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人生を豊かにする芸術作品⑥映画『アルプススタンドのはしの方』

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

このシリーズでは、全小中学生にオススメの映画や小説などを紹介していきます。このシリーズで紹介するのは、私の考える「良い芸術作品」です。

ここでいう「良い芸術作品」とは、その作品に触れることで私たちが「何かしら成長できる」「何かを考えるきっかけを得られる」「何かしらを学べる」「モチベーションが高まる」作品を指しています。

優れた芸術作品(小説でも音楽でも絵画…etc)に触れることで私たちの人生は豊かになります。ここで紹介する良い芸術作品に触れることで少しでも子どもたちの人生が豊かになってくれればと思っています。

第六弾となる今回は、青春映画の『アルプススタンドのはしの方』です。

<参考記事>
第一弾:映画『ドリーム』(ココをクリック)
第二弾:映画『ズートピア』(ココをクリック)
第三弾:映画『シェフ~三ツ星フードトラック始めました~』(ココをクリック)
第四弾:映画『トイ・ストーリー4』(ココをクリック)
第五弾:映画『Us(アス)』(ココをクリック)

 

あらすじ

高校野球・夏の甲子園一回戦。夢の舞台でスポットライトを浴びている選手たちを観客席(アルプススタンド)の端っこで見つめる冴えない4人。最初から「しょうがない」と勝負を諦めている演劇部の安田と田宮、ベンチウォーマーの矢野をバカにする元野球部の藤野、野球部のエース園田に密かな思いを寄せる帰宅部の宮下の4人。せっかくの夏休みなのに、全校応援と言うことで仕方なく応援席に座る4人だったが、それぞれの思いが交差し、先の読めない試合展開と共にいつしか熱を帯びていく・・・。

 

実際に観てきた感想

正直、公開されるまで本作を全く知らなかったのですが、ふと流れてきたTwitterでの評価やレビューサイトでの評価が非常に高く、私自身が野球好きということもあり、気になって観に行くことにしました。

この近くで上映しているのが桜木町のブルク13だけで、しかも1日に2回しか上映していないので、スケジュールをうまく調整して先週の木曜日に観てきました。

そして見終わった後には、率直に「良い映画見たな。」という思いました。本当によくできた脚本で、映画序盤・中盤の伏線がどんどん回収されていき、最後にはすっと爽やかに終わる(特に終わり方は最高!!)。エンドロールが始まった時に私が感じたのは、まるで伊坂幸太郎の小説を読み終えたときのような爽快感。それと同時に胸の奥から熱い思いも湧き上がってきました

 

この映画の特徴

この映画は、いわゆる野球映画でありながら、実際に野球をしているシーンは1つも出てきません。カメラは常に応援席を映していて、アナウンスや効果音、そして観客のセリフや様子が試合の状況を伝える仕組みになっています。

基本的に画面に映るのは球場の応援席とコンコース(お店やトイレがある通路)のみです。このように極端に舞台をシンプルにしているため、上映時間も75分とかなりタイトになっています。

 

この映画が描いているもの

世の中は、一部の「持っている人」と、その他大半の「持っていない人」とで構成されていると思うのですが、主人公の4人は確実に「持っていない人」たち。最近の言い方でいうと、いわゆる「陰キャラ(陰キャ)」の子たちです。

しかし、青春とは何も、「持っている人」だけが恋をしたり、何かに熱くなったりすることを指すわけではありません。一般の青春映画では、そういった部分を中心に描くでしょうが、「持っていない人」にもいろいろな悩みはあるし、吹っ切りたい思いもあるわけで、そういった部分を上手く描いているのがこの映画です。

また、主人公たち以外にも、今では絶滅危惧種とも言える「熱血」英語教師が出てきます。彼はしきりに「みんなで心を一つにして応援するんだ!」「腹から声を出せ!」と暑苦しいことを叫んでいるので、ただの能天気な人なのかと思いきや、実は彼も心に大きな闇を抱えていることがだんだんとわかってきます。そんな彼がつぶやくのが「Don’t let it bring you down.(へこたれちゃダメだ。)」です。このセリフ自体は、何気なく出てくるのですが、この映画の持つ大きなメッセージの1つでしょう。彼の心の闇や悩みを知った上で、このセリフを思い返すと思わず泣けてきます。

 

最後に

最初、主人公たちは何かと「しょうがない」と自分に言い聞かせて、諦めてしまいます。部員のインフルエンザによって目標としていた演劇の大きな大会に参加できなかったこと、野球部で強力なエースの存在によって自分が試合に全然出られなかったこと、模試の成績で吹奏楽部の部長に負けて学年2位になってしまったこと。

この「しょうがない」は、ダメな自分を納得させる魔法の言葉であると同時に、自分の限界を勝手に決めてしまう呪いの言葉でもあります

主人公たちは、勝ち目のない強豪校に挑む野球部の選手たちの頑張る姿や、それを吹奏楽部の子たちが懸命に演奏する姿を見て、この「しょうがない」を捨てていきます。この「持っていない人」の成長には、年代や性別に関係なく多くの人が共感できるでしょう。

そして、この映画を見終わった後には「『しょうがない』なんてことはない。どんなにきつい状況でも、とにかく全力でぶつかろう。」という熱い気持ちになれます。

この映画は控えめに言っても、青春映画の大傑作だと思います。私はこれから先、毎年夏になると、「アルプススタンドのはしの方のあいつらにまた会いたいなー」と思うでしょう。それくらい大好きな映画になりました(パンフレットや特集記事の載っている映画秘宝も買いました!)。

ただでさえコロナの影響で映画館に行きにくくなっている中で、さらに上映されている映画館も少ないのが非常に残念ですが、1人でも多くの人にこの素晴らしい映画を見てほしいです。

 

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モーニングルーティンについて

こんにちは。フォルテの理系担当の佐々木です。

今日はモーニングルーティンについてお話しできればと思います。そもそもモーニングルーティンとは何なのか?聞きなれない方もいるかもしれませんが、モーニングルーティンとは、「毎朝決まった時刻に決まった行動をとる習慣」のようなものです。海外のユーチューバーから火がついたと言われていて、日本でも多くのユーチューバーが様々なモーニングルーティンの動画を上げています。そんな今話題?のモーニングルーティンについてお話していきたいと思います。

 

モーニングルーティンについて考えるきっかけ

私がモーニングルーティンについて考える一番のきっかけになったのが、メンタリストDaiGoさんのユーチューブ動画「DaiGoのモーニングルーティン」です。幾多のユーチューバーがモーニングルーティンの動画を上げていますが、個人的には、誰がどういうモーニングルーティンを行っているのかには全く興味がありません。ですが、自分にとって何か良い影響を与えてくれる朝の習慣を身につけたいとは考えていました。そんな時にこの動画に出会えました。DaiGoさんのモーニングルーティンを簡単に説明すると、

