないときはしょうがないですが、理想は、「このポモドーロでは数学の方程式の問題を解くぞ」となれば、それ以外の余計なことを考えなくて良いので、「方程式の問題を解くこと」に全ての力を注ぐことができ、集中力が高まります。

 

苦手科目の克服にも役立つ「ポモドーロテクニック」

苦手科目がないという人はあまりいません。では、その苦手科目を克服するにはどうすれば良いのでしょうか?苦手科目というのは、そもそもその科目にかける勉強時間が少ないから苦手なわけです。「一番熱心に時間も労力も注いでいるけれど、苦手です。」という人はまずいませんよね。やらないから、出来ない。出来ないから楽しくない。そうするとますますやらなくなり、そのままにしておくとやがて取り返しがつかなくなります。

本来勉強は、最初のうちは苦手だとしても、理解して出来るようになるとそれなりに面白く感じるようになります。ですので、まずはその科目に費やす勉強時間を増やすようにしましょう。いきなり苦手科目を1時間勉強するのは大変だと思うので、例えば、『このポモドーロでは苦手の英語を勉強して、次のポモドーロでは得意の数学をやろう』というように、まずは25分間苦手科目の克服に時間を割きましょう。それが出来るようになってきたら、2ポモドーロ(50分間)にチャレンジしてみましょう。2ポモドーロ連続でやるのが難しければ、例えば「英語を25分間集中」⇒「休憩5分」⇒「数学25分間集中」⇒「休憩5分」⇒「英語を25分間集中」のように、他の科目を間に挟んでも構いません。結局は苦手な科目もしっかりと勉強時間を取ってあげれば克服できます。

ただし、中学校三年生で、英語のbe動詞や三単現のSがわかっていなかったり、数学の一次方程式の計算が出来ていなかったりすれば、根本的な理解が出来ていないので、相当な時間と労力がかかってしまいます。少なくとも夏までには手を打たないと(ある程度克服された状態にしないと)、志望校の選択肢は限りなく少なくなってしまうでしょう。。

 

終わりに

多くの小学生や中学生は勉強が嫌いだったりつまらないという人が多いですが、その最大の原因は勉強しない(もしくは勉強時間が極端に短い)からです。勉強はどんな科目であってもある程度出来るようになるとそれなりに面白くなってきたり、やる気が出てきたりするものです。そこまで到達していないから、わからないしつまらないのです。集中力がないとかやる気が出ないという人は、まずこの「ポモドーロテクニック」を活用して25分間1つのことに集中してみましょう。そこから、「昨日は1ポモドーロやれたから、今日は2ポモドーロ頑張ってみよう」というようになってくればだんだん勉強が出来るようになっていき、知識も増えて、理解が深まっていきます。そうすることで自然と「勉強ってちょっと楽しいかも」と思えるようになってきます。この「ちょっと楽しい」という感情が芽生えてくることは勉強していく上で、とても重要なことです。勉強でもスポーツでも仕事でもあらゆることに関して言えることですが、楽しんでいる人が一番強いといえます。

ここで、中国の思想家である孔子の論語の言葉を紹介します。

子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。

孔子は言った。あることを理解している人は知識があるけれど、そのことを好きな人にはかなわない。また、そのことを好きな人であってもそのことを楽しんでいる人には及ばないものである。

まさに「好きこそものの上手なれ」です。勉強でもスポーツでも仕事でもそれを楽しみながらやっている人が一番ですね。

最後に、フォルテの中でも、集中力がないもしくは集中力をつけたいという生徒向けに「ポモドーロテクニック」を使った勉強のやり方を取り入れていこうと思っています。なので、その前に(実験的な意味合いもありますが)、実際にポモドーロテクニックを使って勉強してみたい方がいたら無料でやり方を教えます(タイマーさえあればだれでも出来ますが…)。日程としては、フォルテの授業がない金曜日で、なおかつ中学生のテストの対策のない日なので、5/31(金)か6/28(金)か7/5(金)あたりです。フォルテ生でもフォルテ生じゃなくても集中力をアップさせたいという方は是非。詳しくは045-334-8930またはforte.idogaya@gmail.comまで。ちなみにその際に、フォルテ生以外に子に対して強引な勧誘等は一切しませんのでご安心を。

最後にいつもの名言・格言を。

どんな泥をなめてもいいし、はいつくばってでも結果出せばそれが一番かっこいい

高木琢也(カリスマ美容師)

小学生におすすめの本を紹介!教科書の名作をもう一度。

こんばんは。フォルテの文系講師の上村です。

今日は、フォルテ内の貸し出し用の本として最近手に入れた本を紹介します。

今回紹介する本について

今回、紹介する本は『光村ライブラリー15』です。

・・・と言っても何のことやらですね。えっ?15!?って感じだと思います。これは、多くの自治体で英語や国語の教科書が採択されている教科書会社の光村図書が刊行しているシリーズ物(全18巻)です。このシリーズでは、過去に光村図書の教科書に掲載された様々なの作品群が対象の学年(低学年・中学年・高学年)ごとに分けられてパッケージングされています。今回の15は高学年向けの作品集です。

教科書に載っていた作品なので、一つ一つが比較的短く読みやすいです。読書感想文の題材としても良いのではないでしょうか。

 

収録作品の紹介

今回紹介する『光村ライブラリー15』は高学年向けの作品が5本収録されています。

その5本とは、
『その日が来る』(森忠明)
『赤い実はじけた』(名木田恵子)
『ガラスの小びん』(阿久悠)
『どろんこ祭り』(今江祥智)
『との様の茶碗』(小川未明)
です。

 

おすすめ作品

私個人の子どものころの体験としては、今回の収録作品の中では『赤い実はじけた』が印象的ですが、私がここで最もおすすめしたいのは『ガラスの小びん』です。作者は作詞家としても有名な阿久悠さんです。この作品自体は教科書収録用に書き下ろされたもので、この作品を一般的に読むことが出来るのはこの『光村ライブラリー15』のみです。

<あらすじ>
主人公の少年の父は、甲子園に出場した経験を持つ元高校球児。ガラスの小びんに入っている、そのときに持ち帰った「甲子園の土」は父にとって特別なもので、当時から数十年たった今でも「甲子園の土」は父に自信を呼び起こさせたり、力を与えたりします。それだけでなく、その「甲子園の土」は他人にもご利益があると父は思っており、息子である少年がテストの前には、小びんから一つまみとった土を息子の頭や肩にかけることもありほどです。その恩着せがましさに対して、心の中で反発していた少年は、ある日父から叱られたときの怒りにまかせて小びんの中の土を捨ててしまい・・・。

この作品は、「宝物とは、他人にとっては価値がないものでも、自分にとってはかけがえのないものである。」という価値観についての話で、「わたし(=少年」」は果たして宝物を見つけることができるのだろうか、というのがメインのテーマです。

そして、「わたし(=少年)」の物語であると同時に、父親の物語でもあると私は思うのです。作品内で描かれてはいませんが、息子の一時の感情に任せた軽率な行動によって、思いがけず宝物を失ってしまった父親。果たしてそんな父親は不幸だったのでしょうか。私はそうは思いません。むしろ、過去の栄光という「呪い」から解放されて、今まで以上に「現在」を力強く生きる父親の姿が思い浮かびます。このように、「人間は今よりも前に進むためには時として何かを失わなければならない」というメッセージも感じた作品でした。

