人生を豊かにする芸術作品④映画『トイ・ストーリー4』

こんばんは、フォルテの文系担当の上村です。今回は、この夏のオススメ映画についてです。

このシリーズでは、全小中学生にオススメの映画や小説などを紹介していきます。このシリーズで紹介するのは、私の考える「良い芸術作品」です。

ここでいう「良い芸術作品」とは、その作品に触れることで私たちが「何かしら成長できる」「何かを考えるきっかけを得られる」「何かしらを学べる」「モチベーションが高まる」作品を指しています。

優れた芸術作品(小説でも音楽でも絵画…etc)に触れることで私たちの人生は豊かになります。ここで紹介する良い芸術作品に触れることで少しでも子どもたちの人生が豊かになってくれればと思っています。

第四弾となる今回は、説明不要の大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の4作目、『トイ・ストーリー4』です。この夏、最重要作品であろうことは誰もが認めるところでしょう。前作『トイ・ストーリー3』はラストがもう完璧で、理想的なシリーズ完結作だと思われていたが、予想に反してつくられた今作。その出来はいかに・・・。

<参考記事>
第一弾:映画『ドリーム』(ココをクリック)
第二弾:映画『ズートピア』(ココをクリック)
第三弾:映画『シェフ~三ツ星フードトラック始めました~』(ココをクリック)

 

あらすじ(公式HPより引用)

おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”。新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズら仲間たちの前に現れたのは、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。しかし、彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう。ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会いを果たす。そしてたどり着いたのは見たことのない新しい世界だった。最後にウッディが選んだ驚くべき決断とは

 

そもそも『トイ・ストーリー』シリーズとは

『トイ・ストーリー』は、アンディ少年のおもちゃである、カウボーイ人形のウッディと、宇宙ヒーローのプラスチック製おもちゃのバズ・ライトイヤーを主人公とした、擬人化されたおもちゃたちの物語です。今まで公開されたシリーズ3作品は、日本も含め全世界で特大ヒットを記録し、今やディズニー関連だけでなく、世界で最も人気のあるアニメシリーズと言えるでしょう。

そして、このシリーズの1作目『トイ・ストーリー』は、実は映画史上に残る最重要作品です。というのも、今や長編アニメ映画の主流となっているフルCGという形式ですが、これを世界で初めて実現したのが『トイ・ストーリー』なのです。それまでの主流は日本であれば、ジブリ作品に代表される手書きアニメでした。実際にディズニーでも『アラジン』『ライオンキング』『美女と野獣』などの90年代の人気作品は手書きアニメですよね。やはり当時は今ほどCG技術が発達していなかったので、短編ならまだしも長編でそれを見続けるのはかなり厳しかったのですね。

ですから、『トイ・ストーリー』は制作段階から、懐疑的な見方が多く、各おもちゃ会社も自社のキャラクターを『トイ・ストーリー』に出演させることに非協力的でした。2作目から登場しているバービー人形もその1つでした。また、ある程度制作が進んだ時点でのストーリーの大幅な練り直しや資金の調達などの面で前途多難でした。それでも制作陣の絶え間ない努力によって極上の脚本が完成しました。

そんな紆余曲折あって1995年に公開された『トイ・ストーリー』は、世界中で大ヒット(その年の全米興行収入年間1位)を記録し、それまでの世界の常識を覆したのでした。それくらい凄い作品なのです。

 

ピクサーアニメーションスタジオとは

この『トイ・ストーリー』はピクサーアニメーションスタジオ(通称”ピクサー”)制作の長編映画第1弾です。ピクサー作品は、その後も『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』『カーズ』『ミスターインクレディブル』など、ハイクオリティな作品を連発している、世界最高峰のクリエイター集団です。

ピクサー作品のクオリティを支えるのは、『ズートピア』の記事でも紹介した通り、天才たちが寄ってたかってストーリーをより良くするために意見を出し合う「ブレイントラスト方式」というピクサー独自の会議形態です。この方式があるからこそ、ピクサー作品は、子どもから大人まで楽しめる素晴らしい物語になるのです。このような過程があるので、ピクサー作品は1作品を作るのに3~4年かかると言われています。

その中心人物はピクサー創設当時からの中心メンバーであり、自身が天才アニメーターであるジョン・ラセターでした(現在はピクサーを退社)。ジョン・ラセターは、ジブリの宮崎駿を師匠として尊敬しており、彼が作ってきた作品には宮崎駿作品の影響が随所に見られます。さらに、『千と千尋の神隠し』のアメリカ公開時に、宣伝活動や翻訳の指揮をとるなど尽力し、同作のアカデミー賞受賞に大きく貢献しました。

今は諸々の事情で退社していますが、ピクサーには確実のこのジョン・ラセターのDNAが息づいています。

 

『トイ・ストーリー4』の見どころは?

私自身、『トイ・ストーリー』シリーズの大ファンで、すべて劇場で鑑賞していますし、ブルーレイも所有しています。そして、前述の通り、『トイ・ストーリー3』はシリーズの完結編として完璧な作品でした。実際に、ピクサー側も当初は続編を作るつもりはなかったとのことでした。さらに、制作途中で中心人物のジョン・ラセターがピクサーを退社するアクシデントもありました。なので、今回の『トイ・ストーリー4』は必然性や作品のクオリティを不安視する声がありました。

そして公開された今作。結論から言うと、これまでのシリーズ作品同様、個人的には大好きな作品でした。そもそも『トイ・ストーリー』というのは、単におもちゃが主人公というだけでなく、「子どもにエンターテイメントを提供する」人たち(=おもちゃたち)の話です。なので、子どもよりも大人の方が主人公たちに感情移入がしやすいシリーズになっています。ただ、それだけでなく子供も退屈しないようにアクションシーン、ギャグシーン、ドラマシーンがふんだんに盛り込まれています。

まず、冒頭のシーンから物語に引き込まれます。舞台は今から9年前、ウッディたちがまだアンディ少年の家にいた頃です。大雨が降る中、庭の溝にはまってしまった車のおもちゃをウッディたちが協力して救出します。おもちゃたちの息の合った連携プレーは見ていて気持ちよく、また救出後、アンディ少年に家に残るウッディと他の子の家にもらわれていくボー・ピープ(女性人形のおもちゃ)の別れのシーンはこの映画のストーリーやテーマに大きく関わってきます。

そして、この作品での最も重要な部分がウッディの考え方の変化(=成長)です。ウッディは今まで、自分がアンディの一番のお気に入りであったこともあり、アンディ(=持ち主)のためにとことん尽くしてきました。それがおもちゃである自分の使命だと感じていたし、またアンディにも自分が絶対に必要だと心の底から信じていました。しかし今回、新しい持ち主であるボニーにとって、ウッディはお気に入りのおもちゃではありません。他のおもちゃたちがボニーと遊ぶ中、ウッディはクローゼットの中に置いてけぼりです。それでもボニーの幸せのためには自分が必要だと信じて疑わず、ボニーのために頑張っていましたが、ボー・ピープとの再会を通して、徐々に自分が頑張っているのは、本当は「ボニーのため」ではなく「自分のため」だったのではないかと思い始めます。自分自身の存在価値を否定したくないがために、必死に頑張っていたのではないか。そして、ウッディが最後に下した決断とは・・・、といったところです。私は最後は号泣でした。

また、全体を通して映像は本当に綺麗で、最初のシーンは実写のシーンと見間違えるほどリアルですし、途中で登場するアンティークショップの描写も素晴らしいです。背景だけでなく、ウッディやボー・ピープなどのおもちゃの表情がとても豊かでセリフなしでも感情が十分伝わってくるほどです。これは特にシリーズ当初の作品と見比べると、ここ20年程での技術の進歩を大きく感じることが出来ます。人間の表情も同様です。