①数種類のサプリメントを飲む。

②運動をする(ノルウェー式HIITのアレンジバージョン)

③冷水を約30秒浴びる。

④瞑想を20~30分行う。

という流れです。詳しくはDaiGoさんの動画を見ていただくのが速いのですが、①はテアニン、チロシン、カフェイン、ロディオラという4種類のサプリメントを飲むだけです。

②はノルウェー式HIITのアレンジバージョンなのですが、HIITとは高強度インターバルトレーニングのことで、通常は「20秒間負荷の高い運動を行い、その後10秒間休む」を繰り返し行います。ノルウェー式はこれを長めにして、「4分間負荷の高い運動を行い、3分間軽い運動をする」を繰り返し行います。普通はこれを4セットやるらしいのですが、DaiGoさんは7セット行うみたいです。凄すぎですね。このトレーニングを行う際に必要なものはヨガマットと(サイクリング)グローブのみで、無くてもトレーニングは行えます。

このノルウェー式HIITを行うことによる効果は、細胞レベルで体が若返る、心肺機能が高まり疲れづらくなる、エネルギー生産効率が高まる等かなりの効果が期待できるようです。

因みにDaiGoさんのアレンジバージョンは4分間の高負荷のトレーニングをバーピーにしている点です。バーピーのやり方は、まずスクワット状態から腕立て伏せを行い、スクワット状態に戻し、真上にジャンプするという一連の流れを繰り返していく運動です。このバーピーは1930年代に活躍した生理学者のロイヤル・H・バーピー博士が考案した運動で、スクワット・腕立て伏せ・ジャンプなどの動作を一連の流れの中で行う複合エクササイズです。

この4分間の運動を行う際の心拍数の目安は、(220-年齢)×0.9なので、例えば、30歳の人であれば、(220-30)×0.9=171 となります。心拍数170はやってみるとわかりますが、かなりきついです。

 

継続することの大切さ

私はこのモーニングルーティンを6月の頭から始めようと思い、ヨガマットとグローブは購入せずにサプリメントだけ購入し、スタートしました。まず、バーピーを4分間やろうと時間を計ったのですが、3分できつくて挫折しました。そのため、3分間バーピーを行い、4分間ストレッチ等をやり、再度3分間のバーピーをやり、シャワーを浴びて初日は終了しました。翌日、同じく3分間バーピー、4分間ストレッチ、3分間バーピーを行いました。これなら続けられそうだと思い、3日間やって1日休むサイクルでやっていくことにしました。

ところが、3日目にして早くも危機が訪れました。いきなりハードな運動を始めたため筋肉痛で体が悲鳴を上げていました。ただ、ここで1日休んだら、この先もちょっとコンディションが良くないだけでさぼってしまいそうな気がしたので、何とか筋肉痛に耐えながら頑張りました。そして、1日休みを挟み、次の日は天気が良かったので外で同じようにバーピーを行いました。

しかし、その翌日に二度目の危機が訪れました。前日の外でのバーピーの際にグローブも無しでアスファルトで行ったため、両方の手のひらに水ぶくれのようなマメが出来てしまいました。そこで一瞬「今日はやめておこうかな」という思いが頭をよぎりました。ただ、ちょっと何かあるたびにさぼってしまったら、この先もそれを理由にやらなくなる恐れがあったので、まずはやってみようと思い、バーピーの途中でマメがつぶれながらもなんとかやり抜きました。その後はだんだん慣れてきて3日~4日やって1日休むというサイクルで何とか今まで続けてこられました。しかも、最近は慣れてきたので少し負荷を増やしながら続けています。

今回このモーニングルーティンをやっていて感じたことは、何かを継続していくことはとても大変だという事です。習慣化するためには最低でも3週間くらいは必要だと感じました。逆に3週間位続けていけば、最初はとてもしんどかったことが、徐々にやることが当たり前になっていき、苦ではなくなっていきます。今まで、ジョギングや筋トレ、英会話、瞑想など、続けたいと思いながらほとんどが三日坊主で終わってきた自分にとって、このモーニングルーティンが継続できたことは自信につながりました。

続けることが出来た要因はいくつかありますが、一番の要因は体力の低下を実感したからです。ある日の仕事後、終電が迫っていたため、フォルテからジョギングくらいのスピードで井土ヶ谷駅まで走りました。恐らく1kmもないと思うのですが、駅に到着すると太ももの辺りが軽く肉離れを起こしそうな位悲鳴を上げていました。ほんのちょっと走っただけでこれか…と衝撃を受けました。その時の強烈なショックと、その少し後にDaiGoさんのモーニングルーティンの動画を見たこと、文系担当の上村が健康のために家からフォルテまで片道30分の道のりを徒歩で通勤していることなど様々なことがあり、それらが強い動機となって継続することが出来ているのだと思います。

今はまだ瞑想は出来ていませんが、瞑想はストレス軽減や集中力や生産性の向上、疲れにくい体になるなど習慣化できれば計り知れないメリットがあるので、今後瞑想もモーニングルーティンに取り入れていきたいと考えています。

 

終わりに

「継続は力なり」という有名な格言があります。「地道な努力を続けて行けば、いずれ必ず結果は出るものだ」という意味ですが、まさにその通りだと思います。まだ、このモーニングルーティンを始めてから2か月弱ですが、体調も良く、体も引き締まり、肩こりもなくなってきました。そして何より、続けることが出来ているということが自信になりました。

継続するために重要なことは何なのかと自分なりに考えてみました。まずは、ハードルを高くしすぎないことが重要だと思います。「毎日1冊読書をする」とか「毎日1時間運動をする」と決めてもほとんどの人は挫折するでしょう。「1日10ページ読書をする」とか「1日20回腕立て伏せをする」のようにハードルを下げて、出来る様になってきたら少しずつ増やしていく方が圧倒的に続けられる確率は高くなると思います。

また、最初の1週間が最も挫折しやすいので、「絶対に出来ない言い訳を考えずに、1週間は何が何でもやり抜く」というように自分に強く言い聞かせることも重要だと思います。他にも、「2週間続けられたら自分へのご褒美にコンビニスイーツを買う」などの、続けることが出来た時のちょっとしたご褒美もモチベーションのアップになるかもしれません。

人間の過ごしている時間の約50%は習慣的な行動で占められていると言われているので、良い習慣を身につけられると、それだけで大きく成長できる気がします。

それでは最後に名言で締めくくりたいと思います。

『自分自身と戦って、毎日自分に勝てる人が夢を叶えられます』

パク・ジニョン 歌手、音楽プロデューサー

 

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フォルテの日常⑤「テスト当日に送ったLINE」~周りと差を付けろ!~

こんばんは。フォルテの文系担当に上村です。

本日は南中の今年度初めての定期試験でした。フォルテ生の好結果を祈りつつ、今日は南中の3年生にテスト当日の昼間に送ったLINEでの長文メッセージについてです。

 