ちなみに阿久悠さんのお父さんは、実際に甲子園出場経験のある元高校球児らしく、この作品自体が阿久悠さんの半自伝的な内容になっています。私がこの作品を知ったのは、この仕事を始めてからで、とある教材会社の国語の文章問題に使われていたことがきっかけでした。この作品に限らず、国語の文章問題で出会った作品をあとで単行本や文庫本で手に入れて読み直すことは非常に多く、私にとって国語の文章問題を解くことは、良い文学作品と出会うきっかけにもなっています。

そして、たいていの場合、国語の文章問題で使用されているのは該当作品のほんの一場面なので、作品全体を通して改めて読むことで主人公や文章自体に対する印象が大きく変わることも珍しくありません。

最近では、何気なく手に取った文庫本に、同じく国語の文章問題で知った『さかあがりの神様』(重松清)が収録されていたので、読み返してみましたが、やはり作品全体を通して読むことで大きく印象が(良い意味で)変わり、大好きな作品となりました。

 

(おまけ)作詞家・阿久悠とは

『ガラスの小びん』の作者である阿久悠さん(1937~2007年)は、前述のとおり、作詞家として数々のヒット作を世の送り出したことで有名な方です。とくに有名なのは、ピンクレディー「サウスポー」「UFO」・石川さゆり「津軽海峡冬景色」・沢田研二「勝手にしやがれ」などです。また、アニメ作品の主題歌や童謡も多く手がけており、「さらば~地球よ~♪」でおなじみの宇宙観戦艦ヤマトの主題歌も阿久悠さんが作詞した作品です。

しかも、作詞家として日本歴代で2位のシングル売り上げを記録しています(ちなみに1位はAKB48などの楽曲でおなじみの秋元康さんです)。

日本人なら誰もが阿久悠さんの作詞した楽曲を一度は聞いたことがあるでしょう。それくらい多くの人々の心に響く言葉を紡ぐ名作詞家だからこそ、同じように人の心に残るような文学作品を書けたのでしょうね。納得です。

今日はこんな感じです。ではまた!

模擬試験の解き直しの重要性と偏差値の見方

こんにちは。フォルテの文系講師の上村です。

フォルテでは、中学生には年に数回模擬試験受けてもらいます(中3はほぼ毎月、中1・2は年に4回)。模擬試験は、学校の定期テストに比べて範囲が広く、問題の形式も大きく異なります。これは、既習内容の知識の確認だけでなく、先々の高校入試に向けた応用力を養うことを目的としているためで、その分だけ難易度が高くなっています。恐らく、多くの生徒が学校の定期テストに比べると、模擬試験の方が点数は低く、間違えている問題の数も多くなるでしょう。そこで重要となるのが模擬試験の解き直しです。解き直しをしっかりすることで、自分の弱点を把握し、なおかつ同様の形式の問題や同様の知識を問う問題に備えることが出来ます。この解き直しは、しっかりやれば本当に効果があります。これは私自身の学生時代の経験上からも間違いないです。今日はそのことについてお話しします。

 

大学受験のころの私のヒーロー

思い返すと、大学受験の記憶が蘇ってきます。私は大学受験で自分の第一志望の大学に合格することが出来ました。当時、私が通っていた塾の先生方は本当に熱心に指導してくださり、まさにプロの講師として常に的確なアドバイスを私にくれました。特に日本史の先生は当時の私にとってヒーローでした。授業が抜群に面白く、なおかつわかりやすくて、「この先生についていけば絶対大丈夫だ。」と初回の授業を受けた時から自然に思えました。今思えば、それはとても幸運な出会いでした。そして、その先生に習っていることが私の誇りでもありました。高校3年生当時、学校の担任の先生との進路面談では「その大学はお前には絶対に無理だ!受験校を考え直せ。」と散々言われていた中でも、私には不思議と自信があり、結果的に第一志望の大学に無事合格することが出来ました。その合格を報告した際に、日本史の先生とした握手の感触はいまだに覚えています。

 

解き直しの重要性

改めて成功の要因を考えてみると、塾での素晴らしい授業やアドバイスがあったことはもちろんですが、それらだけでは合格することは出来ません。というのも、塾で勉強する時間は限られており、それ以外の家庭学習の時間の方が圧倒的に長いからです。そこで当時の私は、過去問や模擬試験を解いて自己採点をした後には、必ず解き直しをしっかりやっていました。また、それだけでなく、毎回の授業の復習(授業を受けた24時間以内にテキストの見直しとその部分の問題を解くこと)も必ずやっていました。当時は、塾の先生にやれと言われていたのでやっていたというのが正直なところでしたが、今思い返すとこれらがあったから、私は着実に力を付けていくことが出来、それが自信となり、その結果として第一志望に合格出来たのだと思います。しっかりとした解き直しや復習を習慣化することで必ず成績は上がるのです。

 

実際の解き直しの例

解き直しの重要性はわかったけど、どのようにやれば良いかわからないですよね。ここで、実際に私が指導した卒業生の例をお見せします。

 

このように「自分自身の解答、「模範解答」、「解く上でのポイント・答えの根拠」を書くようにしましょう。このような解き直しをフォルテでは専用のノートで管理します。その際には、子どもたち一人ひとりにそれぞれノートをこちらが準備します。こんな感じです。

細かいことですが、このように全て異なった表紙(偉人の名言やマスキングテープを色々変えてます。)でノートを作成しています。これは大前提として私自身が楽しんでやっているというのもありますが、私なりに子どもたち一人ひとりに向けてメッセージを込めて作っていて、それぞれに“エクスクルーシブ感”を出したいと思っています。この場合のエクスクルーシブ(exclusive)は本来の単語の意味である「排他的な」「閉鎖的な」という意味ではなく、アパレル業界や音楽業界などで使われる「〇〇限定の」という意味です。

つまり、「その子のためだけの」世界に1冊のノートを作っています。今までの経験上、こうすることで、子どもたちの解き直しのクオリティや提出率が格段に高くなると強く感じています。そして、提出されたノートには必ず各担当講師(と言っても、二人しか講師はいませんが・・・)から学習面のアドバイスや解き直し自体に対するコメントを付けて返却していきます。

  

模擬試験での偏差値の見方

模擬試験は受験してから約1か月後(受験者が多い模試の場合、模試業者のデータ処理の関係で返却までこれくらいの時間がかかります。)に成績表が返却されます。その際に、点数とともに偏差値が出ます。この偏差値ですが、簡単に言うと「同じテストを受けた集団の中で自分がどの位置にいるかを知る数字」だと思ってください。その集団内の平均点をとると、偏差値はちょうど50となります。つまり、100点満点中で同じ点数をとったとしても、同じ問題を解いた集団内の平均点によって自分の偏差値は変わるのです。例えば、平均点が60点のテストで70点を獲れば偏差値は50を上回りますが、平均点が75点のテストで70点をとれば偏差値は50を下回ります。

このように模擬試験においては、自分が何点をとったかよりも、平均点と比べて何点をとったかが大切です。(細かい話だと、同じ平均点でも受験者ごとの点数のバラつきによっても偏差値変わります。)