さらに、ピクサー作品ではお馴染みの細かい遊び心に溢れたシーンを今作でも楽しむことが出来ます。過去のピクサー作品のキャラクターがちょっと搭乗していたり、過去の名作映画のオマージュシーンがあったりもします。

 

『トイ・ストーリー4』のメッセージ

これは『トイ・ストーリー』シリーズ全体のテーマでもあり、私たちの人生の様々な場面につながることだと思いますが、「自分が必要とされていること=自分の使命」であるということだと思います。監督自身も、この映画で描いているのは「人生の岐路」だと語っています。なので、今作を通してウッディは「自分を本当に必要としているのは誰なのか?」「自分が本当にすべきことは何なのか?」を悩むわけです。

個人的には、塾講師という仕事は奇しくもウッディたちと同じく子どもたちに何かを与える仕事なので、より一層このシリーズの持つメッセージやテーマについて普段の出来事や実感も相まってとても考えさせられます。

そして、今回からの新キャラクターであるフォーキーからは、「自分の使命に出身は関係ない」「価値観は人によって大きく異なる」ことがわかります。フォーキーはゴミ箱の中から集められたゴミでできたおもちゃです。しかし、ボニーにとっては他のどんなおもちゃらしいおもちゃよりもフォーキーが一番お気に入りのおもちゃなのです。

さらにピクサー作品だと『カールじいさんの空飛ぶ家』にも通じる、「過去にとらわれていては今を生きることができない。前に進むためには、何かを失わなければならない。」といったメッセージも感じました。

 

日米で割れる評価

鑑賞後に今作の評判をインターネットで調べてみたら、面白いことに、日本とアメリカで大きく評価が分かれていました。アメリカの大手のレビューサイト「Rotten Tomato」では観客の満足度は94%、評論家や新聞紙上での支持率(評価)は98%という圧倒的な高さを誇っています。一方で、この記事を書いている時点での日本のYahoo映画での観客の評価は5点満点中で3.3点です。まだ公開初日なので何とも言えませんが、前作の『トイ・ストーリー3』の評価が4.5点ということを考えると、現時点でかなり評価が低いことがわかります。

そして低評価の人のレビューを見ていると、「今までのシリーズを否定しているようで嫌だ」という評価がほとんどです。それは映画のラストに不満を持っているということでしょう。それはウッディの考えの変化を成長ととらえるのか、裏切りととらえるのか、だと思います。特に初日から観に行っているということは、シリーズのファンである可能性が高いので、このウッディの考えの変化を自分が好きだった過去作を否定されたととらえた人が多いのかもしれません。このようなレビューサイトの評価によって私のこの作品に対する考えや評価が変わることはないのですが、今後も今作の評判の動向はチェックしたいと思います。

ということで、『トイ・ストーリー4』は、個人的に超オススメです。

今回はこんな感じで!また更新します!

※追記(2024年3月2日)この記事の公開からおよそ4年半経って、再度同じYahoo映画での評価をチェックすると、平均が3.8になっていました。過去シリーズに比べると評価は低いものの、徐々に日本での評価も高まっていることがわかります。

 

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最初の定期テストを終えて

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。今回は、フォルテが開校して、南中学校・蒔田中学校ともに最初の定期テスト(1学期期末試験)が終わりましたので、それについて書きたいと思います。

 

定期テスト対策について

フォルテでは、各中学校の定期テストの3週間前から、テスト対策を実施しています。内容としては、学校での学習内容をオリジナルの教材や教科書準拠の塾用教材を使用して行っています。

ただ、目先の点数だけを上げるような露骨な先生対策として過去問の配布をしていません。学校の先生がオフィシャルに配布したもので、生徒が持参した場合は対応しますが。

過去問の使用に関しては、推奨する塾とそうでない塾で大きく分かれるところです。フォルテで使用しない理由はいくつかあって、第一には著作権の問題。他にも、その先生が作るテストだけで点数が取れてしまうような勉強は将来的にあまり子どもたちにとって良くないと思うからです。また、それにもつながりますが、こちらがただ1から10まですべてを対策するような方法(これだけやっておけば大丈夫!みたいな。)もやりたくありません。そのような塾への依存度の高い勉強方法は、高校以降ではまず通用しないからです。

なので、理想としては定期テストは子どもたち主体で勉強をして、各々が納得のいく成果を出していけるようにしたいです。そのための自学力を高める取り組みの種まきを、現在している段階です。具体的なツールは前回の佐々木の記事で触れたとおりです。

そして将来的には、あまり今のように定期テスト対策をガッツリ行わない方向にもっていきたいなと思っていますが、この地域や今通ってくれている子どもたち・保護者の方のご意見や需要の関係もあるので、しばらくは現在のような形になるかと思います。とはいえ、大手塾時代に比べると、テスト対策の授業時間自体は半分くらいですかね。その分、自学の時間を塾でとっています。

あと、塾としてテスト前に無条件に大量の課題を塾生全員に出すってこともしていません。テスト前に「塾の宿題に追われて、自分自身がやりたい勉強ができない」っていうのを作りたくないので。実際に他塾から移ってきた家庭の面談で、このような話はいくつも聞きました。ただ、この類の課題がすべて悪だとは思いません。圧倒的な量をこなすことは時に必要です。また中にはこのような課題がかっちりとハマる子もいると思うので。ただ、それを優先した結果、他の教科の勉強に手が回らないなんてのは本末転倒ですし、何より一番の問題は「それをバカの一つ覚えで十把一絡げに塾生全員に出していること」です。そしてやってきていないと怒る(キレる)、という。そしてテストで良い結果が出た場合、講師側は「俺が取らせた!」と胸を張るわけですね。それによって、他の教科が犠牲になったとも知らず・・・。いや、アホかと。

実際に、フォルテ生に書いてもらった今回のテストの結果・反省記入シートで、一番嬉しかったのは「前よりテスト前に宿題に追われることなく自分の勉強ができてよかった!」という言葉でした。これ、本当に嬉しくて、思わずお母さんにも電話したら、まさに同じことを間近で感じていたようで一緒に喜んでくれていました。この子は、ある大手塾から転塾してきた子だったのですが、まさに上記のような大量の宿題によってつぶれていた子です。ちなみにこの子は、今回のテストで5教科の総合が初めて400点を超えたと喜んでいました。詳しくは書けませんが、前回よりも物凄く点数が上がっています。そして、今日の帰り際には「定期テストで大量の課題も過去問もいらないんですね。」と言っていました。そういうことです。

 

現状のフォルテ生の定期テスト結果

うちのような小さい塾の場合、大手塾と違って一人ひとりの点数を具体的に出してしまうと、生徒が特定されてしまう可能性があるので、あまり詳しくは書きません。

ただ最初のテストにして、満点が複数枚出ております。これは嬉しいですね。ただ、いずれも数学なので、文系担当である私個人的にちょっとした悔しさみたいのもありますが(笑)

あと、うちはまだ塾としての実績もない小さな個人塾なので、周りの大手の集団塾に比べると、事実として通塾してる子どもたちの内申点の平均とかはあまり高くないと思います。そして前述の通り、ドーピングのように学校の過去問を使用したりもしませんし、テスト前にバカみたいに大量の課題を出したりもしません。

それでも学年や教科によっては大手塾の平均点よりも、フォルテ生の平均が高いなんてのはいくつもあります。それは子どもたちが前向きに頑張ってくれた結果だと思うので、そこを誇りたいです。