例年と異なる定期テスト

今年は4~5月の休校により、例年であれば南中では6月中にテストが実施されるところでしたが、7月にずれ込んだのでした。また、中1~3まで今回は社会のテストは実施しない(代わりに単元別での小テストを数回行う)ということで、かなり変則的な形で行われることになりました。

中1は最初のテストがこういった形になってしまい、さぞかし大変だったかと思いますが、これもまた一つの経験として次回以降に活かしてほしいです。もちろん今回の結果にも期待していますけどね。

 

中3に一抹の不安を感じたテスト前日

そんな中、テスト前日にあたる昨日、事件は起きました。ある分野の小テストの出来が軒並み悪すぎて絶句しました。確かにその部分は、テストにそこまで多く出題される分野ではないかもしれません(それでも10点分くらいは出る?)。

ただし、その部分の小テストは前にもやっているし、何よりも子どもたち自身が苦手と口々に言っていたところです。つまり、子どもたちは自分が苦手だと認識していながら、手を打っていなかったということです。

小テストの実施中から、雲行きが怪しいのを感じていた私は、テスト前日と言うこともありどう言おうかというのを散々迷った挙句、厳しめの言葉を使って叱咤しました。特に点数が悪かった男子たちのその前の休み時間の過ごし方も気になっていました。

「このレベルのことを未だに言わないといけない集団なのか…。。。_| ̄|○」と思うと同時に、もっとやることに口を出すべきだったと私自身も素直に猛烈に反省しました。

ただ、彼らの名誉のために言うと、現在の中3は授業日以外に自習に来たり、個別に課題をこなしていたりする子が非常に多い学年です。実際に全県模試の偏差値も去年の中3生よりも全然高いです。そんな期待できる学年だからこそ、私の感じたショックも大きかったのかもしれません。

 

テスト当日の昼間に送った長文LINE

私は教室から歩いてだいたい30分ほどの距離に住んでいるのですが、小テストの件があったので、南中の中3生のことを考えながら帰途につきました。

そこで、テスト後に南中の中3生に読んでほしい内容をメッセージとしてまとめて送ることにしました。帰宅後に下書きを始めて、テスト後に中3生として意識して欲しいことをテーマにつらつらと書いていき、一応完成したのは明け方5時ごろで、メッセージは1500文字以上になっていました。

主な内容は以下です。

「苦手な分野は、意識して勉強量を増やさないとダメ。」
「テスト当日だからこそ、周りと差をつけるために勉強しよう。」
「全県模試の結果についての所感」

そして、以下が送ったメッセージの一部です。

「えー、今日?」と思った人もいるかもしれないけれど、君たちは中3(=受験生)なので「今日はテスト当日だから、午後は勉強しなくていい。」なんて甘っちょろい考えはさっさと捨ててください。「え?でも周りはやっていないですよ?」そう言う人もいるかもしれない。もしそうだとしたら絶好のチャンスだね。他人がやっていない時にやるからこそ、得意分野は他と差を付けられるし、苦手分野は他との差を詰めることができます。

 

中3生からの反応

すでにLINEメッセージを読んだ何人もの子から、勉強の報告が来ています。やはり早い段階で、送ってくるのは、予想通りの子たちでした。この子たちは必ずここから伸びるでしょう。すでに模試でもその結果が表れています。一方で、私が心配しているのは、こういう時に反応が遅いそれ以外の子たち。ここからの彼ら・彼女らの反応を待ちたいと思います。

来週からは夏期講習です。中3全員が熱くなれる夏になることを期待しています

今回はここまでです。ではまた!

 

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来年度から使われる英語の新しい教科書について

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

先週、南図書館で来年度からの新教科書の展示会がやっているということで、早速実物をチェックしてきました。今回は、各方面で話題になっている英語の教科書について書きます。

 

学習単元増により、内容が難化

今まで高校での学習内容であった、「現在完了進行形」や「仮定法(基礎内容)」や「原形不定詞」が中学での必修単元となりました。そのため、従来までの学習単元が前の学年に下りてきたり、学年はそのままでも扱うタイミングが早くなったりしている部分が多くみられました。

特に中1ではそれが顕著で、今回改定された新教科書では初っ端から「be動詞」「一般動詞」「助動詞のcan」が登場します。現行の教科書では、「助動詞のcan」が登場するのは中1の後半(横浜市で現在使われている『COLUMBUS21』だとUNIT8)ですから、かなり大きな改訂と言えます。

そして、これは私のこれまでの経験と実感値から言うことですが、現在の中2また中3の子で「英語の成績が5段階中の2(または2に近い3)」という場合、そのほぼ全員は、「be動詞」と「一般動詞」をしっかりと使い分けることができません

例えば、「私は昨日英語を勉強した。」というのを英文でつくろうとしたとき、平気で【 I was study English yesterday. 】と書くのです(正解は【 I studied English yesterday. 】)。

今ですら、こういった現状ですから、「be動詞」と「一般動詞」をほぼ同時にやることで、それぞれのルールを区別することができない上記のような子たちがさらに増えてしまうのではないかと危惧しています

また、ちょっと話は反れますが、現在の中学校の各教科の成績は5段階で付けられていますが、そのうちの3というのは決して平均的な成績ではありません。その証拠に、偏差値50(いわゆる平均)前後の公立高校に合格している子どもたちの平均の成績は9科目で31~32ほどです。これは、1科目あたりだとおよそ3.5なので、やはり3では足りません。つまり、5段階評価での3は明らかに平均以下なのです。

 

難しい単語・表現の登場

今回の学習指導要領の改訂によって、小学校で学習した語に加えて、中学では1600~1800語を学習するという方針が出ています。これは現行の1200語の約1.5倍にあたり、その分今までは教科書で扱われていなかった難しい単語も中1から多く登場します。例えば、以下のような単語です。

creative
gabage
graduation
neighbor
dirty

これを見て、中2・3のほとんどの生徒は意味が分からないでしょう。ちなみに上記の単語の意味は

「創造的な」
「ごみ」
「卒業」
「近所の人、隣の人」
「汚い」

です。①に至っては、日本語の意味すら中1の子にとっては難しいでしょう(笑)。

こういった単語は、入試問題の他、英検では多く出題されます。なので、今まで以上に教科書内容をしっかり勉強することが英検の勉強にはつながるとは思います。特に英検の3級は、かなりの部分が単語や熟語の語彙力勝負と言えるので、そういった部分は今回の改訂がプラスに働く部分かもしれません。ただし、上記のようなレベルの高い単語を覚えるためには、その下地となる英語の力がある程度必要です。

 

デジタル対応で学習の幅が広がる

いまや、塾用教材や市販の参考書では当たり前になってきているQRコードを読み取ることによって、音声が流れたり、補足の内容を閲覧できたりするサービス(QRコンテンツ)がついに教科書にも導入されます。