 高校においてもこのような偏差値を用いてランク付けがされています。ここで気を付けていただきたいのが、高校の情報誌やインターネットの情報サイトに載っている偏差値をとらなければ、その高校に合格できないかというと、必ずしもそうではないということです。特に中1と中2は実際に合格している生徒の多くは、情報誌やサイトに乗っている偏差値よりも低い偏差値です。これは実際に高校を受験する層と中1・2の段階で模擬試験を受験する層のレベルが大きく異なっているからです。イメージはこんな感じです。

中1・2の段階で模擬試験を受験しているのは、中1・2の段階で塾に通っている子、または塾には通っていないが自主的に模試を受けている子です。この両者に共通することは、本人または保護者の勉強に対する意識が高いことです(個人差はあります)。そしてもちろん、その意識の高さは学力の高さにもつながりますので、中1・2の段階で模擬試験を受験する層は、集団全体のレベルが高いと言えます。これが実際の入試本番や中3の模擬試験になってくると、今まで塾に通っていなかった層までもが受験します。この今まで塾に通っていなかった層は全体で見ると、早いうちから塾に通っていた層と比べるとどうしても学力は低くなります。もちろん、独学・自学でしっかりと力を付けている子もいますが、それは全体から見ると明らかに少数派と言えます。

 そのため、もともと塾に通っていたメンバー内での偏差値は変わらなかったとしても、中1・2のころに比べると、言い方は良くないかもしれませんが、中3では自分よりも低い層が多く受験するようになるので、同じテストを受けた集団内(この場合だと、同じ塾内の生徒&塾外で同じ模擬試験を受けた受験者)での平均点を基準にしている偏差値は相対的に上がるのです。

 

中1における模擬試験の偏差値感覚

私の今までの経験上の感覚値ですと、中1のころから塾に通っている生徒であれば、規模の大きい模擬試験においての偏差値は中1から中3にかけて5~10は平均的に上がると思っています(もちろん個人差はあります)。なので、イメージとしては情報誌や情報サイトで偏差値65くらいの高校(この地域で受験者がいる学校だと光陵高校や横須賀高校)に進学したいと思っているのならば、中1の段階で偏差値50台後半~60くらいが目安になるでしょう(もちろん高いに越したことはないです)。ただ、あくまでも合格目安というよりも受験目安と思ってください。

 

中学・高校・大学の偏差値の違い

最後に、今までの模擬試験の偏差値の話と同じようなことが言えるのが、中学受験・高校受験・大学受験における学校の偏差値です。そもそも学校の偏差値はどのように決まっているのでしょうか?これは大手の模試業者が、模試の受験者とその志望校、そして実際の入試の結果を踏まえて決めています。

 つまり、それぞれの受験をする人々が偏差値の対象となる集団になります。中学受験をするのは神奈川県だと小学生全体の25%程度、大学受験をするのは全国だと高校生全体の55%程度と言われています。それに対して、高校受験をするのは公立中学校に通うほぼ100%です。

 そして、中学受験と大学受験は対象となる集団は多くが学力上位層となるので、当然集団自体のレベルが高くなります。そのため、同じ偏差値50でも、「中学受験・大学受験における偏差値50」と「高校受験における偏差値50」では大きく異なります。ですから、予め覚えていただきたいのは、例えば偏差値50の高校に通う高校生が偏差値50の大学に合格したいと思ったら、その高校内で上位1~2割の成績をとっていないと厳しいということです。

 このような点を踏まえた上で、高校選びをしていきましょう。

それでは今日はここまで。ではまた!

別れ、そして新たな出会い(マグカップ編)

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。今日は4月にフォルテで起きたマグカップ事件について、そして、そこから派生して無常な世の中について?語ろうと思います。

 

愛用のマグカップとの別れ。

ある晴れた日の午後、その事件は突然やってきました。文系担当の上村が校舎の高い所の棚にある紙の束(B4のコピー用紙)を取ろうとしていました。それを取ろうとした瞬間、その紙の束のさらに上にあった紙の束(B5のコピー用紙)がスライドして落下してきて、その近くでコーヒーを飲もうと準備していた佐々木愛用のマグカップにヒットしました。その時ヒットして変わり果てた姿になったのがこちらです。

このマグカップは10年以上使い続けていた愛用のマグカップでドラゴンボールの神龍(シェンロン)をモチーフにしたマグカップです。10年以上前にゲームセンターのUFOキャッチャーのコーナーで一目ぼれして、100円玉を二十数枚使ってゲットした思い出の品です。そのマグカップに紙の束がヒットした瞬間は3秒間ぐらい唖然としてしまいました。約10年間共に戦ってきた戦友を失ったようなショックでした(大げさすぎるだろと思われるかもしれませんが…)。ですが、ここで私の口からとっさに出た一言が『これはいいブログのネタになる』という言葉でした。若かりし頃の自分であれば、恐らく悲しんでいるか怒っているかのどちらかだったに違いありません。手前味噌ですが、自分が発した言葉によって人がどう思うかを少しは考えるようになってきたのかな?と感じました。ただ、人間的にはまだまだ未熟なため、『あの時こう言えばもっと相手に不快な思いをさせなかったかな』と後から反省することが日常茶飯事です。逆に、自分が相手にイラっとするようなことを言われたとしても、そこですぐに反論するのではなく、『自分だったらこういう言い方をするのにな。』とか『まだまだ(精神的に)若いな。』などと考えるとそんなに怒りがわいてこなくなります。昔読んだ斎藤一人さんの『二千年たってもいい話』という本に載っていたのですが、もしあなたの身近(会社の上司や学校の先輩など)に嫌な人がいたら、『嫌なヤツ』などと言わずに『達人』と呼びましょう、と書いてありました(笑)。『いやあ、うちの会社(部活)に達人がいてさ。いや、一部の隙もないんだよ。』とか『おまえのとこの達人、最近、何してる?』とかって言うのです。これは皮肉な言い方ではあるのですが、ただの愚痴にならずに笑い話になるので良かったら使ってみてください。

 

新しいマグカップとの出会い

神龍のマグカップがこの世を去って約10日後のゴールデンウィーク明け初日、新たな仲間が忽然(こつぜん)と姿を現しました。その仲間がこちらです。

こちら、文系担当の上村が買ってきてくれました。しかもマスキングテープ付きで!何よりも嬉しかったのが、広島カープファンの私のためにわざわざ東京の銀座まで足を運んでマグカップを買ってきてくれたことです(泣)。感謝、感激、雨、嵐です。そもそも、銀座にひろしまブランドショップTAU(http://www.tau-hiroshima.jp/)なる店があることも知りませんでした。

その後に調べた情報と上村の話によると、関東近郊でもトップクラスにカープグッズが充実しているとのことです。また広島の物産や同じく広島を本拠地とするサンフレッチェ広島グッズ(サッカーチーム)など様々なものが数多く取り揃えられているみたいなので興味のある方はぜひ!JR有楽町駅から徒歩10分弱で行けます。ちなみに一つ申し上げておくと、私は生まれも育ちも神奈川ですが、小さい時からカープファンです(にわかではありません)。

 