一方で悔しい思いをしている子もいます。一部の結果をもって「大成功」なんてのは口が裂けても言いません。なので、こちらも反省しますし、一番気を付けているのは、悔しい思いをした子のその悔しさを絶対に次に繋げてあげること。テスト前の勉強の何が良くて何が悪かったのか。それを冷静に見直させるのが私たちの大事な仕事だと思っています。

 

中学校の定期テストについて

今回、ある中学校のある教科の問題で、前回(前年度の2月)のテストと過去問から何問か出題がされました。復習内容を出すというのは、子どもたちに復習を促すことにつながるので良いと思うのですが、実際のテストを見てみると、上記のテスト問題から一語一句全く変えずに出題がされていました(恐らくコピペ)。つまり、単純に答えの記号や数字だけ覚えていれば点数が取れちゃうわけですね、その単元の内容を一切理解していなくとも。

正直これって、どうなんですかね。単純に平均点を引き上げたいのか、または生徒からの人気を取りたいのか。真意はわかりませんが、これによって点数が実力以上に高く出てしまい、自分の実力を見誤って、高校選びで苦労するビジョンしか見えません。

ちなみにこのような問題も含む「簡単すぎる定期テスト」の弊害に関しては、フォルテが大尊敬する神奈川の塾人の一人でいらっしゃる、小田原の慧真館の岸本先生がこちらのブログ記事で書いていらっしゃいます。とても参考になる記事ですので、ご覧ください。

 

定期テストの時事問題に関して

今回、南中学校・蒔田中学校ではともに4月~6月までのニュース問題(時事問題)が出題され、「G20サミット」「初の国賓としてトランプ大統領来日」「元号の令和(出典の『万葉集』を問う問題が多かった)」「フランスのパリにあるノートルダム大聖堂の火事」「百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録へ」などが予想通り多く出題されていました。

フォルテでは時事問題対策プリントを上村が作成し、塾生に配布しています。そこからかなり多く出題されたのですが、微妙に触れ切れていなかった部分もいくつかあり、個人的に手ごたえを感じつつも、かなり反省しています。

次回だとほぼ確実に出題されるのは、「参議院議員選挙」でしょう。中1・2であれば、選挙自体がメインでしょうが、中3ならば選挙の結果まで注意して知っておきたいところですね。

今日はここまで!それでは、またお越しください。

 

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人間力の育成と叔父の言葉

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、フォルテの10の特徴の1つでもある「人間力の育成」について、自身の経験を踏まえて書きました。

 

人間力の育成

フォルテが掲げる塾としての指導の特徴の一つに、

「人間力の育成」

というのがあります。これは「礼節」「相手の気持ちを考える」「目の前のゴミを拾う」など、人として当たり前の行動ができることにも重点を置いていくというものです。なぜ指導の特徴に教務と関係ない項目が入っているかというと、このような点がしっかりしている子ほど、素直で勉強の吸収力が高いというのを今までの経験上感じているからです。

そして、このような点がしっかりしている子というのは、塾内でのいくつかの場面でその片鱗が見られます。例えば、授業のプリントやお便りを渡したときに自然と「ありがとうございます。」という言葉が出るとか、授業中に出た消しカスを机の端にまとめまとめている(さらに授業後に自分で帰り際に捨てる)とかです。これは、今まで育った環境的に当然のようにやる子もいれば、相手(この場合は私たち講師)を気遣ってやってくれる子もいます。そして、こういう子は得てして、素直です。なので、こちらの指導が浸透しやすく、当然ながら塾に通うことで実力が伸びやすいです。逆にこういう部分が全然な子は、こちらの意図をくみ取ったり、自分の間違えを謙虚に受け入れたりする姿勢が見られないので、塾に通っても実力は伸びにくいと思います。ですから、私たちは指導します。

また、それだけではなく、フォルテは「塾」なので教務面の指導がメインであることはもちろんなのですが、じゃあ勉強だけできればいいのかって話で、私個人的にはそれは「No」なのです。私たちフォルテが専門とするのは高校受験です。しかし、高校受験は当然ながら子どもたちにとってのゴールではありません。むしろ自分で選択するという意味では、本当の意味での人生のスタート地点です。であるならば、私たちが子どもたちに与えるものも高校受験で終わりにしたくないという思いがあります。子どもたちがいずれ社会に出たときに役立つ何かを与えたいと思っています。その思いは、こちらの開校宣言にも書いたことです。

そして、子どもたちが社会に出たときに必要だと思うのが、この「人間力」です。これに関連して、私の中でとても印象深い言葉があります。

 

叔父の言葉

確か私が大学生3年生か4年生くらいの頃だったかと思うのですが、私の母の実家がある九州に両親と帰省しました。ちょうど、前職の大手塾への就職が決まったところで、まあ社会人になったら家族そろって旅行とかもできないだろうからって感じで、私の就職の報告もかねて両親と兄と私の4人で行きました。

そこで私の母方の親戚一同に久々に会いました。その中の叔父の一人で、今は引退しているんですが、かつて保険会社を経営していた人がいて、この叔父は慶應義塾大学卒業後に大手の保険会社に就職して、そのあとに独立したという経歴の人でした。時代が時代ということもあって、そもそも大学進学している人が少ない母方の一族にあって、ぶっちぎりの高学歴かつ成功者でした。かと言って全然偉そうな感じの人じゃなくて、とても気さくな人という印象がありました。

というのも、私が小学生の頃には毎年のように母の実家へ帰省していましたが、私は上記のような経歴ははつゆ知らず、たくさんいる母の兄弟・姉妹の一人という認識しかなくて、ごくごく普通の冴えないサラリーマンのおじさんだと思っていました(失礼!)。そんな叔父さんが社会人になる直前の私にくれたのが、

「社会に出たら、大事なのは『学歴』よりも『ひとつのパンを隣の人に分けてあげる優しさ』なんだよ。」

という言葉でした。正直、この言葉を聞いたときは、「はあ、そうですか・・・。」くらいの凄く薄い反応をしちゃったと思うんですが、社会人になってから約10年、この間に何かと思い出すのはどんな偉人の名言・格言よりもこの言葉とこちらの記事で紹介した言葉でした。そして、社会人になってから実感したことしても、周りから尊敬される人々は、身近な人に優しく寄り添ったり、相手の気持ちを慮って行動したりすることが出来る人だったと思います。逆に一流大学を出ているようないわゆる「頭が良い」人でも、明らかに人間力を欠いている人はいて、そういう人は例外なく周囲からの信頼は薄いものです。

 

私が大手塾を退職した理由

私の考える大切な人間力の一つが「他者への敬意」です。私が大手塾を辞めるきっかけの一つとは、これは人間力を欠いているな、と思う場面がここ数年で多々あったからです。それは会社自体に対してもそうですし、身の回りの講師に対してもそうです。特に地域責任者などの役職についている講師の中にもそういう人がいました。

私が大手塾を辞める約1年前に、私が新卒の頃から大変お世話になっていた元上司の方が大手塾を退職されました。その元上司の方は長きにわたって会社に貢献してこられました。それは社内の誰もが認めるところです。しかし、最後の数年間は各地域をたらい回しにされた挙句、理不尽な降格を言い渡され、その際には人格を否定をするほどの耳を疑うような酷い発言を事業部長から受けたとも聞きました。

私は、大学生1年生から大手塾でアルバイト講師を始め、塾講師のやりがいや楽しさを感じ、塾業界への就職を決意しました。そして就活時期には同じ神奈川県内の他の大手塾を含めていくつかの学習塾を受けました。その上で、最終的に他の塾ではなく、アルバイトをしていた大手塾を選んだ理由は「人」でした。特にライバル塾である某大手塾に関しては最後まで迷いましたが、両塾の選考の過程でお会いした人事の方や講師職の方の人柄を比べたときに、ライバルの某大手塾よりも魅力を感じたので、就職を決めました。