すでに各教科書会社のホームページは案内が掲載されています。↓は横浜市が現在採用している『COLUMBUS21』を発行している光村図書のホームページです。

光村図書『Here We Go!』のデジタルコンテンツ(ココをクリック)

今まではこういったプラスαのものは、別途冊子やCDの購入が必要でしたが(そして、値も結構張る!)、それがデフォルトのサービスとしてついてくるのはとても良い試みでしょう。

 

内容がアップデートされている

当然ながら、時代に合わせて教科書の内容や表現もアップデートされています。例えば、多くの教科書に小中学生が誰でも知っているような若いスポーツ選手が載っていたり、トピックも「ドローン」や「AI」などが採用されていたりします。

さらに、教科書によっては子どもたちの服装や人種などが以前にも増して多様性に富んでいます。中にはヒップホップダンス好きの先生が登場する教科書もありました。

こういった時代に合わせた内容のアップデートはとても大切ですね。

また、これは余談ですが、現行の横浜市採用の『COLUMBUS21』ですが、来年度からは教科書の名前自体が『Here We Go!』という名前に変わるようです。光村図書のホームページを見る限り、変更の理由は書いていないのですが、これももしかしたら近年のコロンブスという人物(一般的には新大陸を発見したことで有名な人)に対する評価の見直し(主にネガティブ方向に…)などが関連しているのでは?と邪推してしまいます(あくまで個人的な意見です)。

 

小学生のうちにやっておくべきことは?

(色々と便利になった部分はあるにしろ、)こういった大きく難化した教科書を使用して授業が行われるということは、今よりも「英語ができる子」と「英語ができない子」の差が大きく広がることにつながるでしょう。そのときに「英語ができる子」でいるためには、小学生のうちから手を打っておく方が断然良いです。

具体的には、以下の4点をオススメします。

アルファベットの大文字・小文字を完璧にする!
小学校の授業で触れた単語をできる限り覚えておく!
(塾や習い事で)be動詞と一般動詞のルールを区別できるようにしておく!
ローマ字(できれば、中学で習うヘボン式ローマ字)に慣れておく。

フォルテでも、現小6の英語の授業のカリキュラムを変更し、彼ら・彼女らが万全の状態で中学に進学できるように全力でサポートしていきます!

今日はここまでです。では、また。

 

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例年とは異なるコロナ禍での高校受験

こんにちは。フォルテの理系担当佐々木です。

久しぶりすぎて、前にブログをあげたのが何か月前だったか…だいぶ落ち着いてきたので、これからは定期的にブログを書いていこうと思います。

 

圧倒的な差がついたコロナ禍の3か月

新型コロナウィルスによる学校の休校が約3か月間も続き、6月の初めから学校が再開となりましたが、この3か月の学校の休校は例年とは比べ物にならないくらいの学力差がついたと感じています。

学校が長期間休校になり、まず初めに感じたことは、ほとんどの生徒が時間を持て余しているということでした。当然と言えば当然かもしれません。いきなり、「来週から約1か月間学校はお休みです。」と言われても大半の生徒は何をして良いか分からないでしょう。そこで、十分な学習量を確保するために、フォルテでは全生徒に宿題量を増やすことにしました。

3月中旬位の段階で、コロナが収束して4月から学校が始まるのかも怪しくなってきたため、万が一夏休みが短くなっても良いように中学生の数学・理科共にカリキュラムを昨年よりも早めました。早めると言っても授業のスピードは普段とそれほど変えずに、宿題を増やしたことで演習量が増えて内容が定着しやすかったことと、既習単元や前学年の単元の復習も宿題に組み込むことにより、授業中で復習内容にあてる時間を削減できたこと、作成した授業動画を活用することができたことが大きな要因です。それと、中学生の数学や中3の理科は3月から次学年の内容をやっていったことも大きかったと思います(フォルテは昨年の春期講習からの開講のため、昨年は春期講習から次学年の内容をスタートしているためです)。

また、フォルテでは緊急事態宣言が出された4月の上旬から5月末まで、ほぼ全ての授業を動画で視聴できるようにしました。最初のうちは明け方まで動画の撮影に追われるなど苦労の連続でしたが、自分の授業を自分でチェックすることにより改善点が見つかったり、生徒にとっても1回では理解しづらい箇所は繰り返し視聴することが出来る等、得るものも大きかったと感じています。

動画による視聴は繰り返し見ることが出来たり、好きな時間に見られる等インプットすることに関してはメリットが大きいですが、対面授業に比べてアウトプットが弱いというデメリットがあります。ですので、6月は演習量を増やして、今までの復習をメインに据えていきました。小学生は昨年と大差ない進度ですが、中学数学は5月末の段階で、1年生は正負の数・文字式・一次方程式、2年生は式の計算・連立方程式・一次関数、3年生は展開因数分解・平方根・二次方程式の各3単元ずつが終了しました。また、中3理科は6月の中旬で天体以外は全て終了したため、ここからは中3内容を再度復習してから天体に入る予定です。

こうしてみてみると、学校の課題のみをやって、後は何もしなかった生徒と、この休みを最大限活用して先取り学習や前学年の復習等をしっかりとやった生徒では、圧倒的な差が生じたと感じています。特に数学ではそれが顕著に現れていると感じました。

その理由は、最近のフォルテでの数学の授業で、学校のテストと同レベルかやや難易度が高めの独自のテストを行い、現状で8割または9割以上取れている生徒が多くいたためです。ですので、この調子で数学が得意・苦手に関係なく、全員が学校の定期テストで9割以上取れるよう全力でサポートします。勿論、今まで通り各中学校の過去問には一切頼らず、教科書や学校のワーク、独自テスト(通称”さーもん”)のみで戦います。

また、夏に向けて、内部生と体験生で習っている内容に差が出てしまわないよう、体験生への補習も随時行っています。

 

受験時に一番差がつきやすい科目

さて、ここで受験で一番差が付きやすい科目について考えていきます。全員とは言いませんが、多くの受験生に当てはまる科目は理科と社会でしょう。これは科目の特性を考えるとしかたがないのかもしれません。なぜなら、英数国は積み重ねの科目です。数学で例えると、方程式であれば、中1で一次方程式、中2で連立方程式、中3で二次方程式を習います。関数であれば、中1で比例反比例、中2で一次関数、中3で二次関数というように前の学年で習ったことを少しバージョンアップして次学年で再び習います。

それに対して、理科や社会は一度習った内容は再度出てくることはほとんどありません。理科の化学分野で指示薬や化学式など次の学年で出るものも多少はありますが、大半は二度と出てきません。例えば、中1で習う物理単元の光や音などや地学単元の岩石や地層などが中2や中3で出てくることはまずありません(単元によっては学年末試験までに全部の範囲が終わらず、次の学年の最初のテストに持ち越されて出ることはありますが)。