別れと出会い

人には、別れがあり出会いがある。それと同じで、ものにも別れがあり出会いがある。むしろ、別れがあるからこそ新たな出会いがある。永遠不滅なものなど存在しない。私は今回のマグカップの一件で、この真理を実感しました。

ここで2つほど出会いや別れに関する四字熟語を挙げてみたいと思います。

『一期一会(いちごいちえ)』

一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。出会いを大切にすることのたとえ。豊臣秀吉に仕えた茶人の千利休の弟子、山上宗二(やまのうえそうじ)の本に「一期に一度の会」とあり、茶道の心得を表した言葉として有名です。

「これから幾たびも茶会を開く機会があっても、この茶会と全く同じ茶会を二度と開くことは出来ない。だから、茶会は常に人生で一度きりのものと心得て、相手に対して精いっぱいの誠意を尽くさなければならない。」

さすが茶人!良いことを言いますね。一日一日を大切に、出会いを大切にしていきたいものです。

『会者定離(えしゃじょうり)』

この世で出会った者は、いつか必ず離れ離れになる運命にあるということ。この世の無常を説いた言葉。別れの悲しみや、愛のはかなさ、人生のはかなさをあらわすが、それは出会う喜びがあったからこそである。始めがあれば終わりがあり、楽があれば苦があるのと同じように訪れるものなのだから、別れが来るまでの時間を大切にすることが大事だという意味が込められています。

このように「世の中では常に人や物が移り変わっており、永遠なるものはない(=無常)」という内容が出てくる作品で最も有名なのは平家物語でしょう。大人であれば誰しもが中学生の時に授業で習ったであろう、平家物語第一巻の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色・・・」。私もはるか昔に中学校の教科書に出てきて暗唱した記憶が…。『平家物語』は平家の興隆と没落を描くことで無常を示していますが、何も無常なのは平家だけではなく、私たちも同じで、人には必ず寿命があります。やはり一日一日を大切に生きていきたいですね。

 

終わりに

神龍のマグカップの話からなぜか平家物語へとよくわからない展開になってしまいましたが、自分で書いていて久しぶりに平家物語を読んでみたくなりました。読書は自分を成長させてくれる必要不可欠なものなので、時間があればなるべく本を読むようにしています。こちらの記事でも紹介した通り、フォルテでも生徒に読書の素晴らしさをわかって欲しいと思い、塾に貸し出し用の本棚を設置しました。それと、現在フォルテでは様々な高校の在校生や卒業生にインタビューをして、その高校の魅力や特徴をお伝えできればと思っています(第一弾の戸塚高校に関する記事がこちら)。この記事内でも触れていますが、ただいま自分の高校の魅力について語ってくれる関係者(佐々木または上村の教え子)を絶賛大募集中です。お気軽に教室までご連絡ください(045-334-8930 またはforte.idogaya@gmail.com まで)!それと、前回ブログを書いたことにより、大手塾時代に教えていた生徒からコメントをもらってめちゃくちゃ嬉しかったです。なのでコメントも是非お待ちしています。それでは最後に名言・格言を。

『人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦(あし)にすぎない。しかしそれは考える葦である』

パスカル(フランスの思想家)

同じ建物の1階に八百屋さんがオープンしました。

こんばんは。フォルテの文系講師の上村です。

今回はフォルテが入っている建物の1階に八百屋さんがオープンしたので、それについて書きました。

1階に八百屋さんオープン

フォルテが入っている建物は2月末に完成した新築で、テナント募集自体は去年の年末くらいから始まっていました。1階には、ワンタン屋さん、ラーメン屋さん、事務所など色々な問い合わせがあったらしいのですが、なかなか契約まで至らなかったようで、我々からしてもどんな業種の方が入るのか気になっていました(我々が塾なので、居酒屋やカラオケ屋は騒音などの点で嫌だな~と思っていました)。

そして4月の頭くらいの段階で不動産会社の方から「1階は八百屋さんに決まりました。」との話を伺ってから、約1か月。ゴールデンウィーク明けの5月7日に「やおやす」さんという八百屋さんがオープンしました。

こんな感じで看板も何も出ていないのですが、レシートに「やおやす」と書いてあったので、この店名で間違いないと思います。そして、オープン初日にはお店の方(店主?)がうちにわざわざ挨拶にも来ていただいて、なんとイチゴをいただいちゃいました(しかも4パックも!)。

とても美味しかったんで、このあと自腹でも購入して子どもたち(フォルテ生や遊びに来たかつての教え子たち)にもお裾分けしました。みんな美味しいと喜んでくれてよかったです。

 

この八百屋の売りとは?

うちの塾の近所の井土ヶ谷・蒔田地域には歩いて5分以内に「サミット」「マルエツ」「横濱屋」など、いわゆる安売りのスーパーがいくつもあって、普通に考えたら、個人経営の小さい商店であれば、それら既存の店の差別化が重要になると思うんです(もちろん、我々も近隣の大手塾や個別指導塾との差別化を徹底的に行っています)。さらに、1階のテナント料も知っている我々からすると、「高級路線」で他店との差別化をするしかないだろうなぁ、と思っていたんです。しかし、実際に出来た「やおやす」さんに行ってみると、これがビックリするくらい安いわけです。どれくらい安いかというと、↓が私が今日「やおやす」さんで買った野菜たちです。

これで100円です。ビックリしました。思わず店主(と思われる男性)に「ちょ、お父さん!計算間違えてませんか!?」と言いそうになりました(失礼!)。そして生徒の一人から聞いた話だと、何やら蒔田駅付近にある八百屋さんと同じ店の人がやられているようだ、と。そこでインターネットで調べてみたら、確かに蒔田駅付近に「八百安商店」というお店があるらしいとの情報がありました。どうやらそこの2号店のようです。

 

地域の人々の反応

我々としてはせっかく決まった1階のお店には長く繁栄していただきたいので、オープン直後から子どもたちに「下の八百屋さん、安いよ!是非みんなも利用してね。」と言っていたのです(決してイチゴをもらったからではないですよ!あくまでも同じ地域でやる者同士として、末永い繁栄を願ってですからね!)。まぁ、内心、そうでもしないと最初はお客さんがなかなか来ないだろうと思っていました。

しかし、ふたを開けてみたら、メチャクチャお客さん入っているんです。しかも、安いから一人ひとりのお客さんが買う量が半端じゃないわけです。本当に袋いっぱいに買っていくんですよ(むしろ、飲食店をやっている方が仕入れに来ているのでは?と思うほど・・・)。

ということで地域の方々、進学塾フォルテ&「やおやす」さん共々、今後も是非よろしくお願いいたします。

今回は以上です。それではまた!

戸塚高校志望の中学生必見!卒業生に戸塚高校についてインタビューしました。

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、新シリーズで一つ一つの高校について、その高校の在校生や卒業生である教え子にインタビューして、実際に通う(通った)子ならではの視点で学校の魅力や特徴をお伝えしようという企画です。今回は、人気校である横浜市立戸塚高校です。

なお、以下の内容はあくまで個人の感想や考えですので、その点ご了承ください。

 

Q.戸塚高校での3年間はどうでしたか?

A.最高に楽しかったです!!友達も先生も良い人ばかりで本当に最高の3年間でした。

シンプルに、高校3年間をこう総括できるっていうのは、それだけ「良い高校なんだろうなぁ。」って思えますよね。

 

Q.学校へのアクセスはどんな感じですか?