しかし、それから約10年。会社内の空気も周りの環境も大きく変わりました。キャリアを積む中で、自分自身の立場も変わり、見える景色や自分の理想も変化していきました。辞めていく同期、先輩、後輩も毎年多くいました。そして、上記のような元上司の方の件。

私自身についても、具体的には書きませんが、私が教室長を降りる際の引継ぎ期間での後任の先生の誠意のない態度や、退職直前に地域責任者から言われた敬意のかけらもないクズ発言など色々ありました。ただ、これらから反面教師的に「他者への敬意」の大切さを学びました。

 

最後に

これは完全に余談なのですが、私は毎年のように叔父の言葉を子どもたちに紹介するのですが、普段の自分のキャラや言動とのギャップが原因なのか、正直全然響いている感じがしません。むしろ何なら「これって面白い話のつもりでしょ?でも全然面白くないっすよ?」くらいのテンションで、失笑を買っている気さえします。何でかなー、これだけはビタイチ納得できないんだよなー。いい話だと思うんだけどな・・・。

今日はこんな感じです。ではまた!

 

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南中学校の体育祭に行ってきました!

こんにちは、フォルテの文系担当の上村です。

今回は、今週の水曜日に近隣の南中学校の体育祭に行ってきたことについてです。

体育祭延期

当初、6月11日(火)に開催予定でしたが、前日が土砂降りの雨だったことにより、その時点で延期が決まりました。ただ、当日の火曜日はというと意外と晴れているというありがちなパターンでした。まあ、こればっかりは仕方ないですね。むしろ、前日の早い段階で決断した分、保護者の方からしても翌日の予定も含めて判断しやすかったと思います。

 

体育祭当日

そして、翌日の6月12日(水)に延期となったのですが、11日から12日にかけてもやはり雨が降っていました。深夜の3時の時点でも雨が降っていたので、また延期かなと思っていましたが、翌朝の7時の時点で開催の有無がホームページに掲載さ入れるということでチェックしてみると「開催」の旨が載っていました。

ただ、当初のプログラムよりも1時間遅れでのスタートということで、朝10時からスタートでした。

この日は、理系担当の佐々木は前々から入っていた用事があったため、上村のみで行ってきました。

 

体育祭のプログラム

最初の開会式が終わると、いきなり各学年の80メートル走(グラウンドが狭いので、100メートルがとれない?)でした。フォルテ生や現在体験で参加している子たちが何人も出場していて、終始楽しめました。特に女子は結構みんな速かったです。

ただ、自分が小中学生の時と比べて違っていたのが、一緒に走るメンバーの組み合わせがタイムではなく、背の順で組まれていたらしく、組み合わせによっては速さに可哀そうなくらい差があったことです。また、プログラムを見ていただければわかるのですが、一般的に中学校で多く行われていてメインの書目である騎馬戦や棒倒しなどがありません。南中はここ最近ずっとこうなんですけど、そういう荒々しいぶつかり合いはなく、どこか大人しい印象があります。もちろん、リレーとかは無論盛り上がります。

 

来場されていた保護者の方々

南中学校はここ数年間ずっと平日に開催されているので、仕事の保護派の方も多くいらっしゃるようで、生徒の人数の割にはそこまで保護者の方でグラウンドがいっぱいという感じではありません。来賓席も時間帯によってはガラガラでした。ただ、それでもいらっしゃる保護者の方への配慮として、グラウンドの一部に畳の席が用意されているのは珍しくて、面白いなと思います。

そしてうちの開校間もない時も街中でそうだったんですが、今回もありがたいことに、何名かのかつての教え子の保護者の方に声をかけていただきました。そのたびに「先生にはとてもお世話になって・・・」と言っていただき講師冥利に尽きます。また、フォルテ生とも一緒に写真を撮ることが出来て良かったです。

その他に印象的だったのが、特に聞き耳を立てていたわけではないのですが、耳に入ってきた周りの保護者の方々の会話で塾に関する話が多かったことです。もちろん、うちの話じゃないのですが、地域内の大手塾の名前は何度も出てきていました。うちも話題に上げてもらえるように頑張らなきゃなってのと、やっぱり保護者の方々の間での口コミは良い面でも悪い面でも効果は絶大なんだなと実感した次第です。

 

点数のインフレ化

私は夕方から小学生の授業があったので、午後の途中で帰ったのですが、午前終了時点でこの点数です。

これ、個人的にすごく面白くて、どうやったらこういう点数になるんだっていう点数で、毎回笑ってしまいます。ただ恐らくですが、個人種目にも高い配点がされていての結果なのかな、と思います。そう考えると、子ども達一人ひとりを尊重しているというか、子どもたちにに対して真摯に向き合っている学校の姿勢が感じられて素晴らしいですね。

前回の井土ヶ谷小学校の時もそうでしたが、やはり子どもたちが必死に頑張っている姿を見ていると、こちらの心が洗われる感じがしますし(とはいえ、そんなに汚い心ではないと思っていますが…)、塾以外での姿を見ることで子どもたちのバックボーンを「子どもたちがこんなに頑張っているんだから、俺もこの子たちのために頑張ろう!」っていう思いが確実に上積みされます(いや、元々そういう気持ちは強い方ですが、上積みですよ、上積み!)。

さて、今日も目の前の子どもたちのために授業頑張ります。それでは、また!

時事問題対策・注目ニュース(2019年6月)

最新の時事問題はこちらをクリック!

こんにちは、フォルテの文系講師の上村です。

フォルテでは、塾内でのお便り(フォルテレポート)に毎号、文系担当の上村が注目したニュースについて書くコーナーがあります。しかし、紙面のスペースの関係上、本来書きたい内容を大幅にカットして掲載しています。なので加筆版(完全版)をこちらに載せたいと思います。

特に南中学校はどの学年の定期試験にも時事問題が出題されますし、今年は蒔田中学校の3年生も出題が予告されていますので、中学生は意識的に日々のニュースに対してアンテナを張っておきましょう。

今回、取り上げる6月のニュースは「G20大阪サミット開催」です。

 

G20サミットとは

G20サミットとは、メンバー国や招待国の首脳、国際機関など、37の国や機関が参加し、経済分野を主要議題として毎年開催される国際会議です。2019年は日本が議長国となり、大阪で6月28日~29日に開催されます。また首脳会談は大阪で開催されますが、時期を前後して日本各地で様々な会議が開かれています。最近では、6月8日~9日に福岡で財務大臣による会議が行われ、そこでは「GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)」と呼ばれるアメリカ大手のIT企業の国際的な課税逃れを防ぐための「デジタル課税」について、2020年1月に大筋合意するとした経済協力開発機構〔OECD〕の作業計画が承認されました。

 

G20に参加するメンバー国や国際機関とは?

G20のメンバー国は、G7(フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ・欧州連合〔EU〕)のほか、アルゼンチン・オーストラリア・ブラジル・中国・インド・インドネシア・メキシコ・韓国・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコ(アルファベット順)となっています。また、招待国・国際機関は、オランダ、シンガポール、スペイン、ベトナム、ASEAN議長国(タイ)、AU議長国(エジプト)、チリ(APEC議長国)、セネガル(NEPAD議長国)、国連(UN)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、世界貿易機関(WTO)、国際労働機関(ILO)、金融安定理事会(FSB)、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)、世界保健機関(WHO)となっています。

 

今、大阪が熱い!