そういったことを考えていくと、中3の冬から中1・2の理科と社会を全て復習し始めてもまず終わりません。遅くても秋位から、出来れば夏位から理社の復習が出来ると良いでしょう。塾に通っていない方は夏に中1・2の理社の問題集を1冊やっておくだけでも違ってくるでしょう。

私は大手塾時代に、中1・2の理社の復習が追い付かずに入試で失敗する生徒を山ほど見てきました。ただ、大手塾だと進めるべきカリキュラムが決まっているため、その中でやれる限りのことをやってきましたが、限界も感じていました。そのため、フォルテでは中1から5教科必修とし、模試も5教科やっていくため、ある程度は何とかなります。ただ、それでも完璧とはいかないのと、今年は、夏休みが2週間程度(横浜市の場合)になるため、6月の14日の日曜日から夏休み前に4回ほど中1・2の理社の復習をやっていきます。このあたりのフットワークの軽さは個人塾ならではの強みだと言えるでしょう。

 

範囲が狭まった今年度の入試

6月11日の段階で東京都や奈良県が出題範囲を縮小することを発表し、様々な県で範囲の縮小を検討していました。その一方で、北海道や愛知県など通常通りの出題範囲にする道県もありました。メディアを通しての情報だと、神奈川県はどうやら範囲が縮小されるとの予定でしたので、どの程度縮小されるのかと気になっていました。

東京都のように、数学で三平方の定理が出題範囲から外れてしまったら、毎年神奈川県の公立入試で問6に出てくる空間図形は過去問がほぼ使えなくなってしまう・・・。英語で関係代名詞が出題範囲から外れてしまったら長文読解でかなり制限が出てきてしまう・・・。もしそうなったら過去問が使えなくなり、受験生にとって大きな負担となってしまうのでは・・・とあれこれ思い悩んでいましたが、ついに7月3日に縮小される範囲が決まりました。

今までの神奈川県のパターンだと東京都に追従する可能性が高いのでは?と個人的には思っていましたが、出題範囲から削除される内容は、

となりました。個人的には数学で三平方の定理がきちんと試験範囲に入り、英語でも関係代名詞が入るので、そこまで大きな変更にはならず、出題傾向にもほとんど変わりがないため、過去問も活用でき、受験生にとって良かったと思います。

ただ、出題範囲から削られた単元は入試には出ないですが、塾としてはしっかりと教えていきたいと考えています。その理由は、高校入試がゴールではないからです。また、今では多くの高校生が大学受験をするため、削減単元を扱わないまま高校に進学してしまうと、それだけで大学受験のスタートが遅れてしまいます。

 

終わりに

とにかく今年の受験生は学校が長期間休校になったり、その影響で入試の範囲が削減されたりと、とても大変な状況であると思います。

ただ、休校期間中に頑張った生徒は絶大なアドバンテージを手に入れていますし、逆に、休校期間中にあまり本腰を入れて勉強してこなかった生徒はここから必死に努力をしないと差は埋まらないでしょう。

まだまだコロナが収束に向かう気配はないですが、入試時期は例年と変わらないので公立の入試までは7か月ちょっとしかありません。結局はどんな状況下に置かれたとしても、周りの環境ではなく自分自身が何事にも覚悟を持って取り組むかどうかで決まると思います。

それでは最後は名言で締めくくりたいと思います。

『人生というものは、たとえいかなる逆境・悲運に遭遇しても希望さえ失わなければ全く消えてしまうものではない。』 市村清(リコー創業者)

 

進学塾フォルテ|俺たちが井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域を熱くする!|各学年12名までの少人数制対話型集団授業

価値観をアップデートしよう。

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、「ヤバイ人」や「老害」にならないために、私たちが常日頃から意識すべきことについて、自戒を込めて書きました。

 

残念な人

実際に会う人でもそうだし、SNS上で見かける人でもそうなんですけど、「何でそんなひどい言葉を使うのかな?」とか「いやー、今どきよくそんな無神経な言葉使えるなー。」ってこちらが思ってしまう残念な人っていますよね。それを炎上目的でわざとやっているという場合もあるとは思うんですが、無意識かつ無自覚にそれをやっちゃっている人っていうのも一定数いると思うんです。

それは単に相手の立場や気持ちを考えられていないという想像力が欠けている人か、時代や社会の変化に合わせて自身の価値観がアップデートできていない人だと思います。愉快犯や炎上目的の人よりも、こういう人の方が実は問題として根が深いと思っています。

 

価値観をアップデートする

世の中は日々移り変わっています。特に現在のように大量の情報がとんでもないスピード感で行き交う社会では、常識やトレンドがより短いスパンで変化していきます。そこで私たちは、その変化に合わせて自分の価値観を変えていかなくてはいけません(=価値観をアップデートしなければなりません)

5年前や10年前までは平気で使われていた表現が、今では完全にアウトということも少なくないでしょう。テレビでも昔は普通に流していた言葉が、今ではモザイクやぼかしが入るなんてのも多いです。ただ、これは正確に言えば、その表現自体は昔でもアウトだったのですが、それが放置されてきただけということだと思います。いつの時代でも差別や蔑視はダメです。

 

塾講師としてのアップデート

自戒を込めて、私の仕事上での話をします。例えば教務に関する内容はもちろんのこと、子どもたちに対して使う言葉でも、10年前は普通に使っていたけど、現在では使うべきでないと思うものはたくさんあります。それは一般的な時代や社会の変化に合わせてや自分の年齢に合わせてというのもありますし、実際に子どもたちと会話をしている中で、ふと気付いたり、使うのをためらったりすることも多いです。

また塾講師は、自分が吐いた言葉が子どもたちを通じて保護者の方に伝わる前提で、言葉を選ぶべきだと思います。私たちが思っている以上に、授業中にした何気ない話が、食卓の話題になっていることも多いです。さらに子どもは身近な大人の使う言葉を真似しますので、私たちが良くない言葉を使ってしまうと、それに影響されて使った子どもたちがどういう目で見られ、どういう評価をされるかも考えるべきです。

また、価値観だけではありません。塾講師の主力商品である授業スキルに関してもアップデートすべきです。正直、「何年同じクオリティの授業やっているんだよ。ここ数年全然成長してないじゃん。」と思う講師も私が大手塾時代には多くいました。研修制度のある大手でこれですから、そういったものがない個人塾でも同じような先生はたくさんいると思います。

一方で、私の尊敬できる塾の先生方は、所属や年齢やキャリアに関係なく、常にスキルをアップデートしています。それは自身のスキルアップだけでなく、今まで積み重ねてきたものに新しいものを貪欲に取り入れたり、他の塾の良い部分を真似たりすることがとても上手いのです。ですから、この業界で当然のごとく生き残っています。