A.市営地下鉄の踊場駅から歩いて10分くらいですね。本当に近くて自転車で来ている子以外は、ほぼ全員踊場駅を使っていると思います。その分、駅がメチャクチャ混んでなかなか前に進みません(笑)。戸塚高校前っていうバス停もあるのですが、利用している人はほとんど見たことがないですね。

ちなみに市営地下鉄が遅延した場合は、踊場駅から学校に連絡が入るらしいです。

 

Q.学校の校則とかはどうですか?

A.そうですね、比較的校則は緩い方だと思います。髪の毛とか茶髪の子が多いですし、爪にマニキュアとか付けている子も多かったです。ただ、吹奏楽部はちょっと厳しいです。髪も黒じゃなきゃいけないし、スカートも膝下って感じです。また服装については、基本的にはカーディガン登校は禁止ですね。学校内での格好はあまり注意されませんが、学校外での格好は厳しく注意されることが多いですね。外で時々出迎え・見送りに先生が立っているんですけど、例えば、登下校の際にブレザーの下にパーカーを着ていて、フードを出していたら、体育の先生に「フードしまいなさい!」って怒鳴られました(笑)。あと通学中に音楽聞く時とかは片耳だけじゃないとダメです。両耳だと周りの音が聞こえないんで注意されます。学校内では特に注意されないですけどね。

見た目はチャラい子は多いみたいです。全体的に「学校内は緩くて、学校外は厳しい」というのが印象的でした。

 

Q.学校行事・イベントはどうですか?

A.イベントは最ッ高に楽しいです!多分、どの学校よりも楽しい自信があります!!まず戸塚高校の体育祭と言えば、応援団です。私も応援団だったんですけど、映像見ます?(以降、映像を見せてもらいながら)紅組・青組・白組・黄組があるんですけど、応援団が中心となって、それ以外のメンバーとも一緒にみんなでやるんですけど、ほら、1曲目はこうやって扇子を使って演舞をするんです。このあとに型を3曲やります。これらはダンス部の子たちが曲のチョイスや振り付けをやってくれました。ほら、格好良くないですか?来てくれたOB・OGの方々も一番良かったって褒めてくれました。ちなみに応援団は、野球部、吹奏楽部、バトン部の1年など一部の部活の生徒は忙しいので、入ることが出来ません。修学旅行は沖縄に行きました。修学旅行は10月なので、9月の文化祭でクラスの絆が深まった状態で行くので最高の雰囲気で、人生のピークでした(笑)。今でもあの頃に戻りたいなぁって思います。私の場合、中学校の修学旅行でも沖縄に行ったんですけど、高校の修学旅行の方が100倍楽しかったです。平和に関しての学習では、中学の時と全く同じガマに入ってたりもしましたけど・・・。最高に楽しかった分、終わった後の喪失感も大きかったです(笑)。

見せてもらった映像、非常に良かったです!応援団の子たちの息のそろった演舞と型は素直に格好良かったです。是非、戸塚高校志望の子たちは、日程が合えば体育祭(毎年6月開催)に足を運んでみてください。また、やはり部活動の面で強豪と言われる吹奏楽部や野球部は、部活動がかなり忙しいので、それがある程度学校行事にも影響するんですね。

 

Q.学校の施設についてはどうですか?

A.校舎が綺麗で大きいです。市立だから綺麗というのもあるし、私立よりも綺麗かもしれません。まず敷地が広いですね。敷地内に謎の坂があって、運動部はそこで坂ダッシュさせられたりします(笑)。アリーナっていう体育館みたいのも2つあって、あとはフィットネスルームもありますね。そして何よりグラウンドが元競馬場だったんで、物ッ凄く広いんですよ!野球部・サッカー部・ハンドボール部・ラクロス部が同時に活動しても、全然余裕がありますね。これ以外だと、学食が広いので、いつ行ったって空いてます。安くておいしいですよ。オススメのメニューは、カツカレーとおまかせ丼です。おまかせ丼は食堂のおばちゃんが適当に(?)チョイスしたおかずを入れて丼にしてくれます。同じ日でも頼んだおばちゃんによって全然違うんですけど、どれも美味しかったですよ。あとオムソバもオススメです。値段は大体300~400円台だったと思います。あとこれは野球部の子だけの特権なのかもしれませんが、野球部の子は自分でご飯を持参して、おかずだけを入れてもらっていましたね。他には、お菓子やアイスやゼリーも売っているので、友達の誕生日の時とかはそこでお菓子を買ってあげるんですよ。自習室も広くて静かです。主に使用するのは高3ですけど。最後に、これは学校の施設ではないかもですが、綺麗な富士山が見られます。戸塚高校ってメッチャ坂の上にあるんですよ。だから私の3年8組から見える富士山はメッチャ綺麗で、先生も「あぁ、今日は富士山が綺麗やなぁ。」って言って、みんなで見るなんてのもありましたね。

とても魅力的な施設がたくさんあることがわかりました。一般的に市立の高校は県立に比べて予算の関係上、施設への投資がしやすいので施設が充実しているという話はよく聞きますね。個人的には学食の話や富士山の話は通っていた子ならでは話でとても興味深かったです。おまかせ丼、気になりますね。あとは施設とは関係ないですが、横浜市立の高校なので、横浜開港記念日が休みだったりもしますね。これ、意外と嬉しいみたいです。

 

Q.勉強面はどうですか?

A.塾に通っている生徒は、高1だとあまりいませんが、高2の後半から部活引退する高3にかけて通い始める子たちが多いです。大学受験をする子で塾に通っていない子は、スタディサプリとかで勉強しているっていうのが多くて、「わかりやすい!」って評判でした。ちなみに、みんな何かしらアプリを使って勉強しているんですけど、オススメはスタディプラスと英単語ターゲットですね。英単語ターゲットのアプリは絶対課金した方が良いです。課金すると自分が間違えた単語をまとめてくれたり、ゲーム感覚で単語を覚える機能があります。学校の授業については・・・好きな先生や良い先生はいましたよ(笑)。プリント授業の先生がそこそこ多かった気がします。使っている教科書があまり難しくないので、大学受験を考えると、学校の授業だけだと正直厳しいと思います。ただ、進路の相談や対策はすごく良かったと思います。私は公募推薦で受けたんですけど、面接の練習を何度もやってくれました。また、私の志望大学のOGの先生にもいろいろお世話になりました。あとは指定校推薦の枠は少ないですね。私のクラスは圧倒的に一般入試の子が多かったですけど、クラスによっては半分くらいがAOっていうのもありましたので、そういうクラスの場合は一般入試組が辛いってなってましたね。

ここに載せた以外にもいろいろアプリの話を聞かせてもらってとても参考になりました。ケータイに関しては、授業中には基本的に禁止らしいですが、逆にケータイを出させて授業中に調べさせるっていう先生もいたようです。

 

Q.クラスについてはどうですか?