また大阪と言えば、先月号でもご紹介した百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録される見込みですし、ちょっと先ですが2025年に実に55年ぶりに万博(万国博覧会)も開催予定です。さらに政治の面では、4月の統一地方選挙に加え、政治資金問題で前市長が辞職したことに伴って行われた先日の堺市市長選挙でも大阪維新の会の候補者が勝利したことから「大阪都構想」についての議論も再び行われるでしょうし。しばらくは大阪の話題が事欠かないですね。

 

その他、6月のニュース

今回紹介したニュース以外には、

「安倍首相のイラン訪問中にすぐ近くのオマーン湾のホルムズ海峡付近で日本のタンカーが攻撃を受ける」

「エンゼルスの大谷翔平選手が、メジャーリーグで日本人初のサイクルヒット達成」

「イギリスのメイ首相が保守党の党首辞任」

「陸上のサニブラウン選手が9秒97で100mメートルの日本記録更新」

などが中学校の定期試験では狙われそうです。フォルテ生には来週あたりにまとめ版を渡しますので、そちらで4~6月のニュースを復習してテストに備えましょう!テストまであと2週間。教科による偏りがないように残り期間を有意義に過ごして、テストを迎えましょう!

今回はこんな感じです。それでは、定期テスト頑張ってください!

 

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俺の大好きな芸人①「南海キャンディーズ・山里亮太」

こんばんは。フォルテの文系担当の上村です。

今日は、多くの人がニュースでご存知であろう、あの芸人さんについてです。

今回の主役

今回取り上げる芸人さんはタイトルで既にネタばれしていますが、山ちゃんこと、南海キャンディーズの山里亮太さんです。昨日、女優の蒼井優さんとの結婚発表会見をやっていて、山ちゃんの魅力や能力の高さに溢れた本当に素晴らしい会見でしたね。

さて南海キャンディーズといえば、相方はしずちゃん(山崎静代さん)で、世間的にはM-1グランプリ2004で彗星のごとく現れ、いきなり準優勝に輝き、お茶の間にその存在を一気に知らしめたコンビです。彼らの芸風の特徴は、しずちゃんのシュールかつトリッキーなボケと、山ちゃんのボキャブラリー豊富な天才的なツッコミです。ここではあえて呼ばせてもらいます、「俺たちの山ちゃん」と。

ちなみに個人的には、M-1のころよりも近年のちょっとブラックなテイストの入った南海キャンディーズのネタの方が好きです。

 

山ちゃんが大好きな理由

私はそんなの「俺たちの山ちゃん(やっぱ面倒なんで以下、「山ちゃん」で)」が大好きなんです。とはいえ、本当のマニアや追っかけというほどではないんですけどね。それでも南海キャンディーズが出場したM-1グランプリの2004と2005のDVD、南海キャンディーズの単独ライブ『他力本願』のDVDはもちろん持っていますし、山ちゃんのピンでの著書である『天才になりたい』『天才はあきらめた』『あのコの夢を見たんです。』は愛読書です。特に『天才になりたい』『天才はあきらめた』は人生のバイブルです。

じゃあ、山ちゃんの何が好きかというと、最初の出会いは私もM-1グランプリだったので、あのツッコミにやられました。時にシニカルな、そして時に見ている人の斜め上を行くような抜群のたとえツッコミです。しかもそれはネタ中だけでなく、活躍の場をバラエティ番組した後でも、フリートークでも同じくかましている。ただ、山ちゃんは「天才じゃん。」の一言で片付く人ではありません。それは著書を読めばわかるんですが、これまでの途方もない量の努力の蓄積によって培われたスキルだったんです。お笑い芸人というのは、それぞれのコミュニティで面白かった人たちが集まって、その中のほんの一部のみが成功をつかめる世界です。そんな中、山ちゃんはそういう「面白い人」からすらスタートとしていないわけです。実際に本人が吉本の養成所に入りたいといった時に実の母親から「今まで一緒に住んできて、そんなに面白いと思ったことがない」と言われたほどです。それでも自分の生き残る道を見つけて、そこに圧倒的な努力を重ねることで群雄割拠の芸能界をサバイブしてきたわけです。詳しくは『天才はあきらめた』をお読みください。こういう成り上がり方って、才能だけで突き抜けているような人と比べて、私たちはすごく共感しやすいと思うんです。なぜなら、才能というのは一部の人のみが持っているわけで、私を含め大半の人間は才能がないわけですから。それでも一流のスキルを身に着け、第一線で活躍している人がいるというのは「俺たちもやればできるんだ!」って勇気をもらえます。

 

共感する山ちゃんの原動力

私が特に山ちゃんについて特に共感するのが、「怒り」や「嫉妬」といった負のエネルギーを自分の原動力にしているところです。もう少し詳しく言うと、私たちの塾講師というのは職業柄、仕事であるという責任感のほかに、「他者のため」を出発点とする努力はとても大切です。この場合の他者とは、自分の教える子どもたちとその保護者の方を指しています。無論、私も仕事のあらゆる面においてそこが原動力となっているのは間違いないです。そして多くの塾講師が「この子たちを合格させたい」「この子たちの実力を向上させたい」という思いを胸に努力していると思います。ただ、仕事以前に自己研鑽という点で考えると、私の場合は上記のような負のエネルギーが最も大きな原動力になっていると思います。私は大手塾時代、私自身が上司に気に入られるタイプではなかったので(今考えると、私の振る舞いにも大いに原因はありますが・・・)、正直実力や能力以上に評価されている同期や近い年代の同僚に対して明らかに嫉妬心に近い感情を常に持っていました(あっ、もちろん大手塾の中でも実力相応の評価を得ている、メチャクチャ尊敬できる方々もいましたよ!)。そして、その嫉妬心に近い感情と「今に見てろよ!」という負のエネルギーを自分の糧にして、努力してきたわけです。

そしてこの負のエネルギーを原動力にする根本には何があるのかと考えたときに、真っ先に思い浮かんだのが「自己肯定感」でした。山ちゃんは、著書の中や各種インタビュー、テレビ番組内で今までに多く紹介されているように、両親に溺愛されて育てられてきた、いわゆる「親バカエピソード」を数多く持っています。それが自己肯定感につながり、「自分はやればできるんだ。だから認められるまで努力しよう。」となるわけです。また自分で言うのも恥ずかしい話ですが、私も両親に大切に育てられたと自負しています。うちの両親はことあるごとに「子どもたちはうちの宝物だ」というのを臆面もなく言っていました。だから、自然と私にも「自己肯定感」が備わっていて、何か悪い結果や評価を受けてもそれに打ちひしがれることなく、「わかってないなー。」とそこで感じた不条理や怒りを原動力に変えてこれたのだと思います。

 

おまけ:誕生日の話

あと、これは本当に偶然なんですが、私は山ちゃんと同じ誕生日(4月14日)なんです。だから何だというわけではないんですが、これは結構個人的に嬉しいことで、さらに山ちゃん以外にも大好きな人が同じ誕生日だったりします。例えば、歌手の小沢健二さん(あのオザケンです!)や私が最も尊敬するHIPHOPグループRhymester(ライムスター)のMummy-D(マミーD)こと坂間大介さん。ちなみに坂間さんは実家も近いです(笑)。あと同じ誕生日は、工藤静香さん!・・・でも世代的に思い入れないです。

今回は、徒然と尊敬する山ちゃんについて書きました。ではまた!

井土ヶ谷小学校の運動会に行ってきました!