 あと、これは持論ですが、日常的に子どもと触れ合う仕事をしている者として、常に「かっこいい」大人でありたいと思っていますこの場合の「かっこいい」は、要素としては色々あるのですが、端的に言うと、「子どもが憧れる存在」です。それは、(少なくとも子どもたちの前では)前向きな人であったり、自分自身の成長にストイックな人であったり、利他的な行動をとる人であったり、などなど。逆に、子どもたちが私たちを見たときに「大人って大変そうだな。ずっと子供のままいてー。」とか「将来、働くの嫌だなー。」みたいには思ってほしくないわけです。

 

最後に

もちろん、今まで培ってきた自分の価値観自体を急に変えることはできないでしょうし、差別意識や思い込みなんてものは誰しも無意識に持っているものだと思います。それでも、時代や社会の変化に対して敏感にアンテナを張ったり、自分の身近な人から指摘されたりすることで、自分の価値観が既に古いものになっているというのを知ることはできます。また、それが自覚できれば自分の発信する言葉や自分のとる態度に注意を払うことはでき、不用意に他人を傷つけてしまうことも防げます。こういった少しの意識が自分の古い価値観を少しずつ変えていくこと(価値観をアップデートすること)につながります。

 こういったことが出来なければ、他人から見たらただの「ヤバイ人」だし、古い価値観を押し付けるような人は間違いなく「老害」です。そうならないように常に価値観をアップデートしましょう

 

進学塾フォルテ|俺たちが井土ヶ谷・蒔田・弘明寺地域を熱くする!|各学年12名までの少人数制対話型集団授業

チラシ完成!2020年夏。

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、今年の夏版のチラシが出来上がったので、それについて書きました。

 

コンセプトを決める。

今回、チラシを作るにあたって3つのコンセプトを念頭に置きました。

非大手感。

新聞などの折り込みにしろ、ポスティングにしろ、この時期は他の塾もチラシをガンガン入れる時期。つまり、うちのチラシと同じタイミングで他塾のチラシも保護者の方の目に入るということ。そこで、フォルテのある地域のように大手塾が強い場所で大手塾っぽいチラシを作ってもただ埋没するだけ。なので、良くも悪くも個人塾感を出すことを意識しました。これは毎回意識しています。

大手塾の夏期講習のチラシと言えば、表面は夏っぽい写真や水色が基調の背景に生徒(主に女子?)がいて、キャッチフレーズが大きく書かれている感じですよね。

↓私のイメージする大手塾っぽいチラシ(製作時間30分のフェイクチラシです)

ちなみに私個人的には、こういうチラシは嫌いではありません。むしろ大手塾のチラシや看板に書かれているキャッチコピーとかは結構好きです。特に毎年の入試前に出される早稲田アカデミーさんのキャッチコピーは外れがないと思うほど好きです。

ただし、自塾のものとなるとそれらと差別化が必要です。また、去年の秋からある種のフォーマットが出来てきていて、それを間然する形で春までやって来ましたが、今回はマンネリを避けるためにそのフォーマットを一度捨てて最初から作り直しました。

 

夏感。

とはいえ、やはり多少の夏感は欲しい。だって夏期講習のチラシだもの・・・。なので、表面にはあえて使わずに、裏面に多少夏感のある写真を背景画像として使うことにしました。

 

無駄に不安を煽らない。

3月上旬から約3か月の休校期間。確かに子どもたちの学習量や学習習慣の差は大きいし、保護者の方もそれについて思うことはたくさんあるはず。

そこで、「休校期間分を取り戻そう!」「今やらないと手遅れになります!」みたいな文言を使うチラシも山ほどあると思いますが、個人的にそういった相手の不安を無闇に煽るようなやり方はしたくなかったです。あくまで、フォルテと他塾との差別化を意識しました。それはフォルテが提供しているサービスに絶対の自信があるからです。

 

チラシ作成開始

ということで、チラシの作成を開始。フォルテのチラシは開校当初のものを除いてすべてOfficeのパワポ(PowerPoint)で作っています。

↓この状態からスタートです。

こういったチラシの作成はイラレ(イラストレーター)というソフトを使っている人が多いと思うのですが、私がパワポで作っているのは別にこだわりとかではなく、単にイラレを使いこなすほどの技術がないだけです(笑)。

また、私自身美術的センスは全然ありません。そこで去年からチラシを作る際に参考にさせてもらっている記事がこちらです。これは現役の高校生の方が書いた記事のようですが、すごく勉強になります。

表面と裏面の使う背景画像を最初に決め、裏面は「夏期講習の日程」「通常の時間割」「実績」「卒業生の声」「フォルテの特徴」など載せるべき内容は比較的スムーズに浮かんできて、形になりました。

↓表面の背景画像(フォルテで実際に使用している机をiPhoneで撮影しました。)

 

↓裏面の背景画像(ネット上のフリー画像)

 

ただ、表面に載せる内容が浮かばず数日間ずっと考えていました。不安を煽る内容にならないように、なおかつ休校期間を経た今だから書けることを意識しました。

そこで思いついたのが、休校期間中の各塾の対応についてでした。この期間中、他業界ほどではないにしろ、学習塾業界もまたコロナ禍での対応を迫られました。そこで、私の身の回りの個人塾の先生たちの先進的な取り組みの数々には大いに刺激を受けました。そしてフォルテもまた、小回りの利く個人塾だからこそできる対応を意識して行ってきました。

 

チラシ完成!

そして、ついに両面が完成しました。それが↓です

 

手前味噌ですが、かなり良いものが出来たのではないかと思います。これを地域にどんどん撒いていきます!

ちなみにフォルテの夏期講習、熱いですよ!

中3は1日10時間以上勉強するプチ合宿を開催します!

体験授業受付中です!!

では、今回はここまで。ではまた!

 

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フォルテの日常④「LINEでの課題管理」~努力ありきの継続は力~

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。

フォルテの日常の第四弾は、中3生に対して行っている「LINEでの課題チェック」についてです。

 

<フォルテの日常シリーズ>
第一弾:遅刻生への対応(ココをクリック)

第二弾:模試を受ける後ろ姿(ココをクリック)

第三弾:宿題チェック(ココをクリック)

 

各生徒に対する課題

現在、フォルテに在籍している中3生に対しては、一人を除いて普段の授業での宿題以外に英語の自宅課題を課していて、それをLINEで報告してもらうようにしています。元々は2名からのみでしたが、3月からの学校の休校期間で「通塾日数が減ったこと」「子どもたちの学習量に不安を持ったこと」をきっかけに中3全体に広げていきました。

内容は子どもによってバラバラで、中1・2の英語の復習、英検に向けた勉強、英語の読解問題といった感じです。

これらに関しては、こちらから強制的に押し付けているのではなく、あくまで生徒・保護者の自発的に始めています。そうでないと、どうしても「やらされている感」が出てしまい、同じ内容の課題をやったとしてもそこから得られるものは少ないでしょう。

 

なぜLINEで管理するのか?