A.高2・3は同じクラスです。高2から文理に授業が分かれ始めます。単位制ということもあり、高3になると自分で進路に合わせて授業を選択するので、クラスのみんなで一緒に受けるのはロングホームルーム(LHR)くらいですね。同じ教科の授業でも各クラスの出席番号で振り分けられた子たちで受けるので、同じクラスでも出席番号が離れている子とは全く授業が被らないです。ちなみに時間割については、授業自体の選択は出来ますが、時間帯は勝手に決められているので、「この日の授業は午前中だけにしよう。」みたいな、大学のように時間帯を自由に組むことはできません。だから、そこは運の要素があります。私は運良く午前中だけで終わる曜日がありましたが、運が悪い子だと授業自体は2限目までなのに、午後にロングホームルームがあるからずっと帰れないっていうのもありましたし、週の間ずっと6限目まであるっていう子もいました。

時間割の組み方については、初めて知る部分多かったです。話を聞いていると、本当に運の要素が大きいと感じました(笑)。

 

以上です。いかがでしたか?パンフレットやホームページ上では知ることが出来ない情報がたくさんあったのではないでしょうか。戸塚高校の受験を考えている子たちが少しでも参考にしてくれたら幸いです。

今回、インタビューさせてもらった子は現在大学1年生の子で、本当に何度も「戸塚高校最高です!」って言っていました。ここまで自分の母校を誇れるのって本当に素晴らしいですよね。こちらも話を聞いていて、ほっこりとした気持ちになりました。この子は、大手時代もそうですし、フォルテ開校後も何度も遊びに来てくれて、いつも楽しい話を聞かせてくれます。今回のインタビュー、こちらもずっと笑いっぱなしで、約1時間半があっという間に感じるほど、ひたすら楽しい時間でした。協力してくれてありがとうございました!また、遊びに来てね。

※追記(2021年3月)
このインタビューに協力してくれた子の妹さん(フォルテで最初の問い合わせをくれた子!)も、お姉ちゃんと同じ戸塚高校に無事合格しました(受験記についてはこちらの記事)!素晴らしい高校生活を送ってくださいね。

進学塾フォルテ|俺たちが井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域を熱くする!|各学年12名までの少人数制対話型集団授業

小学生・中学生におすすめ本のコーナーを設置しました!

こんばんは、フォルテの文系講師の上村です。今回はゴールデンウィーク明けから塾内に設置した(と言っても現時点では本を置いているだけ・・・)小学生・中学生におすすめする本のコーナーについてです。

 

設置したきっかけ

まず、今回このコーナーを設置したきっかけというか理由は、シンプルに子どもたちに「本を読む習慣をつけてほしい」からです。というのも、過去の記事でも触れている通り、小説などの良い芸術作品に触れることで私たちの人生が豊かになると思うからです。

また、良い自伝や論説文からは自分の知識や視野が広がるきっかけをもらうことができます。場合によっては人生観に影響を与えるような良い出会いもあるかもしれません。

最初は自分が興味のあるところから手を付けるのが良いでしょう。野球好きの男の子であれば、野球選手の自伝を読むのもいいでしょうし、韓国好きの女の子であれば、韓国でヒットした小説を読むのも良いでしょう。

あとは、中学生であれば現在の神奈川県の高校入試は他県に比べて文字数・情報量が非常に多いので、日ごろから活字に慣れていることが望ましいと思うのも大きい理由です。単純に読むスピードに差が出ます。上記のような入試では時間との勝負ですので、このスピード感は大切です。

さらに、本を読むことで語彙を増やすことも大事です。本を読んでいてわからない言葉が出来たときに、前後関係から類推したり、自分で辞書やインターネットで調べたりすることはとても良いことです。また、初めて知る言葉を本の中で出会うということは、自然とその例文とも出会うことになります。難しい言葉については、まず「真似して使う」ことから始めましょう。私も、本の中やラジオを聞く中で初めて出会った言葉を、まずは出会った時と同じような文脈で使うようにしていました。今もそうです。思い起こせば、ちょうど前職の大手塾でアルバイトを始めた大学生の時に、映画好きの私は映画評論の文章やラジオをよく聞いていて、それを実践しました。中でも映画評論家の町山智浩さんやライムスターというHIPHOPグループの宇多丸さんなんかの評論は、映画の背景や細部について知ることができるだけでなく(それだけでも知への欲求を十分満たしてくれるのですが)、お二人の使われる言葉群が私にとって語彙を増やす格好の教材となりました。そして同じ評論を何度も何度も聞いて、ほぼ一語一句覚えてしまうくらいの評論もありました。今でもi Pod(って今の小学生・中学生は知らない!?)にはお二人の評論の音声データがいくつも入っています。これによって自分の語彙や知識は爆発的に広がったと実感しています。

 

実際に置く本の選定

今回、このコーナーに置く本を選ぶ上でまず意識したのは、以下のことでした。

①自分が読んで面白かった本

②映画化やドラマ化している原作や映画の小説版

③Twitterやブログで尊敬する塾の先生方が紹介されている本

①については、家にあるものはそのまま教室に持ってきていますが、実家にあるものはゴールデンウィーク中に取りに行き、行方不明のものは再度買い直しました。個人的な読書体験として今も覚えているのは、中2の頃に読んだスティーブン・キングの『バトルランナー』という小説を偶然古本屋で手に取り、確かその本は300ページくらいあったと思うのですが、面白くて一気に読破しました。そこから、同じくスティーブン・キングの本を多く読むようになりました。また同様にスティーブン・キングの本を原作とした映画(有名どころだと『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』など)を観るようになって映画好きにもなりました。今でも、スティーブン・キング原作の映画と聞けば、並々ならぬ期待をもって、公開を心待ちにしています。ただ、残念ながらスティーブン・キング原作の映画は当たり外れが大きいので、観た後にとてもがっかりすることも多々あります(笑)。

②については、何より取っ付きやすいからです。また、映像化作品を見ていればある程度の中身もわかるのでスラスラ読むことが出来ますしね。あとはもちろん、映画化・ドラマ化しているということは、それだけ面白い要素が多いということですので、内容面でも信頼できます。

③については、この方々がおすすめしている作品なら間違いないだろうという勝手な信頼感です。ただし、置く前に必ず自分で読んでから置くかどうかを決めています。ただ、今のところ(まだ購入している数は多くないですが)、やはり外れはなく、もれなく置くようになっています。

 

子どもたちの反応

そして、ゴールデンウィーク明けの今日、スペースが限られているので、用意した本の一部を置きました。授業中には大々的に言いませんでしたが、帰り際にコーナー付近で声をかけると、中3の女の子二人が興味をもってくれて、「あ、じゃあ、これ面白そうなんで、借りまーす。」と1冊ずつ借りていきました。これは嬉しかった!ちなみに二人が借りていったのは、伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』と重松清『日曜日の夕刊』でした。

今後もどんどん置く本を増やしていきたいと思います。フォルテ生のみんなはどんどん借りていってくださいね。

今日はここまでです。ではまた!

授業動画をYouTubeにアップロードしてみました!