こんばんは、フォルテの文系校の上村です。

今回は、先週の土曜日に井土ヶ谷小学校の運動会に行ってきたので、そのことについてです。

 学校の行事や部活の試合に行くこと

私は前職の大手時代から、通ってくれている子どもたちの学校の行事や部活の試合には可能な限り積極的に足を運ぶようにしていました(もちろんですが、その際に宣伝活動などは一切しません)。これって結構、同じ塾の先生でも考えが分かれるところで、私のように積極的に足を運ぶ派と一切行かない派がいます。これはあくまで私個人の意見ですが、これらに行くことのメリットはとても多くあると思っています。中でも、塾外で頑張っている子どもたち(この場合、塾生のことを指しています。)の様子を見られることが個人的には一番良いことです。自分の言うのもなんですが、私は自分を基本的には「生徒想いな講師」だと思ってて、ただそれでもやっぱり多少のモチベーションの上がり下がりはあって(しつこいですが、基本水準はメチャ高いつもりですからね!)、そこでモチベーションを高く維持するための支えとなるのが「この子のためなら頑張ろう!」って思える何かがあるかどうかなのです。それは普段の授業やそれ以外のシーンでの頑張りでも十分なのですが、それでも普通に塾の先生やっていて私が把握できる範囲は程度が知れていますから、塾外でそういう姿が見られるのって、個人的にはモチベーションのアップにつながります(しかも、足を運ぶと大抵感謝もされますし)。

 

井土ヶ谷小学校とは

さて、今回足を運んだ井土ヶ谷小学校とフォルテの関係はというと、フォルテの小学生のおよそ半分の子が通っていて、また中学生もだいたい3分の1が井土ヶ谷小学校出身です。小学校自体は京浜急行の井土ヶ谷駅から歩いて2~3分のところの平地にあって、まさに井土ヶ谷地域の中心地にある学校といえます。

 

 

運動会のコンセプトがすごい

この井土ヶ谷小学校では、毎年学校のテーマとなるスローガン(だいたい英単語1語)が設定され、運動会もその言葉にちなんだスローガンが設定されます。そして内容自体は毎年同じ種目もその年のスローガンに応じて種目名が大きく変わるのです。これ、凄く面白いですよね。今年のスローガンは「ブレイブ」です。braveは『勇敢な、勇気のある、勇者』という意味ですね。ちなみに去年のスローガンは『ピース』、おととしのスローガンは『カラー』でした。これらのスローガンは毎年、6年生の児童が決めていて、前年度の修了式の際に発表されるとのことです。素晴らしい伝統ですね。あと余談ですが、ピクサー映画の『メリダとおそろしの森』の原題も『Brave』でした。実はこんな感じでディズニー映画って結構シンプルな原題の場合が多いです。同じくピクサー映画の『カールじいさんの空飛ぶ家』は『UP』ですし。

 そして今年の運動会のスローガンは『勇気をだそう 井土っ子ブレイブ』。これにちなんで、種目の名前も様々なものが付けられています。例えば、高学年のリレーは「つなげ!ブレイブ魂!」、低学年のリレーは「つなごう!勇気のバトン!!」、大玉送りは「勇気をおくろう!!ブレイブ大玉送り」などなど。もう種目によっては名前だけでは何が何やらわからないのもあるのですが、個人的には面白くて大好きです。

 

最も盛り上がる種目

井土ヶ谷小学校の運動会は何度も行ったことがあるのですが、間違いなく一番盛り上がる種目が高学年のリレーだと思うんです。今年は「つなげ!ブレイブ魂!」ですね。何が盛り上がるって、選手入場から最高なんです。我々のような浜っ子にはお馴染みなのですが、横浜DeNaベイスターズの山崎康晃投手の入場シーンあるじゃないですか。いわゆる「康晃ジャンプ」です。これです↓

 この音楽(「Zombie Nation」という曲)に合わせて選手たちが入場してきて、山崎投手のときの「ヤ・ス・ア・キ!」コールと同じように、紅組の子は「あ・か・ぐ・み!」、白組の子は「し・ろ・ぐ・み!」ってコールするんです。もう、その雰囲気たるや最高なわけですね。元々、井土ヶ谷ってベイスターズの本拠地の横浜スタジアム(ハマスタ)に電車で10分とか15分で行けるような地域なんで、やっぱベイスターズのファンが多くて、この演出がバッチリとハマっているわけです。だから尚更、盛り上がるんですね。

 

リレーでの出来事

そんな最高の雰囲気で始まるリレーですが、今回はそのリレーでちょっとした出来事がありました。それは、最初の2~3人までトップでバトンをつないでいたチームの子が途中でバトンを落としてしまって、一気に最下位に転落してしまったんです。バトンを落とした子は、走り終えた瞬間から泣き出しちゃって、見ているこっちも胸が痛くなりました。ただ、そのうつむいて泣いている子をそこまでトップでバトンをつないでいた子がひたすら励ましていました。リレー自体は、小学生なのでさほど長い距離を走るわけではなく、そのまま巻き返せずにそのチームは結局最下位だったんですけど、それでも後半に走った子たちもバトンを落としちゃった子を責めるような様子が全くなくて、最後にゴールしたそのチームのアンカーに会場の父兄や来賓の方々から送られる拍手も暖かくて、これこそまさに勝ち負け以上に大切なもので(勝ち負けに熱くなることもそれはそれでとても良いことだとは思いますが)、こうやって子ども達って成長するんだなぁって思って、すごく良い場面に遭遇できたなと思いました。

 

唯一の後悔

今回、午前中は用事があって、午後に1時間くらい見に行ったのですが、私の記憶だと以前まで午後の種目だった5・6年生によるソーラン節が、今回は午前の種目になっていたために見られなかったのが非常に残念でした・・・。子ども達からも練習の様子は聞いていたので、出来れば見たかったのですが・・・。ちなみに今日、改めて井土ヶ谷小の子たちに聞いたところ、やはり今年から午前の種目になったのだそうです。事前の情報収集が不十分でした。今後に活かしたいと思います。

今回は以上です。ではまた!

小学生におすすめの本を紹介!教科書の名作をもう一度。

こんばんは。フォルテの文系講師の上村です。

今日は、フォルテ内の貸し出し用の本として最近手に入れた本を紹介します。

今回紹介する本について

今回、紹介する本は『光村ライブラリー15』です。

・・・と言っても何のことやらですね。えっ?15!?って感じだと思います。これは、多くの自治体で英語や国語の教科書が採択されている教科書会社の光村図書が刊行しているシリーズ物(全18巻)です。このシリーズでは、過去に光村図書の教科書に掲載された様々なの作品群が対象の学年(低学年・中学年・高学年)ごとに分けられてパッケージングされています。今回の15は高学年向けの作品集です。

教科書に載っていた作品なので、一つ一つが比較的短く読みやすいです。読書感想文の題材としても良いのではないでしょうか。

 

収録作品の紹介

今回紹介する『光村ライブラリー15』は高学年向けの作品が5本収録されています。

その5本とは、
『その日が来る』(森忠明)
『赤い実はじけた』(名木田恵子)
『ガラスの小びん』(阿久悠)
『どろんこ祭り』(今江祥智)
『との様の茶碗』(小川未明)
です。

 

おすすめ作品

私個人の子どものころの体験としては、今回の収録作品の中では『赤い実はじけた』が印象的ですが、私がここで最もおすすめしたいのは『ガラスの小びん』です。作者は作詞家としても有名な阿久悠さんです。この作品自体は教科書収録用に書き下ろされたもので、この作品を一般的に読むことが出来るのはこの『光村ライブラリー15』のみです。