こういった課題は、本来は自分自身でしっかり計画を立てて、粛々と進めていくことが理想的であるのは言うまでもありません。しかし、そういった形で自分を律して継続的に物事、しかも勉強を進めることができる子って残念ながらほとんどいないでしょう。

また、課題だけを指定して、「じゃあ、あとは頑張ってー。」とやったところで、こちら側としては確かに子どもたちや保護者の方の要望に応えてはいますが、それはあくまでアリバイ的なものに過ぎず、その課題によって成果が上がるかどうかはわかりません(というか、これでは多くの場合は上がらないでしょう)。このような課題の場合に最も怖いのは、子どもが自分の心の安定のために課題を欲しがるパターンです。この手の子は、「課題をもらっている私(僕)って意識高いー♪」と思いたいだけなので、課題をもらった時点で自己満足に陥ります。つまり、「課題をもらうこと自体が目的化」してしまっているので、その先の実力アップや成績向上にまで至らないケースが多いです。何なら、課題はもらったものの、ほとんど手を付けていないなんで子も少なくはないでしょう。

そこでフォルテでは、やるからにはしっかりやらせ切るために、LINEでの報告を義務付けています。このようにやらざるを得ない環境を作ることで、上記のようなレベルの低い自己満足で終わらないようにしています

 

LINEでの報告作業

もちろん、子どもたちからの報告に対しては、必ず返信をします。そして、やった内容の確認に加えて、こちらから英作文の課題を数問投げかけて、それがクリア出来たら報告完了となります

英作文は、その日に間違えた問題の類題や、読解問題の本文で使われている文法に関する問題にしています。その時々で私が即興で作るので、言い方はあれですが、不正は出来ません。送られてきた英作文が間違っている場合は、その点を指摘して何度でも送り直してもらいます。

このLINE上でのラリーこそが私の課題管理のは肝です。このような双方向性のやりとりがあるからこそ、こちらも子どもたちの理解度や様子を把握できます

 

LINEでのやりとりの例

実際に以下のようなやりとりをしています。

 

努力ありきの継続は力

こういったやりとりをフォルテの授業がない日には毎回やっています。課題をやり始めて、一番長くやっている子で約4カ月になり、今までの報告の回数も数十回におよんでいます。そうすると、普段の小テストの出来や演習中の様子などで成果が如実に表れてきています

それはそうです。このように勉強においての何かしらのルーティーンとして習慣化し、何カ月も継続してやっている子は本当に数少ないです。だからこそ、たとえ1日1日の量は大したことなくても、それをコツコツと継続させることで得られるものは大きくなり、周りとも差を付けやすくなります。さらに、ただやるのではなく、そこにある程度の努力まで求めるのがフォルテのやり方。だからこそ力がつく。まさに「努力ありきの継続は力」です。

今年のような大変な状況の年だからこそ、しっかりやっている子は本当に強いです特に3月からの学校の休校期間では、同じ受験生である中3生の間でも勉強量には天と地ほどの差があるでしょう。

横浜市でも6月1日から学校が再開しました。ここでせっかくの習慣が途切れてしまっては意味がない。これからもガンガンいこうぜ、受験生たち!

 

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授業動画を約150本作った末に得たもの。

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

先週27日に緊急事態宣言が解除され、横浜市立の小中学校は本日から実に3カ月ぶりに再開します。それを受けて、フォルテでも本日から全面的に通常授業が再開します。今回はこの期間中のフォルテを振り返ります。

 

緊急事態宣言発令期間中のフォルテの対応

4月7日に緊急事態宣言が出されてから、フォルテでは、各家庭のニーズにお応えするために「十分な予防措置を取った上での通塾」または「映像授業&LINEにより学習管理」のどちらかを選択できるようにしました。実際には、約7割が通塾、約3割が映像授業という内訳でした。

また、上記の希望に関係なく、中学部の理社はすべて映像授業に切り換えて通塾日を減らし、さらにこちらの記事の通り、新型コロナウィルスの感染予防のための対策を講じてきました。

これに加えて学習面では、しっかりと量を確保するために全体として宿題量を増やし、さらに家庭の希望に応じて個別に課題を出すようにしました。しかも、それをただ出すだけではなく、LINEでまたは通塾時に直接進捗状況を確認し、アドバイスをするようにしました。

このリアルタイム感はとても大事で、フォルテが小回りの利く個人塾だからこそできる対応です。

 

動画制作について

4月8日以降、上記の通り映像授業を希望するご家庭のために、我々は通常授業に加え、そのほとんどの授業を事前に動画撮影し、編集した上でYouTubeにUPしてきました。これは動画の撮影→編集→出力→アップロードの手順で行のですが、実は思いのほか時間がかかります。

例えば、約30分の動画を制作する場合。動画自体の撮影に1時間以上はかかります(ホワイトボードへの板書や思わぬ取り直しなどがあるので)。次に編集作業では、動画の不必要な部分を削ったり、重要な部分や補足が必要な部分へのテロップ&効果音入れに1時間以上かかります。そして、出力&アップロードは時間帯によってまちまちですが30分程度はかかります。

このように約30分の動画を制作するのに私の場合は2時間~3時間程度かかります。そして、この期間にUPした授業動画の本数は文理合わせて約150本。手前味噌ながらかなり頑張ったと思います。ちなみにこういった話を同業者の知り合いにすると、「動画だけ外注すれば?」とよく言われます。しかし、それでは意味がありません。あくまでフォルテの主力商品は文系・上村と理系・佐々木の授業なのです。

実際にこの期間中に集団授業の塾で、フォルテと同じように授業動画を配信している大手塾をいくつか知っていますが、そのほとんどが全社統一の動画になっています。つまり、ほとんどの生徒からすると「この人・・・誰?」という先生の授業を見させられるわけです。

もちろん、全社統一で配信するくらいなのでその先生自身は授業が上手でしょうし、大手塾のスケールメリットや合理性からするとこういった選択は間違いではないかもしれません。ただし、それはあくまで塾側の都合であって、その塾に通う子どもたちにとってはどうでしょうか?名前すら知らない大人の上手な授業よりも、(たとえ多少拙かったとしても)普段から教えてくれている先生の授業の方が授業内容がすっと入ってくるものではないでしょうか。むしろ、ここで動画に負けるような授業なら・・・(以下、省略)。

実際に大手塾でも配信されている授業動画に対して「内容がわかりづらい」というクレームや相談が多くあったようです。しかし、その原因のほとんどは授業自体の問題ではなく、受け手側のモチベーションや意識の問題でしょう。