こんにちは。フォルテの文系担当の上村です。

今回は、先日からちょいちょい話を出している理社の授業の動画についての続報(?)です。教室で撮影した動画をパソコン上で動画編集ソフトを用いて編集し、YouTubeにアップロードするまでを解説します。この記事のどこに需要があるかわかりませんが。

授業の動画についてはこちらの記事で詳しく触れています。

 

ゴールデンウィークについて

さて、フォルテでは4月28日(日)から5月6日(月)までゴールデンウィーク休暇に入ります。

ただ、中2・3生の補習や動画撮影があるので、私と佐々木は不規則な形で出勤はしてますが・・・。

そして、フォルテではゴールデンウィークの宿題を出しています。Twitter上でも宿題を出す塾とそうではない塾で結構分かれていて、個人的に興味深く読んでいました。今回、フォルテでは(特に中学生は)子どもたち一人ひとりに合わせて宿題内容を変えています。子どもたちの現在の実力や授業中の様子またはご家庭の意向なども汲んで、オーダーメイド感覚で作成しました(その分、用意は大変でしたが)。

その中で中3生には社会の宿題として、歴史の復習を課しました。具体的な内容は、こちらが用意した時代ごとのプリントの中から自主的に自分がやる内容を選択してもらうようにしました。

そこで考えたのが、本来はゴールデンウィーク明けに稼働する予定だった復習用の授業動画の一部(今回の宿題内容に関連する単元)をゴールデンウィーク前にアップして、宿題をするときに視聴して役立ててもらおうと。実際に、課題の説明をしているときに「全然覚えてないよ~。」と思わず声を上げる子もいました(笑)。それを聞いて、「はい、来た!実は・・・」となり、子どもたちの前でゴールデンウィーク前最後の授業日(今日)までに動画をアップすることを宣言しました(そうすることで自分を追い込むスタイル)。

来年度の入試の日程も発表されましたし、楽しいことは思いっきり楽しみながらも、中3生には受験生として自覚を少しでも持ってゴールデンウィークを過ごしてほしいですね。

 

授業を撮影する

現在進行形ですが、Twitterでもちょこちょこ触れてきたように、春期講習終了後から午前中や授業の後の時間を使って、授業の動画を撮影してきました。選挙や下の階のテナント工事が急に入った関係で計画が多少狂いましたが・・・。

基本的には一人で撮影するので、自分で設置したカメラの録画ボタンを押して、ホワイトボードの前に急いで行って授業をし、終わったら自分で停止ボタンを押す感じです。

 

 

動画編集ソフトを選ぶ

YouTubeに動画などをアップすること自体は今までにも経験があったので、このあとに行うべき手順(「撮影した動画素材を動画編集ソフトで編集」⇒「YouTubeにアップロード」)はわかっていました。しかし、今回は困ったことがありました。今までは私物のWindowsのパソコンにもともと入っていたムービーメーカーというソフトで編集していました(このソフトはシンプルで非常に使いやすかったです)。そして今回、独立に際して仕事用として新たにパソコンを購入したのですが、実は2017年でムービーメーカーのダウンロードの提供は終了しているとのことでした。

まぁ、これはパソコンを購入する時点でわかっていたので、代替ソフトをいろいろと調べてみました。ただ、動画編集といってもYouTuberの方々が作っているような凝った編集は全く必要ないので、無難なものにしようと思い、私が使っているWindowsのパソコン向けとして最も一般的なPowerDirector17というソフトを採用。今回は、急ぎだったこともあり、手っ取り早く無償版(1か月無料体験)をダウンロード⇒インストールして使用しました。実際に使い勝手も良いので、近いうちに有料版に更新する予定です。

ちなみに無償版で動画を編集すると、下の画像のように動画の右下に「PowerDirectorで編集」という透かしが入ります。有料版にはこれは入りません。

 

動画の編集作業

さて、無事にソフトはダウンロードできたので、実際の動画編集作業に入ります。

各単元ごとに2~3個に分けて撮影していた動画をそれぞれ実際に使用する場面のみ切り抜いて、下の画像のような感じのタイムライン上で1つに合わせていく作業です。合わせる際にぶつ切り感があまり出ないように簡単にフェードイン・フェードアウトを使用します。

さらに動画のサムネイルにもなるタイトル文字をシンプルにエクセルで作成。超安っぽい(笑)。

これを動画の頭に付けて、とりあえず動画完成です。今回は授業の内容はあまりいじっていないですが、必要に応じてテロップや音楽や画像の挿入を後々していきたいと思います。ただ、それってこだわりだすと(私がド素人というのもありますが、)1つの動画を完成させるのに延々と時間がかかってしまいます。いや、本当にYouTuberの人、リスペクトです。

 

YouTubeにアップロードする

そして、完成した動画を次にYouTubeにアップロードします。YouTubeの場合、アップロードする際に公開形式が選べます。

「公開」はまさに誰でも視聴できるようにアップロードすることです。YouTube内外問わずキーワードやタイトル検索でも引っ掛かります。「限定公開」は動画のURLを入力しないと視聴できず、キーワードやタイトル検索にも一切引っ掛かりません。「非公開」は自分のみ視聴できる状態です。「公開予約」はブログなどと同じような予約投稿です。

今回は、フォルテ生の視聴用なので、「限定公開」を選択します。今回はYouTubeにアップロードしましたが、このような「限定公開」の使い勝手があまり良くない(URLを入手すれば誰でも視聴できてしまう)ので、今後はほかの媒体(vimeoとか)でのアップロードも検討しています。

動画の長さや形式にもよりますが、1本あたり30分ほどでアップロードができました。これを以下の10本アップロードしました。

①歴史:旧石器時代
②歴史:縄文時代&弥生時代
③歴史:古墳時代
④歴史:飛鳥時代
⑤歴史:奈良時代
⑥歴史:平安時代
⑦歴史:鎌倉時代
⑧歴史:室町時代
⑨歴史:大航海時代
⑩歴史:安土桃山時代

 

最後に生徒向けの手紙作成

動画のアップロードが終わったら、フォルテ生が視聴できるように配布する手紙づくり。そこには各動画のURLを載せますが、さすがにそれを手入力させるのもイマイチなので(メールでURLを送るという方法もありますが)、多くの子がスマホやタブレットで視聴することを想定するとQRコードをセットつけるのが一番です。

今だと【QRコード 作成】とかで検索すれば簡単にQRコードが作成できるサイトが出てくるので、非常に便利ですね。これを10本分作成してプリントに貼り付けて終わりです。

今日はここまで。ではまた。

人生を豊かにする芸術作品③映画『シェフ~三ツ星フードトラック始めました~』

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

このシリーズでは、全小中学生にオススメの映画や小説などを紹介していきます。このシリーズで紹介するのは、私の考える「良い芸術作品」です。

ここでいう「良い芸術作品」とは、その作品に触れることで私たちが「何かしら成長できる」「何かを考えるきっかけを得られる」「何かしらを学べる」「モチベーションが高まる」作品を指しています。

優れた芸術作品(小説でも音楽でも絵画…etc)に触れることで私たちの人生は豊かになります。ここで紹介する良い芸術作品に触れることで少しでも子どもたちの人生が豊かになってくれればと思っています。

第三弾となる今回は、映画『シェフ~三ツ星フードトラック始めました~』です。これまでに紹介した2作に比べると、名前すら聞いたことがないという方が多いでしょう。しかし、前2作に負けず劣らずの名作です。ジャンルで言うと、ヒューマンドラマとかハートフルコメディですね。あとは主人公一行が旅をしていくロードムービーになります。

<参考記事>
第一弾:映画『ドリーム』(ココをクリック)
第二弾:映画『ズートピア』(ココをクリック)