<あらすじ>
主人公の少年の父は、甲子園に出場した経験を持つ元高校球児。ガラスの小びんに入っている、そのときに持ち帰った「甲子園の土」は父にとって特別なもので、当時から数十年たった今でも「甲子園の土」は父に自信を呼び起こさせたり、力を与えたりします。それだけでなく、その「甲子園の土」は他人にもご利益があると父は思っており、息子である少年がテストの前には、小びんから一つまみとった土を息子の頭や肩にかけることもありほどです。その恩着せがましさに対して、心の中で反発していた少年は、ある日父から叱られたときの怒りにまかせて小びんの中の土を捨ててしまい・・・。

この作品は、「宝物とは、他人にとっては価値がないものでも、自分にとってはかけがえのないものである。」という価値観についての話で、「わたし(=少年」」は果たして宝物を見つけることができるのだろうか、というのがメインのテーマです。

そして、「わたし(=少年)」の物語であると同時に、父親の物語でもあると私は思うのです。作品内で描かれてはいませんが、息子の一時の感情に任せた軽率な行動によって、思いがけず宝物を失ってしまった父親。果たしてそんな父親は不幸だったのでしょうか。私はそうは思いません。むしろ、過去の栄光という「呪い」から解放されて、今まで以上に「現在」を力強く生きる父親の姿が思い浮かびます。このように、「人間は今よりも前に進むためには時として何かを失わなければならない」というメッセージも感じた作品でした。

ちなみに阿久悠さんのお父さんは、実際に甲子園出場経験のある元高校球児らしく、この作品自体が阿久悠さんの半自伝的な内容になっています。私がこの作品を知ったのは、この仕事を始めてからで、とある教材会社の国語の文章問題に使われていたことがきっかけでした。この作品に限らず、国語の文章問題で出会った作品をあとで単行本や文庫本で手に入れて読み直すことは非常に多く、私にとって国語の文章問題を解くことは、良い文学作品と出会うきっかけにもなっています。

そして、たいていの場合、国語の文章問題で使用されているのは該当作品のほんの一場面なので、作品全体を通して改めて読むことで主人公や文章自体に対する印象が大きく変わることも珍しくありません。

最近では、何気なく手に取った文庫本に、同じく国語の文章問題で知った『さかあがりの神様』(重松清)が収録されていたので、読み返してみましたが、やはり作品全体を通して読むことで大きく印象が(良い意味で)変わり、大好きな作品となりました。

 

(おまけ)作詞家・阿久悠とは

『ガラスの小びん』の作者である阿久悠さん(1937~2007年)は、前述のとおり、作詞家として数々のヒット作を世の送り出したことで有名な方です。とくに有名なのは、ピンクレディー「サウスポー」「UFO」・石川さゆり「津軽海峡冬景色」・沢田研二「勝手にしやがれ」などです。また、アニメ作品の主題歌や童謡も多く手がけており、「さらば~地球よ~♪」でおなじみの宇宙観戦艦ヤマトの主題歌も阿久悠さんが作詞した作品です。

しかも、作詞家として日本歴代で2位のシングル売り上げを記録しています(ちなみに1位はAKB48などの楽曲でおなじみの秋元康さんです)。

日本人なら誰もが阿久悠さんの作詞した楽曲を一度は聞いたことがあるでしょう。それくらい多くの人々の心に響く言葉を紡ぐ名作詞家だからこそ、同じように人の心に残るような文学作品を書けたのでしょうね。納得です。

今日はこんな感じです。ではまた!

模擬試験の解き直しの重要性と偏差値の見方

こんにちは。フォルテの文系講師の上村です。

フォルテでは、中学生には年に数回模擬試験受けてもらいます(中3はほぼ毎月、中1・2は年に4回)。模擬試験は、学校の定期テストに比べて範囲が広く、問題の形式も大きく異なります。これは、既習内容の知識の確認だけでなく、先々の高校入試に向けた応用力を養うことを目的としているためで、その分だけ難易度が高くなっています。恐らく、多くの生徒が学校の定期テストに比べると、模擬試験の方が点数は低く、間違えている問題の数も多くなるでしょう。そこで重要となるのが模擬試験の解き直しです。解き直しをしっかりすることで、自分の弱点を把握し、なおかつ同様の形式の問題や同様の知識を問う問題に備えることが出来ます。この解き直しは、しっかりやれば本当に効果があります。これは私自身の学生時代の経験上からも間違いないです。今日はそのことについてお話しします。

 

大学受験のころの私のヒーロー

思い返すと、大学受験の記憶が蘇ってきます。私は大学受験で自分の第一志望の大学に合格することが出来ました。当時、私が通っていた塾の先生方は本当に熱心に指導してくださり、まさにプロの講師として常に的確なアドバイスを私にくれました。特に日本史の先生は当時の私にとってヒーローでした。授業が抜群に面白く、なおかつわかりやすくて、「この先生についていけば絶対大丈夫だ。」と初回の授業を受けた時から自然に思えました。今思えば、それはとても幸運な出会いでした。そして、その先生に習っていることが私の誇りでもありました。高校3年生当時、学校の担任の先生との進路面談では「その大学はお前には絶対に無理だ!受験校を考え直せ。」と散々言われていた中でも、私には不思議と自信があり、結果的に第一志望の大学に無事合格することが出来ました。その合格を報告した際に、日本史の先生とした握手の感触はいまだに覚えています。

 

解き直しの重要性

改めて成功の要因を考えてみると、塾での素晴らしい授業やアドバイスがあったことはもちろんですが、それらだけでは合格することは出来ません。というのも、塾で勉強する時間は限られており、それ以外の家庭学習の時間の方が圧倒的に長いからです。そこで当時の私は、過去問や模擬試験を解いて自己採点をした後には、必ず解き直しをしっかりやっていました。また、それだけでなく、毎回の授業の復習(授業を受けた24時間以内にテキストの見直しとその部分の問題を解くこと)も必ずやっていました。当時は、塾の先生にやれと言われていたのでやっていたというのが正直なところでしたが、今思い返すとこれらがあったから、私は着実に力を付けていくことが出来、それが自信となり、その結果として第一志望に合格出来たのだと思います。しっかりとした解き直しや復習を習慣化することで必ず成績は上がるのです。

 

実際の解き直しの例

解き直しの重要性はわかったけど、どのようにやれば良いかわからないですよね。ここで、実際に私が指導した卒業生の例をお見せします。

 

このように「自分自身の解答、「模範解答」、「解く上でのポイント・答えの根拠」を書くようにしましょう。このような解き直しをフォルテでは専用のノートで管理します。その際には、子どもたち一人ひとりにそれぞれノートをこちらが準備します。こんな感じです。

細かいことですが、このように全て異なった表紙(偉人の名言やマスキングテープを色々変えてます。)でノートを作成しています。これは大前提として私自身が楽しんでやっているというのもありますが、私なりに子どもたち一人ひとりに向けてメッセージを込めて作っていて、それぞれに“エクスクルーシブ感”を出したいと思っています。この場合のエクスクルーシブ(exclusive)は本来の単語の意味である「排他的な」「閉鎖的な」という意味ではなく、アパレル業界や音楽業界などで使われる「〇〇限定の」という意味です。

つまり、「その子のためだけの」世界に1冊のノートを作っています。今までの経験上、こうすることで、子どもたちの解き直しのクオリティや提出率が格段に高くなると強く感じています。そして、提出されたノートには必ず各担当講師(と言っても、二人しか講師はいませんが・・・)から学習面のアドバイスや解き直し自体に対するコメントを付けて返却していきます。

  