余談になりますが、先日ふと見たテレビ番組で、インターネットの2ちゃんねる(現5ch)の創設者である ひろゆき氏 が学校の先生の役割について「授業は上手い先生の動画とかに任せて、もっと個人のケアをすれば良い」という主旨の発言をしていました。それを見ていて、私は”ひろゆき氏らしいな”と思いました。彼はとても合理的な方です。この件に限らず、彼がテレビやネット上でのコメントは常に合理的です。しかし、じゃあ小中学校の授業を上手な先生の動画で統一して、現場の先生方は授業以外のことに専念すれば子どもたちの学力は上がるのでしょうか。

私はそうは思いません。理由は、既述した通りであまりに子ども気持ちを無視しすぎていると感じます。もちろん授業以外の部分で、今の学校のシステムの中で合理化すべきことはあるとは思いますが。

 

大量の動画制作の功名

このような動画制作。ただ単につらい作業であったからと言うと、実はそうでもありません。パッと思いついただけでも、以下の良い面がありました。

通常授業のクオリティが上がる。

もともと授業はフォルテの主力商品なので、普段から常にクオリティの高いものを提供していると自負しています。それが今回、事前に自分で動画用の授業を撮影し、さらにそれを自分で編集するので通して2回くらいチェックします。こうすることで、最初の自分の授業の改善点が見えてきて、元の授業にさらに磨きがかかります。そして実際に通塾生の前での授業はかなり仕上がったものになっています。

 

授業スキルが上がる

これは、以前の記事でも触れかと思いますが、学校や塾の先生で授業が上手くなりたければ、自分の授業を撮影してセルフチェックするのはかなり有効です。

というのも、キャリアが浅いうちは先輩や同僚に見てもらって指導やコメントをもらう研修であったり、上手な先生の授業を見学することが有効だと思います。しかし、ある程度キャリアを積んで自分自身が指導するような立場になると、自分自身がプレイヤーとして研修に参加するという機会は少なくなります。私自身も、大手塾時代に研修担当官や新人育成担当を経験しましたが、それくらいのキャリアや実力になると自分の授業に対して厳しいコメントをしてくれる人はほぼいなくなりました(仮にいたとしても、素直にそのコメントを受け入れていたのかという別問題もありますが・・・笑)。

キャリアがこのようなフェーズになると、自分の授業を自分自身の厳しい目で見ることが、一番の授業力向上につながります。

 

動画が通塾生の復習用としても機能する。

対面での授業を希望する通塾生についても、希望者にはその日の授業動画を配信しました。改めて動画を見直すことで、苦手な単元をより理解しやすくなります。ただし、その場合も単に動画視聴だけでなく、視聴した上で演習問題でしっかりアウトプットすることが大切であるというのは伝えています。

これは確信を持って言えることですが、どんなに配信する授業動画が優れたものでも、その後のアウトプットがないと力は付きません。ですので、フォルテでは映像授業での受講希望の家庭には授業中や宿題の演習問題をLINEで送ってもらい、それを添削して返信するというスタイルを取ってきました。この添削のクオリティもフォルテの規模だから出来るもので、フォルテの何倍も生徒のいる大手塾にはできないサービスでしょう。

 

結論

この休校期間中、ほとんどの塾は新規の募集はかなり厳しい状況だったでしょう(もちろん、フォルテも良くはないです)。ただし、厳しい状況下でしっかりと塾生と向き合い、とことん試行錯誤した塾ほど、このコロナ禍を期にアップデートすることができた(子どもたちの実力を上げるために提供するサービスの幅が広がった)のではないでしょうか?かくいうフォルテも確実のパワーアップできました。そして、ここで得たものを今後のフォルテ生のために大いに活かします。

そして、各塾の対応は期間中の子どもたちの学習状況にももちろん影響しているでしょう。私たちもフォルテ生が周囲に圧倒的な差をつけられるようにガムシャラに突き進んできました。さあ、どの程度差をつけることができたか。ここから真価が問われます。

今日はここまでです。ではまた!

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6月1日以降の授業実施に関して

お世話になります。上村です。6月1日(月)以降の当塾の授業実施についてになります。

 

5月27日に緊急事態宣言が解除され、近隣の小中学校も6月1日(月)から再開することを受けまして、フォルテでも全面的に通常授業を再開いたします。

 

具体的には、以下2点です。

①映像授業化していた理社の授業を、対面での授業に戻します。

※中1理社は火曜日、中2・3の理社は土曜日に行います。

※フォルテの定休日も通常通りの金・日になります。

 

②今後の欠席分に関しては、通常通り対面授業での補習をメインに行います。

※実施単元によっては映像授業を配信し、そのあとに質問対応を行う場合もあります。

 

 

ただし、新型コロナウィルスの感染予防には引き続き努めてまいります。具体的には、以下の取り組みを行いますので、何卒ご協力をお願いいたします

 

①職員・生徒のマスク着用

※マスク着用の場合、通常よりものどが渇きやすくなるので、小まめな水分補給を推奨します(フォルテでは、子どもたちが自由に飲めるミネラルウォーターとお茶を開校時よりご用意しています)。

※保護者の方のご来塾の際も、マスクの着用をお願いいたします。

※マスクについては、子ども用・大人用ともに常に数十枚のストックがあるので、お忘れやお持ちでない場合は、通塾時にお申し出ください。無償で提供いたします。

 

②通塾時に全生徒への手洗いの徹底

※除菌に効果があると言われる30秒を目安にやってもらいます。

 

③机・イス・ドアノブなどのアルコール除菌

※開校当初からずっと行っています。

 

④小まめな換気

 

⑤入口に手指用の消毒アルコール設置

 

また、この休校期間での学習量による生徒間での差は本当に大きいと思います。現に中3生は先日模擬試験があり、そこでも個別に課題をコツコツとこなしていた子は(自己採点の段階ではありますが)大きな伸びを見せています。

 

学校からの課題自体も、その取り組み方によっても学習効果は大きく分かれるでしょう。ただし、それ以外にも様々な学習に頑張って取り組んできたフォルテ生は間違いなく周りに比べて力が付いていると思います。

 

保護者の方々におきましても、この休校期間中に宿題の報告など様々な面でご協力いただき本当にありがとうございました。

生徒の皆さんも保護者の方への感謝の気持ちを必ず持ってくださいね。

 

最後にお願いです。今年度の各学校の行事やテストのスケジュールは、例年と大きく変わることが予想されます(すでに横浜市の小中学校では、夏休みが8月1日(土)~16日(日)に短縮される方向であるとHP上にも発表されています)。それに応じてフォルテでも、年度当初立てていた計画を変更せざるを得ないと考えています(特に中3生は夏休み中に行う予定だった入試に向けた特別授業を、学校のテスト日程とのバランスも考えながら前倒しで実施することを検討しています)。そこで、学校の今後の予定がわかりましたら是非フォルテまでご一報ください。よろしくお願いいたします。

 

今後ともよろしくお願いいたします。