 

あらすじ(公式HPより引用)

ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

 

『シェフ~三ツ星フードトラック始めました~』の見どころ

まず全体を通して言うと、主人公がフードトラックでの旅を通して、物理的にも心情的にも離れてしまった子どもとの仲を取り戻す親子愛、主人公カールと元の店での部下(これが本当に良い奴!)との師弟愛、旅する男同士の素敵な友情など、ちょっぴり感動する要素がいくつもあり、間違いなく万人がおすすめできる傑作です。

この映画の大きなテーマは「仕事観」です。主人公カールは、雇われのシェフとしてオーナーからあれこれ口出しされながら自分が本来作りたくない大衆向けの料理を作らされることで高い報酬を得るよりも、収入は不安定ながらも本当に自分が本当に作りたい料理でお客さんを喜ばせることを選び、働いていたレストランを辞め、フードトラック(=日本で言うと屋台?)で再スタートします。つまり、主人公カールは仕事において「安定・収入」よりも「やりがい」を選んだわけです。この選択は、かなり勇気がいることです。

この映画を私は公開当時に劇場で鑑賞して気に入って、Blu-rayも購入して何度も鑑賞しているのですが、今回紹介するにあたって再度観直しました(計5回目くらい?)。しかし、今回見直したことで、今までに観たときにはなかった感慨深さがありました。それは今年2月に大手塾を辞めて、3月から自分の小さい塾で再スタートを切った私自身と、この主人公の境遇が重なったからです。そういう意味で、今作は私にとってより大切な1本となりました。このように自分自身が個人事業主であったり、会社の経営をやっていたりする方には心に響くものがあると思います。

次にSNS(主にTwitterやYouTube)に関する描写が印象的です。今作ではカール自身の不用意なツイートや店の客が撮影したカールの動画が本人の知らないうちに拡散してしまい、周囲はその対応に追われ、カール本人の名誉は著しく傷ついてしまいます。しかしその一方で、カールの息子のツイートによって、カールらのフードトラックでの旅の様子が拡散され、多くの人々の興味を引き、行く先々で行列ができるようになります。このようにSNSの良い面と悪い面、「要はSNSは使い方次第である」というのが示されていることは、いかにも現代っぽいと言えるでしょう。

他にも主人公を演じるジョン・ファヴローが、今作の撮影前にプロの料理人に弟子入りして料理を学んだだけあり、料理のシーンが本格的かつテンポ良く撮影されています。そして、何より映画内で登場する料理がすべておいしそうです。特に、カールらがフードトラックで売り歩くキューバ風のサンドイッチは思わず食べたくなります。しかし、キューバ料理のお店が日本にはあまりなく、その点は残念でならないです。

 

監督、ジョン・ファヴローという男

この映画の監督兼主演はジョン・ファヴローという人です。この名前を聞いてピンとくるのは、一部の映画好きだけでしょうが、この映画は、彼自身のことを知っているとより感動的に感じます。

ジョン・ファヴローの名が世界中に広まったきっかけは、言わずと知れた人気シリーズ『アイアンマン』(2008年)の監督を務め、世界的大ヒットを飛ばしたことでしょう。この『アイアンマン』のヒットから、大手アメコミ出版社のマーベル・コミックが仕掛ける同じ世界観の作品たち、いわゆる「マーベル・シマティック・ユニバース」シリーズが始まりました。具体的には、『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ』『インクレディブル・ハルク』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などの作品がマーベルの作品です。

あと、日本でもマーベル(MARVEL)のロゴが書かれた文房具やカバン、洋服などのアパレル用品が一般的になっていますよね(うちの生徒たちも多く使っています)。このようなグッズの展開も『アイアンマン』の大ヒットがなければ成し得なかったことでしょう。ちなみに今作にも『アイアンマン』の主演俳優のロバート・ダウニー・Jr.が出演しています。

そのジョン・ファヴローですが、その後も続編『アイアンマン2』(2010年)の監督を務め、1作目を超える大ヒットを収めます。2作連続での大ヒットによって映画監督として確実にステップアップしたところでしたが、その直後に監督した大規模映画(100億円以上の予算をかけた映画)『カウボーイ&エイリアン』(2011年)が大惨敗に終わります。映画のクオリティは大不評で、なおかつ周囲の期待するようなヒットにもなりませんでした。

恐らくですが、ジョン・ファヴロー自身にとってもこの映画については不本意な出来だったかと思います(実際に相当ヒドい出来です笑)。そして次の監督作として決まっていた同じく大規模映画での『アイアンマン3』の監督を降板し、一端ハリウッドの最前線から退きます

そして結局、次に監督したのが今作『シェフ~三ツ星フードトラック始めました~』です。この映画は前述の『アイアンマン』シリーズや『カウボーイ&エイリアン』などと比べると、およそ10分の1ほどの予算でつくられた小規模映画です。今作は当初、全米でわずか6館のみでの公開でしたが(ちなみに『アイアンマン2』の公開館数は4380館でした!)、評判が評判を呼び、徐々に公開館数が増えていき、結果的には全米で大ヒットを記録しました。これによって、ジョン・ファヴローは一度急落した自身の映画監督としての評価を完全に取り戻したのでした。

そうです。今作でジョン・ファヴローが演じた、店のオーナーにあれこれ口出しされて自分の思い通りの料理が作れない主人公カールは、大手の映画会社の偉い人たちにあれこれ口出しをされて自分の思い通りの映画が作れなかったジョン・フォヴロー自身の投影なのです。主人公がフードトラックで再出発するのも、小規模映画(=今作『シェフ』~三ツ星フードトラック始めました~)で再出発した自分自身の投影です。実際にこの映画を作る際にジョン・ファヴローが一番気にしたのが、「映画の内容の最終決定権を自分が握る」ことだったようです。そのことからも、今作がジョン・ファヴローの本当に作りたかった作品であることがわかります。ちなみにジョン・ファヴローは前述の通り、『アイアンマン3』の監督オファーを映画会社から受けていましたが、それを断って今作を制作しました。『アイアンマン3』の監督としてのギャラは10億円と言われていました。やはり「お金」ではなく、「やりがい」で仕事を選んだんですね。それが主人公カールに大いに反映されています。

今作の成功で評価を回復したジョン・ファヴローは、ディズニー映画『ジャングル・ブック』(2016年)の実写版で監督を務めて、世界的大ヒットを記録しました。そして今年の夏には最新作として、同じくディズニー映画『ライオン・キング』の実写版が公開される予定です。こちらも楽しみですね。

 

最後に

この映画、全編を通して流れる小気味よいラテン音楽(定番曲のバンドカバーの曲群)も相まって、観ていて終始ワクワクします。それでいて、前述の通り、ストーリーは綺麗で変な刺激の強さがなくホロリと感動できる傑作です。見ていると心が洗われます。

あとは主人公たちが車でアメリカを横断しながら、各地の名産を料理に取り入れていく描写や各地の特色についての登場人物同士の会話を通して、アメリカの地理や歴史の勉強にもなり、子どもから大人まで楽しめ、何度も見返したくなる作品です。

ということで、こちらの作品もフォルテにBlu-rayを置きます。気になる方は是非~。

それでは、また。

 

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