模擬試験での偏差値の見方

模擬試験は受験してから約1か月後(受験者が多い模試の場合、模試業者のデータ処理の関係で返却までこれくらいの時間がかかります。)に成績表が返却されます。その際に、点数とともに偏差値が出ます。この偏差値ですが、簡単に言うと「同じテストを受けた集団の中で自分がどの位置にいるかを知る数字」だと思ってください。その集団内の平均点をとると、偏差値はちょうど50となります。つまり、100点満点中で同じ点数をとったとしても、同じ問題を解いた集団内の平均点によって自分の偏差値は変わるのです。例えば、平均点が60点のテストで70点を獲れば偏差値は50を上回りますが、平均点が75点のテストで70点をとれば偏差値は50を下回ります。

このように模擬試験においては、自分が何点をとったかよりも、平均点と比べて何点をとったかが大切です。(細かい話だと、同じ平均点でも受験者ごとの点数のバラつきによっても偏差値変わります。)

 高校においてもこのような偏差値を用いてランク付けがされています。ここで気を付けていただきたいのが、高校の情報誌やインターネットの情報サイトに載っている偏差値をとらなければ、その高校に合格できないかというと、必ずしもそうではないということです。特に中1と中2は実際に合格している生徒の多くは、情報誌やサイトに乗っている偏差値よりも低い偏差値です。これは実際に高校を受験する層と中1・2の段階で模擬試験を受験する層のレベルが大きく異なっているからです。イメージはこんな感じです。

中1・2の段階で模擬試験を受験しているのは、中1・2の段階で塾に通っている子、または塾には通っていないが自主的に模試を受けている子です。この両者に共通することは、本人または保護者の勉強に対する意識が高いことです(個人差はあります)。そしてもちろん、その意識の高さは学力の高さにもつながりますので、中1・2の段階で模擬試験を受験する層は、集団全体のレベルが高いと言えます。これが実際の入試本番や中3の模擬試験になってくると、今まで塾に通っていなかった層までもが受験します。この今まで塾に通っていなかった層は全体で見ると、早いうちから塾に通っていた層と比べるとどうしても学力は低くなります。もちろん、独学・自学でしっかりと力を付けている子もいますが、それは全体から見ると明らかに少数派と言えます。

 そのため、もともと塾に通っていたメンバー内での偏差値は変わらなかったとしても、中1・2のころに比べると、言い方は良くないかもしれませんが、中3では自分よりも低い層が多く受験するようになるので、同じテストを受けた集団内(この場合だと、同じ塾内の生徒&塾外で同じ模擬試験を受けた受験者)での平均点を基準にしている偏差値は相対的に上がるのです。

 

中1における模擬試験の偏差値感覚

私の今までの経験上の感覚値ですと、中1のころから塾に通っている生徒であれば、規模の大きい模擬試験においての偏差値は中1から中3にかけて5~10は平均的に上がると思っています(もちろん個人差はあります)。なので、イメージとしては情報誌や情報サイトで偏差値65くらいの高校(この地域で受験者がいる学校だと光陵高校や横須賀高校)に進学したいと思っているのならば、中1の段階で偏差値50台後半~60くらいが目安になるでしょう(もちろん高いに越したことはないです)。ただ、あくまでも合格目安というよりも受験目安と思ってください。

 

中学・高校・大学の偏差値の違い

最後に、今までの模擬試験の偏差値の話と同じようなことが言えるのが、中学受験・高校受験・大学受験における学校の偏差値です。そもそも学校の偏差値はどのように決まっているのでしょうか?これは大手の模試業者が、模試の受験者とその志望校、そして実際の入試の結果を踏まえて決めています。

 つまり、それぞれの受験をする人々が偏差値の対象となる集団になります。中学受験をするのは神奈川県だと小学生全体の25%程度、大学受験をするのは全国だと高校生全体の55%程度と言われています。それに対して、高校受験をするのは公立中学校に通うほぼ100%です。

 そして、中学受験と大学受験は対象となる集団は多くが学力上位層となるので、当然集団自体のレベルが高くなります。そのため、同じ偏差値50でも、「中学受験・大学受験における偏差値50」と「高校受験における偏差値50」では大きく異なります。ですから、予め覚えていただきたいのは、例えば偏差値50の高校に通う高校生が偏差値50の大学に合格したいと思ったら、その高校内で上位1~2割の成績をとっていないと厳しいということです。

 このような点を踏まえた上で、高校選びをしていきましょう。

それでは今日はここまで。ではまた!

同じ建物の1階に八百屋さんがオープンしました。

こんばんは。フォルテの文系講師の上村です。

今回はフォルテが入っている建物の1階に八百屋さんがオープンしたので、それについて書きました。

1階に八百屋さんオープン

フォルテが入っている建物は2月末に完成した新築で、テナント募集自体は去年の年末くらいから始まっていました。1階には、ワンタン屋さん、ラーメン屋さん、事務所など色々な問い合わせがあったらしいのですが、なかなか契約まで至らなかったようで、我々からしてもどんな業種の方が入るのか気になっていました(我々が塾なので、居酒屋やカラオケ屋は騒音などの点で嫌だな~と思っていました)。

そして4月の頭くらいの段階で不動産会社の方から「1階は八百屋さんに決まりました。」との話を伺ってから、約1か月。ゴールデンウィーク明けの5月7日に「やおやす」さんという八百屋さんがオープンしました。

こんな感じで看板も何も出ていないのですが、レシートに「やおやす」と書いてあったので、この店名で間違いないと思います。そして、オープン初日にはお店の方(店主?)がうちにわざわざ挨拶にも来ていただいて、なんとイチゴをいただいちゃいました(しかも4パックも!)。

とても美味しかったんで、このあと自腹でも購入して子どもたち(フォルテ生や遊びに来たかつての教え子たち)にもお裾分けしました。みんな美味しいと喜んでくれてよかったです。

 

この八百屋の売りとは?

うちの塾の近所の井土ヶ谷・蒔田地域には歩いて5分以内に「サミット」「マルエツ」「横濱屋」など、いわゆる安売りのスーパーがいくつもあって、普通に考えたら、個人経営の小さい商店であれば、それら既存の店の差別化が重要になると思うんです(もちろん、我々も近隣の大手塾や個別指導塾との差別化を徹底的に行っています)。さらに、1階のテナント料も知っている我々からすると、「高級路線」で他店との差別化をするしかないだろうなぁ、と思っていたんです。しかし、実際に出来た「やおやす」さんに行ってみると、これがビックリするくらい安いわけです。どれくらい安いかというと、↓が私が今日「やおやす」さんで買った野菜たちです。

これで100円です。ビックリしました。思わず店主(と思われる男性)に「ちょ、お父さん!計算間違えてませんか!?」と言いそうになりました(失礼!)。そして生徒の一人から聞いた話だと、何やら蒔田駅付近にある八百屋さんと同じ店の人がやられているようだ、と。そこでインターネットで調べてみたら、確かに蒔田駅付近に「八百安商店」というお店があるらしいとの情報がありました。どうやらそこの2号店のようです。

 

地域の人々の反応

我々としてはせっかく決まった1階のお店には長く繁栄していただきたいので、オープン直後から子どもたちに「下の八百屋さん、安いよ!是非みんなも利用してね。」と言っていたのです(決してイチゴをもらったからではないですよ!あくまでも同じ地域でやる者同士として、末永い繁栄を願ってですからね!)。まぁ、内心、そうでもしないと最初はお客さんがなかなか来ないだろうと思っていました。

しかし、ふたを開けてみたら、メチャクチャお客さん入っているんです。しかも、安いから一人ひとりのお客さんが買う量が半端じゃないわけです。本当に袋いっぱいに買っていくんですよ(むしろ、飲食店をやっている方が仕入れに来ているのでは?と思うほど・・・)。

ということで地域の方々、進学塾フォルテ&「やおやす」さん共々、今後も是非よろしくお願いいたします。

今回は以上です。それではまた!